金20時更新「人生は彼女の物語のなかに」生真面目JKの魂が異世界の絶世の美人王女の肉体に？！運命の恋？逆ハーレム？それどころじゃありません！

☆第３章終了時点における登場人物紹介（ファーストネームでの昇順）☆ネタバレ含む

フランシス

【名前】
　フランシス　※本名は不明
【性別】
　男
【年齢】
　見た目は３０代ぐらいだが、その魂はおそらく１００才超だと推測される
【身長】
　１８８cm
【職業ならび身分】
　不老・空中浮遊の特性を持つ神人の力のほか、様々なオプションを手に入れている魔導士
　また本人談では平民の生まれであるらしい
【家族】
　不明


　エメラルドグリーンの瞳、銀色の長い髪、聖職者が着るような白衣と、まるで神の化身、もしくは夢の中に住む者のようにすら思える美男。非常に美しい顔立ちであるが、彼の醸し出す雰囲気や喋り方が、ルークには「キモい魔導士」ならび、ディランには「不気味の権化」といった印象を与えている。レイナも物語の結末を最初から全て分かっているかのような自信と残酷さが発せられている、彼のその静かな佇まいに恐怖を感じずにはいられなかった。

　レイナが異世界で目を覚ました時、隣で既に死体となって転がされていた男性は間違いなく彼であった（彼もあの死体は自分であると認めていた）が、彼はごく普通に生者としてデブラの町の宿で、マリアやオーガストともに姿を現した。
　
　魔導士としての彼の実力は底知れぬものであると推測され、アンバー含むアドリアナ王国精鋭の魔導士たちでも少ししか歯が立たず、彼は遊んでいる余裕すら見せていた。

　余裕綽々といった感じで、非常に丁寧な話し方をし、またその話が結構長く、誰も聞いてもいないことまでペラペラと喋る。だが、時たま真っ当なことも言う。
　女性経験も豊富であり、また自らテクニシャンであるとも豪語していた。戦いのさなか、アンバーを犯そうとし、ジョセフ王子に強烈な右ストレートをくらい、奥歯を砕かれた。

　彼の過去はまだ不明。ただ、100年以上生きていることと、不老・空中浮遊の特性を持つ神人の力を手に入れていること、自分の喉を剣で貫いたことがあることは判明している。第２章において、アンバーが招待された彼だけのユートピアと血膿の色のような棺が彼の過去の鍵となるのか？
　
　第３章においては、彼自身が宣言したとおり、ジョセフ王子やルークたちに”直接のちょっかい”はかけていないが、時々魔術による覗き見をしたり、手下をそそのかしたりはしていた。
　第３章終盤におけるアポストルからの新たな啓示といった、地上での追い風が吹いたことにより、彼が率いる一味も呪われた神人の船を進めていく模様だ。