33 / 36
第32話 熊人形と蛙人形により奴隷解放
しおりを挟む
――パイソン王国、ルプリス将軍領の外れにて。
「おい、蛙。そろそろ動くぞ」
「蛙と呼ぶな。俺の名は英雄王ユーバスだ」
ひときわ小さな体をした蛙のぬいぐるみが、ぷいと横を向く。
「どこからどう見ても蛙だがな」
熊のぬいぐるみが肩をすくめた。こちらは破壊王カイルード。今やぬいぐるみの姿で佇んでいる。
「お前こそ、破壊王の名を持ちながら熊のぬいぐるみとは滑稽極まりない」
「ふん、そんなことより魔女候補を探すんだったな。だが、お前のほうがパイソン王国に詳しいんじゃねぇのか?」
「ああ、奴隷のことならルプリス将軍が多数抱えている。だが、これは想定以上だ。屋敷どころか、領地全体に奴隷が配置されているとは……聞いていない」
「どれだけ奴隷好きなんだよ、ルプリスとかいうヤツは」
「奴は、誰も信じることができない男だった。それでも戦力はある。俺の次くらいには強いだろう」
「ほぉ、それは面白くなりそうだな」
「ただ、最強の冒険者を雇っていたはずだ。注意しろ」
「……で、いきなり全てを爆破してもいいか?」
「ダメに決まっている。まずは周囲の城壁を崩して撹乱しろ」
「面倒くせぇから城壁全部まとめて爆破してくるわ。兵士ごとさようならってな」
「それで構わん。空から『一億剣』で残りの兵士を仕留めよう」
「おいおい、自分の国の兵士だろ? 罪悪感ないのかよ」
「残念だな。俺はもうリード様の下僕だ」
「……それは、俺も同じだな」
――そして、動き出す。
★
一方、ルプリス将軍の屋敷。
将軍は椅子にふんぞり返り、口に葉巻をくわえていた。
「まったく、予定外のことが起きましたね。せっかく不老不死の条件を掴んだというのに、ソード王国を攻める前に同盟が瓦解とは。英雄王の生死も不明……最悪だ」
将軍の問いかけに、部屋にいた少女・ルルが応える。
「……私は、食器を片付けてまいります」
「そうですか。ルル、君がこの部屋を任されたのは随分前ですね。戦闘奴隷になる気はないですか? 隣国エイチィムル王国ではコロシアムがあります。君には不思議な力があるという報告も受けていますよ」
「それは、きっと間違いです。私は弱い、スキルもない、ただの少女です」
「ふむ。まあ考えておいてください。戦闘奴隷になれば金貨も得られます。もちろん我が家の取り分もありますが、今よりは暮らしが良くなるかもしれません。まあ……死んだらそこで終わりですがね」
「……検討します」
ルルが扉を閉めて出ていったその直後――。
ドオォォン!
屋敷全体が震える。外から轟音が響いた。将軍は即座に判断した。
(――城壁がやられたか)
「……ガエル」
「はい、御屋形様」
天井裏から、黒装束の女性が降りてくる。
「どうやら敵が動いたようです。詳細は不明ですが、迎撃可能ですか」
「御意。仲間が既に向かっています。拙者も続きます」
「油断なきように。私の文字スキルが危険を示している」
「御屋形様の能力は本物……承知しました」
この男、ルプリス将軍こそ“文字スキル”の使い手にして、文字王と呼ばれる存在。
「さて……楽しませてくれよ、文字たち。敵の情報を――示せ」
至る所に刻まれた〈文字〉が、その力を発揮する。
――【ヌイグルミが動く】
「ぬいぐるみ、だと……? 熊と蛙? 聞いたことがないな」
★
「おいおいおいおい、聞いてねぇぞ英雄王! どんだけ文字が迫って来てるんだ!」
「忘れていた。ルプリス将軍は“文字王”と呼ばれている。俺と同格の存在だ」
「さっきは【俺より弱い】って言っただろうが!」
「言ったな。すまん。ここでは、相手のほうが圧倒的に有利だ。領地そのものがトラップだからな」
熊と蛙のぬいぐるみ――いや、破壊王と英雄王は、全速力で駆けていた。
後ろから、巨大な兵士の形をした〈文字〉が追いかけてくる。
