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第二十一章 隠れアジトにて
6-1 どうにか動きを止められませんか?~前編~
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アリツェは改めて眼前の状況を観察した。
わずかに体を震わせながら、どうしたらよいのかわからないといった風で立ちつくすラディムと、相対して小さなナイフを握り締め、顔を真っ赤に染めながら、ぎゃんぎゃんとわめく幼女マリエの姿。マリエのそばに控える二匹のイタチ型の使い魔は、今にも飛び掛からんと身体を屈めている。
ラディムの足元には、愛用の長剣が落ちている。動揺のあまり、得物を拾うという考えが頭からすっぽりと抜け落ちているようだ。丸腰になった主人を心配するかのように、傍に控えるミアの不安げな鳴き声があたりに響き渡る。
マリエとその使い魔たちから発せられる殺気に押され、アリツェは口内がカラカラに乾きはじめた。反対に、背中にはびっしょりと汗が噴き出る。張り付くローブの不快感に、アリツェは顔をしかめた。
だが、いつまでもこのまま見守り続けるわけにもいかない。アリツェは大きく頭を振ると、全身にぐっと力を込めた。
「お兄様っ!」
張り詰めた緊張の糸を切ろうと、アリツェは大声を上げ、いまだに呆然自失としているラディムの背後へと駆け寄った。
「アリツェ! どうして戻ってきた!」
ラディムはびくっと身体を揺らせると、すぐさま振り返り、大きく目を見開いた。
「言わずもがな、あの方がマリエさんそっくりだったからですわ!」
アリツェは足元に落ちた剣を拾い上げ、ラディムの手に強く握らせる。
「お兄様ではきっと、あの方を害せないと思い、わたくし……」
「わかった。皆まで言わないでくれ……」
ラディムはアリツェの言葉を遮ると、剣を握らせようと差し出していたアリツェの手首をつかみながら、頭を左右に振った。
握りしめるラディムの腕は、いまだに小刻みに震えている。それだけ、目の前の幼女の姿に動揺をしているのだと、アリツェは改めて思い知った。
「なにか、事情がありそうね」
背後からクリスティーナの声が聞こえる。アリツェと同様に、ラディムの異変を感じて戻ってきたようだ。
「こうなったら作戦変更ね。三人でとっとと、あれを無力化しちゃいましょう?」
クリスティーナは場の空気を和らげようと企図したのか、にこやかに笑いながら、くいっとマリエを顎で示した。
焦点が定まらずに揺れ動くラディムの目をジッと逸らさずに見つめながら、アリツェも軽くうなずく。
「……すまない」
ラディムはアリツェから手を放すと、両手で剣の柄を握り締め直した。全身に現れていた震えも、どうやら収まったようだ。
「お話し合いは済んだのかしら? では、侵入者を排除といきましょうかね」
マリエは改めて、控えている使い魔たちに何らかの指示を送っているようだ。
アリツェも背負った槍を取って両手に構え、臨戦態勢をとる。だが、このまま戦闘に入る前に、どうしても確認をしておきたかった。
「あなたのような子供が、どうして大司教なんかに従っているのですか!」
キッとマリエの顔を鋭く睨みつけ、アリツェは叫んだ。
目の前のマリエが、かつてアリツェ自身で手をかけたあのマリエと同一人物かどうかは、今の状況だけではわからない。
そもそも、年齢がまったく違う。生きていたとすれば、二十歳の大人のはずだ。また、アリツェの記憶にある十二歳当時のマリエよりも、目の前のマリエはかなり幼く見える。
だが、今はその点については後回しだ。現時点で確認すべきは一つ。両親の庇護下にあるのが当然と思われる年齢の子供が、なぜ逃亡生活を続ける大司教に付き従っているのか。
霊素量を見込まれて、どこかからさらわれてきたのだろうか。大司教に従っている霊素持ちたちの子供なのだろうか。それとも、大司教が逃亡生活のさなか、口八丁手八丁に、有望そうな霊素持ちの子供を手当たり次第に手元に引きずり込んできたのか。
