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なずみのホラー便 ※公開順

★【R18】第10弾 雷鳴は3度、轟いた

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 かなり感じ悪い大学生モトキは、周りに隠しているがロリ×リョナ×脚フェチ。
 そんな彼が”タクシーに乗っていた”時、天からの凄まじい雷鳴が”3度”轟いた。なんと、モトキは自分が生まれた日から今日までの期間を、ちょうど3分割した区切りとなる日にタイムワープしてしまう。
 1回目と2回目は、JSたち(女子小学生たち)に直接の危害は加えなかったが、3回目のタイムワープ(自分が生まれた日)時に、モトキはついにその獣の牙を向き、1人の女子小学生を襲う。

 現在へ戻ってきたモトキが、自宅で性的興奮の余韻に浸っていた時、”タクシーの運転手”が訪ねてくる。
 タクシーの運転手は、モトキが襲った女子小学生の父親であった。雷鳴によってタイムワープしたのはモトキだけではなかったのだ。モトキのように過去へ向かってではなく、タクシーの運転手は”未来へと向かって”(自分が死ぬ日に向かって)3回タイムワープしていた。
 そして、ついに彼は”自分の最期の日”に、モトキに性的暴行を加えられたのち目を覚ますことなく死んだ娘の無念と慟哭の思いに一区切りをつけることができた。



★作者コメント★
 数年前に書き留めていたタイムワープネタを、やっと形にすることができました。
 出来上がった物語自体は、陰惨極まりなく救いがないですけど……

 もし作者が自身の生まれた日にタイムワープできたなら、若き日の父母や今は亡き祖父母に会いたいですね。
 ちなみに作者が生まれた日は、クリスマスイブでありますため、クリスマス一色であるだろう町の様子も見てみたいです。
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