それは【兵】という一文字で構成された巨大な文字兵。
「なんか、ダセぇ格好してやがるな!」
「ふざけている場合ではない。ぬいぐるみとはいえ、損傷は修復が困難だ。リード様が悲しまれる」
「おっと、それは避けたい。なら派手に行くぜ!」
ドン! ドォン! 次々と爆破される文字兵たち。
しかし、追いかけてくる〈文字〉は無限に湧いてくるようだった。
そんな中――。
「おい……なんか、影が動いたぞ?」
突如、二人の黒装束の男が姿を現した。
「人形が……動いている? これは新しい現象ですね、ダブル」
「ああ、世界は広い。シュダが空を飛ぶエルフのように、僕は賢者の意思を受け継いだ存在」
「熊のぬいぐるみは僕が相手しようダブルは蛙を」
「任せたよ」
空を飛翔するシュダの姿を、破壊王カイルードは見上げる。
「蛙さんはこの賢者が相手しようか」
黒装束の男・ダブルが、左右に杖を構える。
「杖を2本使うだと? 聞いたことねぇな。誰だてめぇら」
「カイルード、油断するな!」
英雄王ユーバスが叫んだ、その瞬間――。
空から飛来したシュダが、破壊王に向けて拳を繰り出す。
「そんな拳で死ねるかよ!」
衝撃が響く。
破壊王カイルードのぬいぐるみが爆発する。シュダの姿も、その中に消えた。
同時に、英雄王ユーバスにも、賢者ダブルの魔法が炸裂する。
ルプリス将軍の領地は、次第に混沌とした色を深めていった――。
「おい、蛙。そろそろ動くぞ」
「蛙と呼ぶな。俺の名は英雄王ユーバスだ」
ひときわ小さな体をした蛙のぬいぐるみが、ぷいと横を向く。
「どこからどう見ても蛙だがな」
熊のぬいぐるみが肩をすくめた。こちらは破壊王カイルード。今やぬいぐるみの姿で佇んでいる。
「お前こそ、破壊王の名を持ちながら熊のぬいぐるみとは滑稽極まりない」
「ふん、そんなことより魔女候補を探すんだったな。だが、お前のほうがパイソン王国に詳しいんじゃねぇのか?」
「ああ、奴隷のことならルプリス将軍が多数抱えている。だが、これは想定以上だ。屋敷どころか、領地全体に奴隷が配置されているとは……聞いていない」
「どれだけ奴隷好きなんだよ、ルプリスとかいうヤツは」
「奴は、誰も信じることができない男だった。それでも戦力はある。俺の次くらいには強いだろう」
「ほぉ、それは面白くなりそうだな」
「ただ、最強の冒険者を雇っていたはずだ。注意しろ」
「……で、いきなり全てを爆破してもいいか?」
「ダメに決まっている。まずは周囲の城壁を崩して撹乱しろ」
「面倒くせぇから城壁全部まとめて爆破してくるわ。兵士ごとさようならってな」
「それで構わん。空から『一億剣』で残りの兵士を仕留めよう」
「おいおい、自分の国の兵士だろ? 罪悪感ないのかよ」
「残念だな。俺はもうリード様の下僕だ」
「……それは、俺も同じだな」
――そして、動き出す。
★
一方、ルプリス将軍の屋敷。
将軍は椅子にふんぞり返り、口に葉巻をくわえていた。
「まったく、予定外のことが起きましたね。せっかく不老不死の条件を掴んだというのに、ソード王国を攻める前に同盟が瓦解とは。英雄王の生死も不明……最悪だ」
将軍の問いかけに、部屋にいた少女・ルルが応える。
「……私は、食器を片付けてまいります」
「そうですか。ルル、君がこの部屋を任されたのは随分前ですね。戦闘奴隷になる気はないですか? 隣国エイチィムル王国ではコロシアムがあります。君には不思議な力があるという報告も受けていますよ」
「それは、きっと間違いです。私は弱い、スキルもない、ただの少女です」
「ふむ。まあ考えておいてください。戦闘奴隷になれば金貨も得られます。もちろん我が家の取り分もありますが、今よりは暮らしが良くなるかもしれません。まあ……死んだらそこで終わりですがね」
「……検討します」
ルルが扉を閉めて出ていったその直後――。
ドオォォン!
