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第53話
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翌朝は運ばれた盛り沢山の朝食を、夜着のままで頂いた。
優雅に香り高い紅茶を愉しんで時間を潰し、十二時頃になって二人は着替えた。
着てきた服はタキシード、この時間には少々そぐわないが仕方ない。着替えて執銃し、ソフトキスを交わしてゲストルームを出てみると、丁度隣室からコウとユウキが出てくるところだった。こちらもタキシードの正装である。
だが何より全員の目が赤く、コウとハイファの首筋に隠しようもなく赤い痕が複数ついているという状況に皆が一瞬目を泳がせた。しかし大体が王宮でナニをする胆の太さがあるので、すぐに全員しれっとした顔で女王のサロンに案内され、辞去の挨拶をする。
代表挨拶はやはりこういった場に慣れたハイファ、そのあと目立たぬよう裏口に着けられたハイヤーをシドが点検してから全員が乗り込んだ。
行き先はメイフェアホテルだ。三十分と掛からずメイフェアの車寄せに着き、ドアマンにドアを開けられる。一旦全員が降りて互いに握手を交わした。
「本当に世話になった。ありがとな」
「いいえ。ハイファスはこれからシャリムで手術でしたね。頑張って下さいね」
「うん。コウとユウキも元気でね」
「シド、ハイファス、末永く仲良くしてくれ」
「そっちこそな」
再び固く四人で握手をし、コウとユウキがハイヤーに乗り込み発進するのを待って、シドはハイファの自走車椅子を自ら押し、昨日ハイファが取ったままだった部屋に戻った。
戻るなりシドは引き剥がすように正装を脱ぐ。だがホテル内にはドレスコードがあるので、またスーツネクタイを着用せねばならない。堅苦しいのはごめんだったが、ハイファが異様に嬉しそうなのを見てシドはプラマイゼロかと思う。
ハイファもスーツネクタイに着替えさせたのち、正装のタキシードを返却用のシュートに投げ入れると、チェックアウトだ。
勿論ホテル代は別室からの経費で支払い、またドアマンを差し置いてタクシーを車底までチェックしてからハイファと共に乗り込む。
マイネ宙港に着くと、シャトル便で即シャリムへと渡った。
シャリムに着いてからは、ずっと目立たぬよう付いてきていたFC警備部門の四号警備たちも姿も隠さず、ハイファとシドを鉄壁のガードでシャリム宙港付属病院の特別室まで運ぶ。
手術当日に姿を消した二人にミエラ女医は大目玉を食らわせたのち、ハイファの手術の準備に取り掛かった。ハイファはまず着替えて点滴の刑だ。
精神安定剤と睡眠薬でハイファの意識がなくなるまで、シドはハイファの手を握り続けた。
◇◇◇◇
手術当日を含めて五日間は意識を落とされたまま、ハイファは再生槽の中で揺らめいて過ごした。現代では培養移植はさほど難しいものではない上にミエラ医師の腕も良く、ハイファの経過も順調ということだった。
そうして六日目には再生槽から出されハイファは意識を回復して久々に自力歩行でリフレッシャを浴び、再生液の匂いを洗い流した。そして患者服ではなくシドの買ったソフトスーツを着てソファに腰掛けたハイファはもう何処にも病人臭さはない。
「だからってお前、明日いっぱいは経過観察なんだからな。無理はするなよ」
「無理はしてないよ。それより貴方、ちゃんとリフレッシャ浴びて寝てるの?」
「……臭うか?」
「臭うかどうかじゃないでしょ! 何のためにFCの四号がついてるのサ、さっさとリフレッシャ浴びて少しでも眠りなさい!」
「……ハイ」
しおしおとリフレッシャを浴びに行きヒゲも剃って出てきたシドは、真っ赤な目のままハイファにソフトキスをし、そのまま抱き締めてソファに押し倒そうとした。
「シドっ! ふざけてないで寝る! ハウス!」
「だってさ、またどれだけ我慢して……」
「ダメです。いいから寝なさい。大体僕だってそんな許可は下りてないんだから」
「……ハイ」
そんなやり取りで日がな過ごし翌々日の朝、退院許可が下りた。
「星系間ワープも、もう大丈夫よ」
「世話になったな、ミエラ」
「ええ、特にお世話した気がするわ。じゃあ気を付けて本星に帰って頂戴」
重ねて礼を言い、シドとハイファはまたFCの四号に囲まれる形でシャリム宙港からマイネ宙港へのシャトル便に乗る。シャリムから直行の星系外便がないからだ。
マイネ宙港では四号の人員が先回りして全員分のチケットを買い、シートのリザーブも終えていた。ありとあらゆるリスクに対してプロの四号警備たちは気を配ってくれるので、待ち時間はシドものんびりと喫煙ルームで煙草を吸うだけだ。
ハイファも隣で保冷ボトルの紅茶を飲んでいる。だが二人とも緩みきっている訳ではない。
「仕掛けてくるかなあ?」
「ライマンファミリーのドンが洗いざらい吐いたことは敵も知ってるからな」
「分離主義者たちの個人名も挙がってるし、別室ももう動いてる筈だけど」
「誘拐に強姦、殺人未遂に殺人教唆の共同正犯。さっさと引っ括ってくれねぇかな」
「まあ、相手はテラ連邦議会議員だしね。そこらのチンピラじゃない、名士中の名士だもん」
「証人の俺たちを消すか、別室が叩くか、どっちが早いかだな」
「簡単に消されたくないなあ。あ、もう通関クリアしなきゃ」
時間となって煙草を消しハイファに渡された紅茶を飲み干すと、ボトルをダストボックスに投げ込んでシドは立ち上がった。ハイファと通関をクリアし四号に囲まれたままリムジンコイルに乗り込む。このコイルも四号が点検済みだ。
宙艦に着いてチェックパネルをクリア、エアロックをくぐって客室のシートに収まる。CAの配る白い錠剤を飲み込み、アナウンスが入って出航だ。
この宙艦は往路と同じく中間地点のパライバ星系第三惑星アジュル行きである。四十分おきにワープ三回、二時間四十分の旅だ。
「あとは本星に帰ってからの勝負かも知れねぇな」
「コウとユウキは大丈夫なのかな?」
「あいつらはFCにも別室にも噛んでねぇからな、まずは大丈夫だろ」
「そっか。ねえ、ワープラグ対策に少しでも寝ておかない?」
言いつつもうハイファは備え付けの毛布を出し一枚を二人で被っている。毛布の下で手を繋ぐのも忘れない。シドも素直に目を瞑ると、ここ暫くの睡眠不足で三十秒後には寝息を立てていた。そんな愛し人の横顔を眺めたのちハイファも眠りに就く。
◇◇◇◇
パライバ星系での一日も宙港ホテルに缶詰とはいえ無事に過ごし、二人はタイタン第一宙港まで帰ってきた。そうしてシャトル便に乗って……と思ったら、FCの四号に依るとファサルートコーポレーションの艦が待っているという。
「偽装のために下請け会社のアズマ運輸の所有艦、ヒュウガ号が待機しております」
「って、ここまできて何で?」
「それはヒュウガ号の中で……どうぞ、お急ぎ下さい」
仕方なくシドとハイファは四号たちが点検した宙港専用コイルに乗り込んだ。コイルは白いファイバの宙港面を低速で走り、シドたちをヒュウガ号のエアロック前まで運ぶ。
ヒュウガ号に乗り込むと艦長専用のサロンに通された。そこにはチェンバーズ=ファサルート会長付秘書の切れ者センリーこと武藤千里が待っていて開口一番言った。
「チェンバーズ会長の乗られたコイルが何者かによって爆破されました」
優雅に香り高い紅茶を愉しんで時間を潰し、十二時頃になって二人は着替えた。
着てきた服はタキシード、この時間には少々そぐわないが仕方ない。着替えて執銃し、ソフトキスを交わしてゲストルームを出てみると、丁度隣室からコウとユウキが出てくるところだった。こちらもタキシードの正装である。
だが何より全員の目が赤く、コウとハイファの首筋に隠しようもなく赤い痕が複数ついているという状況に皆が一瞬目を泳がせた。しかし大体が王宮でナニをする胆の太さがあるので、すぐに全員しれっとした顔で女王のサロンに案内され、辞去の挨拶をする。
代表挨拶はやはりこういった場に慣れたハイファ、そのあと目立たぬよう裏口に着けられたハイヤーをシドが点検してから全員が乗り込んだ。
行き先はメイフェアホテルだ。三十分と掛からずメイフェアの車寄せに着き、ドアマンにドアを開けられる。一旦全員が降りて互いに握手を交わした。
「本当に世話になった。ありがとな」
「いいえ。ハイファスはこれからシャリムで手術でしたね。頑張って下さいね」
「うん。コウとユウキも元気でね」
「シド、ハイファス、末永く仲良くしてくれ」
「そっちこそな」
再び固く四人で握手をし、コウとユウキがハイヤーに乗り込み発進するのを待って、シドはハイファの自走車椅子を自ら押し、昨日ハイファが取ったままだった部屋に戻った。
戻るなりシドは引き剥がすように正装を脱ぐ。だがホテル内にはドレスコードがあるので、またスーツネクタイを着用せねばならない。堅苦しいのはごめんだったが、ハイファが異様に嬉しそうなのを見てシドはプラマイゼロかと思う。
ハイファもスーツネクタイに着替えさせたのち、正装のタキシードを返却用のシュートに投げ入れると、チェックアウトだ。
勿論ホテル代は別室からの経費で支払い、またドアマンを差し置いてタクシーを車底までチェックしてからハイファと共に乗り込む。
マイネ宙港に着くと、シャトル便で即シャリムへと渡った。
シャリムに着いてからは、ずっと目立たぬよう付いてきていたFC警備部門の四号警備たちも姿も隠さず、ハイファとシドを鉄壁のガードでシャリム宙港付属病院の特別室まで運ぶ。
手術当日に姿を消した二人にミエラ女医は大目玉を食らわせたのち、ハイファの手術の準備に取り掛かった。ハイファはまず着替えて点滴の刑だ。
精神安定剤と睡眠薬でハイファの意識がなくなるまで、シドはハイファの手を握り続けた。
◇◇◇◇
手術当日を含めて五日間は意識を落とされたまま、ハイファは再生槽の中で揺らめいて過ごした。現代では培養移植はさほど難しいものではない上にミエラ医師の腕も良く、ハイファの経過も順調ということだった。
そうして六日目には再生槽から出されハイファは意識を回復して久々に自力歩行でリフレッシャを浴び、再生液の匂いを洗い流した。そして患者服ではなくシドの買ったソフトスーツを着てソファに腰掛けたハイファはもう何処にも病人臭さはない。
「だからってお前、明日いっぱいは経過観察なんだからな。無理はするなよ」
「無理はしてないよ。それより貴方、ちゃんとリフレッシャ浴びて寝てるの?」
「……臭うか?」
「臭うかどうかじゃないでしょ! 何のためにFCの四号がついてるのサ、さっさとリフレッシャ浴びて少しでも眠りなさい!」
「……ハイ」
しおしおとリフレッシャを浴びに行きヒゲも剃って出てきたシドは、真っ赤な目のままハイファにソフトキスをし、そのまま抱き締めてソファに押し倒そうとした。
「シドっ! ふざけてないで寝る! ハウス!」
「だってさ、またどれだけ我慢して……」
「ダメです。いいから寝なさい。大体僕だってそんな許可は下りてないんだから」
「……ハイ」
そんなやり取りで日がな過ごし翌々日の朝、退院許可が下りた。
「星系間ワープも、もう大丈夫よ」
「世話になったな、ミエラ」
「ええ、特にお世話した気がするわ。じゃあ気を付けて本星に帰って頂戴」
重ねて礼を言い、シドとハイファはまたFCの四号に囲まれる形でシャリム宙港からマイネ宙港へのシャトル便に乗る。シャリムから直行の星系外便がないからだ。
マイネ宙港では四号の人員が先回りして全員分のチケットを買い、シートのリザーブも終えていた。ありとあらゆるリスクに対してプロの四号警備たちは気を配ってくれるので、待ち時間はシドものんびりと喫煙ルームで煙草を吸うだけだ。
ハイファも隣で保冷ボトルの紅茶を飲んでいる。だが二人とも緩みきっている訳ではない。
「仕掛けてくるかなあ?」
「ライマンファミリーのドンが洗いざらい吐いたことは敵も知ってるからな」
「分離主義者たちの個人名も挙がってるし、別室ももう動いてる筈だけど」
「誘拐に強姦、殺人未遂に殺人教唆の共同正犯。さっさと引っ括ってくれねぇかな」
「まあ、相手はテラ連邦議会議員だしね。そこらのチンピラじゃない、名士中の名士だもん」
「証人の俺たちを消すか、別室が叩くか、どっちが早いかだな」
「簡単に消されたくないなあ。あ、もう通関クリアしなきゃ」
時間となって煙草を消しハイファに渡された紅茶を飲み干すと、ボトルをダストボックスに投げ込んでシドは立ち上がった。ハイファと通関をクリアし四号に囲まれたままリムジンコイルに乗り込む。このコイルも四号が点検済みだ。
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「あいつらはFCにも別室にも噛んでねぇからな、まずは大丈夫だろ」
「そっか。ねえ、ワープラグ対策に少しでも寝ておかない?」
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