新・三国志 

明日ハレル

文字の大きさ
43 / 43
第1章 河北決戦編

第1章 第5節 河北決戦編 その10

しおりを挟む
 第5節 河北決戦編 その10

白馬平原の凱1陣目の戦いは宋王軍が勝利した。第2陣目は兗州の曹操軍5万余と併州の袁煕軍5万余との戦いとなる。

両軍が展開し曹操軍は鶴翼の陣を引く、併州の袁煕軍は参謀の荀甚の意見を入れてこちらも鶴翼の陣で迎え撃つ。

曹操は貴下7手の部将達を突撃させた、ただ万が一もある夏候惇と夏侯淵は曹操の両脇に待機した。

曹仁以下于禁、楽進、李典、曹洪、の5将は敵陣へ突入した。

これを袁煕以下の5将軍も迎え撃つ。

曹仁は呂廣を見つけて畳みかける、両将は良い勝負だ。

打ち合う事数十撃、遂に曹仁が呂廣を打ち取る。指揮官を失って敵部隊は簡単に敗走した。

于禁も敵部隊に突入していた、中央に部隊が集まっている。

其処を目掛けて于禁は進む。途中副将の李間静が立ちはだかるが数撃で切り伏せ、更に偏将を何名か突き落とした。

後続する味方がそれらを捕縛する、于禁は後ろも見ずに突き進んでいった。

敵将馬延を漸く見つけ、于禁は襲い掛かった。

馬延も于禁を見つけ両者は激しく切り結ぶ。

一進一退が続いたが、場延が于禁を討ち取り、今回は袁煕側の勝利となる。

李典も敵陣深く突き進んでいた、途中何名か部将を剣で付き落としたが憶える暇もない。

敵の指揮官張凱を探して敵陣中央部まで達した李典は漸く敵将を見つけた。

敵将見参!我は曹操軍7将軍の一人李典敵将覚悟せよ!

おぬしが李典か!我は張凱!良い敵が現れた。これを倒せば我も領地を持てる。我に討たれてしまえ!

両者は我欲を剥き出しにしてよく戦った、ふと李典の剣捌きが乱れる。

すかさず張凱はスキを逃さず李典を討ち取った。ここでも袁煕側が勝利を収めた。

楽進も敵陣深く突き進んでいた、隣の陣の乱れを見た敵の指揮官焦触が前に出てきた。

お主は焦触であろう、我は曹操軍7将が一人楽進!その首貰った!

突然敵将が現れ、焦触も驚いたが、鉾を振り被って楽進と激しく打ち合う。

打ち合う事数十撃、楽進の武勇が勝り焦触を討ち取った。

楽進は残る副将や偏将を討ち取り、敵部隊を突き崩した。

曹洪は敵将探して同じように敵陣深く切り込んでいた。

丁度相手側も探していたのだろう、張南と出合い頭でぶつかる。

お主が張南か?その首貰った!我は曹洪冥途の土産にこの名を覚えておくが良い。

小癪な!返り討ちにしてくれる。

両者激しく打ち合うところ。曹洪が張南を討ち取った。

更に副将や部将を討ち取り敵陣を討つ崩す。

これで3勝2敗で辛うじて曹操が勝利を収める。

残る2個の部隊は夏候惇、夏侯淵が蹴散らした。

曹操軍が勝利した事を受け。

法螺貝が吹かれ戦争が終了した事が全軍に知らされた。

先に3勝した方の勝利となる規約通り、秦王の配下が宋王の勝利を認めた。

逆らう者には秦王貴下の精鋭5虎将軍と50万の近衛軍精鋭部隊が相手すると宣言する。

劉合は悔しくて周りの物を打ち壊して、暴れまわったが、軍師の王朗や衛管に宥められ。

秦王の前に出て行って降伏文章に自筆のサインを記入し、負けを認めた。

劉合は暫く洛陽の官邸に謹慎させられ、配下の将軍や部将達も連行され軍は解体された。

宋王が勝利した伝文が全国に送られ、人事院が河北3州と青洲の人事異動を発令し劉合の勢力は消滅した。

秦王は劉合を呼び出しこれからの人生の3つの道を与えた。

一つは身分を捨て平民として生きる道。

二つ目はこれ以降一介の文官として生きる道。勿論最下級の役職からの出発となる。

三つ目は辺境開拓団の一員として西域諸国で武官として最下級の役職で任官する道の3個を選ばせる。

野心家の劉合は武官として生きる道を選んだ。しかし、彼には死ぬまで憲兵が周辺を見張り監視する生活が始まった。

配下の将や文官も決して2度と会えぬよう配置されこれらは徹底していた。即ち罪人扱いなのだ。

劉合は何も出来ない環境に絶望し、暫くして病死した。

こうして宋王劉備玄徳は函谷関以東の覇王に公認され、配下の4王を任命する権利を与えられた。

燕王には一族の従弟の劉才分を任命し、宋王には同じく従弟の劉粛居を、呉王には従兄の劉善結を、荊王には従姉の劉衆蘭を任命した。

漢帝国本国は正帝が国を治め、雍州、益州、涼州を領土とし、他の王国とは線引きをして一切関わらないようになる。

4王国は飽く迄歴代の覇王が統治するのだ。劉備は20年間覇王を務め、以後は子孫が継承する。

100年事に新たな覇王が3つの方法で選ばれる。余り軍力を使った方法は国力を消耗するので取られない。

飽く迄国家の祭典という位置づけである。

一つは将の武勇を競う事。

一つは陣法を競う事。

一つは、5人勝ち抜きの軍技ゲームで争う事。

の3個が4王の意見で取り入れられ正帝の承認で実行される。

これで第一部はは終了です。

次からは辺境地域の問題を取り上げていきます。





しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく… なお、スピンオフもございます。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...