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十七 それぞれの結論(体力七、知性八、運六、魅力八)
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翌朝、日が昇る前に自然に目が覚めた。うがいをし、歯を磨き、髪を整え、身支度をきちんとした。
『預言の池』にはすでに全員集まっていた。やはり早起きでは勝てない。いつもの朝のようにステータスが揺らいでいる。
『体力七、知性八、運六、魅力八』
ごく平凡な値だ。ダイスケが確認すると、すぐに水スクリーンは崩れた。
「ロクバン、今日の供物はなに?」
「ご飯と鯵の干物、あと根菜のスープ」
鯵は七匹あった。
女官たちが池の前に集まり、ダイスケは下がった。祈りが始まり、全員が大げさな身振りで腰に手をやる。ダイスケは笑いをかみころしながら下を向いた。
水スクリーンが立ち上がる音がして顔をあげるとサイ子がこちらを見ていた。無表情で沈黙したまま女官たちと見つめあっている。
「どうした、拝礼はしないのか」
「今日は致しません。今後行うかどうかはこれからの話し合いしだいです」
ニバンが会議の時の口調でさらりと言った。サイ子は眉をあげる。
「ほう、ずいぶんとえらくなったものだな。人間よ」
「あなたのおかげです。あなたが送りこんだダイスケのおかげで、わたしたちは悩み、苦しみ、自分で考えるようになりました」
「いいのか、ニバンよ。おまえたち六人と、あそこの一人で世界の進む方向を決めてしまうつもりか」
「サイ様ひとりに決められるよりはましでしょう。それに、ほかの神殿には手をまわしておられるのでは?」
むっとした顔をしている。ニバンが軽く先制の一撃を当てたようだ。
「どのような問いか申してみよ」
「ご存知かと思いますが」
「そちたちの口で申せ」
「単刀直入に問います。ダイスケは、今後この世界でどのような立場になるのでしょうか」
「わたしが神託を下す前に、自ら考えた結論を述べよ。わたしにどうしてほしいのか。望みはなんだ?」
イチバンが前に進み出て、軽く礼をして口を開く。
「ダイスケは今後も変わらずわたくしどもが待遇いたしたく思います。ただし、サイコロによってステータスを決めるのは今日を最後にしていただくよう望みます」
ニバンは下がるイチバンを目だけで見送り、その目をそのままサイ子に向けて言う。
「わたしもダイスケのステータスを乱数によって決めるのはもうやめにしていただきたいと思っています。それから……」
ダイスケのほうを向いた。
「……それから、ダイスケを自由な、この世界の住人にしていただきたい。神のお遣わしなどという身柄は取り去ってください。それが望みです」
サンバンは腕を組んだまま大声を出す。
「ダイスケをダイスケにしてほしい。実験とか、世界の問題を探る道具などというものから解放してください」
ヨンバンは微笑みながら静かに言う。
「サイ様に行為の意図は問いません。しかし、イチバンの言った通りにしたうえで、ダイスケに謝罪してください。あなたの行った行為はわたしたち人間の基準では許しがたいものです。神だからといって逃げるのであればわたしは信仰を捨てます」
さすがにみんな驚いてヨンバンを見た。ダイスケでさえ止めようとしたが、思い直した。これがヨンバンの結論なのだ。
ゴバンは下を向いてなかなか口を開かなかったが、顔をあげた時、その目はサイ子をにらんでいた。
「わたしの結論は、まずダイスケをイチバンの言うとおりにすること。それから、こんなことをした理由を説明してください。ヨンバンは行為の意図は問わないと言いますが、わたしは納得できません。あなたが神であろうと、わたしたちに説明してください」
ロクバンは一言、しかし、強烈な一言を放った。
「サイ子、あなたはもういりません」
水スクリーンのなかのサイ子は明らかに驚き、動揺し、怒っていた。
「ロクバン、あまりに無礼ではないか」
