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第5章
第5章9幕 帰還<return>
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「戻ってこないねー」
「リンプは重罪判定されてたみたいっすから10日は戻ってこないっす」
ステイシーのつぶやきにハリリンが答えを返します。
「チェリーどうしたんすか?」
ハリリンがワタシに聞いてきます。
「ううん。なんでもない」
得体のしれない恐怖を感じたと言っても伝わらないでしょうし、リンプが去り際に言ったことを伝えたところで分かるわけもないと思ったのでここは伝えないでおきます。
私はマオの方へ歩いていき、声をかけます。
「マオ? 大丈夫?」
「マオは、平気」
首元を押さえながらマオが立ち上がります。
「苦しかった」
「ごめんね。すぐに助けてあげられなくて」
「いいわ。あれは、仕方ないもの」
私はマオを強く抱きしめました。
「全員帰ってきたっすね」
デスペナルティーから帰ってきた、纏花やジュンヤ、レディンも合流したところでハリリンが話し始めます。
「『ELS』のボスは何とか倒したっすけど、まだ新マップに残党がいるっす」
「でも奏寅さんがもう倒したころだと思います」
纏花がそう言うと、ハリリンが頷きながら、続けます。
「奏寅が倒したとしても、この新マップを狙う『ELS』がいなくなるわけじゃないっす。そこで提案なんすけど、この中から選抜部隊を作って新マップを攻略したいんすけど」
「まって、それ私がいないとダメ」
てれさなが手をあげながら言います。
「その通りっす。というわけで部隊編成なんすけど、今回『虎の子』のメンバーとてれさなだけっていうのは駄目っすかね?」
ハリリンが私達を見ながら言います。
「私は構わないよ。情報さえもらえれば」
「あたしもそれでいい」
「ワタシもだ」
ステイシーも了解したようで、頷いています。
「んじゃぁ了解が取れたところで俺の部下を呼ぶっす」
ハリリンがハンドサインを出すと、カリアンと複数のプレイヤーが姿を現します。
「じゃぁカリアンあとは任せるっす」
「任せて、チェリーまたね」
「またね、カリアンさん。じゃぁ私達は戻ろっか」
本都市に一度帰るといったレディンについでに送ってもらい私達は本都市に帰ってきます。
「ではここで! また何かあったらお声かけくださいです!」
再び転移魔法を発動し、帰っていくレディンを見送り、私達は宿へ戻ります。
「なんていうか、残念な結果になってしまったね」
サツキがポツリとつぶやきます。
「まぁそういう時もあるよー。気にしちゃ駄目だよー」
ステイシーがそう返すと、エルマも頷いています。
「私は疲れたから少しまったりしたいかも」
「そう、ね。お茶が、飲みたい、わ」
「いいね! 行こう」
エルマが賛成したことで話が決まり、カフェのような場所へ歩いて行きます。
宿屋の近くにあるカフェに入ります。
過去に何度か来ているので勝手もわかるので入りやすいです。
全員が飲み物を注文し、会話を続けます。
「意外だったのは『ELS』のボスの強さだね。STRの極フリがあんなに強いとは思わなかったよ」
「筋力でAGIをカバーできるからねー。強いというよりかは凄いんだよー」
「STRの極フリはオワコンとばかり思っていたのだが、痛い目にあって初めて有用性を知ったよ。ところで新マップ巡りが駄目になったし何かするかい?」
「僕は特にやりたいことないんだよー」
「あたしも」
「私も」
「だろうと思った。またテキトーに狩りをしてテキトーにクエストを受ける日々に逆戻りだね」
「しかたないよねー」
「まぁハリリン辺りが何かしら対策見つけてくれることを祈ろう」
「そうだね」
会話をしつつお茶を飲み、先ほどまでの激しい戦闘とはあまりに温度差のある時間を過ごしました。
