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第二章
31 帝都へ
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カアラたちが帝都を去って数カ月経った。
アイレンたちは16歳になり、秋を迎えていた。
リオは知り合って初めて、
春になっても戻っては来なかった。
手紙すらないまま夏を過ぎ、秋へと移り変わったのだ。
そして。
「なんで私がこんなところに……
場違いにもほどがあるわ」
ジュアンが立派な校舎を見上げながらつぶやく。
ここは帝都の名門校。今日は入学式だったのだ。
「そんなこと言って。
”ここには面白い授業がいっぱいある”って
喜んでたじゃない」
アイレンに言われジュアンは
いたずらっぽい笑みを浮かべてうなずく。
「全てはお店の発展とお客様のためよ。
このチャンスを使いこなしてみせるわ」
冤罪事件の後、ジュアンの家の和菓子屋は
どんどん売り上げを伸ばしていった。
それだけでなく、知名度も跳ね上がり、
華族の間でも大人気の店になったのだ。
そしてとうとう天帝御用達の店となり、
帝都に店舗を持つことになった。
しかも、元の”織田”という苗字に”館”を付けた
”織田館”の苗字を賜ったのだ。
それは”華族に属する”という証でもあった。
ジュアンの家は望んだわけでもないのに、
いきなり華族に昇格したのだ。
それでもジュアンの両親は驕らず、手を抜かず、
以前の謙虚なスタンスを守り通した。
その姿が天帝の正妃にさらに気に入られ、
”跡継ぎである娘を、帝都の名門校に入れてはどうか”
と進められたのだ……紹介状付きで。
そこまでされては、断ることも出来ない。
見送るつもりだったジュアンもまた、
父と一緒に帝都へとやってきたのだ。
「経営や財務だけじゃなくて、
世界の流通や社会学も学ばないと!」
努力家のジュアンは握りこぶしで決意を固める。
そんな親友の姿を見ながら、アイレンは微笑んで言う。
「一緒に通えるだけで私は嬉しいわ」
その言葉を聞き、ジュアンも笑った。
「私だって! アイレンもこっちに来ると聞いた時は
家の中で踊り狂ったわよ」
あの後しばらく経ってから、
アイレンの両親はその生存をおおやけにしたのだ。
表向きは”革命軍に保護されていたが、
大統領派に人質にされないよう隠匿されていた”
ということになっている。
彼らの生還を世間は大騒ぎしたが、
それもあっという間に収まっていった。
そして元々の予定通り、
アイレンの進学を期に、帝都へと戻ることになった。
そしてアイレンとジュアンは今日、
この帝都の名門校へと入学し、新たな生活が始まったのだ。
ーーーーーーーーーーーー
二人が教室へ向かうと、なんだか皆が騒いでいる。
アイレンとジュアンは顔を見合わせた後、
”何事か”とそちらへ行ってみると。
「信じられない! まさか私たちのご学友に
”四天王家”の姫君がいらっしゃるなんて!」
感極まったような声が聞こえてくる。
首を伸ばして見てみると、
たくさんの侍女を引き連れて、
青く長い髪の美しい令嬢が歩いていた。
別の女学生が言う。
「東王門家の姫、清蘭姫よ。なんてお美しいの」
「まさに雲の上の方だわ。
お目にかかるだけでもあり得ないのに」
ジュアンは不思議そうにつぶやく。
「青い髪って初めて見た……お人形みたいに綺麗ね」
アイレンもうなずき、ため息をつく。
「なんて優雅で上品なたたずまいなんでしょう」
すると別の場所からまた、歓声が沸いた。
「えっ、今度は何?」
そう言ったジュアンだけでなく、
その場の全員が横を見ると。
クセの強い真っ赤な髪を高く結い上げ
常人離れした美少女が
颯爽とした足取りで歩いてくる。
「あれは! 南王門家の彩羽姫ですわ!」
「ああっ! なんてことでしょう!
世界を守護する四天王家のうち、
2家の姫君と一緒に学べるなんて!」
そう叫んだ令嬢に対し、
隣に立つ一人がたしなめるように言う。
「いけませんわ。私たちなど
あの方たちとお話しできるような身分ではないのだから」
「そうよね。たかだか華族や武家など
謁見することさえめったには許されないのだから」
そこまで言って、全員が我に返る。
大慌てでその場で両ひざをつき、頭を垂れた。
もちろんアイレンやジュアンもだ。
アイレンはかなり上位の華族ではあるが、
この世界において”四天王家”は別格なのだ。
天帝はかぎりなく”神”に近く、
四天王家の人々もまた神族という扱いなのだ。
しかし。
「皆さま、どうかお立ちになってくださいませ」
柔らかで優しい声が聞こえてきた。
セーランが小首をかしげ、
微笑みながらこちらを見ている。
「そうね。せめて在学中は普通にしてもらいたいわ。
いちいちこうされたら、こちらとしても面倒だもの」
アヤハも爽やかに笑いながら言う。
戸惑いながらも皆が立ち上がると、
二人はうなずき、改めて自己紹介をしたのだ。
「東王門 清蘭と申します。
どうか宜しくお願いいたします」
「南王門 彩羽よ。
気を使われるほうが嫌だわ。
不敬などとは誰にも言わせないから、
普通に接してちょうだい」
そしてセーランは皆に優しく告げた。
「一緒に学び、良い学生生活を送りましょうね」
皆が両手を組み合わせ歓声をあげる。
感極まって涙ぐむ者すらいた。
類まれなる美しさを持った高貴な人は
とても優しく温かい人柄だったのだ。
「春分の”祈願祭”以来ね、アヤハ」
セーランに言われ、アヤハも笑顔でこたえる。
「そうね、あの時は久しぶりに皆が揃ったから」
それを聞き、セーランは少し寂し気に笑った。
「ええ……怜王様以外は」
アヤハはうなずき、肩をすくめる。
「いつものことじゃない。
ああいう集まりにはほとんど顔を出さないんだから」
そうね……とうつむくセーランに、
彼女の横に立つ乳母がとりなすように言う。
「あの方はすでに任務を立派に果たされていますから。
セーラン様もあの方にふさわしい王妃になれるよう
しっかりをお学びくださるよう進言申し上げます」
それを聞き、アヤハが驚いた顔で尋ねる。
「まあ! 北王門家との婚姻が決定したの?」
それを聞き、セーランは頬を染めてうなずく。
控えてはいるが、喜びが隠せない状態だった。
しかし横の乳母が大慌てで言った。
「まだ公表されておりませんので、
どうかご内密に!」
「そう……なの? わかったわ」
アヤハは不思議そうな顔をしつつもうなずく。
そうして四天王家の姫君は
「では皆様、ごきげんよう」
と挨拶し、仲良く歩いて行った。
彼女たちが去ってから、一同はわあっと盛り上がる。
「北王門家のご嫡男様は、東王門家から妻を迎えるのね!」
「すっごく素敵な方なんですってね。
見目麗しく武芸に秀で、飛びぬけて賢くって」
「四天王家の中でも特に綺麗なお姿だと聞いたわ!」
キャー! という声の後、
彼女たちは急にトーンダウンする。
「……まあ、私たちには関係の無いお話ですわよね」
「ええ、お相手は必ず、四天王家か天帝の子女、
その中から選び選ばれるんですもの」
遙か雲の上の存在である彼らの婚姻は
華族や武家の者など絶対に対象外だから。
そして一人が思い出したように言う。
「セーラン様、すごく嬉しそうでしたわね」
「きっとお好きなんですね、北王門家の御嫡男様が」
ずっと聞いていたジュアンが歩きながらつぶやく。
「ふーん、そういうものなんだ。
……ま、どうでも良いか」
アイレンは笑いながら一緒に歩き始める。
「ご婚約はおめでたい事だわ、ジュアン。
まあ、私たちは関わりの無い事だけど」
”関わりがない”どころか、