幼さを利用され、洗脳されているだけであるのならば、この場でうまく説得をして、戦闘を回避したい。有能な精霊使いは、世界崩壊を防ぐためにも、後々絶対に必要になる人材だ。ここで対立するのは望ましくなかった。マリエほどの霊素量がある精霊使いであれば、大規模精霊術の使用も可能だろう。であるならば、今問題になっている各地の霊素だまりの解消に、マリエの力は大いに役立つのは間違いない。
また、子供に危害を加えるような真似は、幼い子を持つアリツェにとっては、できれば避けたいとの思いも強かった。見た目マリエの姿をしているので、余計に……。
「矛を収めて、どうか私たちの話を、聞いてくれはしないか?」
ラディムも同じ考えだったらしく、マリエを説得しようと声を上げる。
「まったく、さっきからああだこうだとうるさいですね……。恩ある大司教様を害そうとする輩を、私が見逃すとでも?」
だが、マリエはさも呆れたといわんばかりに、大きなため息をついた。アリツェたちを小馬鹿にするかのように、口をへの字に曲げ、片眉を上げている。
「君は騙されているんだ! あの大司教は、君も含め、私たち精霊使いの敵だぞっ!」
マリエの態度にもめげず、ラディムはあれやこれやと大声で諭す。説得するうちにだんだんと興奮をしてきたのか、口調は次第に早口になっていく。剣の柄を握り締めている手にも、余計な力が加わり始めたのだろう、剣先がカクカクと揺れていた。
「奴は、この世界を――」
「だからっ! 問答無用と言っているのよ!」
マリエはラディムの言葉を甲高い声で遮ると、右足で地面を数回大きく叩きつけた。もはや、我慢の限界だと言わんばかりに。
「待ってください! マリエさん!」
アリツェはたまらず、落ち着くように声をかけるが――
「うるさいっ!」
聞く耳を持たないマリエは、突然構えていたナイフをアリツェに向かって投げつけてきた。
不意を討った攻撃に、アリツェはたまらず目をつむる。だが、当然ここは迎撃、または回避行動をとるべき場面だ。
「まったく、世話が焼けるわね!」
クリスティーナの声とともに、金属同士がぶつかり合う嫌な音がアリツェの耳に飛び込んできた。
「クリスティーナ!?」
ゆっくりと目を開くと、ショートソードを構えて立つクリスティーナの後ろ姿が目に入った。マリエの投げつけてきたナイフは、クリスティーナの足元に転がっている。
「アリツェ、ラディム! 話し合いでダメなら、一戦交えるしかないんじゃないかしら?」
一挙手一投足も見逃すまいと、クリスティーナはマリエを睨みつけ、構えを崩さない。
投げたナイフをはじかれたマリエは、懐から別のナイフを取り出し、クリスティーナと対峙した。顔を真っ赤に染め、歯ぎしりをしている。
「だが……」
一方でラディムは、クリスティーナの言葉に戸惑いの表情を浮かべている。剣は構えているものの、どうにも迫力がない。説得があきらめきれないようだ。
アリツェもまた、攻撃へと移る踏ん切りがつかない。
主人の揺れる感情に戸惑っているのか、傍で身を屈め、いつでも飛び掛からんとばかりに構えているペスも、視線をアリツェとマリエの間でちらちらと何度も行ったり来たりさせていた。
『そのための拘束術でしょ? 私とアリツェでサポートするから、あの娘を例の拘束玉で拘束しちゃいなさい!』
完全に固まっているアリツェとラディムに、クリスティーナが念話で指示を送る。
言われてアリツェはハッと気が付いた。たしかに拘束玉を使えば、相手をむやみに傷つけずに行動不能にできる。話し合いは拘束玉で拘束をしてから、改めて行えばいい。
『むぅ……。それしかないか』
ラディムも納得がいったのか、うなずいた。
『援護しますわ、お兄様。けがをさせないように、うまく行動を封じてしまいましょう! 説得を試みるのは、それからです!』
アリツェも念話で同意を示し、ラディムをサポートすべく精霊術の準備をしようと、ちらりとペスに視線を遣った。
「ペス! かまいたちの用意を!」
まずは、マリエが従えている使い魔たちの動きを、どうにか妨害しなければいけない。ペスのかまいたちで、うまいことマリエと使い魔たちを分断させようとアリツェは企図した。だが――
「ペス?」
いつもはあってしかるべきの、ペスからの返事がない。
アリツェは油断なくマリエから目線を逸らさずに、脇に控えるペスの傍に腰をかがめた。
