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最終章 最後に愛は勝つ!? 婚約破談の危機に害虫駆除!
絶倫皇女、地獄の食事会に参加する
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あっという間に食事会の時間になった。
ダイニングホールでお父様とお母様、そして歳が一つ離れた妹が迎えてくれた。
皆、私に会えるのを楽しみにしてくれていたのか、ニコニコと嬉しそうに笑いかけてくれている。
私も家族に会えて嬉しい……けど、私が発情さえしていなかったらめちゃくちゃ喜んだんだけどね! 早く……早く、終わらせないと!
私は歯を食いしばりながら「お久しぶりです。お父様、お母様……」とドレスの裾を持ち上げ、震えながら頭を下げた。
私の姿を見た父・ハンスは「イングリッド……グスッ。すまぬ、私の可愛い娘よ。サンクチュアリ帝国なんかに嫁がせたのは私の判断ミスだ」と涙を流し始めたのだった。
「ソンナコトゴザイマセンッ……イングリッドハ、グレンサマト、イッショニナレテ、シアワセ––––ッんぅぅぅぅ!?」
突如、ピリピリとした甘い痺れが全身を襲う。喘ぎ声が出そうになったので、咄嗟に口を手で覆った。
「と、どうしたんだ……イングリッド?」
「な、なんでもごじゃいまひぇん……♡」
やばいわ……一歩動いただけでも変な声が出そう。
はしたなく「んぉぉぉぉッ♡」とか「あぁぁッ♡」とか言って、潮噴いてその場でお漏らししちゃいそうだわ!
お願いだから無事に終わって欲しい……。
そう思った次の瞬間––––。
「お姉様、会いたかったっ!」
「ッ!? んおぉぉぉぉッ––––♡」
妹のエリーナが真正面から私に抱き着いてきたせいで、全身を貫くような快感が私を襲い、普段出さないような野太い声がダイニングホールに反響する。
「お……お姉様?」
私の反応を見たエリーナが驚き、後ずさった。妹のすぐ後ろにいる両親に至っては呆然と私を見つめている。
ハッ……ま、まずい!!
私はすぐに正気に戻り「久しぶりね、エリー♡ 私もずっと会いたかったの♡」と半ば強引にハグをするが、ビクビクと全身に快感が走って、ポタポタと潮が内腿に伝い落ちていくのを感じた。
あ、危なかった……!
アンリの提案で下着に綿花を入れておいて正解だったわ。綿花を入れてなかったら、足元は潮の泉が出来て大惨事になっていた所だわ!
まずい……予想以上に敏感すぎる!
挨拶のハグをしただけでこの感度とは!
しかし、幸いにもこの場には家族だけしかいない。身体を触られる事はまずないはずなので、ホッと一安心である。
妹のエリーナが「お姉様、長旅の疲れがまだ癒やされていないのでは?」と私を心配してくれたが、私は手を左右に振った。
「そ、そんな事ないわ。私、もうお腹ペコペコ~~! さぁ、お父様もお母様も早く食べちゃいましょう!」
こうなったらやけくそだ!
早く食事を取って、聞きたい事を聞いて、部屋に戻る! よし、この作戦でいくぞ!
「その前にイングリッド、こっちを向いてちょうだい」
「ッ……なんでしょうか、お母様?」
冷厳な声がダイニングホールに響く。
目の前には私と同じ青い目でこちらを見つめる、母・マルグリッドがいた。
あちゃーー。私、何かやっちゃった?
何を言われるんだろう? もしかして、言葉遣いの事かなぁ? イングリッド姫に転生した後、一回厳しく注意されちゃったんだよね、トホホ……。
公の場ではクールな印象のマルグリッド。
マナーを重んじる母親ではあるが、どうか……どうか今日だけは許して欲しい。こっちはマナー云々どころじゃないんだ。
「……?」
あ、あれ……お母様が手を左右に広げた?
な、何をする気? もしかして、技をかけられたりするのかしら!?
ドキドキしながら母の返事を待っていると、小さな声で「……ズルい」と発したのだった。
「は、はい?」
「エリーだけズルい……お母様ともハグしましょう?」
「……えぇ?」
ぐぉぉぉぉ……このタイミングでハグゥゥゥゥ!?
そうだ、お母様ってたまーに娘に甘える時があるんだった!
う~~~~、お願いだから、今は話しかけないでくれッ! 私は今、膣を締めてないと潮をぶち撒けそうなんだよ!