「適当にクエストを見てくるよ。何か面白いものを見つけたら連絡するよ」
サツキはそう言って、案内所へ向かって歩いていきました。
「マオ、向こうにもどって、にゃんこのお世話、してくるわ」
宿屋も追加で押さえていたので、マオは宿屋に戻っていきました。
「3人になっちゃったけど何かする?」
エルマがそう言ってこちらを見てきます。
「正直、私は疲れたから、落ちようかなって思ってる」
「そっか。じゃぁまたね」
「またねー」
「ごめんね。またね」
私も向こうに戻るために一度宿屋の部屋に向かいます。
ベッドに入りログアウトして現実世界へと帰ります。
「ふぅ」
私は肺の中に溜まっていた古い空気を吐き出し、新鮮な空気を吸い込みます。
ベッドから起き上がり、軽食を取ろうと自動調理機を稼働させます。
そして出来上がった食事をとりながら、動画配信サイトで動画を見ます。
ソンビをひたすら倒していくゲームをナイフ一本でクリアする動画を見ながら食事を取っていると携帯端末にメッセージが届きます。
『智恵理ちゃん今平気?』
『平気だよ。どうかした?』
『いや、ゲーム内でチャットしようと思ったんだけど届かなかったからログアウト中かなって。『ELS』と一戦交えたんだって?』
『そうだよ。デスペナにされたし、結構苦戦してやっとボスを倒せた』
『STRお化けを倒したのかー。〔天地阿修羅〕が前に倒してたけど倒せるんだね』
『そうなんだ。まぁ6対1で倒したんだけどね』
『それでも倒せるのはすごいよ。ところで新マップいった?』
『行ったんだけど、内部が性向度マイナスのキャラ向けに作られてて、酷い目見た』
『そうなんだ。じゃぁ私じゃ情報収集に行けなそう』
『ハリリンって知ってるかな? いまそいつがてれさなさんと行ってる』
『うん知ってる。情報屋やってて知らない人はいないよ。ハリリンから色々聞くことにするよ』
意外というわけじゃないけど、ハリリンって人望あるんですよね。
『それで戦闘に疲れちゃったからログアウトしてまったりしてるって感じ』
『そうなんだ。じゃぁ少し休んだら中で会わない?』
『いいよ』
『今は……『エレスティアナ』かな?』
『うん。宿屋でログアウトした』
『ならそっちに向かってるね』
『わかった』
『またあとでね』
『うん。またあとで』
桃子との会話を済ませ、食事をとりながら動画の続きを見ます。
一時間ほど現実でまったり過ごした私は、ベッドに潜り込み、専用端末を頭にかぶり、
<Imperial Of Egg>にログインします。
目を開けると、何度も利用し、もう見慣れた宿の天井が目に飛び込んできます。
生きた家具の謎の温もりから抜け出し、一度大きな伸びをします。
寝ている時は外している装備を装着し、部屋から出るとちょうどエルマが部屋に戻るタイミングだったようで鉢合わせます。
「わわっ!」
「おっと、危ないマドモアゼル。お怪我はないかね? とチェリーじゃん」
「ただいま、エルマ。これからプフィーと会う約束してるんだ」
「なにそれ楽しそう! あたしも行っていい?」
急に目がキラキラと光出したエルマを連れて、私は階段を降りました。
チャットで場所を確認し、待ち合わせ場所へと向かいます。
「うっわー。情報屋なのに目立つよね」
「たしかに」
待ち合わせ場所の近くに来ると、すぐにどこにいるのかが分かりました。
「おまたせ」
「おまたせ!」
「お久ぶりでス。チェリーにエルマ」
「それで話って何かな? エルマも一緒で大丈夫?」
「大丈夫なンだけド、少し面倒ナ話になるヨ?」
「力になれるかわからないけどね」
「ンじゃ手短ニ。一緒にクエスト受けてほしいンダ」
「どんなクエスト?」
「ンー。募集を見てもらった方ガ、早いかナ? 案内所に行こウ」
そう言って案内所に向かって歩き出すプフィーについて、私とエルマも歩き出しました。
to be continued...