「ちょ、ちょっと! 使い魔たちが!」
とその時、クリスティーナから悲鳴が上がった。
わずかに体を震わせながら、どうしたらよいのかわからないといった風で立ちつくすラディムと、相対して小さなナイフを握り締め、顔を真っ赤に染めながら、ぎゃんぎゃんとわめく幼女マリエの姿。マリエのそばに控える二匹のイタチ型の使い魔は、今にも飛び掛からんと身体を屈めている。
ラディムの足元には、愛用の長剣が落ちている。動揺のあまり、得物を拾うという考えが頭からすっぽりと抜け落ちているようだ。丸腰になった主人を心配するかのように、傍に控えるミアの不安げな鳴き声があたりに響き渡る。
マリエとその使い魔たちから発せられる殺気に押され、アリツェは口内がカラカラに乾きはじめた。反対に、背中にはびっしょりと汗が噴き出る。張り付くローブの不快感に、アリツェは顔をしかめた。
だが、いつまでもこのまま見守り続けるわけにもいかない。アリツェは大きく頭を振ると、全身にぐっと力を込めた。
「お兄様っ!」
張り詰めた緊張の糸を切ろうと、アリツェは大声を上げ、いまだに呆然自失としているラディムの背後へと駆け寄った。
「アリツェ! どうして戻ってきた!」
ラディムはびくっと身体を揺らせると、すぐさま振り返り、大きく目を見開いた。
「言わずもがな、あの方がマリエさんそっくりだったからですわ!」
アリツェは足元に落ちた剣を拾い上げ、ラディムの手に強く握らせる。
「お兄様ではきっと、あの方を害せないと思い、わたくし……」
「わかった。皆まで言わないでくれ……」
ラディムはアリツェの言葉を遮ると、剣を握らせようと差し出していたアリツェの手首をつかみながら、頭を左右に振った。
握りしめるラディムの腕は、いまだに小刻みに震えている。それだけ、目の前の幼女の姿に動揺をしているのだと、アリツェは改めて思い知った。
「なにか、事情がありそうね」
背後からクリスティーナの声が聞こえる。アリツェと同様に、ラディムの異変を感じて戻ってきたようだ。
「こうなったら作戦変更ね。三人でとっとと、あれを無力化しちゃいましょう?」
クリスティーナは場の空気を和らげようと企図したのか、にこやかに笑いながら、くいっとマリエを顎で示した。
焦点が定まらずに揺れ動くラディムの目をジッと逸らさずに見つめながら、アリツェも軽くうなずく。
「……すまない」
ラディムはアリツェから手を放すと、両手で剣の柄を握り締め直した。全身に現れていた震えも、どうやら収まったようだ。
「お話し合いは済んだのかしら? では、侵入者を排除といきましょうかね」
マリエは改めて、控えている使い魔たちに何らかの指示を送っているようだ。
アリツェも背負った槍を取って両手に構え、臨戦態勢をとる。だが、このまま戦闘に入る前に、どうしても確認をしておきたかった。
「あなたのような子供が、どうして大司教なんかに従っているのですか!」
キッとマリエの顔を鋭く睨みつけ、アリツェは叫んだ。
目の前のマリエが、かつてアリツェ自身で手をかけたあのマリエと同一人物かどうかは、今の状況だけではわからない。
そもそも、年齢がまったく違う。生きていたとすれば、二十歳の大人のはずだ。また、アリツェの記憶にある十二歳当時のマリエよりも、目の前のマリエはかなり幼く見える。
だが、今はその点については後回しだ。現時点で確認すべきは一つ。両親の庇護下にあるのが当然と思われる年齢の子供が、なぜ逃亡生活を続ける大司教に付き従っているのか。
霊素量を見込まれて、どこかからさらわれてきたのだろうか。大司教に従っている霊素持ちたちの子供なのだろうか。それとも、大司教が逃亡生活のさなか、口八丁手八丁に、有望そうな霊素持ちの子供を手当たり次第に手元に引きずり込んできたのか。
幼さを利用され、洗脳されているだけであるのならば、この場でうまく説得をして、戦闘を回避したい。有能な精霊使いは、世界崩壊を防ぐためにも、後々絶対に必要になる人材だ。ここで対立するのは望ましくなかった。マリエほどの霊素量がある精霊使いであれば、大規模精霊術の使用も可能だろう。であるならば、今問題になっている各地の霊素だまりの解消に、マリエの力は大いに役立つのは間違いない。