「……インジー、ダメ?」
「ッ!!」
うん……潤んだ目で見つめられると断れないわ。母が甘える姿を見せるのは家族の前だけだから余計に。
「ん……んんぅぅ……ハグ、しましょう。お母様」
うぅ、確かにエリーナだけハグして、お母様とハグしないなんておかしいわよね。分かった……私、頑張るよ。気合入れてハグするわ、お母様。
私は腰を軽く落とした。
そして、両手をゆっくりと広げる。後は膣をギュッと締めてっと……よし、これで準備万端だ。
「お母様……来て下さいッ!!」
「うぅ……私の可愛い娘ぇぇぇぇぇぇーーーー♡ ずっとずっと会いたかったんだからぁぁぁぁぁぁーーーー♡」
真正面からバレーボールを詰め込んだかのような豊満な胸がバインバインと上下に揺れながら、こちらに向かってくる。
あっ––––、そうだ。お母様も巨乳だったわ。
そう思った時はもう遅かった。
あれは胸じゃない、凶器だ。側から見れば乳牛だろうが、今の私の目には突進してくる闘牛にしか見えなかった。
「愛してるわ、イングリッドーーーー♡ 何歳になっても貴方は私の可愛いベイビーよ♡」
お母様のハリのある豊満な胸にダイブした瞬間、私は感電したかのように身体が痙攣した。
「んぎゃああぁぁぁぁーーーー♡ ら、らめぇ……もっ、漏れちゃ………フンヌゥゥゥゥゥゥッ!」
駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ!
くぉぉぉぉ……家族の前で漏らす訳にはいかんのだ! これ以上、あのチラシ以上の痴態を晒してなるものか!
私は渾身の力を込めて膣を締め上げる。
その努力の甲斐があってなんとか漏らさずにはすんだが、お母様は追い討ちをかけるかのように私の頭を優しく撫でてきた。
「はぁ……いくつになっても可愛いわね♡ グレン皇太子殿下もこれくらい貴方の事を愛してくれてると良いんだけど♡」
「んおッ♡ んん……ハァハァ♡ も、もう十分過ぎるくらい愛されてます……私はグレン・シャルル・ブラッド・サンクチュアリのお嫁さんになりますぅぅ……あぁん♡」
それを聞いた父・ハンスはムスッとした表情に変わった。
「詳細は宰相から聞いたぞ。色狂いの皇子のせいであんなトラブルに巻き込まれたのだろう? そんな色んな女に手を出す男はやめて、別の人と結婚しなさい」
こらこらこら、ちょっと待て!
めっちゃ誤解されてるぅぅぅぅ! グレンは色狂いじゃないわ! それは少し前の話よ!
私が反論しようとすると母が助け舟を出してくれた。
「もう、あなたはすぐに頭に血が昇って周りが見えなくなるんだから! グレン皇太子殿下の事は宰相からしか聞いてないでしょう? ちゃんとイングリッドの話も聞いてあげなさいよ」
「お、お母様……」
お母様は笑顔で私にウィンクしてから、自分の椅子に座った。
「ほーら。皆、席に着いて! 食べながらイングリッドの話を聞いてあげましょうよ? エリーナもサンクチュアリ帝国の事とかグレン皇太子殿下の話を聞きたがっていたし……今日は家族水入らずで食事しましょう?」
お母様の言葉に各々頷き、席に着いたのだった。
ダイニングホールでお父様とお母様、そして歳が一つ離れた妹が迎えてくれた。
皆、私に会えるのを楽しみにしてくれていたのか、ニコニコと嬉しそうに笑いかけてくれている。
私も家族に会えて嬉しい……けど、私が発情さえしていなかったらめちゃくちゃ喜んだんだけどね! 早く……早く、終わらせないと!
私は歯を食いしばりながら「お久しぶりです。お父様、お母様……」とドレスの裾を持ち上げ、震えながら頭を下げた。
私の姿を見た父・ハンスは「イングリッド……グスッ。すまぬ、私の可愛い娘よ。サンクチュアリ帝国なんかに嫁がせたのは私の判断ミスだ」と涙を流し始めたのだった。
「ソンナコトゴザイマセンッ……イングリッドハ、グレンサマト、イッショニナレテ、シアワセ––––ッんぅぅぅぅ!?」
突如、ピリピリとした甘い痺れが全身を襲う。喘ぎ声が出そうになったので、咄嗟に口を手で覆った。
「と、どうしたんだ……イングリッド?」
「な、なんでもごじゃいまひぇん……♡」
やばいわ……一歩動いただけでも変な声が出そう。
はしたなく「んぉぉぉぉッ♡」とか「あぁぁッ♡」とか言って、潮噴いてその場でお漏らししちゃいそうだわ!
お願いだから無事に終わって欲しい……。
そう思った次の瞬間––––。
「お姉様、会いたかったっ!」
「ッ!? んおぉぉぉぉッ––––♡」
妹のエリーナが真正面から私に抱き着いてきたせいで、全身を貫くような快感が私を襲い、普段出さないような野太い声がダイニングホールに反響する。
「お……お姉様?」
私の反応を見たエリーナが驚き、後ずさった。妹のすぐ後ろにいる両親に至っては呆然と私を見つめている。
ハッ……ま、まずい!!
私はすぐに正気に戻り「久しぶりね、エリー♡ 私もずっと会いたかったの♡」と半ば強引にハグをするが、ビクビクと全身に快感が走って、ポタポタと潮が内腿に伝い落ちていくのを感じた。
あ、危なかった……!
アンリの提案で下着に綿花を入れておいて正解だったわ。綿花を入れてなかったら、足元は潮の泉が出来て大惨事になっていた所だわ!
まずい……予想以上に敏感すぎる!
挨拶のハグをしただけでこの感度とは!
しかし、幸いにもこの場には家族だけしかいない。身体を触られる事はまずないはずなので、ホッと一安心である。
妹のエリーナが「お姉様、長旅の疲れがまだ癒やされていないのでは?」と私を心配してくれたが、私は手を左右に振った。
「そ、そんな事ないわ。私、もうお腹ペコペコ~~! さぁ、お父様もお母様も早く食べちゃいましょう!」
こうなったらやけくそだ!
早く食事を取って、聞きたい事を聞いて、部屋に戻る! よし、この作戦でいくぞ!
「その前にイングリッド、こっちを向いてちょうだい」
「ッ……なんでしょうか、お母様?」
冷厳な声がダイニングホールに響く。
目の前には私と同じ青い目でこちらを見つめる、母・マルグリッドがいた。
あちゃーー。私、何かやっちゃった?
何を言われるんだろう? もしかして、言葉遣いの事かなぁ? イングリッド姫に転生した後、一回厳しく注意されちゃったんだよね、トホホ……。
公の場ではクールな印象のマルグリッド。
マナーを重んじる母親ではあるが、どうか……どうか今日だけは許して欲しい。こっちはマナー云々どころじゃないんだ。
「……?」
あ、あれ……お母様が手を左右に広げた?
な、何をする気? もしかして、技をかけられたりするのかしら!?
ドキドキしながら母の返事を待っていると、小さな声で「……ズルい」と発したのだった。
「は、はい?」
「エリーだけズルい……お母様ともハグしましょう?」
「……えぇ?」
ぐぉぉぉぉ……このタイミングでハグゥゥゥゥ!?
そうだ、お母様ってたまーに娘に甘える時があるんだった!
う~~~~、お願いだから、今は話しかけないでくれッ! 私は今、膣を締めてないと潮をぶち撒けそうなんだよ!
「……インジー、ダメ?」
「ッ!!」
うん……潤んだ目で見つめられると断れないわ。母が甘える姿を見せるのは家族の前だけだから余計に。
「ん……んんぅぅ……ハグ、しましょう。お母様」
うぅ、確かにエリーナだけハグして、お母様とハグしないなんておかしいわよね。分かった……私、頑張るよ。気合入れてハグするわ、お母様。
私は腰を軽く落とした。
そして、両手をゆっくりと広げる。後は膣をギュッと締めてっと……よし、これで準備万端だ。
「お母様……来て下さいッ!!」
「うぅ……私の可愛い娘ぇぇぇぇぇぇーーーー♡ ずっとずっと会いたかったんだからぁぁぁぁぁぁーーーー♡」
真正面からバレーボールを詰め込んだかのような豊満な胸がバインバインと上下に揺れながら、こちらに向かってくる。
あっ––––、そうだ。お母様も巨乳だったわ。
そう思った時はもう遅かった。
あれは胸じゃない、凶器だ。側から見れば乳牛だろうが、今の私の目には突進してくる闘牛にしか見えなかった。
「愛してるわ、イングリッドーーーー♡ 何歳になっても貴方は私の可愛いベイビーよ♡」
お母様のハリのある豊満な胸にダイブした瞬間、私は感電したかのように身体が痙攣した。
「んぎゃああぁぁぁぁーーーー♡ ら、らめぇ……もっ、漏れちゃ………フンヌゥゥゥゥゥゥッ!」
駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ!
くぉぉぉぉ……家族の前で漏らす訳にはいかんのだ! これ以上、あのチラシ以上の痴態を晒してなるものか!
私は渾身の力を込めて膣を締め上げる。
その努力の甲斐があってなんとか漏らさずにはすんだが、お母様は追い討ちをかけるかのように私の頭を優しく撫でてきた。
「はぁ……いくつになっても可愛いわね♡ グレン皇太子殿下もこれくらい貴方の事を愛してくれてると良いんだけど♡」
「んおッ♡ んん……ハァハァ♡ も、もう十分過ぎるくらい愛されてます……私はグレン・シャルル・ブラッド・サンクチュアリのお嫁さんになりますぅぅ……あぁん♡」
それを聞いた父・ハンスはムスッとした表情に変わった。
「詳細は宰相から聞いたぞ。色狂いの皇子のせいであんなトラブルに巻き込まれたのだろう? そんな色んな女に手を出す男はやめて、別の人と結婚しなさい」
こらこらこら、ちょっと待て!
めっちゃ誤解されてるぅぅぅぅ! グレンは色狂いじゃないわ! それは少し前の話よ!
私が反論しようとすると母が助け舟を出してくれた。
「もう、あなたはすぐに頭に血が昇って周りが見えなくなるんだから! グレン皇太子殿下の事は宰相からしか聞いてないでしょう? ちゃんとイングリッドの話も聞いてあげなさいよ」
「お、お母様……」
お母様は笑顔で私にウィンクしてから、自分の椅子に座った。
「ほーら。皆、席に着いて! 食べながらイングリッドの話を聞いてあげましょうよ? エリーナもサンクチュアリ帝国の事とかグレン皇太子殿下の話を聞きたがっていたし……今日は家族水入らずで食事しましょう?」
お母様の言葉に各々頷き、席に着いたのだった。
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