屋敷全体が震える。外から轟音が響いた。将軍は即座に判断した。
(――城壁がやられたか)
「……ガエル」
「はい、御屋形様」
天井裏から、黒装束の女性が降りてくる。
「どうやら敵が動いたようです。詳細は不明ですが、迎撃可能ですか」
「御意。仲間が既に向かっています。拙者も続きます」
「油断なきように。私の文字スキルが危険を示している」
「御屋形様の能力は本物……承知しました」
この男、ルプリス将軍こそ“文字スキル”の使い手にして、文字王と呼ばれる存在。
「さて……楽しませてくれよ、文字たち。敵の情報を――示せ」
至る所に刻まれた〈文字〉が、その力を発揮する。
――【ヌイグルミが動く】
「ぬいぐるみ、だと……? 熊と蛙? 聞いたことがないな」
★
「おいおいおいおい、聞いてねぇぞ英雄王! どんだけ文字が迫って来てるんだ!」
「忘れていた。ルプリス将軍は“文字王”と呼ばれている。俺と同格の存在だ」
「さっきは【俺より弱い】って言っただろうが!」
「言ったな。すまん。ここでは、相手のほうが圧倒的に有利だ。領地そのものがトラップだからな」
熊と蛙のぬいぐるみ――いや、破壊王と英雄王は、全速力で駆けていた。
後ろから、巨大な兵士の形をした〈文字〉が追いかけてくる。
それは【兵】という一文字で構成された巨大な文字兵。
「なんか、ダセぇ格好してやがるな!」
「ふざけている場合ではない。ぬいぐるみとはいえ、損傷は修復が困難だ。リード様が悲しまれる」
「おっと、それは避けたい。なら派手に行くぜ!」
ドン! ドォン! 次々と爆破される文字兵たち。
しかし、追いかけてくる〈文字〉は無限に湧いてくるようだった。
そんな中――。
「おい……なんか、影が動いたぞ?」
突如、二人の黒装束の男が姿を現した。
「人形が……動いている? これは新しい現象ですね、ダブル」
「ああ、世界は広い。シュダが空を飛ぶエルフのように、僕は賢者の意思を受け継いだ存在」
「熊のぬいぐるみは僕が相手しようダブルは蛙を」
「任せたよ」
空を飛翔するシュダの姿を、破壊王カイルードは見上げる。
「蛙さんはこの賢者が相手しようか」
黒装束の男・ダブルが、左右に杖を構える。
「杖を2本使うだと? 聞いたことねぇな。誰だてめぇら」
「カイルード、油断するな!」
英雄王ユーバスが叫んだ、その瞬間――。
空から飛来したシュダが、破壊王に向けて拳を繰り出す。
「そんな拳で死ねるかよ!」
衝撃が響く。
破壊王カイルードのぬいぐるみが爆発する。シュダの姿も、その中に消えた。
同時に、英雄王ユーバスにも、賢者ダブルの魔法が炸裂する。
ルプリス将軍の領地は、次第に混沌とした色を深めていった――。
0
あなたにおすすめの小説
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
黄金蒐覇のグリード 〜力と財貨を欲しても、理性と対価は忘れずに〜
黒城白爵
ファンタジー
とある異世界を救い、元の世界へと帰還した玄鐘理音は、その後の人生を平凡に送った末に病でこの世を去った。
死後、不可思議な空間にいた謎の神性存在から、異世界を救った報酬として全盛期の肉体と変質したかつての力である〈強欲〉を受け取り、以前とは別の異世界にて第二の人生をはじめる。
自由気儘に人を救い、スキルやアイテムを集め、敵を滅する日々は、リオンの空虚だった心を満たしていく。
黄金と力を蒐集し目指すは世界最高ランクの冒険者。
使命も宿命も無き救世の勇者は、今日も欲望と理性を秤にかけて我が道を往く。
※ 更新予定日は【月曜日】と【金曜日】です。
※第301話から更新時間を朝5時からに変更します。
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる