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第6章・ミュラーゼン連合王国と、王位継承者と
第272話・深夜の来訪者は、ただの暴漢……ではないですよね。
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メルセデス夫人の別荘から戻った日の夜。
明日に備えて最後の発注確認を終えたのち、私たちは早々にベッドに潜り込むことにしました。
朝一でペルソナさんが荷物を届けてくれますので、まさか寝不足の顔で出迎えるなんてことは乙女としてあってはいけないこと。
「うん、まあ、恋する乙女の身だしなみ……っていうところかしら?」
「はぁ、あのですね、私とペルソナさんは、そういう関係では……まだ……ないと思いますけれど、どうなのでしょうか?」
私は少なからずペルソナさんに好意を持っています。
そしてペルソナさんも、私の気持ちは知っているはず……ただ、それ以上の進展は特にありませんけれど、今の、このバランスが非常に心地よくてですね。
いずれは自分の気持ちにはっきりとけじめをつける必要があると思いますけれど、それはまだ……じゃないですよね。ええ、そう思っていると、気のせいか顔が熱く火照って来たようにも感じます。
「あっはっは。まあ、クリス店長がそれでいいのなら、別にいいんじゃない? もっとも、貴族家の子女としては、デビュタントも終えている以上は、早くいい人を見つけて嫁がないと親不孝って言われますわよ。まあ、人のことは言えませんけれどね」
「はぁ……フェイ―ル商店に勤めると嫁ぎ遅れる……なんていう風評被害が出ないように頑張りましょう」
「……ふぁぁぁぁぁぁ」
あらら、キリコさんが大きなあくび。
どうやらもうお眠のようですので、とっとと寝ることにしましょう。
机の上のランプを消して、あとはベッドに戻って静かに……。
うん、さっきのクレアさんの話のせいで、少し目が冴えてしまったじゃないですか。
目を閉じて、頭の中でメリメリ羊の数を数えると眠くなるという言い伝えがありますので、それを試してみますか。
メリメリ羊が一匹……メリメリ羊が二匹……
………
……
…
メリメリ羊2558匹は、10232キロの羊毛、キロ単価銀貨2枚で20464枚……メリメリ羊2559匹は、10236キロの羊毛……
はて。私はメリメリ羊の数を数えていたはずなのですが、いつのまにか一頭からとれる羊毛の重さと、それの卸価格の計算まで始めています。
「はぁ。完全に目が覚めてしまいましたわね……」
――ゴトッ
小さく布団の中で呟きますと、ふと、誰かが部屋の中に吐いてきたような音が。
まあ、クレアさんが喉が渇いたので食堂に向かったとか、そんな感じかもしれませんね。
そう思って布団から頭を出した時。
――ドゴォッ
私の頭の真横に、なにかが振り下ろされました。
ええ、明らかに頭を狙って何かが叩きつけられた感じです。
「誰ですか!」
慌ててベッドから飛び起きますと、ベッドわきに覆面をした人物が一人。
棍棒のようなものを持って、無言のまま私に向かって振り下ろしてきました。
「……」
「クレアさん、キリコさん、起きてください! 暴漢です!!」
「暴漢っっ!!」
クレアさんは素早くベッドから跳ね起き、私のいる方を向き直っているようです。
そしてキリコさんは……。
「月の精霊よ、この部屋を照らしたまえ……月光球だコン!」
――カッ!