実は彼らの婚姻に深く関わっていることに
アイレンはこのときまだ、知らずにいたのだ。
アイレンたちは16歳になり、秋を迎えていた。
リオは知り合って初めて、
春になっても戻っては来なかった。
手紙すらないまま夏を過ぎ、秋へと移り変わったのだ。
そして。
「なんで私がこんなところに……
場違いにもほどがあるわ」
ジュアンが立派な校舎を見上げながらつぶやく。
ここは帝都の名門校。今日は入学式だったのだ。
「そんなこと言って。
”ここには面白い授業がいっぱいある”って
喜んでたじゃない」
アイレンに言われジュアンは
いたずらっぽい笑みを浮かべてうなずく。
「全てはお店の発展とお客様のためよ。
このチャンスを使いこなしてみせるわ」
冤罪事件の後、ジュアンの家の和菓子屋は
どんどん売り上げを伸ばしていった。
それだけでなく、知名度も跳ね上がり、
華族の間でも大人気の店になったのだ。
そしてとうとう天帝御用達の店となり、
帝都に店舗を持つことになった。
しかも、元の”織田”という苗字に”館”を付けた
”織田館”の苗字を賜ったのだ。
それは”華族に属する”という証でもあった。
ジュアンの家は望んだわけでもないのに、
いきなり華族に昇格したのだ。
それでもジュアンの両親は驕らず、手を抜かず、
以前の謙虚なスタンスを守り通した。
その姿が天帝の正妃にさらに気に入られ、
”跡継ぎである娘を、帝都の名門校に入れてはどうか”
と進められたのだ……紹介状付きで。
そこまでされては、断ることも出来ない。
見送るつもりだったジュアンもまた、
父と一緒に帝都へとやってきたのだ。
「経営や財務だけじゃなくて、
世界の流通や社会学も学ばないと!」
努力家のジュアンは握りこぶしで決意を固める。
そんな親友の姿を見ながら、アイレンは微笑んで言う。
「一緒に通えるだけで私は嬉しいわ」
その言葉を聞き、ジュアンも笑った。
「私だって! アイレンもこっちに来ると聞いた時は
家の中で踊り狂ったわよ」
あの後しばらく経ってから、
アイレンの両親はその生存をおおやけにしたのだ。
表向きは”革命軍に保護されていたが、
大統領派に人質にされないよう隠匿されていた”
ということになっている。
彼らの生還を世間は大騒ぎしたが、
それもあっという間に収まっていった。
そして元々の予定通り、
アイレンの進学を期に、帝都へと戻ることになった。
そしてアイレンとジュアンは今日、
この帝都の名門校へと入学し、新たな生活が始まったのだ。
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二人が教室へ向かうと、なんだか皆が騒いでいる。
アイレンとジュアンは顔を見合わせた後、
”何事か”とそちらへ行ってみると。
「信じられない! まさか私たちのご学友に
”四天王家”の姫君がいらっしゃるなんて!」
感極まったような声が聞こえてくる。
首を伸ばして見てみると、
たくさんの侍女を引き連れて、
青く長い髪の美しい令嬢が歩いていた。
別の女学生が言う。
「東王門家の姫、清蘭姫よ。なんてお美しいの」
「まさに雲の上の方だわ。
お目にかかるだけでもあり得ないのに」
ジュアンは不思議そうにつぶやく。
「青い髪って初めて見た……お人形みたいに綺麗ね」
アイレンもうなずき、ため息をつく。
「なんて優雅で上品なたたずまいなんでしょう」
すると別の場所からまた、歓声が沸いた。
「えっ、今度は何?」
そう言ったジュアンだけでなく、
その場の全員が横を見ると。
クセの強い真っ赤な髪を高く結い上げ
常人離れした美少女が
颯爽とした足取りで歩いてくる。
「あれは! 南王門家の彩羽姫ですわ!」
「ああっ! なんてことでしょう!
