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第43話
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目を覚ましたのは京哉が先だった。
鈍く、鋭く鼓動に合わせてズキズキする頭を庇いつつそっと身を起こす。探すまでもなく霧島は殴られたままの場所に倒れていた。
見張りの目を気にしながらも、オットーがああ言った以上は見張りが勝手に危害を加えたりはしまい。そう判断して行動を起こした。
まだ意識のない霧島の躰を引きずり部屋の隅に積まれた毛布に凭れさせる。端正な顔は見るも無惨に腫れ上がっていた。額や口の端などが何ヶ所も切れて血塗れだ。
脱がせれば躰はもっと酷いことになっているだろう。
指先に想いを込めて前髪をかき分けた。静かに寄り添うと小さな声で呼び掛ける。
「忍さん……起きて下さい、忍さん」
ここは死体のひとつやふたつ簡単に生産される土地、夜が明ければ自分たちも始末されてしまうかも知れない。現在時は午前二時過ぎで脱出するなら今晩中だった。
幾度か声を掛け、躰を揺すると霧島は腫れた目を僅かに開けた。
「んっ……く、つうっ!」
「気が付きましたか、忍さん。痛むでしょうけど、今は頑張って下さい」
「京哉……お前、すまん」
「僕は大丈夫。貴方こそ、そんな……」
「いや、私、も、大丈夫……だ」
「いいから、もう喋らないで。少しでも体力を温存してて」
小声で喋っても深夜の静けさで見張りには聞こえる。幾ら日本語で意味が分からないとはいえ却って異国の言語での密談を咎められかねず、これ以上の会話は危険だ。
「お願いです、絶対に動かず黙ってて下さい。貴方が嫌がることはしませんから」
この状態の霧島に暴れられるのは非常に拙い。愛し人の血の固まった唇に京哉は指を押し当てると頭痛を宥めて立ち上がる。ニコと呼ばれた監視の許に殊更ゆっくり歩いた。
「あのう、僕、お手洗いに行きたいんですけど」
椅子に腰掛けたニコは手にしたハンドガンを振って片言英語の申し出を却下する。
「我慢しろ」
「そう言わずに。勿論タダでとは言いませんよ。ね?」
膝立ちになった京哉は必要以上の警戒心を持たれないよう、ゆっくりと手を伸ばした。ニコのベルトを少し緩めジーンズのジッパーをゆるゆると開ける。見ている霧島がガチギレしないのを祈りながら、京哉は微笑みを作って浮かべると監視に向けた。
布地の上から優しく自身を撫でさすられてニコは呻きを洩らす。
「ううっ……マジか? スゲェ――」
口を寄せる振りをして相手が油断した隙を逃さず、京哉は渾身の力でニコの持ったハンドガンの銃身を掴み渾身の力で握り締めると同時に、自分の頭部から銃口を逸らし天井へと向けていた。
殆どのショートリコイル方式のセミ・オートマチック・ピストルは、こうすると既に薬室に装填された初弾は発射されるが、次弾が装填不良を起こし以降の弾丸が発射されない。
銃の種類にも依る上にリボルバでは絶対にやってはならない行為なので銀行強盗に出くわした素人が試すには危険すぎるが、あいにく京哉は素人ではない。ニコが持つハンドガンを見極められたからこその作戦である。
本当ならスライドを僅かに押した状態を維持して握り締めたかった。それなら発射機構とトリガの接続が切れてアウト・オブ・バッテリという一射も発射が不能な状態にできるのだが、ここで力負けしては元も子もない。
とにかく奪い合いになる前に素早く銃口を逸らした時点で発射させ、そのまま掴んだ銃口を持ち上げニコの方へと向けた。次弾が出る確率はゼロではない。
自殺を怖れてニコはトリガから指を離した。京哉は両手で銃を捻り上げて奪取に成功すると、超速でスライドを引きジャムった薬莢を排莢すると共に次弾をリロード。
暢気にしていられない。早口の片言英語で告げた。
「はい、こっちに来て。声を出したら……分かってますよね?」
ニコを霧島の場所まで歩かせた京哉は起きていた霧島に銃を預けると、積んであったシーツを細く裂いた。それでジャケットを脱がせたニコを後ろ手に縛り上げる。
紐の余らせた長い端を手にした京哉は再び銃を持ち、脅しでなく本気で言った。
「走ったりしたら勝手にハンマーが落ちますからね」
ニコのハンドガンは最近多くなったストライカー方式ではなく、ハンマーが剥き出しになった昔ながらのセミオートだった。かつて米軍も採用していたM9、元はベレッタM92Fという結構なシロモノだった。
ダブルアクションだがわざとハンマーを起こし、より軽いトリガプルで発射するようにしておいてハンマーに紐の端を巻き付けニコに見せる。ニコは怯えた目で幾度も頷いた。
細工ともいえない仕掛けだが銃口が常に自分に向いていると思えば、余計な動きをしてちょっとした衝撃を与えハンマーを落としたくはない筈である。
そのままでは拙いのでニコのジャケットを緩く巻きつけ隠した。布が噛み込んで発射不能になる可能性もあるが、これは脅しとして機能すればいいのである。
今はとにかく行動を起こすのが先決、時間との勝負だった。
荒っぽくコンシールドした銃をニコに突きつけながら霧島を立たせるのは難儀だった。だが無理でも動いて貰う他ない。立って貰うと身長差がありすぎて却って京哉が肩を貸すには丁度いい高さになった。松葉杖状態で体重を預けさせるとニコに訊く。
「監視の交代時間は?」
「さ、三時」
「じゃあ急がないとね。忍さん、すみません。我慢して下さい」
「自分で……歩ける」
「今、無理しなくても、あとでたっぷり歩いて貰いますから」
自由を奪ったニコを先頭によろよろと逃避行が始まった。まずはドアオープンだ。
ニコに開けさせたドアから外の様子を窺う。三つのドアは寝静まっているのか誰も住んでいないのか、非常に静かだった。足音を忍ばせてそれらの前を歩ききる。
次の難関が階段を下りて食堂だ。宵っ張りの一人や二人いてもおかしくない。
だが運は二人に味方した。食堂は蛍光灯の明かりさえ落とされて無人だったのだ。飲みたい奴は街に下りるシステムなのかも知れない。綺麗に片付けられて厨房員すらいなかった。尤も厨房員も街の人間を雇っているのかも知れず、それなら夜は家に帰るだろう。
暗い食堂をさっさと横切ると裏口を探したが見当たらない。今度こそ緊張する。屋敷の真ん前を通るのだ。ブレガーが潰れたとはいえ急に見張りをなくしはしない筈である。ブレガーの残党が爆弾を抱いて突撃してくることもあり得るのだから。
迷った末に京哉はニコの縛めを解いた。それでも本気の一言を忘れない。
「逃げる、声を出す、身振りで伝える。どれも殺しますからね」
霧島の発する低く通る大喝は他者を威圧し説得力を有するが、京哉が真顔で繰り出す静かな脅迫は本気度がダイレクトに伝わり聞いた者を凍り付かせる。
言語は怪しくても効果はそのまま、覿面に効いたらしくニコは言われた通りに声も出せず、頷くこともできずに涙を浮かべた目で懇願した。
冷たく見返して小突くとさりげなさを装い食堂を出る。
「そのまま、真っ直ぐ」
小声で指示をし、アパート側になっている左肩の霧島を深く担ぎ上げ、なるべく普通に歩いているように見せかけた。敷地の奥に向かって僅かに歩くと屋敷の玄関に明かりが見えてくる。やはりブレガーの残党を警戒して見張りを立てているようだ。構わず歩く。
