20 / 38
第5章 若い子に嫉妬してるだなんて、絶対誰にも知られたくない!
第20話 ちゃんと覚えてください(※)
「アナタって人は……っ!」
唸るように言ったサイラスくんが、私の胸に噛み付いた。あっという間にブラのホックを外されて、乳首を口に含まれる。
「あっ、それ、きもちい……!」
「かわいい。かわいい。ボクの、エミリーさん」
「んっ、あっ、あぁ」
そして、いつの間にか自分の前をくつろげたらしい。ショーツをずらしただけのソコに、熱いものが押し付けられる。
「腰、そのまま落として」
「え」
「ボクが、支えてますから」
腰を落とせばどうなるのか、そんなのは聞くまでもないことだ。戸惑ったのは一瞬のことで、私はゆっくりと腰を落とした。
我慢できないのは、私の方なのだ。
「んっ、んっ、はぁっ」
「んっ、上手。そのまま、奥まで挿れちゃいましょう」
「あっ、んっ、でも、こわい……」
「だいじょうぶ」
サイラスくんが私の耳元で囁きながら、耳朶を舐める。
「あぁあああああっ!!!!」
耳朶を噛まれた瞬間、身体の全ての力が抜けて。一気に奥まで挿入してしまった。逞しい肉棒の先端が奥に当たって、私の身体がビクビクと震える。愛液が溢れ出して、サイラスくんの腹をビチャビチャに濡らしてしまった。
「あっ、あぁ」
「んっ、また、挿れただけでイッちゃいましたね」
「んっ、あ、あぁぁっ」
言いながらも、サイラスくんがゆるゆると腰を突き上げてくる。さらに両方の乳首をぎゅうっと摘まれて、思わず私の身体が仰け反った。
「ああああっ!」
「かわいい。かわいい」
「あっ、あ、んっ!」
「次は、エミリーさんが動いてくださいね」
「つ、ぎ……?」
「また、上に乗ってくれますよね?」
「んっ」
「その時は、エミリーさんが動くんです。だから、覚えてください」
「おぼえる?」
「どこがっ、きもちいのかっ!」
「あああああっ!」
ひときは大きくグラインドしたサイラスくんの腰が強く打ち付けられて、最奥を突き上げられた。
「どんな風に動いたら、きもちいいのかっ」
「あん、あっ、あ、んぅっ!」
「覚えてください」
「んっ」
「ふふふ。かわいい。今日は、ボクのことひんひん言わせたかったんでしょ?」
(また、お見通し……!)
「それなのに、結局自分がひんひん泣いちゃってるのっ……!」
「あっ、あっ、あぁっ、あん! あん!」
「最高に、かわいいです……!」
激しく出し入れされて、視界がチカチカと爆ぜる。
「あっ、あっ、イクっ! イクイクイクっ」
「はっ、うっ、イッてください。ボクので、イッてください……!」
「あ、イクイク! あっ、あああ、イクぅぅぅぅあああっっ!!!!」
強く抱きしめられると同時に、彼の熱が私の中で弾ける。2週間ぶりの感触に、私の身体がビクビクと歓喜に震えた。
「はっ、はっ」
「んっ、ふっ、はっ、んんっ」
繋がったままで、ぎゅうっと抱き合う。
「エミリーさん」
「ん」
「ボク、幸せです」
そっとサイラスくんの顔を伺うと、トロンと嬉しそうに微笑んでいた。
「エミリーさんが、嫉妬してくれた」
「嫉妬……、ヤキモチってこと?」
「違うんですか?」
「え……?」
「だって、ボクがリ……、聖女様の名前を呼んだり手をつないだりしたから」
サイラスくんは彼女の名前を呼びそうになって慌てて訂正した。その様子に、また一つ私の胸が熱くなる。
「だから、怒ってたんでしょ?」
「そうなの、かな」
「そうだと思います」
「……そっか。私、嫉妬してた、んだ……っ!」
ようやくそれに気付いて、私の顔に熱が集まる。
(恥ずかしい……! 若い子に嫉妬して、お仕置きだとか言い出して、そのくせ結局手も足も出なかったなんて)
目も当てられないとは、まさにこのこと。
「かわいい」
「やめて……」
「はい」
サイラスくんがうっとりと微笑むので、私はその視線から逃れるように再び彼の胸に顔を埋めた。
(若い子に嫉妬してるだなんて情けないところ、絶対知られたくなかった……!)
「そういえば、まだ言ってませんでしたね」
「え?」
「ただいま」
「ん。おかえり」
その後は、まあ、いつも通りである。
* * *
「寝不足ですか、エミリーさん」
翌日出勤すると、クレアちゃんが不機嫌を隠しもせずに言った。
「そ、そんなことないよ」
「……今月号の『en・en』も、役に立ちましたね」
「……」
これには沈黙をもって返事をした。昨夜、私とサイラスくんの間で何があったのか、彼女にはお見通しのようだ。
「ランドル課長、許しちゃったんですね」
「殴られてはいたけど」
「そんなんじゃ足りませんよ。エミリーさんの前で、あんな態度……!」
「それも事情があったみたいだし」
「ふーん。……ちょっと余裕が出てきましたね、エミリーさん」
「え?」
「愛されてるんですね」
問われて、私の頬が真っ赤に染まった。これでは、肯定しているのと同じだ。
「最高です! グーです!」
親指を立てたクレアちゃん。その様子に、ようやく日常が戻ってきたことを感じた。
「仕事するわよ」
「はい!」
今日は二人で受付業務だ。課長たちは例の魔王復活疑惑のため、周辺の町のギルドとの合同会議に出かけている。しばらくは多忙になるだろう。
「しばらくは、クエストの優先順位査定を厳しくしないとね」
「はい。発注先パーティーの階級分けも、いつも以上にしっかりと、ですね」
「そう。効率よく回せるように、頑張りましょう」
「はい」
クレアちゃんとそんな話をしていると、
──ギィ、カランカラン。
さっそく今日の朝一番の客が来た。30歳くらいの、無精髭を生やした冒険者だ。初めて見る顔なので、新規の冒険者登録だろう。まっすぐに私の窓口に来て、足を止めた。
「よう」
やけに親しげに話しかけてくるので、もしかして知っている冒険者だっただろうかと首を傾げた。しかし、どれだけ記憶を探っても名前すら思い出せない。やはり初対面だろうと結論づけて、私はいつも通りにニコリと微笑んだ。
「おはようございます。ご用件をお伺いします」
「なんだよ、他人行儀だな」
「はい?」
不穏な空気に、クレアちゃんや他の職員がこちらを見ている。
「自分のダンナの顔、忘れちまったのかよ。エミリー」
「はぁぁぁ⁉」
全職員の絶叫が、こだました。
唸るように言ったサイラスくんが、私の胸に噛み付いた。あっという間にブラのホックを外されて、乳首を口に含まれる。
「あっ、それ、きもちい……!」
「かわいい。かわいい。ボクの、エミリーさん」
「んっ、あっ、あぁ」
そして、いつの間にか自分の前をくつろげたらしい。ショーツをずらしただけのソコに、熱いものが押し付けられる。
「腰、そのまま落として」
「え」
「ボクが、支えてますから」
腰を落とせばどうなるのか、そんなのは聞くまでもないことだ。戸惑ったのは一瞬のことで、私はゆっくりと腰を落とした。
我慢できないのは、私の方なのだ。
「んっ、んっ、はぁっ」
「んっ、上手。そのまま、奥まで挿れちゃいましょう」
「あっ、んっ、でも、こわい……」
「だいじょうぶ」
サイラスくんが私の耳元で囁きながら、耳朶を舐める。
「あぁあああああっ!!!!」
耳朶を噛まれた瞬間、身体の全ての力が抜けて。一気に奥まで挿入してしまった。逞しい肉棒の先端が奥に当たって、私の身体がビクビクと震える。愛液が溢れ出して、サイラスくんの腹をビチャビチャに濡らしてしまった。
「あっ、あぁ」
「んっ、また、挿れただけでイッちゃいましたね」
「んっ、あ、あぁぁっ」
言いながらも、サイラスくんがゆるゆると腰を突き上げてくる。さらに両方の乳首をぎゅうっと摘まれて、思わず私の身体が仰け反った。
「ああああっ!」
「かわいい。かわいい」
「あっ、あ、んっ!」
「次は、エミリーさんが動いてくださいね」
「つ、ぎ……?」
「また、上に乗ってくれますよね?」
「んっ」
「その時は、エミリーさんが動くんです。だから、覚えてください」
「おぼえる?」
「どこがっ、きもちいのかっ!」
「あああああっ!」
ひときは大きくグラインドしたサイラスくんの腰が強く打ち付けられて、最奥を突き上げられた。
「どんな風に動いたら、きもちいいのかっ」
「あん、あっ、あ、んぅっ!」
「覚えてください」
「んっ」
「ふふふ。かわいい。今日は、ボクのことひんひん言わせたかったんでしょ?」
(また、お見通し……!)
「それなのに、結局自分がひんひん泣いちゃってるのっ……!」
「あっ、あっ、あぁっ、あん! あん!」
「最高に、かわいいです……!」
激しく出し入れされて、視界がチカチカと爆ぜる。
「あっ、あっ、イクっ! イクイクイクっ」
「はっ、うっ、イッてください。ボクので、イッてください……!」
「あ、イクイク! あっ、あああ、イクぅぅぅぅあああっっ!!!!」
強く抱きしめられると同時に、彼の熱が私の中で弾ける。2週間ぶりの感触に、私の身体がビクビクと歓喜に震えた。
「はっ、はっ」
「んっ、ふっ、はっ、んんっ」
繋がったままで、ぎゅうっと抱き合う。
「エミリーさん」
「ん」
「ボク、幸せです」
そっとサイラスくんの顔を伺うと、トロンと嬉しそうに微笑んでいた。
「エミリーさんが、嫉妬してくれた」
「嫉妬……、ヤキモチってこと?」
「違うんですか?」
「え……?」
「だって、ボクがリ……、聖女様の名前を呼んだり手をつないだりしたから」
サイラスくんは彼女の名前を呼びそうになって慌てて訂正した。その様子に、また一つ私の胸が熱くなる。
「だから、怒ってたんでしょ?」
「そうなの、かな」
「そうだと思います」
「……そっか。私、嫉妬してた、んだ……っ!」
ようやくそれに気付いて、私の顔に熱が集まる。
(恥ずかしい……! 若い子に嫉妬して、お仕置きだとか言い出して、そのくせ結局手も足も出なかったなんて)
目も当てられないとは、まさにこのこと。
「かわいい」
「やめて……」
「はい」
サイラスくんがうっとりと微笑むので、私はその視線から逃れるように再び彼の胸に顔を埋めた。
(若い子に嫉妬してるだなんて情けないところ、絶対知られたくなかった……!)
「そういえば、まだ言ってませんでしたね」
「え?」
「ただいま」
「ん。おかえり」
その後は、まあ、いつも通りである。
* * *
「寝不足ですか、エミリーさん」
翌日出勤すると、クレアちゃんが不機嫌を隠しもせずに言った。
「そ、そんなことないよ」
「……今月号の『en・en』も、役に立ちましたね」
「……」
これには沈黙をもって返事をした。昨夜、私とサイラスくんの間で何があったのか、彼女にはお見通しのようだ。
「ランドル課長、許しちゃったんですね」
「殴られてはいたけど」
「そんなんじゃ足りませんよ。エミリーさんの前で、あんな態度……!」
「それも事情があったみたいだし」
「ふーん。……ちょっと余裕が出てきましたね、エミリーさん」
「え?」
「愛されてるんですね」
問われて、私の頬が真っ赤に染まった。これでは、肯定しているのと同じだ。
「最高です! グーです!」
親指を立てたクレアちゃん。その様子に、ようやく日常が戻ってきたことを感じた。
「仕事するわよ」
「はい!」
今日は二人で受付業務だ。課長たちは例の魔王復活疑惑のため、周辺の町のギルドとの合同会議に出かけている。しばらくは多忙になるだろう。
「しばらくは、クエストの優先順位査定を厳しくしないとね」
「はい。発注先パーティーの階級分けも、いつも以上にしっかりと、ですね」
「そう。効率よく回せるように、頑張りましょう」
「はい」
クレアちゃんとそんな話をしていると、
──ギィ、カランカラン。
さっそく今日の朝一番の客が来た。30歳くらいの、無精髭を生やした冒険者だ。初めて見る顔なので、新規の冒険者登録だろう。まっすぐに私の窓口に来て、足を止めた。
「よう」
やけに親しげに話しかけてくるので、もしかして知っている冒険者だっただろうかと首を傾げた。しかし、どれだけ記憶を探っても名前すら思い出せない。やはり初対面だろうと結論づけて、私はいつも通りにニコリと微笑んだ。
「おはようございます。ご用件をお伺いします」
「なんだよ、他人行儀だな」
「はい?」
不穏な空気に、クレアちゃんや他の職員がこちらを見ている。
「自分のダンナの顔、忘れちまったのかよ。エミリー」
「はぁぁぁ⁉」
全職員の絶叫が、こだました。
あなたにおすすめの小説
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた
狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている
いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった
そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた
しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた
当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった
この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
【完結】 契約が終わったら静かにお引き取りくださいと言ったのはあなたなのに執着しないでください
紬あおい
恋愛
「あなたとは二年間の契約婚です。満了の際は静かにお引き取りください。」
そう言ったのはあなたです。
お言葉通り、今日私はここを出て行きます。
なのに、どうして離してくれないのですか!?
すったもんだアリアリのクライスとファニア。
見守る義両親、騎士、山羊。
くすっと笑えるお話の…筈…?
山羊のポトちゃんが活躍する場面もお楽しみいただけますと幸いです。
【完結】 君を愛せないと言われたので「あーそーですか」とやり過ごしてみたら執着されたんですが!?
紬あおい
恋愛
誰が見ても家格の釣り合わない婚約者同士。
「君を愛せない」と宣言されたので、適当に「あーそーですか」とやり過ごしてみたら…?
眉目秀麗な筈のレリウスが、実は執着溺愛男子で、あまりのギャップに気持ちが追い付かない平凡なリリンス。
そんな2人が心を通わせ、無事に結婚出来るのか?
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
抱かれたい騎士No.1と抱かれたく無い騎士No.1に溺愛されてます。どうすればいいでしょうか!?
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
ヴァンクリーフ騎士団には見目麗しい抱かれたい男No.1と、絶対零度の鋭い視線を持つ抱かれたく無い男No.1いる。
そんな騎士団の寮の厨房で働くジュリアは何故かその2人のお世話係に任命されてしまう。どうして!?
貧乏男爵令嬢ですが、家の借金返済の為に、頑張って働きますっ!