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第二十三章 火口での攻防
6 巨大龍の誕生ですわ!
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火口に飛び込もうとする大司教を追って駆けだしていたドミニクは、慌てて足を止め、眼前の様子を窺った。
「マグマが、盛り上がる?」
呆然とつぶやき、ドミニクはそのまま後ずさりをした。愛用の剣は、すでに大司教とともにマグマの中に消えている。
「みんな、下がれ!」
ラディムの怒声が飛んだ。
と同時に、火口からマグマが勢いよく吹きあがる。
アリツェたちは身を守ろうと、急いで岩壁の隙間に逃げ込んだ。
「……なに、これ」
クリスティーナのつぶやきが漏れた。
目の前では、吹きあがったマグマが空中で激しくうごめき、何やら形を作り始める。
「赤い、『龍』?」
アリツェは思わず口にした。
マグマで作られた、巨大な『龍』――。
「いや、赤ではないみたいだよ。次第に、透明になっていく」
マリエの指摘どおり、マグマは次第に色素を失い、半透明状になっていく。
最終的にアリツェたちの眼前に現れたのは――。
「精霊教のご神体、そっくりだね……。これが『龍』か……」
ドミニクは目を見開き、戸惑った様子でつぶやいた。
アリツェたち転生者は、VRMMO《精霊たちの憂鬱》で、実際に『龍』を目撃している。だが、この世界の固有の人間であるドミニクにとっては、初対面だった。
伝説にのみ残る奇妙な怪物の姿に、ドミニクはただただ、畏怖の念を抱いているように見えた。
「お兄様、この『龍』って」
アリツェは現れたマグマの『龍』に、強烈な既視感を覚えた。ただの『龍』だとは思えない。
「優里菜や悠太の記憶にある『精霊王』と、まったく同じだな……」
腕を組みながら、ラディムは『龍』を鋭く見据えている。
どうやら、ラディムも同じ結論に達したようだ。
アリツェの抱いた既視感の正体。横見悠太の記憶にある、『精霊王』を名乗る『龍』の姿だ。
「って、まずい!」
ラディムは腕組みを解くと、横に立っていたアリツェを突き飛ばしてきた。
「きゃっ!」
アリツェは悲鳴を上げ、地面に倒れ込む。と同時に、アリツェが立っていた場所に、マグマでできた小さな塊が飛んできた。塊はそのまま近場の壁にぶつかり、ジュウッと岩を焼く嫌な音を立てて消滅する。
「アリツェ! 大丈夫かい!」
ドミニクが慌てた声で、地面に臥せるアリツェの肩を揺する。
「えぇ、どうにか……。しかし、なぜ、精霊王様がわたくしたちを?」
アリツェは頭を振りながら、ドミニクの助けを借りつつゆっくりと体を起こした。
今のは単なる威嚇のつもりだったのだろうか、マグマの『龍』は追撃もせず、ただ静かに空中を漂っている。
アリツェは鋭く睨みつけつつ、唇を噛んだ。
見た目は、まさしく『精霊王』だ。であるならば、アリツェたち精霊使いの味方のはず。
なぜ、眼前の『龍』は攻撃を仕掛けてきたのだろうか。アリツェは訳が分からず、混乱する。
「いや、状況を考えれば、あれは大司教が『精霊王の錫杖』を使って召喚した『龍』に違いないよ」
「本当ですか!?」
マリエの言葉にアリツェは目を見開き、口元を手のひらで覆いながら声を上げた。
「というよりも、大司教は自らの身体を捧げ、その魂をあの『龍』に込めたんじゃないかと思う」
「え?」
マリエが口にした推論を聞いて、アリツェは頓狂な声を出した。
魂を、『龍』に捧げる?
