新・三国志 

明日ハレル

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第1章 争乱編

第1章 第3節 争乱編 その1

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新・三国志 第1章 争乱編 その1

敵を蹴散らしながら若い将らしき者が見えたので名を上げて突っ込んでいく。

おお曹仁殿か!良い敵が現れた。

我は青洲太守円岳殿の配下5星将の一人翠明である。

そんな馬鹿な青洲太守は孔融殿だろう!

残念ながら先々週我が軍の攻撃で青洲で最後まで残っていた青洲城は落ちた。

孔融殿も乱戦の中戦死され袖の下が上手く効いて先週円岳殿が太守に任命された所だ。

何!青洲がお前たちのものになっただと!

これは容易ならぬ敵だ。

そうか!では翠明とやら勝負だ!

曹仁が翠明に向かっていく。

撃ち合う事、数撃、て、って手強い。
  
思わず武芸達者な曹仁が初めて遅れを取りそうな強さだ。

好くて相打ちかな、ふと曹仁は戦慄した。

この様な将が後4名も居る!?

ここは負けるわけには行かない!気を奮い立たせる!

中々やるな、今までのどの相手より強い!

倒し涯がある!流石は曹軍7勇将の一人だ!

何だその曹軍7勇将とは!

いいか、強い順だぜ!夏侯淳、夏侯淵、楽進、曹仁、于禁、曹洪、李典の順だな。

翠明は指を折りながら説明しお主は4番目に強い!

これは我らが褒美を得る為の目的の一つだ。

お主の首で街と領主の地位がもらえる。

大人しく我に打たれてしまえ!

両者は数十撃争うが勝敗が着かない。

そこへ櫓の上から翠明を狙って打たれた強弩が唸りを上げて落ちてきた。

激しい轟音が響き、翠明は如何やら右手に傷を負ったようだ。

無念!次は必ず仕留める!

捨て台詞を残して、翠明は逃げていった。

敵の将が逃げた、これで敵も下がるだろう。

曹仁は前後から攻めていた敵の伏兵を退けて、張邈らと合流し城門を突破した。

城の前面でも夏侯淵や夏侯尚、夏候覇ら率いる1万の騎兵が駆け付け敵を何とか撃退できたようだ。

敵の兵数が2万程だったので、何とか破ることが出来た。

青洲を手中に収めたとすれば10万近い兵を持つことになる!強敵の出現だ!

こちらも曹洪、于禁が負傷し、曹安民、曹参、曹運らが乱戦の中戦死していた。

曹操は曹仁から敵の5星将の話を聞き、それは油断ならぬとして、青洲に多数の間者を送り込んだ。



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