「リンプは重罪判定されてたみたいっすから10日は戻ってこないっす」
ステイシーのつぶやきにハリリンが答えを返します。
「チェリーどうしたんすか?」
ハリリンがワタシに聞いてきます。
「ううん。なんでもない」
得体のしれない恐怖を感じたと言っても伝わらないでしょうし、リンプが去り際に言ったことを伝えたところで分かるわけもないと思ったのでここは伝えないでおきます。
私はマオの方へ歩いていき、声をかけます。
「マオ? 大丈夫?」
「マオは、平気」
首元を押さえながらマオが立ち上がります。
「苦しかった」
「ごめんね。すぐに助けてあげられなくて」
「いいわ。あれは、仕方ないもの」
私はマオを強く抱きしめました。
「全員帰ってきたっすね」
デスペナルティーから帰ってきた、纏花やジュンヤ、レディンも合流したところでハリリンが話し始めます。
「『ELS』のボスは何とか倒したっすけど、まだ新マップに残党がいるっす」
「でも奏寅さんがもう倒したころだと思います」
纏花がそう言うと、ハリリンが頷きながら、続けます。
「奏寅が倒したとしても、この新マップを狙う『ELS』がいなくなるわけじゃないっす。そこで提案なんすけど、この中から選抜部隊を作って新マップを攻略したいんすけど」
「まって、それ私がいないとダメ」
てれさなが手をあげながら言います。
「その通りっす。というわけで部隊編成なんすけど、今回『虎の子』のメンバーとてれさなだけっていうのは駄目っすかね?」
ハリリンが私達を見ながら言います。
「私は構わないよ。情報さえもらえれば」
「あたしもそれでいい」
「ワタシもだ」
ステイシーも了解したようで、頷いています。
「んじゃぁ了解が取れたところで俺の部下を呼ぶっす」
ハリリンがハンドサインを出すと、カリアンと複数のプレイヤーが姿を現します。
「じゃぁカリアンあとは任せるっす」
「任せて、チェリーまたね」
「またね、カリアンさん。じゃぁ私達は戻ろっか」
本都市に一度帰るといったレディンについでに送ってもらい私達は本都市に帰ってきます。
「ではここで! また何かあったらお声かけくださいです!」
再び転移魔法を発動し、帰っていくレディンを見送り、私達は宿へ戻ります。
「なんていうか、残念な結果になってしまったね」
サツキがポツリとつぶやきます。
「まぁそういう時もあるよー。気にしちゃ駄目だよー」
ステイシーがそう返すと、エルマも頷いています。
「私は疲れたから少しまったりしたいかも」
「そう、ね。お茶が、飲みたい、わ」
「いいね! 行こう」
エルマが賛成したことで話が決まり、カフェのような場所へ歩いて行きます。
宿屋の近くにあるカフェに入ります。
過去に何度か来ているので勝手もわかるので入りやすいです。
全員が飲み物を注文し、会話を続けます。
「意外だったのは『ELS』のボスの強さだね。STRの極フリがあんなに強いとは思わなかったよ」
「筋力でAGIをカバーできるからねー。強いというよりかは凄いんだよー」
「STRの極フリはオワコンとばかり思っていたのだが、痛い目にあって初めて有用性を知ったよ。ところで新マップ巡りが駄目になったし何かするかい?」
「僕は特にやりたいことないんだよー」
「あたしも」
「私も」
「だろうと思った。またテキトーに狩りをしてテキトーにクエストを受ける日々に逆戻りだね」
「しかたないよねー」
「まぁハリリン辺りが何かしら対策見つけてくれることを祈ろう」
「そうだね」
会話をしつつお茶を飲み、先ほどまでの激しい戦闘とはあまりに温度差のある時間を過ごしました。
「適当にクエストを見てくるよ。何か面白いものを見つけたら連絡するよ」
