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第三章
72 餓者髑髏(がしゃどくろ)の出現
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天帝の病が悪化し、次代の天帝として
レイオウが推挙された。
しかしそれについて話し合う時間も無く、
世界にとんでもない事件が起きたのだ。
「餓者髑髏です!
北の果てに、餓者髑髏が現れました!」
その報を受け、人々は恐怖のあまり戦慄してしまう。
「餓者髑髏ですって!
最悪じゃない!」
アヤハが身を震わせながら叫ぶ。
数多くの悪鬼はあれど、もはや伝説のレベルで
餓者髑髏は最恐最悪の存在だった。
遠目で見れば、”人の形”に見えるが
よく見ればそれは、無数の人の骸で出来ているのだ。
つまり”死体の集合体”だった。
数多の死体が集まり、人の形を成していて、
それは絶え間なくウネウネと手足を動かしている。
それぞれがうめき声や呪詛を発し、
強烈な毒素となって広がっていく。
だから餓者髑髏は近づいて倒すのが難しく、
また移動のたびに植物や動物が死滅するのだ。
「あれだけの数を一度に浄化するのは難しいですわ。
かといって、少しづつではまた復活してしまう……」
セーランは真っ青な顔でうつむいてしまう。
餓者髑髏とは、無念の死を遂げた者や
強い恨みを残して亡くなった者が
悪鬼へと変化したものだ。
永遠の餓えや欲望に囚われた彼らにとって、
生者は妬ましく憎い存在だ。
見つけ次第、一人残らず食い散らかされてしまう。
そして食われた者もまた餓者髑髏の一部になり、
その姿は出現時よりもさらに巨大になっていく。
彼らの邪悪な念は、そう簡単には祓えないうえに、
その存在は悪鬼や妖魔にとって”王”のようなものだった。
餓者髑髏の存在は彼らに力を与え、
人間に対する攻撃を増加させるのだ。
”餓者髑髏が出現の折には
天帝を先頭に、皆の力をあわせてやっと倒した”
と、歴史の書に残されており、
総力を挙げて戦いに挑まなくてはならないのは間違いなかった。
「まさか、あんなものが隠されていたとは」
クーカイが悔し気に吐き捨てる。
丞相が最北で
高値で売れる”天衣翡翠”の鉱脈を発見し、
密かに採掘し、私腹を肥やしていたのだが。
退魔の力を有する”天衣翡翠”が封じていたのは
最恐の悪鬼、餓者髑髏だった。
しかし”天衣翡翠”がどんどん削られることにより
その内側に潜む餓者髑髏の力で破られてしまったのだ。
「餓者髑髏出現の報にともない
悪鬼や妖魔の数も格段に増加しております!」
レイオウの前に、八部衆が膝をついて報告する。
レイオウはうなずき、つぶやいた。
「やはり、あの説は本当なのかもしれないな」
近年、学者や研究者の間でささやかれている説とは、
”妖魔は人間の恐怖心から生まれたものであり
悪鬼の正体は悪意などの
ネガティブな思考が元になっている”
というものだった。
「ともかく被害が出る前に討つぞ!
すぐに向かうぞ!」
指示を出そうとするレイオウに、
衝撃のニュースが飛び込んでくる。
駆け込んできた使者が叫んだ。
「餓者髑髏は出現後、すぐに海中へ身を沈めたそうです!」
「見失ったのか?!」
レイオウに問われ、使者は首を横に振った。
「いいえ! ”鳥”が水中の陰を追尾しております。
しかし餓者髑髏は真っ直ぐに……
この帝都に向かっているそうです!」
ーーーーーーーーーーーー
真夜中。
独りの部屋で、カアラはベッドに座り
ぼうぜんと虚空を見つめていた。
”私の婚約指輪は滑石で、
あの子はとびっきりのダイアモンド”
”私の結婚相手は脂ぎった中年のオッサンで、
あの子は最高のイケメン”
今までどんなにアイレンを陥れようとがんばっても
それが報われたことなどなかった。
まったく彼女を悲しませなかったどころか、
全部、自分に跳ね返ってきたのだ。
”いったい何なの?
どうしてこうなってしまったの?”
あの冴えないアイレンなんかより、
私の方がずっと可愛くて魅力的なのに。
ふと机の上に目をやると、
雑誌がたくさん積み重ねられている。
たくさんの素敵なドレス、バッグ、靴。
お洒落なアクセサリー、話題のスイーツ。
”私のために作られたようなデザインなのに。
誰よりも似合うはずなのに。
手に入れられないなんて”
我慢を知らないカアラは、もはや限界だった。
さらにカアラの母親がお茶に招いた夫人たちが
知りたくもない情報をカアラに知らせてくるのだ。
「ワタクシこの間、ジュエリーショップで
北王門家の御嫡男さまをお見掛けしましたの。
それはもう凛々しくてお美しくて。
希少なピジョンブラッドのルビーを購入されていたわ」
「私もドレスの採寸をしに行ったら、
あの方が可愛らしい婚約者様を連れていらしたのよ!