「いいえ、あなたがダイスケにしたこと、ダイスケをつかってこの世界にしようとしたことをあたしなりに考えた結論です。今回の神託がいかなるものであっても、あたしは信仰を捨てます」
「勝手にせよ。しかし、信仰を捨てたところで、わたしの作ったこの世界で生きていかねばならないぞ」
「それはあたしのせいじゃないよ。なんだったらあたしをダイスケの世界に送ってよ」
ほかの女官たちはロクバンのあまりの言い様になにもできずに固まっていたが、その言葉をきいてふきだした。みんな笑っている。笑っていないのはサイ子だけだった。
「ダイスケ、えらい人気だが、おまえはなにか言うことはないのか」
ダイスケは前に出て、女官たちのそばに立った。
「長い話になるぞ、供物は大丈夫か」
「大丈夫。焦がしはしないよ」
ダイスケは満足そうにうなずいて言う。
「よし、いちおう確認しておきたいんだが、きのうおれたちが話し合って推測したことにまちがいやつけくわえることはないのか。それによってはみんなの結論も変わると思うけど」
「ない。おまえたちの考えた通り、ダイスケを乱数の種として用いようとした。世界を予測不可能な霧の中に置くためだ」
「なぜか、説明してくれないか」
「当初はダイスケを世界の問題を洗い出すための道具として投下した。それはうまくいきそうだった。おまえを見てるだけで自分と世界の欠点が見えてきたからな」
(案外素直だな。説明なんて断られると思ってたが)
「それから、問題を改善しつつ、わたしの世界を姉さんのと違うものにしていこうと思った」
「確率論的な世界か」
「そう。創造神ですらある期間以上の未来は見えないようにする。そうすれば完全に未来まで決定されている姉さんの世界とはまったく異なる、文字通り異世界になる」
ダイスケを指さす。
「もうすでにおまえの行動は見えにくい。サイコロはいい仕事をする」
「でも、完全な乱数じゃないよな。サイコロ二つだから七に偏る」
「それはそうだ。さっきも言ったように世界の未来を見えないようにするにしても全部霧に覆ってしまうつもりはない。そのために偏りが必要だった。わたしの計画としては未来になるにしたがってだんだんぼやけてついには見えなくなって予測不可能になるようにしたかった。いくらなんでも自分の世界を完全に見失うつもりはない」
「信仰を失うぞ。すでに失っているけど」
「それは織り込み済みだよ。ぼんやりした神託でも信心する者だけついてくればいい」
サイ子は息をついた。
「わたしはゆるやかな世界を作りたい。みんなそこそこ自由意志を持ち、なんとなく神を感じて信心する。ぼんやりしたぬるま湯のような世界だ」
「おれがいま死んだらどうなる。自殺でも他殺でも」
イチバンがななめうしろで息をのむ気配がした。ダイスケは話しながら供物の焦げを確認するふりをし、さりげなくイチバンのそばへ寄っていっていた。イチバンからは一動作で手が届く。
「きのうもそういう話をしていたな。もう遅い。影響を除くために殺すのであれば、そもそもこの池から飛び出て意識を取り戻す前に殺すべきだった」
「おれは用済みなのか。目的は達したのか」
「いや、完全にではない。もうすでに遠い未来はわからなくなった。でももうちょっと近い未来まで霧に覆いたい。それにはまだかかる。だからいま死んでもらっては困る。ちょっとだけどな」
「じゃあ、おまえの神託は?」
「いま話した通りだ。まとめると、ダイスケは今後もわたしの実験に使うし、ステータスはサイコロ二つで決め続ける。また、謝罪するつもりはない。なにもかも現状のままということだ」
それだけ言って全員を見回した。みんなじっと黙ってサイ子を見つめている。
「さあ、どうする。ダイスケを殺すか。わたしとしては計画が中途半端になるからしないでほしいが、仮にそうされたところで骨子は達成したのだからかまわない。新たな状況に合わせて微修正するまでだ」
水スクリーンの中で微笑んでいる。
「結局、おまえたちは人間なんだよ。なんと可愛らしい。愛すべき愚か者。気が付くのも遅いし、対応も遅い。一手二手いい手を指せたからといって試合をひっくり返せると思うとは、本当に人間らしい」
