51 / 51
第51話(最終話)
しおりを挟む
寝室の建材に紛れた音声素子が震えて二人は目を覚ました。
リモータ操作でライトパネルを点け、シドは大欠伸して『何で起きたんだ?』と一瞬だけ考えた。そこで再び玄関のチャイムが鳴って起こされた原因が分かる。
しかし眠かった。
寝入ったのが午前一時過ぎで今は午前二時なのだから当然だ。
「……ん、眠い。まだこんな時間。通販とかじゃないの?」
「ポチった覚えはねぇよ、真夜中に荷物受け取る趣味も」
「じゃあ宅配爆弾とか?」
「そいつは身に覚えがありすぎ……仕方ねぇな、ったく」
「隣近所に悪いもんね、爆破で起こすなんて」
「爆弾だって決めつけるなよ。大体、一番近い部屋は向かいのテメェの部屋だ」
「言われてみれば」
「本当に爆弾ならテメェの部屋に放り込んで俺は寝るからな」
寝入りばなに起こされて非常に眠い上、大変に機嫌も悪かった。いつものポーカーフェイスで口調もしっかりしているが、ジョークを言っているのではなく、この上なく本気である。そんな風に口は相変わらず減らないが余りの眠気にふらついていた。
半分眠りながら手探りだけで部屋着を身に着け玄関までゆく。
「くそう、何だってんだよ」
愚痴りつつ玄関脇のパネルを操作してモニタを覗くと大手流通センターの正規社員証を胸に着けた作業服の男が映っていた。本当に宅配のようだ。
シドはロック解除し荷物を受け取る。
「いつもにこにこ、ネコさんマークのタマト宅配便のご利用ありがとうございます」
社則通りであろう科白を深夜二時とは思えぬほど爽やかに告げてその男は去った。
玄関で立ったまま眠りそうになったシドの意識をハイファの声が浮上させる。
「ねえ、何なに? 中身は食べれるの?」
ドレスシャツを羽織って出てきたハイファは興味津々の様子でシドの手元を覗き込んでいた。瞬間、意識が浮上したシドは夢かと思ったが手には荷物を持っている。
ハイファに腕を取られてリビングのソファに誘導され、腰掛けた。
「ふあーあ。大昔の爆弾、ダイナマイトは中身が食えたらしいぞ」
「知ってるよ、グリセリン混入で甘いんだっけ。それより中身」
「何なんだ、いったい。開けるなり爆発しても文句言うなよ」
「多分そのシチュエーションなら、文句はもう言えないと思う」
意識を保つためだけに口先でじゃれながら荷物を振ってみたり、耳を当ててみたりしたが何の音もしない。爆弾だとすれば結構小型の片手で掴める大きさの箱で、さほど重たくはなかった。
外装の包み紙はポチってもいないのに大手ショッピングセンターのロゴ入りで却って中身が全く推測不能である。
もうシドは差出人もロクに確かめず、大欠伸を連発しながら無造作にビリビリ破った。中はあまり見かけない素材の箱だった。色は黒だが手触りと質感が独特である。
「あっ、それ!」
「んだよ急に。ったく吃驚するだろうが。で、いきなり何だ?」
「エリティスファイバだよ、その箱の素材。電磁シールドなんかに使うヤツ」
「ふうん。ってことは――」
箱を開け、ごろりとロウテーブルに転がったのは、シドが今着けているリモータとほぼ同じものだった。色はそっくり同じガンメタリック、だが軽合金で出来たそれは現在シドが着けている惑星警察支給の官品より少々、いや、かなり大型である。
「惑星警察の官品リモータのヴァージョン更新か? だったら署で渡せっつーの。ヴィンティス課長の野郎、手の込んだ新手の嫌がらせに走りやがって。ふあーあ」
再びシドは大欠伸し、長年使った今までのリモータを外した。
「こんなにデカいと袖のボタンが閉まるかどうか。ったく面倒臭ぇな」
大変に自然な動きプラス、ごく普通の心配を口にしながらシドはそれを着け――。
「ちょっと待ってっ!」
ハイファが慌てて叫んだ時には既に遅くピピピ……と音がして生体IDが認証された。それが人体に装着されたのは初めてだという合図である。
「だから吃驚するからデカい声、出すなって」
一方ハイファは柳眉をひそめ固まっていた。暫しの沈黙ののち恐る恐る口を開く。
「落ち着いて聞いて。それ、色と形は惑星警察の官品にかなり似せてるけど、キィの位置とか数とか引き出せるケーブルの多さとかモニタの大きさも僕のと同じ……別室リモータだよ、間違いないなく。ほら」
ハイファが自分の左手首に嵌ったシャンパンゴールドの、ごつい別室カスタムメイドリモータを突き出して見せた。色違いだが確かにそっくりお揃いである。
「――って、着けちまったん、だが……」
眠気はある程度飛んだがシドは呆然と自身の左手首を見つめていた。
痛ましそうな目でシドを眺め、ハイファが溜息混じりに言う。