「つまり、あの『龍』は、大司教そのものじゃないかと思うんだ!」
マリエは懐からナイフを取り出し、臨戦態勢を取った。
「来るぞ!」
ラディムの怒声とともに、アリツェたちは各々得物を構える。
と同時に、目の前の『龍』は身をよじり、新たなマグマ球を作り上げた。
「とにかく、精霊術で対抗しましょう!」
アリツェは即座に、ルゥに水の精霊具現化を施した。
ラディムたちも同様に、水の精霊術の準備をしている。
対マグマであれば水が無難な選択だと、全員の考えが一致していた。
数度迫りくる『龍』のマグマ球をかわしつつ、アリツェたちは次々に水の精霊術を放った。
だが――。
「ダメだ、大司教が使っていたアイテムの効果を、あの『龍』も受け継いでいるっぽいぞ」
ラディムから落胆の声が漏れる。
「ちょっと、ことごとく跳ね返されてるわよ!」
クリスティーナがイェチュカを通じて放った水球も、『龍』の目の前で何か壁のようなものにぶつかり、明後日の方向に弾き飛ばされた。
このままでは埒が明かない。アリツェはぐっと爪を噛む。
「マリエさん! 『四属性陣』を試しましょう!」
アリツェはマリエに向き直り、声高に主張した。
目の前の怪物を、このまま放置するわけにもいかない。試せる手段は試さねば。
「無駄かもしれないけれど、今は他に手段はないか。オッケー」
マリエはうなずくと、陣構築のための青の毛糸球を取り出した。
「クリスティーナ、足止めをしますわ!」
「了解よ!」
アリツェは隣に立つクリスティーナの手を取ると、『龍』に向かって駆けだした。
アリツェたちは何度かヒットアンドアウェーで精霊術をぶつけ、各々の得物で切りかかる。
とにかく相手の攻撃を食らわないようにと心がけ、牽制だけに努めた。
「よし、準備ができた!」
背後からマリエの声が響き渡る。
アリツェたちはすぐさま、陣の指定された位置へと駆け出した。
「ドミニク、陣発動の間は、お願いいたしますわ!」
「任せてくれ!」
アリツェたちと入れ替わるように、ドミニクが『龍』の正面に立つ。
ドミニクはうまいこと《時間停止》を活用しつつ、『龍』を陣の中央まで誘い込んだ。そのまま、陣発動までの時間を稼ごうと、ラディムから預かった剣を振りかぶり、何度か切りつける。
「クソッ! 霊素の膜がぶ厚すぎて、剣がまったく通らない!」
だが、剣先は『龍』本体にはまったく届いていない。
ドミニクは舌打ちをしつつ、繰り返し繰り返し切りつけた。
「もう少し、耐えてください!」
アリツェは『龍』の周囲を飛び回るドミニクの姿を、そわそわしながら見つめた。両手を揉みながら、マリエからの合図が飛ぶのを今か今かと待つ。
「よし、『四属性陣』発動だっ!」
マリエの叫び声とともに、ドミニクは《時間停止》で素早く陣から離れた。
周囲の霊素が、陣の発動で一気に膨らむ。
アリツェたちの全身が光に包まれるや、発動された精霊術が渾然一体となって、『龍』に襲い掛かった。
だがまたしても、鋭いキンッという金属音が周囲に響き渡り――。
「う、嘘でしょ……」
クリスティーナから、うめくような声が漏れ聞こえた。
「やっぱり、効かないよねぇ……」
マリエは頭を垂れ、落胆している。
『龍』によってはじかれた『四属性陣』による精霊術は、はるか上空へと飛んでいき、霧散した。
「お兄様、どういたしましょう!」
アリツェはラディムに顔を向けた。
他に策が思い浮かばない。頼みの『四属性陣』が防がれた以上、どうすればいいのか。
「精霊術がまったく効かないのであれば、もう対処のしようがないな……」
ラディムは呆れたような表情で、目の前を悠然と浮かぶ『龍』を見つめた。
マリエやクリスティーナからも、これといった策は出てこない。
「あ、使い魔たちが来ましたわ!」
その時、岩壁に空いた横穴の一つから、大司教探索のために別行動をとっていた使い魔たちが現れた。
使い魔たちは皆、精霊王にそっくりな得体のしれない『龍』の姿を見て、警戒心をあらわにしている。
