確かな手ごたえ

お舐め

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手ごたえ

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最近、不足や。もっとせな。

そんな事言ってる場合か?
女だよ、お・ん・な。もう昔の女には関わってられない。
と一人ぼやいていると、インターホンが鳴った。
「はい、どちら様ですか?」
「あ、近所に越してきた、伊東です。」
「は、伊東さん??何か御用で?」
「小西さん、お引越しのご挨拶がしたくて。。その。。。」
「あーそうゆう事ね。」
おいらは、あっさりドアを開けた。
そこに立ってるのは、28歳くらいの身体のしっかりした女性だった。
伊「どうも、伊東です。」
小「はあ、伊東さん。どんな字を書くんです?ハム屋さんと一緒?」
伊「いえ、伊東ちなつっていうAV女優を同じでーーす。」
おーっと、ここで女の方からAVの文字を出すとは。。。ちなつ、
小「で、御挨拶ってーのは何ですか?」
おーーっとこれは予期せぬ出来事だ!無抵抗な状態の俺には何もいう事が出来ない。
仕方なく「む、無抵抗の人間に、ぼ、暴力を、ふ、ふるうのかっかっかっかっかっ・・・」とつぶやいた。
こういう時、どうしたらいいかな、呪文になる言葉は。。。
伊「小西さん、言いたい事があるならいいなさい」
俺「では、一言。スーパーカリーフラジェリィックエスピアリドーシャス」
伊「何?」
小「スーパーカリーフラジェリィックエスピアリドーシャス。ポン酢教授が言った通りだ、気分がよくなった」
伊「そんな言葉はないわ。」
小「ない、というならおまえに言ってやろう。おまえこそ、急に男の部屋に乗り込んで、実に下らない女だ!」
伊「なにを?生意気よあんた!」
小「生意気というなら、とっておきのジョークを」
伊「とっておき?」
小「そう。スミスという片腕の男を知ってるよ。
 ホントか?もう片方の義足は?アーハハハハ(笑)
伊「何がおもろいねん?妹を呼べ!!」
小「妹?」
伊「そうよ。私の妹、伊東千春よ。」
すかさず別の女が入ってきた。さっきのちなつよりも少し大柄。
俺はもう「やめろー」とか言う気なんぞ無くなった。「もっとやれー」って言いたいところだ。
すると、下から
「小西さん、、(ドンドンドン)。。小西さん」
千「誰か呼んでるよ。答えな。」
小「はい、、。」
「下の階の大家ですよ。なにを部屋揺らしてるんですか?」
しまった。大家にばれそうだ。
「あー、すんません。この頃ウィルスの所為でみんな運動不足なんですよ。それで、仕方なく部屋で柔軟体操してたんですわ。大丈夫でっせー。」
大「あ、なるほどね。仕方ないわ。まあ、気をつけてね。」
どうやら大家は自宅に戻ったようだ。
ち「どうしよう?」
ところがな、その女たちは服を着こむと何て言ったと思う?
ち「小西さん、これも縁なので、うちの宗教に入って下さい。」
やっぱりこう云う罠だったのか。
お前らはそこまでしてでも信者を獲得しないと駄目なのか、人間以下の汚物どもめ!!





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