素早く呪文詠唱をするキリコさん。
その瞬間、室内が明るめの月光に包まれ、暴漢の姿をはっきりと映し出しました。
そして。
「泥棒だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
クレアさんが全力で叫びます。
すると暴漢はチッ、と舌打ちしたのち、部屋の外に向かって走っていきましたが。
「逃がさないコン……絡め蔦《バインド》だコン!」」
――シュルルルッ
キリコさんが何かを詠唱、その瞬間、木の床から大量の蔦が飛び出し、暴漢の脚を絡め取りました。
そのまま前のめりになって倒れる暴漢と、ナイスタイミングで駆けつけてきた宿の警備員。
「うおっ、これはまた、典型的な物盗りだな……」
「いえ、私が眠っていた時、頭に向かって棍棒を振り落としてきました! あのベッドをご覧ください」
このまま物盗り程度で捕まえられてなるものですか。
私は殺されかかったのですからね。
しっかりと壊れかかったベッドを指さしますと、警備員はそれを見て頷きます。
「それじゃあ、殺人未遂っていうことで、騎士団詰所にぶち込んでもらうか」
「どれ、その面を拝ませてもらおうじゃないか……」
警備員のしっかりと取り押さえられ、さらに覆面まで引き剥がされる。
すると、目つきの悪い青年の顔が現れました。
まあ、ここで何を聞いても答えるはず鬼ありませんけれど、私が襲われた理由ぐらいは聞きたいものですよね。
「どうして私を襲ったのですか!!」
「へっへっへっ……さあね。そんなことを教えるはずはないよな……」
「まあ、そうですわよね。ということで、この人は騎士団詰所までお願いします。私は旅人ですので、この国の法についてはらないのですが。殺人未遂って、どの程度の罪ですか?」
「殺人は成否にかかわらず労働奴隷だな。刑期が長いか短いか、その程度だが……大抵は北部の鉱山に送られて終わりだ」
そう警備員の方が告げても、暴漢はヘラヘラと笑っていますが。
なんでしょうか、この余裕は。
そう思っていますと、クレアさんが前に出て、警備員に話しかけました。
「すいませんけれど、朝一番で郊外のアスパッハ辺境伯邸まで使いを出していただけますか? 取引相手であるフェイール商店の店長が暴漢に襲われたと。そのうえで、辺境伯さまにこの件についての取り調べをお願いしたいとお伝えください」
にこやかに告げるクレアさん。
すると、先ほどまで余裕の笑みを浮かべていた暴漢の顔色がサーッと真っ青になりました。
「ちょ、ちょっと待て、この手を放せ!! とっとと放しやがれっ!」
先ほどまでの余裕は無くなり、今は護衛の手を逃れようとじたばたと暴れ始めました。
ああ、なるほど、そういうことですか。
彼を雇っていた何ものかは、騎士団詰所やそこの関係者にツテとかコネがあるのですね。
それで捕まったところで、なんだかんだと言い訳を付けて釈放されると。
でも、この地を治める辺境伯が出てくるとなると話は別と。
大方、辺境伯よりも格下の貴族か、その関係者に雇われたというところでしょう。
「はっはっはっ。それはできないな。おい、朝一で辺境伯の元に伝令を走らせろ。それまでは、ここの空き部屋にでも入って貰おうかな。幸いなことに、身分の高い方専用の部屋が空いている。そこはいいぞ、守りは厳重でな、ちょっとやそっとでは壁を破壊することなどできないからな」
ああ、気のせいかしれませんが、ここの警備員の方って、すごく手慣れていますわね。
まるで、この程度の騒ぎなど日常茶飯事といった感じに。
「いてぇ……わかった、歩く、歩くから腕を捻るなぁぁ」
絶叫を上げつつ、暴漢が部屋の外に連れ出されます。
しかし、どうやって私の部屋に侵入したのでしょうか。
しっかりと鍵はかけてあったのに、それが判らないと安心して眠れませんわね。
「ははぁ……クリス店長、ここの宿で暴漢に手引きした奴がいると思うわよ。ほら」
暴漢が倒れていた場所。
そこには、鍵束が転がっていました。
おそらくは部屋の合鍵なのでしょう、そんなものを暴漢が持っているはずがありません。
ということは、共犯者が宿にいると……。
私は急いで部屋からでますと、連れ出され会談に向かっている警備員たちに声を掛けます。
「すいません、そこの男は、この部屋の合鍵を持っていました! これって、誰が管理しているのでしょうか?」
ジャラッと鍵束を警備員さんたちに見せますと、私の言いたいことが理解できたようで一人の警備員が階段を走って降りていきました。
ああ、やっぱり宿の従業員の誰かが共犯者ということですか。
「なるほどなぁ……時折、宿泊客の荷物が盗まれているっていう事件が起きていたのは、こういうことか……ここ最近は静かだったのだが、どうやらお前たちが犯人のようだな」
「し、知らねぇ、泥棒なんて俺は知らねぇ……」
「はいはい、泥棒っていうのは、そうやって自分の罪については否定するんだよなぁ……明日が楽しみだな。この辺境伯領の拷問官は凄腕らしいからなぁ……」
「ヒィッ!!」
ああっ、悲鳴を上げて階段を下りていく警備員さんたち。
そして入れ違いに宿のおかみさんが駆けあがってきました。
どうやら先に走って降りていった警備員さんに、話を聞いたようです。
なにはともあれ、これでようやく静かに眠れるっということですよね。
出来れば、部屋も替えて頂けると嬉しいのですけれどね。
明日に備えて最後の発注確認を終えたのち、私たちは早々にベッドに潜り込むことにしました。
朝一でペルソナさんが荷物を届けてくれますので、まさか寝不足の顔で出迎えるなんてことは乙女としてあってはいけないこと。
「うん、まあ、恋する乙女の身だしなみ……っていうところかしら?」
「はぁ、あのですね、私とペルソナさんは、そういう関係では……まだ……ないと思いますけれど、どうなのでしょうか?」
私は少なからずペルソナさんに好意を持っています。
そしてペルソナさんも、私の気持ちは知っているはず……ただ、それ以上の進展は特にありませんけれど、今の、このバランスが非常に心地よくてですね。
いずれは自分の気持ちにはっきりとけじめをつける必要があると思いますけれど、それはまだ……じゃないですよね。ええ、そう思っていると、気のせいか顔が熱く火照って来たようにも感じます。
「あっはっは。まあ、クリス店長がそれでいいのなら、別にいいんじゃない? もっとも、貴族家の子女としては、デビュタントも終えている以上は、早くいい人を見つけて嫁がないと親不孝って言われますわよ。まあ、人のことは言えませんけれどね」
「はぁ……フェイ―ル商店に勤めると嫁ぎ遅れる……なんていう風評被害が出ないように頑張りましょう」
「……ふぁぁぁぁぁぁ」
あらら、キリコさんが大きなあくび。
どうやらもうお眠のようですので、とっとと寝ることにしましょう。
机の上のランプを消して、あとはベッドに戻って静かに……。
うん、さっきのクレアさんの話のせいで、少し目が冴えてしまったじゃないですか。
目を閉じて、頭の中でメリメリ羊の数を数えると眠くなるという言い伝えがありますので、それを試してみますか。
メリメリ羊が一匹……メリメリ羊が二匹……
………
……
…
メリメリ羊2558匹は、10232キロの羊毛、キロ単価銀貨2枚で20464枚……メリメリ羊2559匹は、10236キロの羊毛……
はて。私はメリメリ羊の数を数えていたはずなのですが、いつのまにか一頭からとれる羊毛の重さと、それの卸価格の計算まで始めています。
「はぁ。完全に目が覚めてしまいましたわね……」
――ゴトッ
小さく布団の中で呟きますと、ふと、誰かが部屋の中に吐いてきたような音が。
まあ、クレアさんが喉が渇いたので食堂に向かったとか、そんな感じかもしれませんね。
そう思って布団から頭を出した時。
――ドゴォッ
私の頭の真横に、なにかが振り下ろされました。
ええ、明らかに頭を狙って何かが叩きつけられた感じです。
「誰ですか!」
慌ててベッドから飛び起きますと、ベッドわきに覆面をした人物が一人。
棍棒のようなものを持って、無言のまま私に向かって振り下ろしてきました。
「……」
「クレアさん、キリコさん、起きてください! 暴漢です!!」
「暴漢っっ!!」
クレアさんは素早くベッドから跳ね起き、私のいる方を向き直っているようです。
そしてキリコさんは……。
「月の精霊よ、この部屋を照らしたまえ……月光球だコン!」
――カッ!
素早く呪文詠唱をするキリコさん。
その瞬間、室内が明るめの月光に包まれ、暴漢の姿をはっきりと映し出しました。
そして。
「泥棒だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
クレアさんが全力で叫びます。
すると暴漢はチッ、と舌打ちしたのち、部屋の外に向かって走っていきましたが。
「逃がさないコン……絡め蔦《バインド》だコン!」」
――シュルルルッ
キリコさんが何かを詠唱、その瞬間、木の床から大量の蔦が飛び出し、暴漢の脚を絡め取りました。
そのまま前のめりになって倒れる暴漢と、ナイスタイミングで駆けつけてきた宿の警備員。
「うおっ、これはまた、典型的な物盗りだな……」
「いえ、私が眠っていた時、頭に向かって棍棒を振り落としてきました! あのベッドをご覧ください」
このまま物盗り程度で捕まえられてなるものですか。
私は殺されかかったのですからね。
しっかりと壊れかかったベッドを指さしますと、警備員はそれを見て頷きます。
「それじゃあ、殺人未遂っていうことで、騎士団詰所にぶち込んでもらうか」
「どれ、その面を拝ませてもらおうじゃないか……」
警備員のしっかりと取り押さえられ、さらに覆面まで引き剥がされる。
すると、目つきの悪い青年の顔が現れました。
まあ、ここで何を聞いても答えるはず鬼ありませんけれど、私が襲われた理由ぐらいは聞きたいものですよね。
「どうして私を襲ったのですか!!」
「へっへっへっ……さあね。そんなことを教えるはずはないよな……」
「まあ、そうですわよね。ということで、この人は騎士団詰所までお願いします。私は旅人ですので、この国の法についてはらないのですが。殺人未遂って、どの程度の罪ですか?」
「殺人は成否にかかわらず労働奴隷だな。刑期が長いか短いか、その程度だが……大抵は北部の鉱山に送られて終わりだ」
そう警備員の方が告げても、暴漢はヘラヘラと笑っていますが。
なんでしょうか、この余裕は。
そう思っていますと、クレアさんが前に出て、警備員に話しかけました。
「すいませんけれど、朝一番で郊外のアスパッハ辺境伯邸まで使いを出していただけますか? 取引相手であるフェイール商店の店長が暴漢に襲われたと。そのうえで、辺境伯さまにこの件についての取り調べをお願いしたいとお伝えください」
にこやかに告げるクレアさん。
すると、先ほどまで余裕の笑みを浮かべていた暴漢の顔色がサーッと真っ青になりました。
「ちょ、ちょっと待て、この手を放せ!! とっとと放しやがれっ!」
先ほどまでの余裕は無くなり、今は護衛の手を逃れようとじたばたと暴れ始めました。
ああ、なるほど、そういうことですか。
彼を雇っていた何ものかは、騎士団詰所やそこの関係者にツテとかコネがあるのですね。
それで捕まったところで、なんだかんだと言い訳を付けて釈放されると。
でも、この地を治める辺境伯が出てくるとなると話は別と。
大方、辺境伯よりも格下の貴族か、その関係者に雇われたというところでしょう。
「はっはっはっ。それはできないな。おい、朝一で辺境伯の元に伝令を走らせろ。それまでは、ここの空き部屋にでも入って貰おうかな。幸いなことに、身分の高い方専用の部屋が空いている。そこはいいぞ、守りは厳重でな、ちょっとやそっとでは壁を破壊することなどできないからな」
ああ、気のせいかしれませんが、ここの警備員の方って、すごく手慣れていますわね。
まるで、この程度の騒ぎなど日常茶飯事といった感じに。
「いてぇ……わかった、歩く、歩くから腕を捻るなぁぁ」
絶叫を上げつつ、暴漢が部屋の外に連れ出されます。
しかし、どうやって私の部屋に侵入したのでしょうか。
しっかりと鍵はかけてあったのに、それが判らないと安心して眠れませんわね。
「ははぁ……クリス店長、ここの宿で暴漢に手引きした奴がいると思うわよ。ほら」
暴漢が倒れていた場所。
そこには、鍵束が転がっていました。
おそらくは部屋の合鍵なのでしょう、そんなものを暴漢が持っているはずがありません。
ということは、共犯者が宿にいると……。
私は急いで部屋からでますと、連れ出され会談に向かっている警備員たちに声を掛けます。
「すいません、そこの男は、この部屋の合鍵を持っていました! これって、誰が管理しているのでしょうか?」
ジャラッと鍵束を警備員さんたちに見せますと、私の言いたいことが理解できたようで一人の警備員が階段を走って降りていきました。
ああ、やっぱり宿の従業員の誰かが共犯者ということですか。
「なるほどなぁ……時折、宿泊客の荷物が盗まれているっていう事件が起きていたのは、こういうことか……ここ最近は静かだったのだが、どうやらお前たちが犯人のようだな」
「し、知らねぇ、泥棒なんて俺は知らねぇ……」
「はいはい、泥棒っていうのは、そうやって自分の罪については否定するんだよなぁ……明日が楽しみだな。この辺境伯領の拷問官は凄腕らしいからなぁ……」
「ヒィッ!!」
ああっ、悲鳴を上げて階段を下りていく警備員さんたち。
そして入れ違いに宿のおかみさんが駆けあがってきました。
どうやら先に走って降りていった警備員さんに、話を聞いたようです。
なにはともあれ、これでようやく静かに眠れるっということですよね。
出来れば、部屋も替えて頂けると嬉しいのですけれどね。
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