だれも口を開かない。
「さあ、女官たち。おまえたちのこれまでの篤き信仰に免じて、さきほどまでの無礼の数々はすべて許す。またいままでの道に戻れ。朝を食べてからでもいいよ」
『預言の池』にはすでに全員集まっていた。やはり早起きでは勝てない。いつもの朝のようにステータスが揺らいでいる。
『体力七、知性八、運六、魅力八』
ごく平凡な値だ。ダイスケが確認すると、すぐに水スクリーンは崩れた。
「ロクバン、今日の供物はなに?」
「ご飯と鯵の干物、あと根菜のスープ」
鯵は七匹あった。
女官たちが池の前に集まり、ダイスケは下がった。祈りが始まり、全員が大げさな身振りで腰に手をやる。ダイスケは笑いをかみころしながら下を向いた。
水スクリーンが立ち上がる音がして顔をあげるとサイ子がこちらを見ていた。無表情で沈黙したまま女官たちと見つめあっている。
「どうした、拝礼はしないのか」
「今日は致しません。今後行うかどうかはこれからの話し合いしだいです」
ニバンが会議の時の口調でさらりと言った。サイ子は眉をあげる。
「ほう、ずいぶんとえらくなったものだな。人間よ」
「あなたのおかげです。あなたが送りこんだダイスケのおかげで、わたしたちは悩み、苦しみ、自分で考えるようになりました」
「いいのか、ニバンよ。おまえたち六人と、あそこの一人で世界の進む方向を決めてしまうつもりか」
「サイ様ひとりに決められるよりはましでしょう。それに、ほかの神殿には手をまわしておられるのでは?」
むっとした顔をしている。ニバンが軽く先制の一撃を当てたようだ。
「どのような問いか申してみよ」
「ご存知かと思いますが」
「そちたちの口で申せ」
「単刀直入に問います。ダイスケは、今後この世界でどのような立場になるのでしょうか」
「わたしが神託を下す前に、自ら考えた結論を述べよ。わたしにどうしてほしいのか。望みはなんだ?」
イチバンが前に進み出て、軽く礼をして口を開く。
「ダイスケは今後も変わらずわたくしどもが待遇いたしたく思います。ただし、サイコロによってステータスを決めるのは今日を最後にしていただくよう望みます」
ニバンは下がるイチバンを目だけで見送り、その目をそのままサイ子に向けて言う。
「わたしもダイスケのステータスを乱数によって決めるのはもうやめにしていただきたいと思っています。それから……」
ダイスケのほうを向いた。
「……それから、ダイスケを自由な、この世界の住人にしていただきたい。神のお遣わしなどという身柄は取り去ってください。それが望みです」
サンバンは腕を組んだまま大声を出す。
「ダイスケをダイスケにしてほしい。実験とか、世界の問題を探る道具などというものから解放してください」
ヨンバンは微笑みながら静かに言う。
「サイ様に行為の意図は問いません。しかし、イチバンの言った通りにしたうえで、ダイスケに謝罪してください。あなたの行った行為はわたしたち人間の基準では許しがたいものです。神だからといって逃げるのであればわたしは信仰を捨てます」
さすがにみんな驚いてヨンバンを見た。ダイスケでさえ止めようとしたが、思い直した。これがヨンバンの結論なのだ。
ゴバンは下を向いてなかなか口を開かなかったが、顔をあげた時、その目はサイ子をにらんでいた。
「わたしの結論は、まずダイスケをイチバンの言うとおりにすること。それから、こんなことをした理由を説明してください。ヨンバンは行為の意図は問わないと言いますが、わたしは納得できません。あなたが神であろうと、わたしたちに説明してください」
ロクバンは一言、しかし、強烈な一言を放った。
「サイ子、あなたはもういりません」
水スクリーンのなかのサイ子は明らかに驚き、動揺し、怒っていた。
「ロクバン、あまりに無礼ではないか」
「いいえ、あなたがダイスケにしたこと、ダイスケをつかってこの世界にしようとしたことをあたしなりに考えた結論です。今回の神託がいかなるものであっても、あたしは信仰を捨てます」
「勝手にせよ。しかし、信仰を捨てたところで、わたしの作ったこの世界で生きていかねばならないぞ」
「それはあたしのせいじゃないよ。なんだったらあたしをダイスケの世界に送ってよ」
ほかの女官たちはロクバンのあまりの言い様になにもできずに固まっていたが、その言葉をきいてふきだした。みんな笑っている。笑っていないのはサイ子だけだった。
「ダイスケ、えらい人気だが、おまえはなにか言うことはないのか」
ダイスケは前に出て、女官たちのそばに立った。
「長い話になるぞ、供物は大丈夫か」
「大丈夫。焦がしはしないよ」
ダイスケは満足そうにうなずいて言う。
「よし、いちおう確認しておきたいんだが、きのうおれたちが話し合って推測したことにまちがいやつけくわえることはないのか。それによってはみんなの結論も変わると思うけど」
「ない。おまえたちの考えた通り、ダイスケを乱数の種として用いようとした。世界を予測不可能な霧の中に置くためだ」
「なぜか、説明してくれないか」
「当初はダイスケを世界の問題を洗い出すための道具として投下した。それはうまくいきそうだった。おまえを見てるだけで自分と世界の欠点が見えてきたからな」
(案外素直だな。説明なんて断られると思ってたが)
「それから、問題を改善しつつ、わたしの世界を姉さんのと違うものにしていこうと思った」
「確率論的な世界か」
「そう。創造神ですらある期間以上の未来は見えないようにする。そうすれば完全に未来まで決定されている姉さんの世界とはまったく異なる、文字通り異世界になる」
ダイスケを指さす。
「もうすでにおまえの行動は見えにくい。サイコロはいい仕事をする」
「でも、完全な乱数じゃないよな。サイコロ二つだから七に偏る」
「それはそうだ。さっきも言ったように世界の未来を見えないようにするにしても全部霧に覆ってしまうつもりはない。そのために偏りが必要だった。わたしの計画としては未来になるにしたがってだんだんぼやけてついには見えなくなって予測不可能になるようにしたかった。いくらなんでも自分の世界を完全に見失うつもりはない」
「信仰を失うぞ。すでに失っているけど」
「それは織り込み済みだよ。ぼんやりした神託でも信心する者だけついてくればいい」
サイ子は息をついた。
「わたしはゆるやかな世界を作りたい。みんなそこそこ自由意志を持ち、なんとなく神を感じて信心する。ぼんやりしたぬるま湯のような世界だ」
「おれがいま死んだらどうなる。自殺でも他殺でも」
イチバンがななめうしろで息をのむ気配がした。ダイスケは話しながら供物の焦げを確認するふりをし、さりげなくイチバンのそばへ寄っていっていた。イチバンからは一動作で手が届く。
「きのうもそういう話をしていたな。もう遅い。影響を除くために殺すのであれば、そもそもこの池から飛び出て意識を取り戻す前に殺すべきだった」
「おれは用済みなのか。目的は達したのか」
「いや、完全にではない。もうすでに遠い未来はわからなくなった。でももうちょっと近い未来まで霧に覆いたい。それにはまだかかる。だからいま死んでもらっては困る。ちょっとだけどな」
「じゃあ、おまえの神託は?」
「いま話した通りだ。まとめると、ダイスケは今後もわたしの実験に使うし、ステータスはサイコロ二つで決め続ける。また、謝罪するつもりはない。なにもかも現状のままということだ」
それだけ言って全員を見回した。みんなじっと黙ってサイ子を見つめている。
「さあ、どうする。ダイスケを殺すか。わたしとしては計画が中途半端になるからしないでほしいが、仮にそうされたところで骨子は達成したのだからかまわない。新たな状況に合わせて微修正するまでだ」
水スクリーンの中で微笑んでいる。
「結局、おまえたちは人間なんだよ。なんと可愛らしい。愛すべき愚か者。気が付くのも遅いし、対応も遅い。一手二手いい手を指せたからといって試合をひっくり返せると思うとは、本当に人間らしい」
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