サツキはそう言って、案内所へ向かって歩いていきました。
「マオ、向こうにもどって、にゃんこのお世話、してくるわ」
宿屋も追加で押さえていたので、マオは宿屋に戻っていきました。
「3人になっちゃったけど何かする?」
エルマがそう言ってこちらを見てきます。
「正直、私は疲れたから、落ちようかなって思ってる」
「そっか。じゃぁまたね」
「またねー」
「ごめんね。またね」
私も向こうに戻るために一度宿屋の部屋に向かいます。
ベッドに入りログアウトして現実世界へと帰ります。
「ふぅ」
私は肺の中に溜まっていた古い空気を吐き出し、新鮮な空気を吸い込みます。
ベッドから起き上がり、軽食を取ろうと自動調理機を稼働させます。
そして出来上がった食事をとりながら、動画配信サイトで動画を見ます。
ソンビをひたすら倒していくゲームをナイフ一本でクリアする動画を見ながら食事を取っていると携帯端末にメッセージが届きます。
『智恵理ちゃん今平気?』
『平気だよ。どうかした?』
『いや、ゲーム内でチャットしようと思ったんだけど届かなかったからログアウト中かなって。『ELS』と一戦交えたんだって?』
『そうだよ。デスペナにされたし、結構苦戦してやっとボスを倒せた』
『STRお化けを倒したのかー。〔天地阿修羅〕が前に倒してたけど倒せるんだね』
『そうなんだ。まぁ6対1で倒したんだけどね』
『それでも倒せるのはすごいよ。ところで新マップいった?』
『行ったんだけど、内部が性向度マイナスのキャラ向けに作られてて、酷い目見た』
『そうなんだ。じゃぁ私じゃ情報収集に行けなそう』
『ハリリンって知ってるかな? いまそいつがてれさなさんと行ってる』
『うん知ってる。情報屋やってて知らない人はいないよ。ハリリンから色々聞くことにするよ』
意外というわけじゃないけど、ハリリンって人望あるんですよね。
『それで戦闘に疲れちゃったからログアウトしてまったりしてるって感じ』
『そうなんだ。じゃぁ少し休んだら中で会わない?』
『いいよ』
『今は……『エレスティアナ』かな?』
『うん。宿屋でログアウトした』
『ならそっちに向かってるね』
『わかった』
『またあとでね』
『うん。またあとで』
桃子との会話を済ませ、食事をとりながら動画の続きを見ます。
一時間ほど現実でまったり過ごした私は、ベッドに潜り込み、専用端末を頭にかぶり、
<Imperial Of Egg>にログインします。
目を開けると、何度も利用し、もう見慣れた宿の天井が目に飛び込んできます。
生きた家具の謎の温もりから抜け出し、一度大きな伸びをします。
寝ている時は外している装備を装着し、部屋から出るとちょうどエルマが部屋に戻るタイミングだったようで鉢合わせます。
「わわっ!」
「おっと、危ないマドモアゼル。お怪我はないかね? とチェリーじゃん」
「ただいま、エルマ。これからプフィーと会う約束してるんだ」
「なにそれ楽しそう! あたしも行っていい?」
急に目がキラキラと光出したエルマを連れて、私は階段を降りました。
チャットで場所を確認し、待ち合わせ場所へと向かいます。
「うっわー。情報屋なのに目立つよね」
「たしかに」
待ち合わせ場所の近くに来ると、すぐにどこにいるのかが分かりました。
「おまたせ」
「おまたせ!」
「お久ぶりでス。チェリーにエルマ」
「それで話って何かな? エルマも一緒で大丈夫?」
「大丈夫なンだけド、少し面倒ナ話になるヨ?」
「力になれるかわからないけどね」
「ンじゃ手短ニ。一緒にクエスト受けてほしいンダ」
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