「でも、使い魔たちが戻ってきたところで、精霊術が効かないんじゃ厳しいねぇ」
マリエは頭を掻きながらぼやいた。
確かに、今使い魔たちが増えたところで、精霊術が効果を成さないのであればあまり意味がない。
物理攻撃も厳しい。この中で一番の手練れのドミニクが剣で切りつけても、一切相手の身体に触れられなかった。使い魔たちが攻撃に加わっても、大して状況に変化があるとは思えない。
霊素を纏った物理攻撃を加えたところで、目の前の『龍』は、そもそも霊素自体をはじいてしまう。始末が悪かった。
「このまま攻撃を避けているだけじゃ、ジリ貧よ!」
次々に襲い来る火球を避けながら、クリスティーナは悲鳴を上げる。
「詰みか……?」
ラディムの声が、周囲に冷たく響き渡った。
「マグマが、盛り上がる?」
呆然とつぶやき、ドミニクはそのまま後ずさりをした。愛用の剣は、すでに大司教とともにマグマの中に消えている。
「みんな、下がれ!」
ラディムの怒声が飛んだ。
と同時に、火口からマグマが勢いよく吹きあがる。
アリツェたちは身を守ろうと、急いで岩壁の隙間に逃げ込んだ。
「……なに、これ」
クリスティーナのつぶやきが漏れた。
目の前では、吹きあがったマグマが空中で激しくうごめき、何やら形を作り始める。
「赤い、『龍』?」
アリツェは思わず口にした。
マグマで作られた、巨大な『龍』――。
「いや、赤ではないみたいだよ。次第に、透明になっていく」
マリエの指摘どおり、マグマは次第に色素を失い、半透明状になっていく。
最終的にアリツェたちの眼前に現れたのは――。
「精霊教のご神体、そっくりだね……。これが『龍』か……」
ドミニクは目を見開き、戸惑った様子でつぶやいた。
アリツェたち転生者は、VRMMO《精霊たちの憂鬱》で、実際に『龍』を目撃している。だが、この世界の固有の人間であるドミニクにとっては、初対面だった。
伝説にのみ残る奇妙な怪物の姿に、ドミニクはただただ、畏怖の念を抱いているように見えた。
「お兄様、この『龍』って」
アリツェは現れたマグマの『龍』に、強烈な既視感を覚えた。ただの『龍』だとは思えない。
「優里菜や悠太の記憶にある『精霊王』と、まったく同じだな……」
腕を組みながら、ラディムは『龍』を鋭く見据えている。
どうやら、ラディムも同じ結論に達したようだ。
アリツェの抱いた既視感の正体。横見悠太の記憶にある、『精霊王』を名乗る『龍』の姿だ。
「って、まずい!」
ラディムは腕組みを解くと、横に立っていたアリツェを突き飛ばしてきた。
「きゃっ!」
アリツェは悲鳴を上げ、地面に倒れ込む。と同時に、アリツェが立っていた場所に、マグマでできた小さな塊が飛んできた。塊はそのまま近場の壁にぶつかり、ジュウッと岩を焼く嫌な音を立てて消滅する。
「アリツェ! 大丈夫かい!」
ドミニクが慌てた声で、地面に臥せるアリツェの肩を揺する。
「えぇ、どうにか……。しかし、なぜ、精霊王様がわたくしたちを?」
アリツェは頭を振りながら、ドミニクの助けを借りつつゆっくりと体を起こした。
今のは単なる威嚇のつもりだったのだろうか、マグマの『龍』は追撃もせず、ただ静かに空中を漂っている。
アリツェは鋭く睨みつけつつ、唇を噛んだ。
見た目は、まさしく『精霊王』だ。であるならば、アリツェたち精霊使いの味方のはず。
なぜ、眼前の『龍』は攻撃を仕掛けてきたのだろうか。アリツェは訳が分からず、混乱する。
「いや、状況を考えれば、あれは大司教が『精霊王の錫杖』を使って召喚した『龍』に違いないよ」
「本当ですか!?」
マリエの言葉にアリツェは目を見開き、口元を手のひらで覆いながら声を上げた。
「というよりも、大司教は自らの身体を捧げ、その魂をあの『龍』に込めたんじゃないかと思う」
「え?」
マリエが口にした推論を聞いて、アリツェは頓狂な声を出した。
魂を、『龍』に捧げる?