また、子供に危害を加えるような真似は、幼い子を持つアリツェにとっては、できれば避けたいとの思いも強かった。見た目マリエの姿をしているので、余計に……。
「矛を収めて、どうか私たちの話を、聞いてくれはしないか?」
ラディムも同じ考えだったらしく、マリエを説得しようと声を上げる。
「まったく、さっきからああだこうだとうるさいですね……。恩ある大司教様を害そうとする輩を、私が見逃すとでも?」
だが、マリエはさも呆れたといわんばかりに、大きなため息をついた。アリツェたちを小馬鹿にするかのように、口をへの字に曲げ、片眉を上げている。
「君は騙されているんだ! あの大司教は、君も含め、私たち精霊使いの敵だぞっ!」
マリエの態度にもめげず、ラディムはあれやこれやと大声で諭す。説得するうちにだんだんと興奮をしてきたのか、口調は次第に早口になっていく。剣の柄を握り締めている手にも、余計な力が加わり始めたのだろう、剣先がカクカクと揺れていた。
「奴は、この世界を――」
「だからっ! 問答無用と言っているのよ!」
マリエはラディムの言葉を甲高い声で遮ると、右足で地面を数回大きく叩きつけた。もはや、我慢の限界だと言わんばかりに。
「待ってください! マリエさん!」
アリツェはたまらず、落ち着くように声をかけるが――
「うるさいっ!」
聞く耳を持たないマリエは、突然構えていたナイフをアリツェに向かって投げつけてきた。
不意を討った攻撃に、アリツェはたまらず目をつむる。だが、当然ここは迎撃、または回避行動をとるべき場面だ。
「まったく、世話が焼けるわね!」
クリスティーナの声とともに、金属同士がぶつかり合う嫌な音がアリツェの耳に飛び込んできた。
「クリスティーナ!?」
ゆっくりと目を開くと、ショートソードを構えて立つクリスティーナの後ろ姿が目に入った。マリエの投げつけてきたナイフは、クリスティーナの足元に転がっている。
「アリツェ、ラディム! 話し合いでダメなら、一戦交えるしかないんじゃないかしら?」
一挙手一投足も見逃すまいと、クリスティーナはマリエを睨みつけ、構えを崩さない。
投げたナイフをはじかれたマリエは、懐から別のナイフを取り出し、クリスティーナと対峙した。顔を真っ赤に染め、歯ぎしりをしている。
「だが……」
一方でラディムは、クリスティーナの言葉に戸惑いの表情を浮かべている。剣は構えているものの、どうにも迫力がない。説得があきらめきれないようだ。
アリツェもまた、攻撃へと移る踏ん切りがつかない。
主人の揺れる感情に戸惑っているのか、傍で身を屈め、いつでも飛び掛からんとばかりに構えているペスも、視線をアリツェとマリエの間でちらちらと何度も行ったり来たりさせていた。
『そのための拘束術でしょ? 私とアリツェでサポートするから、あの娘を例の拘束玉で拘束しちゃいなさい!』
完全に固まっているアリツェとラディムに、クリスティーナが念話で指示を送る。
言われてアリツェはハッと気が付いた。たしかに拘束玉を使えば、相手をむやみに傷つけずに行動不能にできる。話し合いは拘束玉で拘束をしてから、改めて行えばいい。
『むぅ……。それしかないか』
ラディムも納得がいったのか、うなずいた。
『援護しますわ、お兄様。けがをさせないように、うまく行動を封じてしまいましょう! 説得を試みるのは、それからです!』
アリツェも念話で同意を示し、ラディムをサポートすべく精霊術の準備をしようと、ちらりとペスに視線を遣った。
「ペス! かまいたちの用意を!」
まずは、マリエが従えている使い魔たちの動きを、どうにか妨害しなければいけない。ペスのかまいたちで、うまいことマリエと使い魔たちを分断させようとアリツェは企図した。だが――
「ペス?」
いつもはあってしかるべきの、ペスからの返事がない。
アリツェは油断なくマリエから目線を逸らさずに、脇に控えるペスの傍に腰をかがめた。
「ちょ、ちょっと! 使い魔たちが!」
とその時、クリスティーナから悲鳴が上がった。
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