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第1章

居場所

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私の名前は板野笑実いたのえみ

今日からこの学校・・・
愛実原学園いとみはらがくえんに通うことになった…

正直学校は行きたくないし
学校は怖い

けれど家にいても居場所はない…

私には居場所がない…

この学校には私の居場所あるのかな…
あるわけないよね…
私なんかに…

クラスの人等:
今日転校生来るらしいよ
マジ?女子かな? 男子かな?
女だったらいいな マジそれ
えー男子がいい イケメンかな
可愛いこならいいよな


クラスの人らの声が聞こえる


板野笑実いたのえみ:
私は可愛くもない
皆の期待してるような人間じゃない…

板野は腕をぎゅっと握った

ガラガラ 教室の扉が開いた

教師:おーい 皆 席につけ

クラスの皆の視線は板野笑実いたのえみにきた

板野は思った
私をそんなに見ないで

教師:
紹介するぞ転校生だ 
ほら自己紹介 自己紹介

板野笑実いたのえみ:あっ はい
私の名前は板野笑実いたのえみです
よろしくお願いします

板野のは小声で喋った

教師: 
板野の席は後ろな 

教師は窓側から二番目のの一番後ろの席を指さした

板野は目立たぬよう急いで席につく

クラス等の声が聞こえる
クラスの人等:
見たあれ ブスじゃね? 髪ボサボサだし
てか今夏だよね なんで長袖なの?受けんだど 
てか手入れしないとか女として終わってるわ
てか鬼島きしまのとなりやん 終わったな あいつ

板野は聞かないようしていた

板野は こうなることは わかっていた
けど板野にはどうしようもできない

最初のうちは数人は板野の事を気にかけて話す人もいたが
次第に話さなくなっていった

それは板野自身のせいでもあるが
クラスの上位の存在である
鈴音花梨すずねかりんのせいでもある


板野は疑問に思ってた

板野:
隣の席の人見た事ないな…
鬼島きしまさんっ言ってたな…

板野はいつもより早く学校についてた

板野:だれかいる 誰だろう…


板野は目があってしまった


板野:誰ですか?私の机に何かようですか?

鬼島:お前こそ誰だよ 見た事ねぇ面やな

板野:あっ わ、私は板野 笑美です えっと
こないだ転校生してき その、えっと
よ、

鬼島は板野の声を遮った

鬼島:あっそ 俺の名前は鬼島総護きしまそうご
よろしくな
お前いじめらてんのか?


鬼島は唐突に聞く


板野: それは… 

板野は黙る

鬼島:うん これ 

鬼島は机に指を指した

鬼島:これ見ていじめらてないゆうほうがおかしいやろ

板野:ほっと言ってください あなたには関係ないです

鬼島:あっそ じゃあな


板野は鈴音花梨達にいじめられていた


机には落書きされ 椅子は校庭に投げらてたり
無視されたり と 色々といじめられていたていた


板野は思った
板野:なんであんなこと言っちゃったんだらろ… 
あの人なら助けてくれたかもしれないのに…

翌日板野の机は綺麗になっていた

椅子も戻されている

さらにその次もさらにその次も

板野はいじめがなくなったのかと思った

でも違っかた
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