”好きなものを好きなだけ選ぶと良い”だって。
一度は言われてみたいですわよね」
「ええ、それもあんな素敵な方に、ね」
きゃあきゃあと笑い合う声を聞き
カアラは両手で耳を塞いで部屋に駆け込みたくなる。
アイレンがレイオウに溺愛される話なんて
聞いているだけで叫びたくなるほどイラつく。
でも、結婚式は目前に迫っている。
今もし断ったら、莫大なキャンセル代だけでなく
慰謝料まで払わなくてはならないのだ。
そうなったら、あの生活能力のない母と二人では
自分は生きてはいけないだろう。
もう、あのニヤニヤとよだれを垂らす20歳も上の男と
結婚するしかないのだろうか。
悲しみが吐き気に、それが猛烈な怒りに変わっていく。
”全部全部、アイレンが悪い”
小さなころから、あの従妹が嫌いだった。
自分と違って物欲が無く、執着もしないのは
たくさん持っていて恵まれているからだ。
カアラはそう思っていた。
”そんなのズルいじゃない!
私を羨んで欲しかった。
妬んで欲しかったのに。
私ばっかりがあの子に嫉妬してきたなんて”
しかし成長するにつれカアラは思い知った。
アイレンは持っていなくとも、
たとえ失ったとしても、
たいして気にしなかったのだ。
常に前向きで、誰に対しても平等で。
かといって真面目でおとなしいわけではなく
びっくりするほど突飛で、自由な人間だと。
他の誰より、カアラが最初に気が付いたのだ。
アイレンが”特別な人間”だということを。
真っ暗な闇の中、カアラの目だけがギラギラと光る。
そして憎しみと怒りに飲まれていく。
”もう嫌よ、こんな世界、ぶっ殺してやる。
全員、この世の全て、何もかも!
めちゃめちゃに汚して、
ぐちゃぐちゃに壊して……
そして消滅すれば良いのよ!”
絶望し世界を呪うカアラのところに、
何かがぞろぞろと集まりつつあった。
一匹…二匹……そして無数の何かが
窓の隙間やドアの下から忍び込んでくる。
自分の周囲に蠢く気配に、
やっと気づいたカアラが顔をあげ、
暗闇に目を凝らすと。
部屋いっぱいに、恐ろしい姿をした妖魔や悪鬼が
じっとカアラをみつめていたのだ。
レイオウが推挙された。
しかしそれについて話し合う時間も無く、
世界にとんでもない事件が起きたのだ。
「餓者髑髏です!
北の果てに、餓者髑髏が現れました!」
その報を受け、人々は恐怖のあまり戦慄してしまう。
「餓者髑髏ですって!
最悪じゃない!」
アヤハが身を震わせながら叫ぶ。
数多くの悪鬼はあれど、もはや伝説のレベルで
餓者髑髏は最恐最悪の存在だった。
遠目で見れば、”人の形”に見えるが
よく見ればそれは、無数の人の骸で出来ているのだ。
つまり”死体の集合体”だった。
数多の死体が集まり、人の形を成していて、
それは絶え間なくウネウネと手足を動かしている。
それぞれがうめき声や呪詛を発し、
強烈な毒素となって広がっていく。
だから餓者髑髏は近づいて倒すのが難しく、
また移動のたびに植物や動物が死滅するのだ。
「あれだけの数を一度に浄化するのは難しいですわ。
かといって、少しづつではまた復活してしまう……」
セーランは真っ青な顔でうつむいてしまう。
餓者髑髏とは、無念の死を遂げた者や
強い恨みを残して亡くなった者が
悪鬼へと変化したものだ。
永遠の餓えや欲望に囚われた彼らにとって、
生者は妬ましく憎い存在だ。
見つけ次第、一人残らず食い散らかされてしまう。
そして食われた者もまた餓者髑髏の一部になり、
その姿は出現時よりもさらに巨大になっていく。
彼らの邪悪な念は、そう簡単には祓えないうえに、
その存在は悪鬼や妖魔にとって”王”のようなものだった。
餓者髑髏の存在は彼らに力を与え、
人間に対する攻撃を増加させるのだ。
”餓者髑髏が出現の折には
天帝を先頭に、皆の力をあわせてやっと倒した”
と、歴史の書に残されており、
総力を挙げて戦いに挑まなくてはならないのは間違いなかった。
「まさか、あんなものが隠されていたとは」
クーカイが悔し気に吐き捨てる。
丞相が最北で
高値で売れる”天衣翡翠”の鉱脈を発見し、
密かに採掘し、私腹を肥やしていたのだが。
退魔の力を有する”天衣翡翠”が封じていたのは
最恐の悪鬼、餓者髑髏だった。
しかし”天衣翡翠”がどんどん削られることにより
その内側に潜む餓者髑髏の力で破られてしまったのだ。
「餓者髑髏出現の報にともない
悪鬼や妖魔の数も格段に増加しております!」
レイオウの前に、八部衆が膝をついて報告する。
レイオウはうなずき、つぶやいた。
「やはり、あの説は本当なのかもしれないな」
近年、学者や研究者の間でささやかれている説とは、
”妖魔は人間の恐怖心から生まれたものであり
悪鬼の正体は悪意などの
ネガティブな思考が元になっている”
というものだった。
「ともかく被害が出る前に討つぞ!