世界を守護する四天王家のうち、
2家の姫君と一緒に学べるなんて!」
そう叫んだ令嬢に対し、
隣に立つ一人がたしなめるように言う。
「いけませんわ。私たちなど
あの方たちとお話しできるような身分ではないのだから」
「そうよね。たかだか華族や武家など
謁見することさえめったには許されないのだから」
そこまで言って、全員が我に返る。
大慌てでその場で両ひざをつき、頭を垂れた。
もちろんアイレンやジュアンもだ。
アイレンはかなり上位の華族ではあるが、
この世界において”四天王家”は別格なのだ。
天帝はかぎりなく”神”に近く、
四天王家の人々もまた神族という扱いなのだ。
しかし。
「皆さま、どうかお立ちになってくださいませ」
柔らかで優しい声が聞こえてきた。
セーランが小首をかしげ、
微笑みながらこちらを見ている。
「そうね。せめて在学中は普通にしてもらいたいわ。
いちいちこうされたら、こちらとしても面倒だもの」
アヤハも爽やかに笑いながら言う。
戸惑いながらも皆が立ち上がると、
二人はうなずき、改めて自己紹介をしたのだ。
「東王門 清蘭と申します。
どうか宜しくお願いいたします」
「南王門 彩羽よ。
気を使われるほうが嫌だわ。
不敬などとは誰にも言わせないから、
普通に接してちょうだい」
そしてセーランは皆に優しく告げた。
「一緒に学び、良い学生生活を送りましょうね」
皆が両手を組み合わせ歓声をあげる。
感極まって涙ぐむ者すらいた。
類まれなる美しさを持った高貴な人は
とても優しく温かい人柄だったのだ。
「春分の”祈願祭”以来ね、アヤハ」
セーランに言われ、アヤハも笑顔でこたえる。
「そうね、あの時は久しぶりに皆が揃ったから」
それを聞き、セーランは少し寂し気に笑った。
「ええ……怜王様以外は」
アヤハはうなずき、肩をすくめる。
「いつものことじゃない。
ああいう集まりにはほとんど顔を出さないんだから」
そうね……とうつむくセーランに、
彼女の横に立つ乳母がとりなすように言う。
「あの方はすでに任務を立派に果たされていますから。
セーラン様もあの方にふさわしい王妃になれるよう
しっかりをお学びくださるよう進言申し上げます」
それを聞き、アヤハが驚いた顔で尋ねる。
「まあ! 北王門家との婚姻が決定したの?」
それを聞き、セーランは頬を染めてうなずく。
控えてはいるが、喜びが隠せない状態だった。
しかし横の乳母が大慌てで言った。
「まだ公表されておりませんので、
どうかご内密に!」
「そう……なの? わかったわ」
アヤハは不思議そうな顔をしつつもうなずく。
そうして四天王家の姫君は
「では皆様、ごきげんよう」
と挨拶し、仲良く歩いて行った。
彼女たちが去ってから、一同はわあっと盛り上がる。
「北王門家のご嫡男様は、東王門家から妻を迎えるのね!」
「すっごく素敵な方なんですってね。
見目麗しく武芸に秀で、飛びぬけて賢くって」
「四天王家の中でも特に綺麗なお姿だと聞いたわ!」
キャー! という声の後、
彼女たちは急にトーンダウンする。
「……まあ、私たちには関係の無いお話ですわよね」
「ええ、お相手は必ず、四天王家か天帝の子女、
その中から選び選ばれるんですもの」
遙か雲の上の存在である彼らの婚姻は
華族や武家の者など絶対に対象外だから。
そして一人が思い出したように言う。
「セーラン様、すごく嬉しそうでしたわね」
「きっとお好きなんですね、北王門家の御嫡男様が」
ずっと聞いていたジュアンが歩きながらつぶやく。
「ふーん、そういうものなんだ。
……ま、どうでも良いか」
アイレンは笑いながら一緒に歩き始める。
「ご婚約はおめでたい事だわ、ジュアン。
まあ、私たちは関わりの無い事だけど」
”関わりがない”どころか、
実は彼らの婚姻に深く関わっていることに
アイレンはこのときまだ、知らずにいたのだ。
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