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しおりを挟む駿さんが私の額、目、鼻、頬に啄むような優しいキスをすると、首筋に唇を這わし、ゆっくりと撫でた。
「…んっ」
ゾクゾクっとして、首を左右に振る。
「可愛い…」
軽く唇を重ねると、私の腕を上げさせてTシャツを脱がせた。
恥ずかしさのあまり腕で胸元を隠すと、駿さんがそっと胸から腕を外す。
「ちゃんと見せてくれ…。ああ、綺麗だ…」
私はお店で一目惚れして買った、白いレースが付いた上下お揃いの下着を着けていた。今日、こんなふうになることを考えていたわけではないが、せっかくだからお気に入りのものを着けようと思ったのだ。じっと見られて恥ずかしい…。それからハーフパンツに駿さんの手が伸び、ウエスト部分の紐を解かれて脱がされ、あっという間に下着だけの姿にされてしまった。恥ずかしくて目をギュッとつぶった。
「ああ…美沙絵…本当に綺麗だ…」
右手が背中に回るとブラのホックが外され、腕から抜かれた。隠そうとすると両腕を掴まれた。
「…色が白くて透き通るような肌…ウエストも細くてしなやかな体つきで…本当に美しい…」
駿さんの唇が私の胸元に近づくと、胸の先端に移動した。
「んっ…!」
舌が触れた瞬間、甘い痺れが走り、背中がのけぞった。するともう片方の胸が駿さんの手に包まれて、そちらの先端も掌でゆっくりと撫でられた。
「んっ…ハァ…アッ…!」
自分でも聞いたことのない声に、人差し指を噛んで声を抑える。駿さんの視線が私の顔に移ると、すぐにその指を離す。
「こら、指を噛むんじゃない…お前の甘い声をたくさん聞かせてくれ…」
と言うと、私が噛んだところにキスをした。
再び、駿さんの舌と指で胸を愛されていると、下腹部の方が変な感じになり、思わず内ももをすり合わせてしまった。それに気づいた駿さんが、私の脚をするりと撫でてから下着を脱がせた。駿さんから贈られたネックレスと指輪を着けただけの生まれたままの姿にされた。咄嗟に体を隠そうとしたが、あえなく駿さんに阻まれた。
「いいから、俺に任せろ…」
そして、人差し指でそっと私の秘部の上の部分に触れた
「アァッ…!!」
その瞬間、まるで電流が流れたように全身が痺れ、ビクンっと跳ね上がった。今までに感じたことのない強い快感だった。それからゆっくりとやさしく円を描くように動かした。そこからフワ~と快感が広がっていき、私の中から何かが溢れてくる。
「…ンッ…あっ…あっ…んっ…」
「…気持ちいいか…?」
駿さんが私の耳元で囁く。
すると、人差し指はそのままに、中指で秘部の内側の入り口付近を撫でた。
「アッ…!」
「あぁ…ここもいいか…? すごく濡れている…蜜が溢れているよ…」
濡れている…蜜が溢れている…?
「ッ…! あ…イヤ…そんな…恥ずかしい…」
「恥ずかしいことなんてない。俺は嬉しいよ…こんなに感じてくれて…。もっと気持ちよくなろうな」
そう言うと、秘部の上と中の入り口付近を同時に小刻みに動かした。
「アアッ…!! んっ…あぁ…アッ…あっ…!」
あまりの快感にもう何も考えられない…。だんだんと何かかせり上がってくる…。呼吸が荒くなり、体に力が入る。
そして、駿さんの人差し指が秘部の上を押すようにしながら動かした瞬間、
「アアァァァ…ッ!」
何かが勢いよく弾け、体が硬直し、頭の中が真っ白になった…。
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