すぐに向かうぞ!」
指示を出そうとするレイオウに、
衝撃のニュースが飛び込んでくる。
駆け込んできた使者が叫んだ。
「餓者髑髏は出現後、すぐに海中へ身を沈めたそうです!」
「見失ったのか?!」
レイオウに問われ、使者は首を横に振った。
「いいえ! ”鳥”が水中の陰を追尾しております。
しかし餓者髑髏は真っ直ぐに……
この帝都に向かっているそうです!」
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真夜中。
独りの部屋で、カアラはベッドに座り
ぼうぜんと虚空を見つめていた。
”私の婚約指輪は滑石で、
あの子はとびっきりのダイアモンド”
”私の結婚相手は脂ぎった中年のオッサンで、
あの子は最高のイケメン”
今までどんなにアイレンを陥れようとがんばっても
それが報われたことなどなかった。
まったく彼女を悲しませなかったどころか、
全部、自分に跳ね返ってきたのだ。
”いったい何なの?
どうしてこうなってしまったの?”
あの冴えないアイレンなんかより、
私の方がずっと可愛くて魅力的なのに。
ふと机の上に目をやると、
雑誌がたくさん積み重ねられている。
たくさんの素敵なドレス、バッグ、靴。
お洒落なアクセサリー、話題のスイーツ。
”私のために作られたようなデザインなのに。
誰よりも似合うはずなのに。
手に入れられないなんて”
我慢を知らないカアラは、もはや限界だった。
さらにカアラの母親がお茶に招いた夫人たちが
知りたくもない情報をカアラに知らせてくるのだ。
「ワタクシこの間、ジュエリーショップで
北王門家の御嫡男さまをお見掛けしましたの。
それはもう凛々しくてお美しくて。
希少なピジョンブラッドのルビーを購入されていたわ」
「私もドレスの採寸をしに行ったら、
あの方が可愛らしい婚約者様を連れていらしたのよ!
”好きなものを好きなだけ選ぶと良い”だって。
一度は言われてみたいですわよね」
「ええ、それもあんな素敵な方に、ね」
きゃあきゃあと笑い合う声を聞き
カアラは両手で耳を塞いで部屋に駆け込みたくなる。
アイレンがレイオウに溺愛される話なんて
聞いているだけで叫びたくなるほどイラつく。
でも、結婚式は目前に迫っている。
今もし断ったら、莫大なキャンセル代だけでなく
慰謝料まで払わなくてはならないのだ。
そうなったら、あの生活能力のない母と二人では
自分は生きてはいけないだろう。
もう、あのニヤニヤとよだれを垂らす20歳も上の男と
結婚するしかないのだろうか。
悲しみが吐き気に、それが猛烈な怒りに変わっていく。
”全部全部、アイレンが悪い”
小さなころから、あの従妹が嫌いだった。
自分と違って物欲が無く、執着もしないのは
たくさん持っていて恵まれているからだ。
カアラはそう思っていた。
”そんなのズルいじゃない!
私を羨んで欲しかった。
妬んで欲しかったのに。
私ばっかりがあの子に嫉妬してきたなんて”
しかし成長するにつれカアラは思い知った。
アイレンは持っていなくとも、
たとえ失ったとしても、
たいして気にしなかったのだ。
常に前向きで、誰に対しても平等で。
かといって真面目でおとなしいわけではなく
びっくりするほど突飛で、自由な人間だと。
他の誰より、カアラが最初に気が付いたのだ。
アイレンが”特別な人間”だということを。
真っ暗な闇の中、カアラの目だけがギラギラと光る。
そして憎しみと怒りに飲まれていく。
”もう嫌よ、こんな世界、ぶっ殺してやる。
全員、この世の全て、何もかも!
めちゃめちゃに汚して、
ぐちゃぐちゃに壊して……
そして消滅すれば良いのよ!”
絶望し世界を呪うカアラのところに、
何かがぞろぞろと集まりつつあった。
一匹…二匹……そして無数の何かが
窓の隙間やドアの下から忍び込んでくる。
自分の周囲に蠢く気配に、
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