ほくそ笑む大悪党 アルバロ・デ・モリーナ

ひまえび

文字の大きさ
77 / 137
第5章――「湖の鎖、石の秤」

第29話(後編)――「砂時計の砂、仮名の地図」

しおりを挟む
―――――――――――――――――
 (1521年1月30日。キューバ島サンチャゴ城塞)
―――――――――――――――――

 1521年1月30日。アルバロがサンチャゴを押さえ、キューバ島の全域が新しい支配の下に入ったのは、乾季の風が強まる頃だった。

 昨年9月末に妻にしたマリア・デ・クエリャル〈28〉とカタリナ・スアレス・マルカイダ〈24〉は、ともに身重で、腹は衣の上からでも分かった。

 サンチャゴ城塞の内側には、それぞれ別の宮殿が建てられ、乳母1人と侍女5人が付いた。石壁の部屋は潮の匂いが薄く、洗い立ての麻布と煮沸した湯の匂いが勝っていた。

 廊下では、乳母のロサ〈38・黒人女〉が木鉢を抱え、侍女のエステル〈19〉が乾いた布を腕に掛けて足音を吸い込ませるように歩いていた。もう1人の妻サク・ニクテ〈22〉は、コスメル島部隊の訓練で城を空けている。夜ごとに届く報告は、汗と土と松脂の匂いがする紙だった。

 アルバロは、新大陸皇帝の肩書を外した。島の現実を測るには、名の重さが邪魔になるからだ。

 彼は髪を短くまとめ、鎧も飾りのない胸当てに替えた。名はディエゴ・モラレス。年齢は28と偽り、階級は大尉に落とした。

 署名は達筆でもなく、筆圧も抑え、ただの野戦将校に見えるようにした。同行は最小で、護衛は黒人兵のセバスティアン〈31〉と、通訳兼書記のニコラス・トレド〈23・混血〉だけだ。

 サンチャゴ城塞の外、砂地の練兵場では、朝から靴底の音が続いた。潮で湿った砂に、革靴の筋が何本も刻まれる。合図の笛が鳴るたび、火縄銃の隊が肩を揃え、槍隊が歩幅を合わせ、弩兵が弦を張り直した。

 汗は早く塩になり、舌の奥に残る。火薬袋からは硫黄の匂いが漏れ、槍の穂先は光を返した。

 「並びを崩すな。詰めるのは肩ではない。間だ」

 ディエゴ・モラレスは、低い声で言った。命令は短いが、手の動きは細かい。前列の足が砂に沈む角度、後列の槍が前列の背を刺さない高さ、横列が揃った瞬間にだけ鳴る『揃った音』を耳で拾っている。

 隊長格は3人いた。スペイン人の古参下士官フランシスコ・バルデス〈40〉、黒人兵の小隊長セバスティアン、そして同盟軍を率いるマヤ人の戦士長アハウ・ツル〈29〉だ。

 言語は混じるが、号令だけは統一した。数字も統一した。10歩で止まり、20歩で向きを変え、30歩で射撃準備に入る。繰り返すほど、動きは1つの癖になっていく。

 訓練は、海岸の風が強まる前に終わる。終わり際、ディエゴは火縄の状態と火薬の乾き具合を確かめた。湿り気が残れば発火が遅れ、遅れた分だけ隊列が乱れる。乱れは死者を増やす。

 彼は兵の顔を見て、頬の痩せ方と目の濁りで飯の量まで推し量った。炊事係の男が鍋の蓋を開けたとき、湯気は豆と塩漬け肉の匂いを運んだ。そこに唐辛子の刺激が混じる。島の食い物は、戦の計算に直結していた。

 昼過ぎ、尋問の部屋は城塞の倉の奥に設けられた。扉を閉めると外の波音は遠のき、代わりに蝋燭の脂と湿った木材の匂いが支配する。机は粗い板で、上には紙束、封蝋、秤、砂時計が置かれていた。捕虜は旧支配層のスペイン人たちだ。男も女もいた。どちらも成人で、服の質だけは落ちきっていない。

 最初に座らされたのは、フアン・デ・ロハス〈44・旧サンチャゴ参事会書記〉だ。指先に墨の跡が残り、目だけが落ち着かない。

 次が、マルティン・カストロ〈36・旧守備隊副官〉。肩幅があり、椅子に座っても鎧の癖が抜けない。

 女は、イネス・アルバレス〈30・旧プランテーション管理人の妻〉で、髪をまとめる針が折れている。彼女は唇を噛み、爪の間に土が入っていた。ニコラスが2言語で名を確認し、ディエゴはわざと視線を外して聞いた。

 「どこに船を隠した。誰が連絡を握っている。港の名と、干潮の時刻を言え」

 声は平板だった。怒鳴らない。怒鳴れば、相手は演技に逃げる。

 ロハスは口の中が乾いているのか、唾を飲み込む音がはっきりした。

 「サンチャゴ湾の奥には……小舟しか……」

 ディエゴは頷きもしない。紙に何かを書き、砂を振った。書く動作だけで、場の主導権が移る。

 カストロは虚勢を張るように言った。

 「大尉ごときに答える義理はない。ここは王の土地だ」

 ディエゴは初めて目を上げ、言葉を挟んだ。

 「王の名を出すなら、その王は誰だ。名を言え」

 カストロは一瞬、言葉が詰まった。口にすれば、相手がそれを材料にすることを本能で知ったからだ。ディエゴは、その沈黙の長さを砂時計の粒と一緒に数えた。

 イネスは別の角度から崩す。ディエゴは、指輪の跡が残る左手を見て、声の温度を少しだけ下げた。

 「夫はどこにいる。隠れているのか、逃げたのか。子はいるか」

 女は目を逸らし、椅子の脚が床を擦った。湿った木の音がした。彼女は嘘をついたが、嘘の形が粗い。

 恐怖が先に立つ嘘は、細部がない。ディエゴは細部の欠落だけを拾い、次の質問に繋げた。

 港の名、井戸の位置、乾季に水が残る谷、夜に灯りが見える家、誰が鍵を持つか。尋問は、怒りではなく地図だった。

 続いて呼ばれたのは、教会の倉と寄進物の流れを握る一組だ。港と農場の取引に、教会の倉が絡んでいるからだ。聖職者フアン・ロドリゴ・デ・モントーヤ〈44〉と、その正妻ドニャ・レオノール・デ・アランダ〈28〉、そして現地妻タアリナ〈22・先住民〉だった。男は黒衣の襟元を正し、十字架の鎖を指で探る癖が抜けていない。女たちは戦乱で衣は簡素になっていたが、2人とも島では珍しいほど顔立ちが整い、骨格と所作が崩れていなかった。レオノールは背が高く、腰の線が細い。目が速く、机と扉と砂時計を一度に見て取った。タアリナは黒髪が長く、歩くと足音が薄い。首に貝の護符を下げ、指先だけが落ち着かない。

 ディエゴは名乗りを求めず、役目だけを確かめた。ニコラスが通訳の形を整え、紙束の上に新しい頁を置く。蝋燭の芯がはぜ、脂の匂いが少し濃くなった。

 「教会の倉には何がある。寄進の銀、食糧、布、薬。どれをどこへ移した」

 フアン・ロドリゴは答える前に喉を鳴らした。乾いた音だった。視線が机の秤に落ち、次に扉の隙間へ跳ねる。

 「神の家にあるのは、信徒のための……」

 ディエゴは遮らず、砂時計をひっくり返した。砂の落ちる音だけが続いた。

 「では、鍵は何本だ。合鍵は誰が持つ」

 男の指が胸元の鎖に触れた。そこだけが動いた。

 レオノールが夫より早く口を開きかけ、すぐに唇を閉じた。言いかけた言葉の端が、息に混じって消える。ディエゴはその沈黙を拾い、女へ向けて問うた。

 「奥方。寄進の受け取りは誰が書く。帳面は何冊だ」

 レオノールは目を伏せたまま、言葉を選んだ。声は澄んでいるが、硬い。

 「帳面は……教会のものです」

 「それは分かっている。写しはあるか」

 女の肩がほんのわずかに上がった。恐怖ではなく、計算が動く反応だった。ディエゴは頷かず、紙に短く線を引いた。

 最後にタアリナへ問う。声の温度を下げ、地名だけを置く。

 「乾季でも水が残る井戸はどこだ。港へ近い順に言え。夜に灯りが見える家はどこだ」

 タアリナの視線が、床の一点へ落ちた。井戸の縁を思い出す目だとディエゴは見た。女はスペイン語の発音が明瞭で、地名をためらわずに言える。ただし、順番だけを1度入れ替えた。守りたい場所がある。ディエゴはその入れ替えを聞き逃さず、あえて訂正しない。訂正すれば、女は口を閉じる。

 「いい。次だ。干潮の時刻。小舟が出る浜。マングローブの切れ目」

 3人の答えは噛み合わないが、噛み合わない部分が線になる。鍵を握る手、写しを隠す目、井戸へ向く指先。ディエゴはそこだけを拾い、尋問を地図の続きとして進めた。

 尋問が終わると、ディエゴは島を歩いた。サンチャゴから北へ、赤土の道を辿り、馬の鼻息が白くならない暑さの中を進む。

 草は乾いていても、沼地の縁では蚊が群れ、耳元で薄い羽音が続く。マングローブの湿気は皮膚にまとわり、海岸に出ると塩が唇に付く。村の煙はトウモロコシと魚の匂いを運び、遠くでサトウキビを潰す木の軋みが聞こえた。

 バヤモの外れでは、焼けた木の匂いが残る集落を見た。屋根は低く、鍋は黒い。生き残った先住の男が、目だけでこちらを測る。

 ニコラスが言葉を繋ぎ、ディエゴは水の場所だけを尋ねた。井戸の縁は石が欠け、縄は擦り切れていた。縄が切れれば人が落ちる。人が減れば畑が痩せる。ディエゴは、井戸の周りの地面の踏み固まり方まで見て、ここが使われている場所だと確認した。

 島の中央部へ入ると、森の匂いが変わる。樹皮の渋さが濃くなり、足元の落ち葉が乾いた音を立てる。鳥の声は高い。道は細く、馬の腹が枝に擦れる。

 小さな丘に上がれば、遠くの入り江が見える。入り江は避難に使えるが、同時に密航にも使える。

 ディエゴは風向きと潮の色を見て、船が出やすい夜を頭に入れた。夜は暗いが、波の白さは隠せない。白さが見える場所に見張りを置けばいい。見張りに要るのは銃より耳だ。波の音の変化を聞ける者が要る。

 西へ向かう途中、古いスペイン人の牧場跡にも寄った。柵は朽ち、釘が抜け、木が灰色に割れている。

 だが、土はまだ肥えていた。ここを復旧させれば、兵の腹は安定する。腹が安定すれば、訓練の質が上がる。訓練が上がれば、反乱が起きても短い時間で潰せる。彼の頭の中では、島の風景が数字に変わり、数字が命令に変わっていった。

 夕刻、サンチャゴへ戻ると、城塞の内側は静かだった。妊婦たちの宮殿では、薬草を煮る匂いが漂い、木椀が触れ合う小さな音がした。マリアは窓辺で腹を撫で、カタリナは椅子に深く腰を落として息を整えている。

 ディエゴ・モラレスは、そこで初めて皇帝ではない仮面を外し、アルバロとして報告を受けた。島の道、井戸、入り江、逃げ道、口の軽い男の名、口の固い女の名。戦と統治の材料は、すでに机の上に積み上がっている。

 夜、遠くで訓練の掛け声がまだ続いていた。サク・ニクテの部隊が、コスメル島のやり方で兵を鍛えているのだろう。

 潮の匂いの向こうで、火縄の煙が薄く流れる。アルバロは窓を少しだけ開け、外の湿気を吸い込んだ。キューバ島は手に入れたが、島の中身はこれから組み替える。名を捨てて歩いた分だけ、島の輪郭ははっきりしてきた。

 7月に生まれる赤子が泣く頃、この島の道と胃袋と港は、すでに別の秩序で動いているはずだった。

―――――――――――――――――
挿絵は、『アステカ王国』です。

出典は、『小学館 日本大百科全書「ニッポニカ」』です。
挿絵は、『メソアメリカ』です。

出典は、『大陸書房「コルテス征略誌」モーリス・コリス著、金森誠也訳。P10』です。
挿絵は、『17世紀初めのカリブ海地域』です。

出典は、『中公新書「物語ラテン・アメリカの歴史」増田義郎著P139』です。
挿絵は、『テノチティトラン侵攻「コルテス」』です。

出典は、『大陸書房「コルテス征略誌」モーリス・コリス著、金森誠也訳。P115』です。
挿絵は、『スペイン軍進路』です。

出典は、『中公新書「古代アステカ王国」増田義郎著。P103』です。
挿絵は、『テスココ湖周辺図』です。

出典は、『中公新書「古代アステカ王国」増田義郎著。P121』です。
挿絵は、『メソアメリカのカカオの産地』です。

出典は、『河出文庫「チョコレートの歴史」ソフィー・D・コウ:マイケル・D・コウ著。樋口幸子訳。P111』です。
挿絵は、『テノチティトラン地図』です。

出典は、『中公新書「古代アステカ王国」増田義郎著。P137」増田義郎著。P137』です。
―――――――――――――――――
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【アラウコの叫び 】第4巻/16世紀の南米史

ヘロヘロデス
歴史・時代
【毎日21:40投稿】 4巻は、序盤は「推理もの」、中盤から後半は「ロマンスもの」が展開されます。 ・サンティアゴで起こる「事件」と「裁き」 ・「アンデスの悪魔」として悪名を轟かせた狂気の老人カルバハルの存在感 ・ニドス家の兄妹の「行く末」 ・イネスとバルディビアとの「出逢い」と「結末」 大きく分けてこの様な展開になってます。 ------------------- 1500年以降から300年に渡り繰り広げられた「アラウコ戦争」を題材にした物語です。 マプチェ族とスペイン勢力との激突だけでなく、 スペイン勢力内部での覇権争い、 そしてインカ帝国と複雑に様々な勢力が絡み合っていきます。 ※ 現地の友人からの情報や様々な文献を元に史実に基づいて描かれている部分もあれば、 フィクションも混在しています。 動画制作などを視野に入れてる為、脚本として使いやすい様に、基本は会話形式で書いています。 HPでは人物紹介や年表等、最新話を先行公開しています。 公式HP:アラウコの叫び youtubeチャンネル名:ヘロヘロデス insta:herohero_agency tiktok:herohero_agency

江戸の夕映え

大麦 ふみ
歴史・時代
江戸時代にはたくさんの随筆が書かれました。 「のどやかな気分が漲っていて、読んでいると、己れもその時代に生きているような気持ちになる」(森 銑三) そういったものを選んで、小説としてお届けしたく思います。 同じ江戸時代を生きていても、その暮らしぶり、境遇、ライフコース、そして考え方には、たいへんな幅、違いがあったことでしょう。 しかし、夕焼けがみなにひとしく差し込んでくるような、そんな目線であの時代の人々を描ければと存じます。

楽将伝

九情承太郎
歴史・時代
三人の天下人と、最も遊んだ楽将・金森長近(ながちか)のスチャラカ戦国物語 織田信長の親衛隊は 気楽な稼業と きたもんだ(嘘) 戦国史上、最もブラックな職場 「織田信長の親衛隊」 そこで働きながらも、マイペースを貫く、趣味の人がいた 金森可近(ありちか)、後の長近(ながちか) 天下人さえ遊びに来る、趣味の達人の物語を、ご賞味ください!!

対米戦、準備せよ!

湖灯
歴史・時代
大本営から特命を受けてサイパン島に視察に訪れた柏原総一郎大尉は、絶体絶命の危機に過去に移動する。 そして21世紀からタイムリーㇷ゚して過去の世界にやって来た、柳生義正と結城薫出会う。 3人は協力して悲惨な負け方をした太平洋戦争に勝つために様々な施策を試みる。 小説家になろうで、先行配信中!

偽夫婦お家騒動始末記

紫紺
歴史・時代
【第10回歴史時代大賞、奨励賞受賞しました!】 故郷を捨て、江戸で寺子屋の先生を生業として暮らす篠宮隼(しのみやはやて)は、ある夜、茶屋から足抜けしてきた陰間と出会う。 紫音(しおん)という若い男との奇妙な共同生活が始まるのだが。 隼には胸に秘めた決意があり、紫音との生活はそれを遂げるための策の一つだ。だが、紫音の方にも実は裏があって……。 江戸を舞台に様々な陰謀が駆け巡る。敢えて裏街道を走る隼に、念願を叶える日はくるのだろうか。 そして、拾った陰間、紫音の正体は。 活劇と謎解き、そして恋心の長編エンタメ時代小説です。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

輿乗(よじょう)の敵 ~ 新史 桶狭間 ~

四谷軒
歴史・時代
【あらすじ】 美濃の戦国大名、斎藤道三の娘・帰蝶(きちょう)は、隣国尾張の織田信長に嫁ぐことになった。信長の父・信秀、信長の傅役(もりやく)・平手政秀など、さまざまな人々と出会い、別れ……やがて信長と帰蝶は尾張の国盗りに成功する。しかし、道三は嫡男の義龍に殺され、義龍は「一色」と称して、織田の敵に回る。一方、三河の方からは、駿河の国主・今川義元が、大軍を率いて尾張へと向かって来ていた……。 【登場人物】 帰蝶(きちょう):美濃の戦国大名、斎藤道三の娘。通称、濃姫(のうひめ)。 織田信長:尾張の戦国大名。父・信秀の跡を継いで、尾張を制した。通称、三郎(さぶろう)。 斎藤道三:下剋上(げこくじょう)により美濃の国主にのし上がった男。俗名、利政。 一色義龍:道三の息子。帰蝶の兄。道三を倒して、美濃の国主になる。幕府から、名門「一色家」を名乗る許しを得る。 今川義元:駿河の戦国大名。名門「今川家」の当主であるが、国盗りによって駿河の国主となり、「海道一の弓取り」の異名を持つ。 斯波義銀(しばよしかね):尾張の国主の家系、名門「斯波家」の当主。ただし、実力はなく、形だけの国主として、信長が「臣従」している。 【参考資料】 「国盗り物語」 司馬遼太郎 新潮社 「地図と読む 現代語訳 信長公記」 太田 牛一 (著) 中川太古 (翻訳)  KADOKAWA 東浦町観光協会ホームページ Wikipedia 【表紙画像】 歌川豊宣, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

処理中です...