すると屋敷の前で張り番をしていたチンピラが声を掛けてきた。
「よう、ニコ。まだ起きてんのか?」
鈍く、鋭く鼓動に合わせてズキズキする頭を庇いつつそっと身を起こす。探すまでもなく霧島は殴られたままの場所に倒れていた。
見張りの目を気にしながらも、オットーがああ言った以上は見張りが勝手に危害を加えたりはしまい。そう判断して行動を起こした。
まだ意識のない霧島の躰を引きずり部屋の隅に積まれた毛布に凭れさせる。端正な顔は見るも無惨に腫れ上がっていた。額や口の端などが何ヶ所も切れて血塗れだ。
脱がせれば躰はもっと酷いことになっているだろう。
指先に想いを込めて前髪をかき分けた。静かに寄り添うと小さな声で呼び掛ける。
「忍さん……起きて下さい、忍さん」
ここは死体のひとつやふたつ簡単に生産される土地、夜が明ければ自分たちも始末されてしまうかも知れない。現在時は午前二時過ぎで脱出するなら今晩中だった。
幾度か声を掛け、躰を揺すると霧島は腫れた目を僅かに開けた。
「んっ……く、つうっ!」
「気が付きましたか、忍さん。痛むでしょうけど、今は頑張って下さい」
「京哉……お前、すまん」
「僕は大丈夫。貴方こそ、そんな……」
「いや、私、も、大丈夫……だ」
「いいから、もう喋らないで。少しでも体力を温存してて」
小声で喋っても深夜の静けさで見張りには聞こえる。幾ら日本語で意味が分からないとはいえ却って異国の言語での密談を咎められかねず、これ以上の会話は危険だ。
「お願いです、絶対に動かず黙ってて下さい。貴方が嫌がることはしませんから」
この状態の霧島に暴れられるのは非常に拙い。愛し人の血の固まった唇に京哉は指を押し当てると頭痛を宥めて立ち上がる。ニコと呼ばれた監視の許に殊更ゆっくり歩いた。
「あのう、僕、お手洗いに行きたいんですけど」
椅子に腰掛けたニコは手にしたハンドガンを振って片言英語の申し出を却下する。
「我慢しろ」
「そう言わずに。勿論タダでとは言いませんよ。ね?」
膝立ちになった京哉は必要以上の警戒心を持たれないよう、ゆっくりと手を伸ばした。ニコのベルトを少し緩めジーンズのジッパーをゆるゆると開ける。見ている霧島がガチギレしないのを祈りながら、京哉は微笑みを作って浮かべると監視に向けた。
布地の上から優しく自身を撫でさすられてニコは呻きを洩らす。
「ううっ……マジか? スゲェ――」
口を寄せる振りをして相手が油断した隙を逃さず、京哉は渾身の力でニコの持ったハンドガンの銃身を掴み渾身の力で握り締めると同時に、自分の頭部から銃口を逸らし天井へと向けていた。
殆どのショートリコイル方式のセミ・オートマチック・ピストルは、こうすると既に薬室に装填された初弾は発射されるが、次弾が装填不良を起こし以降の弾丸が発射されない。
銃の種類にも依る上にリボルバでは絶対にやってはならない行為なので銀行強盗に出くわした素人が試すには危険すぎるが、あいにく京哉は素人ではない。ニコが持つハンドガンを見極められたからこその作戦である。
本当ならスライドを僅かに押した状態を維持して握り締めたかった。それなら発射機構とトリガの接続が切れてアウト・オブ・バッテリという一射も発射が不能な状態にできるのだが、ここで力負けしては元も子もない。
とにかく奪い合いになる前に素早く銃口を逸らした時点で発射させ、そのまま掴んだ銃口を持ち上げニコの方へと向けた。次弾が出る確率はゼロではない。
自殺を怖れてニコはトリガから指を離した。京哉は両手で銃を捻り上げて奪取に成功すると、超速でスライドを引きジャムった薬莢を排莢すると共に次弾をリロード。
暢気にしていられない。早口の片言英語で告げた。
「はい、こっちに来て。声を出したら……分かってますよね?」
ニコを霧島の場所まで歩かせた京哉は起きていた霧島に銃を預けると、積んであったシーツを細く裂いた。それでジャケットを脱がせたニコを後ろ手に縛り上げる。
紐の余らせた長い端を手にした京哉は再び銃を持ち、脅しでなく本気で言った。
「走ったりしたら勝手にハンマーが落ちますからね」
ニコのハンドガンは最近多くなったストライカー方式ではなく、ハンマーが剥き出しになった昔ながらのセミオートだった。かつて米軍も採用していたM9、元はベレッタM92Fという結構なシロモノだった。
ダブルアクションだがわざとハンマーを起こし、より軽いトリガプルで発射するようにしておいてハンマーに紐の端を巻き付けニコに見せる。ニコは怯えた目で幾度も頷いた。
細工ともいえない仕掛けだが銃口が常に自分に向いていると思えば、余計な動きをしてちょっとした衝撃を与えハンマーを落としたくはない筈である。
そのままでは拙いのでニコのジャケットを緩く巻きつけ隠した。布が噛み込んで発射不能になる可能性もあるが、これは脅しとして機能すればいいのである。
今はとにかく行動を起こすのが先決、時間との勝負だった。
荒っぽくコンシールドした銃をニコに突きつけながら霧島を立たせるのは難儀だった。だが無理でも動いて貰う他ない。立って貰うと身長差がありすぎて却って京哉が肩を貸すには丁度いい高さになった。松葉杖状態で体重を預けさせるとニコに訊く。
「監視の交代時間は?」
「さ、三時」
「じゃあ急がないとね。忍さん、すみません。我慢して下さい」
「自分で……歩ける」
「今、無理しなくても、あとでたっぷり歩いて貰いますから」
自由を奪ったニコを先頭によろよろと逃避行が始まった。まずはドアオープンだ。
ニコに開けさせたドアから外の様子を窺う。三つのドアは寝静まっているのか誰も住んでいないのか、非常に静かだった。足音を忍ばせてそれらの前を歩ききる。
次の難関が階段を下りて食堂だ。宵っ張りの一人や二人いてもおかしくない。
だが運は二人に味方した。食堂は蛍光灯の明かりさえ落とされて無人だったのだ。飲みたい奴は街に下りるシステムなのかも知れない。綺麗に片付けられて厨房員すらいなかった。尤も厨房員も街の人間を雇っているのかも知れず、それなら夜は家に帰るだろう。
暗い食堂をさっさと横切ると裏口を探したが見当たらない。今度こそ緊張する。屋敷の真ん前を通るのだ。ブレガーが潰れたとはいえ急に見張りをなくしはしない筈である。ブレガーの残党が爆弾を抱いて突撃してくることもあり得るのだから。
迷った末に京哉はニコの縛めを解いた。それでも本気の一言を忘れない。
「逃げる、声を出す、身振りで伝える。どれも殺しますからね」
霧島の発する低く通る大喝は他者を威圧し説得力を有するが、京哉が真顔で繰り出す静かな脅迫は本気度がダイレクトに伝わり聞いた者を凍り付かせる。
言語は怪しくても効果はそのまま、覿面に効いたらしくニコは言われた通りに声も出せず、頷くこともできずに涙を浮かべた目で懇願した。
冷たく見返して小突くとさりげなさを装い食堂を出る。
「そのまま、真っ直ぐ」
小声で指示をし、アパート側になっている左肩の霧島を深く担ぎ上げ、なるべく普通に歩いているように見せかけた。敷地の奥に向かって僅かに歩くと屋敷の玄関に明かりが見えてくる。やはりブレガーの残党を警戒して見張りを立てているようだ。構わず歩く。
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