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第4章終了記念特別付録
★超絶美少年・ゲイブが持ってきたアポストルからの3回目の啓示と更なる謎
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第3回目のアポストルからの啓示抜粋と考察です。
少しだけ、今後の展開のネタバレも含まれております。
※※※第3回目の啓示※※※
「物語の英雄は、全員揃った。
この手紙によって、進むべき道は開かれることになる。
暗黒に包まれし民たちを、
わたしの愛しき者たちを救うために、
”希望の光を運ぶ者たち”よ、ユーフェミア国へと向かえ。
陸地にては過去に縁を紡いだ者に出会い、
海にては伝説の美しき女たちに出会い、
隣り合う世界からの勇ましい男たちにも出会い、
そして、最後には悪しき者たちに必ず勝つ。
私はすべてを知っている。
私は紡がれているすべてに目を通したのだから。
ともに船を漕ぎゆき進め。
お前たちにしか、私の愛しき者は救えない」
(第4章 ー3ー 道は開かれた(3))
”希望の光を運ぶ者たち”7人の強い意志の集結によって、アポストルからの使いである超絶美少年・ゲイブは現れた。
けれども、この3回目の時のゲイブは、明らかに”今までのゲイブ”とは違っていた。
※このことは首都シャノンの城に不法侵入した魔導士フランシスも指摘していた。
グシャグシャの手紙を握りしめたまま、泣いているゲイブ。
やはり、彼の国・ユーフェミア国が暗黒に飲まれてしまったと……
明らかに時間軸がおかしい。ユーフェミア国が闇へと飲まれたのは、今より59年前のことである。まさか、このゲイブは過去からの来訪者とでもいうのか。
そのうえ、今回のゲイブは滞在時間が伸びるどころか、すぐに消失した。
そして、レイナは誰にも話さず、自分の胸だけにしまい込んだが、ゲイブが現れる光を見た時、以下のようにも感じていた。
以下、本編抜粋。
※※※
レイナの澄み切った青き瞳に映る光は、徐々に大きく、さらに輝いていく。
その光から目を離すことができなかったレイナの頬に、一筋の涙がツウっと流れた。
光の眩しさに思わず涙が出てしまったわけではない。どこか切なく、懐かしさを感じさせる、その光に何か”別のもの”がレイナの魂に流れ込んできたのだ。
悲しみ。
たった一言で表現するとしたら、そのような感情が流れ込んできたと言えるだろう。でも、その光がもたらした”悲しみ”は、一言では到底表すことができなかった。
何かを守ろうとし、何かを今にも失わんとしている悲しみ。それだけではない。その光はレイナに、元の世界の家族のことを強く感じさせた。もう二度と戻ることができない、元の世界への架け橋のようにも思えた。」
(第4章 ー3ー 道は開かれた(3))
※※※
レイナだけがアポストルの光より感じた”悲しみ”の理由は、これからの展開で明かされるとして、まずは一つ一つ見ていこう。
●「物語の英雄は、全員揃った。
この手紙によって、進むべき道は開かれることになる。
暗黒に包まれし民たちを、
わたしの愛しき者たちを救うために、
”希望の光を運ぶ者たち”よ、ユーフェミア国へと向かえ。」
⇒英雄は、過去2回の手紙にフルネームではっきりと名前を書かれていたルーク、ディラン、トレヴァー、アダム、ヴィンセントの5名だけではなく、やはりレイナの助言通り、ダニエルとフレディも必要な存在であったのだ。
そして、「暗黒に包まれし民たち」=「わたしの愛しき者たち」は、ユーフェミア国の民であり、ルークたちがユーフェミア国の民たちを救うという道は開かれた(はっきりと明示された)。
●「陸地にては過去に縁を紡いだ者に出会い、
海にては伝説の美しき女たちに出会い、
隣り合う世界からの勇ましい男たちにも出会い、
そして、最後には悪しき者たちに必ず勝つ。」
⇒”最後には悪しき者たちに必ず勝つ”と。
だが、そこに至るまでに幾つかの出会いがあると……
★陸地にて過去に縁を紡いだ者
……アドリアナ王国の陸地にて、アダムが過去から縁を紡いでいたサミュエル・メイナード・ヘルキャットとの再会、そして”マリア王女”が過去に殺した平民の赤ん坊の父親・ティモシーにも出会った、というよりも殺意を剥き出しにしてきた。
……さらに言うなら、出港の日、アドリアナ王国内の陸地にて、ルークたちは気づいていなかったが見送りの民の中にかつての同僚であるランディー・デレク・モットがいて、同じくかつての同僚であるジムとルイージに知らせに走った。
……そのうえ、これからエマヌエーレ国に無事辿り着いたとしたら、そのエマヌエーレ国の陸地にて、アダムの家族を殺した魔導士と「影生者」の兄妹にも会うかもしれない。
……そして、さらにさらに今後のネタバレをしてしまうなら、現時点ではそれほど重要人物とは思えない「影生者の兄妹の片棒を担がされた兵士」や「トレヴァー元カノ」なども、作中にフルネームで登場している。
★海にては伝説の美しき女たち
……ディランとヴィンセントは、これを言葉通りの意味としてとらえており、(それはほぼ正解であるのだが)この”伝説”の美しき”女”とは、伝説として語り継がれている1000年前にアポストルとなった神殿の巫女”ニーナレーン”のことであると予測している。
ニーナレーンは、グラマー美女であるらしく、ルークたちも男として気になっている模様。
……この世界に来て、まだ数か月~半年のレイナもこの”伝説”の美しき”女”は、もしかしたらニーナレーンのことではないかと推測している。
だが、正確に言うと手紙には”女”ではなく、”女たち”と書かれていた。海にて出会う”女たち”の1人はニーナレーンであるとして、他の者たちが皆、女であるとは限らない。
ちなみに、さらにさらにネタバレをしてしまうも、ヴィンセントにとって、ニーナレーンという名はどこか懐かしく母を思わせるものらしい。そして、彼にとって”海”という場所は、母だけでなく、魂の片割れもいると思わせる場所でもあるのだ。
★隣り合う世界からの勇ましい男たち
……この”勇ましい男たち”は、あの啓示を聞いたレイナ含むほぼ全員が、おそらく「護る者」の刻印を持つ神人たちであるだろうと予測している。
”勇ましい神人たち”は、自分たちの味方となるのか、敵となるのか、それとも単に出会うという言葉通り、自分たちの旅路の過程において出会うだけであるのかは、今のところは分からない。
けれども、59年前に「神人殺人事件」が発生している。やってくる勇ましい男たちは、自分と同じ神人たちをこの世界の魔導士たちに殺されているのだ。
59年前に殺された神人の中にはいなかった、わずか3才の神人の少年・オリーが何かの鍵となるかもしれない。一体、彼は今、どこにいるのだろうか?
●「私はすべてを知っている。
私は紡がれているすべてに目を通したのだから。」
⇒レイナは、この”目を通した”という表現にすごくひっかかっていた。
全てを知っているらしいアポストルが”見た”ではなく、”目を通した”という表現を使っている。アポストルは未来を見たわけではなく、この7人の英雄たちが歩みゆく道について書かれた紙の媒体らしきものを読んだのではないかと。
その物語通りにアポストルがルークたちを動かそうとしているのかもしれない。どんな選択をしようと、その物語に書かれている通りに物語は進み……
未来から投げつけられた欠片が散りばめられた物語。
大切な者を失うこととなるかもしれない物語。
彼らの人生は誰かが書いた物語のなかに、すでに刻まれているのかもしれないと……
今まで探り探りで、ルークたちに啓示を伝えていたらしいアポストルも何かを読んだことでまさに”道は開かれた”のかもしれない。
●「ともに船を漕ぎゆき進め。
お前たちにしか、私の愛しき者は救えない」
⇒本編中、誰も触れるものはいなかったが……啓示の冒頭では「愛しき者たち」と表現していたが、啓示末尾ではアポストルもうっかり気を抜いてしまったのか「愛しき者」と単数形になっている。
⇒もう忘れてしまった方も多いと思うが、第2回目のゲイブ登場時に、彼は怖い者知らずにもアドリアナ王国の王子殿下に向かって、以下のことを伝えている。
以下、本編抜粋。
※※※
ゲイブはコクンと涙を飲み込むような動作をした後、ジョセフに少しだけ歩み寄った。
「……僕に手紙を託したお兄さんがポソッと言っていたんだ。”マリア王女があんな××××じゃなかったら、ジョセフ王子はレツジョウ? を抱いたんだろうか?”って……」
レイナが知っている四文字の放送禁止用語が愛らしいゲイブの口から発せられた。
ゲイブのその言葉と話の内容に、ジョセフだけでなく誰もがギョッとした。近親相姦という禁断。マリアはその禁断の果実を楽しむ気満々であったが、ジョセフはそのマリアの性質を矯正しようとしていた。けれども、最後の最後までマリアのその生まれ持った性質を矯正することはできず、ついにマリアはジョセフが愛していた者を殺害するに至った。
そのマリアが、もしごく普通に優しさや思いやり、そして正義の心を持って生まれていたら……と、なぜかゲイブに手紙を託した者が呟いていたというのだ。
(第3章 ―2― そして、物語は動き出す)
※※※
禁断の果実。近親相姦。
これは単なるマリア王女の性癖の一つであっただけはなく、今後の展開において重要であり淫靡なキーワードであるのかもしれない。
少しだけ、今後の展開のネタバレも含まれております。
※※※第3回目の啓示※※※
「物語の英雄は、全員揃った。
この手紙によって、進むべき道は開かれることになる。
暗黒に包まれし民たちを、
わたしの愛しき者たちを救うために、
”希望の光を運ぶ者たち”よ、ユーフェミア国へと向かえ。
陸地にては過去に縁を紡いだ者に出会い、
海にては伝説の美しき女たちに出会い、
隣り合う世界からの勇ましい男たちにも出会い、
そして、最後には悪しき者たちに必ず勝つ。
私はすべてを知っている。
私は紡がれているすべてに目を通したのだから。
ともに船を漕ぎゆき進め。
お前たちにしか、私の愛しき者は救えない」
(第4章 ー3ー 道は開かれた(3))
”希望の光を運ぶ者たち”7人の強い意志の集結によって、アポストルからの使いである超絶美少年・ゲイブは現れた。
けれども、この3回目の時のゲイブは、明らかに”今までのゲイブ”とは違っていた。
※このことは首都シャノンの城に不法侵入した魔導士フランシスも指摘していた。
グシャグシャの手紙を握りしめたまま、泣いているゲイブ。
やはり、彼の国・ユーフェミア国が暗黒に飲まれてしまったと……
明らかに時間軸がおかしい。ユーフェミア国が闇へと飲まれたのは、今より59年前のことである。まさか、このゲイブは過去からの来訪者とでもいうのか。
そのうえ、今回のゲイブは滞在時間が伸びるどころか、すぐに消失した。
そして、レイナは誰にも話さず、自分の胸だけにしまい込んだが、ゲイブが現れる光を見た時、以下のようにも感じていた。
以下、本編抜粋。
※※※
レイナの澄み切った青き瞳に映る光は、徐々に大きく、さらに輝いていく。
その光から目を離すことができなかったレイナの頬に、一筋の涙がツウっと流れた。
光の眩しさに思わず涙が出てしまったわけではない。どこか切なく、懐かしさを感じさせる、その光に何か”別のもの”がレイナの魂に流れ込んできたのだ。
悲しみ。
たった一言で表現するとしたら、そのような感情が流れ込んできたと言えるだろう。でも、その光がもたらした”悲しみ”は、一言では到底表すことができなかった。
何かを守ろうとし、何かを今にも失わんとしている悲しみ。それだけではない。その光はレイナに、元の世界の家族のことを強く感じさせた。もう二度と戻ることができない、元の世界への架け橋のようにも思えた。」
(第4章 ー3ー 道は開かれた(3))
※※※
レイナだけがアポストルの光より感じた”悲しみ”の理由は、これからの展開で明かされるとして、まずは一つ一つ見ていこう。
●「物語の英雄は、全員揃った。
この手紙によって、進むべき道は開かれることになる。
暗黒に包まれし民たちを、
わたしの愛しき者たちを救うために、
”希望の光を運ぶ者たち”よ、ユーフェミア国へと向かえ。」
⇒英雄は、過去2回の手紙にフルネームではっきりと名前を書かれていたルーク、ディラン、トレヴァー、アダム、ヴィンセントの5名だけではなく、やはりレイナの助言通り、ダニエルとフレディも必要な存在であったのだ。
そして、「暗黒に包まれし民たち」=「わたしの愛しき者たち」は、ユーフェミア国の民であり、ルークたちがユーフェミア国の民たちを救うという道は開かれた(はっきりと明示された)。
●「陸地にては過去に縁を紡いだ者に出会い、
海にては伝説の美しき女たちに出会い、
隣り合う世界からの勇ましい男たちにも出会い、
そして、最後には悪しき者たちに必ず勝つ。」
⇒”最後には悪しき者たちに必ず勝つ”と。
だが、そこに至るまでに幾つかの出会いがあると……
★陸地にて過去に縁を紡いだ者
……アドリアナ王国の陸地にて、アダムが過去から縁を紡いでいたサミュエル・メイナード・ヘルキャットとの再会、そして”マリア王女”が過去に殺した平民の赤ん坊の父親・ティモシーにも出会った、というよりも殺意を剥き出しにしてきた。
……さらに言うなら、出港の日、アドリアナ王国内の陸地にて、ルークたちは気づいていなかったが見送りの民の中にかつての同僚であるランディー・デレク・モットがいて、同じくかつての同僚であるジムとルイージに知らせに走った。
……そのうえ、これからエマヌエーレ国に無事辿り着いたとしたら、そのエマヌエーレ国の陸地にて、アダムの家族を殺した魔導士と「影生者」の兄妹にも会うかもしれない。
……そして、さらにさらに今後のネタバレをしてしまうなら、現時点ではそれほど重要人物とは思えない「影生者の兄妹の片棒を担がされた兵士」や「トレヴァー元カノ」なども、作中にフルネームで登場している。
★海にては伝説の美しき女たち
……ディランとヴィンセントは、これを言葉通りの意味としてとらえており、(それはほぼ正解であるのだが)この”伝説”の美しき”女”とは、伝説として語り継がれている1000年前にアポストルとなった神殿の巫女”ニーナレーン”のことであると予測している。
ニーナレーンは、グラマー美女であるらしく、ルークたちも男として気になっている模様。
……この世界に来て、まだ数か月~半年のレイナもこの”伝説”の美しき”女”は、もしかしたらニーナレーンのことではないかと推測している。
だが、正確に言うと手紙には”女”ではなく、”女たち”と書かれていた。海にて出会う”女たち”の1人はニーナレーンであるとして、他の者たちが皆、女であるとは限らない。
ちなみに、さらにさらにネタバレをしてしまうも、ヴィンセントにとって、ニーナレーンという名はどこか懐かしく母を思わせるものらしい。そして、彼にとって”海”という場所は、母だけでなく、魂の片割れもいると思わせる場所でもあるのだ。
★隣り合う世界からの勇ましい男たち
……この”勇ましい男たち”は、あの啓示を聞いたレイナ含むほぼ全員が、おそらく「護る者」の刻印を持つ神人たちであるだろうと予測している。
”勇ましい神人たち”は、自分たちの味方となるのか、敵となるのか、それとも単に出会うという言葉通り、自分たちの旅路の過程において出会うだけであるのかは、今のところは分からない。
けれども、59年前に「神人殺人事件」が発生している。やってくる勇ましい男たちは、自分と同じ神人たちをこの世界の魔導士たちに殺されているのだ。
59年前に殺された神人の中にはいなかった、わずか3才の神人の少年・オリーが何かの鍵となるかもしれない。一体、彼は今、どこにいるのだろうか?
●「私はすべてを知っている。
私は紡がれているすべてに目を通したのだから。」
⇒レイナは、この”目を通した”という表現にすごくひっかかっていた。
全てを知っているらしいアポストルが”見た”ではなく、”目を通した”という表現を使っている。アポストルは未来を見たわけではなく、この7人の英雄たちが歩みゆく道について書かれた紙の媒体らしきものを読んだのではないかと。
その物語通りにアポストルがルークたちを動かそうとしているのかもしれない。どんな選択をしようと、その物語に書かれている通りに物語は進み……
未来から投げつけられた欠片が散りばめられた物語。
大切な者を失うこととなるかもしれない物語。
彼らの人生は誰かが書いた物語のなかに、すでに刻まれているのかもしれないと……
今まで探り探りで、ルークたちに啓示を伝えていたらしいアポストルも何かを読んだことでまさに”道は開かれた”のかもしれない。
●「ともに船を漕ぎゆき進め。
お前たちにしか、私の愛しき者は救えない」
⇒本編中、誰も触れるものはいなかったが……啓示の冒頭では「愛しき者たち」と表現していたが、啓示末尾ではアポストルもうっかり気を抜いてしまったのか「愛しき者」と単数形になっている。
⇒もう忘れてしまった方も多いと思うが、第2回目のゲイブ登場時に、彼は怖い者知らずにもアドリアナ王国の王子殿下に向かって、以下のことを伝えている。
以下、本編抜粋。
※※※
ゲイブはコクンと涙を飲み込むような動作をした後、ジョセフに少しだけ歩み寄った。
「……僕に手紙を託したお兄さんがポソッと言っていたんだ。”マリア王女があんな××××じゃなかったら、ジョセフ王子はレツジョウ? を抱いたんだろうか?”って……」
レイナが知っている四文字の放送禁止用語が愛らしいゲイブの口から発せられた。
ゲイブのその言葉と話の内容に、ジョセフだけでなく誰もがギョッとした。近親相姦という禁断。マリアはその禁断の果実を楽しむ気満々であったが、ジョセフはそのマリアの性質を矯正しようとしていた。けれども、最後の最後までマリアのその生まれ持った性質を矯正することはできず、ついにマリアはジョセフが愛していた者を殺害するに至った。
そのマリアが、もしごく普通に優しさや思いやり、そして正義の心を持って生まれていたら……と、なぜかゲイブに手紙を託した者が呟いていたというのだ。
(第3章 ―2― そして、物語は動き出す)
※※※
禁断の果実。近親相姦。
これは単なるマリア王女の性癖の一つであっただけはなく、今後の展開において重要であり淫靡なキーワードであるのかもしれない。
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