「あーあ。でもしょうがないよ、誰に強制されるでもなく自分で着けちゃったんだから。便利になるって思うしかないよね。きっと僕のと中身も同じ、惑星警察の機能と別室機能をデュアルシステムにした、カスタム中のカスタムメイドだろうからサ」
「それってこれからも、ってか、これからもっと別室任務にご招待されるような気がするのは俺だけじゃねぇよな、ええ、言ってみろよこのスパイ! 詐欺師! 嘘こき野郎の別室員!」
己に次々と降りかかる理不尽にシドは自棄になって喚いた。
「どれも否定しないから、やさぐれないで。ほら。これまでのと相互リンクしてデータ移して。別室戦略・戦術コンへのアクセスその他、全機能レクチャするから」
「こんなモン要らねぇっての! これなら爆弾の方がなんぼかマシだったぜ!」
「着けたのは自分でしょ。受け取り通知は嵌めた時点でオート送信されてる筈」
「何なんだ、それはっ! 大体、俺は刑事だぞ、いつ軍に志願したっていうんだよ? ふざけやがってチクショウ、冗談じゃねぇ、あああ、い・や・だ~っ!」
別室からのプレゼントを外して放り出すシドをハイファはたしなめる。
「外しちゃだめ!『別室員一名失探』って判断して戦術コンが鳴り出すから!」
「だから俺は別室員じゃねぇ、刑事だ! スパイでもサイキ持ちでもねぇんだ……なのに何だって無給で命をすり減らさなきゃならねぇんだよ!」
「実際、イヴェントへのストライクっぷりはサイキ持ち同然っていうより、ある意味それ以上のような気がするけど。とにかく僕まで呼び出されたくないから着けて」
巨大レールガンまで持ち出し騒いで暴れるシドを羽交い締めにしながら、別室から今後の自分たちに掛けられた期待の怖さと、これからも二人が共にあることを認められたような嬉しさとが半々の胸中複雑なハイファなのであった。
◇◇☆◇
そしてこの翌日、シドがセフェロⅤのバザールで抽選しハズレ賞として貰ったテラ連邦直轄銀行発行の宝クジ三枚で一等と前後賞が当選していることが発覚する。
イヴェントストライカは刑事なんかやっているのが馬鹿馬鹿しいほどの巨額を手に入れてしまう訳だが、天職の刑事を辞める気もバディ解消する気もなかった。
だが、たびたび別室任務に放り込まれてはドえらい目に遭ってゆくのであった。
了
リモータ操作でライトパネルを点け、シドは大欠伸して『何で起きたんだ?』と一瞬だけ考えた。そこで再び玄関のチャイムが鳴って起こされた原因が分かる。
しかし眠かった。
寝入ったのが午前一時過ぎで今は午前二時なのだから当然だ。
「……ん、眠い。まだこんな時間。通販とかじゃないの?」
「ポチった覚えはねぇよ、真夜中に荷物受け取る趣味も」
「じゃあ宅配爆弾とか?」
「そいつは身に覚えがありすぎ……仕方ねぇな、ったく」
「隣近所に悪いもんね、爆破で起こすなんて」
「爆弾だって決めつけるなよ。大体、一番近い部屋は向かいのテメェの部屋だ」
「言われてみれば」
「本当に爆弾ならテメェの部屋に放り込んで俺は寝るからな」
寝入りばなに起こされて非常に眠い上、大変に機嫌も悪かった。いつものポーカーフェイスで口調もしっかりしているが、ジョークを言っているのではなく、この上なく本気である。そんな風に口は相変わらず減らないが余りの眠気にふらついていた。
半分眠りながら手探りだけで部屋着を身に着け玄関までゆく。
「くそう、何だってんだよ」
愚痴りつつ玄関脇のパネルを操作してモニタを覗くと大手流通センターの正規社員証を胸に着けた作業服の男が映っていた。本当に宅配のようだ。
シドはロック解除し荷物を受け取る。
「いつもにこにこ、ネコさんマークのタマト宅配便のご利用ありがとうございます」
社則通りであろう科白を深夜二時とは思えぬほど爽やかに告げてその男は去った。
玄関で立ったまま眠りそうになったシドの意識をハイファの声が浮上させる。
「ねえ、何なに? 中身は食べれるの?」
ドレスシャツを羽織って出てきたハイファは興味津々の様子でシドの手元を覗き込んでいた。瞬間、意識が浮上したシドは夢かと思ったが手には荷物を持っている。
ハイファに腕を取られてリビングのソファに誘導され、腰掛けた。
「ふあーあ。大昔の爆弾、ダイナマイトは中身が食えたらしいぞ」
「知ってるよ、グリセリン混入で甘いんだっけ。それより中身」
「何なんだ、いったい。開けるなり爆発しても文句言うなよ」
「多分そのシチュエーションなら、文句はもう言えないと思う」
意識を保つためだけに口先でじゃれながら荷物を振ってみたり、耳を当ててみたりしたが何の音もしない。爆弾だとすれば結構小型の片手で掴める大きさの箱で、さほど重たくはなかった。
外装の包み紙はポチってもいないのに大手ショッピングセンターのロゴ入りで却って中身が全く推測不能である。
もうシドは差出人もロクに確かめず、大欠伸を連発しながら無造作にビリビリ破った。中はあまり見かけない素材の箱だった。色は黒だが手触りと質感が独特である。
「あっ、それ!」
「んだよ急に。ったく吃驚するだろうが。で、いきなり何だ?」
「エリティスファイバだよ、その箱の素材。電磁シールドなんかに使うヤツ」
「ふうん。ってことは――」
箱を開け、ごろりとロウテーブルに転がったのは、シドが今着けているリモータとほぼ同じものだった。色はそっくり同じガンメタリック、だが軽合金で出来たそれは現在シドが着けている惑星警察支給の官品より少々、いや、かなり大型である。
「惑星警察の官品リモータのヴァージョン更新か? だったら署で渡せっつーの。ヴィンティス課長の野郎、手の込んだ新手の嫌がらせに走りやがって。ふあーあ」
再びシドは大欠伸し、長年使った今までのリモータを外した。
「こんなにデカいと袖のボタンが閉まるかどうか。ったく面倒臭ぇな」
大変に自然な動きプラス、ごく普通の心配を口にしながらシドはそれを着け――。
「ちょっと待ってっ!」
ハイファが慌てて叫んだ時には既に遅くピピピ……と音がして生体IDが認証された。それが人体に装着されたのは初めてだという合図である。
「だから吃驚するからデカい声、出すなって」
一方ハイファは柳眉をひそめ固まっていた。暫しの沈黙ののち恐る恐る口を開く。
「落ち着いて聞いて。それ、色と形は惑星警察の官品にかなり似せてるけど、キィの位置とか数とか引き出せるケーブルの多さとかモニタの大きさも僕のと同じ……別室リモータだよ、間違いないなく。ほら」
ハイファが自分の左手首に嵌ったシャンパンゴールドの、ごつい別室カスタムメイドリモータを突き出して見せた。色違いだが確かにそっくりお揃いである。
「――って、着けちまったん、だが……」
眠気はある程度飛んだがシドは呆然と自身の左手首を見つめていた。
痛ましそうな目でシドを眺め、ハイファが溜息混じりに言う。
「あーあ。でもしょうがないよ、誰に強制されるでもなく自分で着けちゃったんだから。便利になるって思うしかないよね。きっと僕のと中身も同じ、惑星警察の機能と別室機能をデュアルシステムにした、カスタム中のカスタムメイドだろうからサ」
「それってこれからも、ってか、これからもっと別室任務にご招待されるような気がするのは俺だけじゃねぇよな、ええ、言ってみろよこのスパイ! 詐欺師! 嘘こき野郎の別室員!」
己に次々と降りかかる理不尽にシドは自棄になって喚いた。
「どれも否定しないから、やさぐれないで。ほら。これまでのと相互リンクしてデータ移して。別室戦略・戦術コンへのアクセスその他、全機能レクチャするから」
「こんなモン要らねぇっての! これなら爆弾の方がなんぼかマシだったぜ!」
「着けたのは自分でしょ。受け取り通知は嵌めた時点でオート送信されてる筈」
「何なんだ、それはっ! 大体、俺は刑事だぞ、いつ軍に志願したっていうんだよ? ふざけやがってチクショウ、冗談じゃねぇ、あああ、い・や・だ~っ!」
別室からのプレゼントを外して放り出すシドをハイファはたしなめる。
「外しちゃだめ!『別室員一名失探』って判断して戦術コンが鳴り出すから!」
「だから俺は別室員じゃねぇ、刑事だ! スパイでもサイキ持ちでもねぇんだ……なのに何だって無給で命をすり減らさなきゃならねぇんだよ!」
「実際、イヴェントへのストライクっぷりはサイキ持ち同然っていうより、ある意味それ以上のような気がするけど。とにかく僕まで呼び出されたくないから着けて」
巨大レールガンまで持ち出し騒いで暴れるシドを羽交い締めにしながら、別室から今後の自分たちに掛けられた期待の怖さと、これからも二人が共にあることを認められたような嬉しさとが半々の胸中複雑なハイファなのであった。
◇◇☆◇
そしてこの翌日、シドがセフェロⅤのバザールで抽選しハズレ賞として貰ったテラ連邦直轄銀行発行の宝クジ三枚で一等と前後賞が当選していることが発覚する。
イヴェントストライカは刑事なんかやっているのが馬鹿馬鹿しいほどの巨額を手に入れてしまう訳だが、天職の刑事を辞める気もバディ解消する気もなかった。
だが、たびたび別室任務に放り込まれてはドえらい目に遭ってゆくのであった。
了
1
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる