夜の川辺

Yukiko

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川辺の呪縛霊

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これは私が高校三年生の夏、バイト先から自転車で帰るときに体験した出来事です。

私はコンビニのバイトをしていて、その日は少し遅くなり、夜の10時30分にバイト先を出ました。

バイト先には自転車で通っていて、自転車で30分と少し遠いところにあります。

疲れた私は自転車に跨りながら音楽プレーヤーを取り出し、自転車を漕ぎながらイヤホンを取り出した。

イヤホンを耳につけ、音楽を選ぼうとする頃にはいつもの川辺の遊歩道にきていた。

一応歩道ではあるが人が2人通れるほどの幅しかなく、その割には少し長い川辺の道。

曲を選び終えた私は前を向いて、自転車をこいだ。

すると、

いつもついている街灯がすべて消えていた。

不気味に思っていると、50m先に5歳ぐらいの子供が突っ立っている。

街灯が付いていない真っ暗な夜の11頃にそんなに先の子供が見えるのか?

そもそもなんでこんな時間にこんな場所に1人で突っ立っているんだ。

と考えながら漕ぐことはやめず、だんだん近づいていった。

それでもその子はぴくりとも動かず、ついにすれ違いそうになったその時

すれ違う瞬間その子は急にこっちを見て、すれ違う私を首をひねって目で追った。

近づいてもピクリともしなかったその子が急に目を見開いてこちらを目で追ったことに驚き、私は全力で自転車をこいだ。

運動部にいた私は、脚力にはじしんがあり、振り切ったと思って自転車をこぎながら後ろを向くと




その子が今にも自転車の後輪に触れそうな位置で全力で走って追いかけてきていた。

声の一つもでなかった。

出せなかった。

ただただ驚いた私は再び全力で自転車を漕いだ。

何も考えずに必死にこいだ。



すると前から3人の女性が和気あいあいと話しながら歩いてきました。

見えていないのか?

と思い後ろを見ると

もうその子はいませんでした。




あとから聞いた話によると、私が遭遇した場所の近くに保育園があり、川で溺死してしまったことがあるらしい。

それを聞き、また怖くなってしまった私は考えることをやめ、その道は絶対に通らないことにしました。

それから私は川辺をなるべく通らないようにしています。
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