「つまり、あの『龍』は、大司教そのものじゃないかと思うんだ!」
マリエは懐からナイフを取り出し、臨戦態勢を取った。
「来るぞ!」
ラディムの怒声とともに、アリツェたちは各々得物を構える。
と同時に、目の前の『龍』は身をよじり、新たなマグマ球を作り上げた。
「とにかく、精霊術で対抗しましょう!」
アリツェは即座に、ルゥに水の精霊具現化を施した。
ラディムたちも同様に、水の精霊術の準備をしている。
対マグマであれば水が無難な選択だと、全員の考えが一致していた。
数度迫りくる『龍』のマグマ球をかわしつつ、アリツェたちは次々に水の精霊術を放った。
だが――。
「ダメだ、大司教が使っていたアイテムの効果を、あの『龍』も受け継いでいるっぽいぞ」
ラディムから落胆の声が漏れる。
「ちょっと、ことごとく跳ね返されてるわよ!」
クリスティーナがイェチュカを通じて放った水球も、『龍』の目の前で何か壁のようなものにぶつかり、明後日の方向に弾き飛ばされた。
このままでは埒が明かない。アリツェはぐっと爪を噛む。
「マリエさん! 『四属性陣』を試しましょう!」
アリツェはマリエに向き直り、声高に主張した。
目の前の怪物を、このまま放置するわけにもいかない。試せる手段は試さねば。
「無駄かもしれないけれど、今は他に手段はないか。オッケー」
マリエはうなずくと、陣構築のための青の毛糸球を取り出した。
「クリスティーナ、足止めをしますわ!」
「了解よ!」
アリツェは隣に立つクリスティーナの手を取ると、『龍』に向かって駆けだした。
アリツェたちは何度かヒットアンドアウェーで精霊術をぶつけ、各々の得物で切りかかる。
とにかく相手の攻撃を食らわないようにと心がけ、牽制だけに努めた。
「よし、準備ができた!」
背後からマリエの声が響き渡る。
アリツェたちはすぐさま、陣の指定された位置へと駆け出した。
「ドミニク、陣発動の間は、お願いいたしますわ!」
「任せてくれ!」
アリツェたちと入れ替わるように、ドミニクが『龍』の正面に立つ。
ドミニクはうまいこと《時間停止》を活用しつつ、『龍』を陣の中央まで誘い込んだ。そのまま、陣発動までの時間を稼ごうと、ラディムから預かった剣を振りかぶり、何度か切りつける。
「クソッ! 霊素の膜がぶ厚すぎて、剣がまったく通らない!」
だが、剣先は『龍』本体にはまったく届いていない。
ドミニクは舌打ちをしつつ、繰り返し繰り返し切りつけた。
「もう少し、耐えてください!」
アリツェは『龍』の周囲を飛び回るドミニクの姿を、そわそわしながら見つめた。両手を揉みながら、マリエからの合図が飛ぶのを今か今かと待つ。
「よし、『四属性陣』発動だっ!」
マリエの叫び声とともに、ドミニクは《時間停止》で素早く陣から離れた。
周囲の霊素が、陣の発動で一気に膨らむ。
アリツェたちの全身が光に包まれるや、発動された精霊術が渾然一体となって、『龍』に襲い掛かった。
だがまたしても、鋭いキンッという金属音が周囲に響き渡り――。
「う、嘘でしょ……」
クリスティーナから、うめくような声が漏れ聞こえた。
「やっぱり、効かないよねぇ……」
マリエは頭を垂れ、落胆している。
『龍』によってはじかれた『四属性陣』による精霊術は、はるか上空へと飛んでいき、霧散した。
「お兄様、どういたしましょう!」
アリツェはラディムに顔を向けた。
他に策が思い浮かばない。頼みの『四属性陣』が防がれた以上、どうすればいいのか。
「精霊術がまったく効かないのであれば、もう対処のしようがないな……」
ラディムは呆れたような表情で、目の前を悠然と浮かぶ『龍』を見つめた。
マリエやクリスティーナからも、これといった策は出てこない。
「あ、使い魔たちが来ましたわ!」
その時、岩壁に空いた横穴の一つから、大司教探索のために別行動をとっていた使い魔たちが現れた。
使い魔たちは皆、精霊王にそっくりな得体のしれない『龍』の姿を見て、警戒心をあらわにしている。
「でも、使い魔たちが戻ってきたところで、精霊術が効かないんじゃ厳しいねぇ」
マリエは頭を掻きながらぼやいた。
確かに、今使い魔たちが増えたところで、精霊術が効果を成さないのであればあまり意味がない。
物理攻撃も厳しい。この中で一番の手練れのドミニクが剣で切りつけても、一切相手の身体に触れられなかった。使い魔たちが攻撃に加わっても、大して状況に変化があるとは思えない。
霊素を纏った物理攻撃を加えたところで、目の前の『龍』は、そもそも霊素自体をはじいてしまう。始末が悪かった。
「このまま攻撃を避けているだけじゃ、ジリ貧よ!」
次々に襲い来る火球を避けながら、クリスティーナは悲鳴を上げる。
「詰みか……?」
ラディムの声が、周囲に冷たく響き渡った。
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