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7ヶ月後に女子高校生になる俺
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とうとう俺達のレディーストレーニングも六ヶ月目に入った。今月末で折り返しって感じかな。
九月初日の定期ミーティングで最初に言われたのは来月は俺達遂に女としての社会復帰だという事で、今月はかなり重要な節目なんだって。
あとは女性のトレーナーさんに一対一で付き添ってもらって、待望の郊外実習が始まる。もう五ヶ月も施設内に閉じ込められていた俺にとってこれが一番嬉しかった。やっと外の空気が吸える。でも女装でなく女としてだからすごく緊張するだろう。
トレーナーさんからは、まだぎこちないけど女としての全般の生活態度は及第点あげられる程度までにはなったらしいから、緊張せず普段通りで堂々とと言われたけど。
そして今月末にはある重要な試験があるらしい。それについては何も教えてくれなかった。
ミーティングの後、午後一のカリキュラムは運動。まだ暑いけどプールは終わりで再び場所はグランド。スク水を着れなくなるのはちょっと残念だったけど、俺達に手渡されたのは、なんとブルマだった。
ブルマなんてもう今じゃ誰も体育の時なんて履かないけど、女子の運動には最適なユニフ ォームらしい。それにここでは変な目で見る男性スタッフなんていないって事で。
更衣室で恐る恐るそれを両手に持ってしばし眺める俺。去年の今頃なんてブルマ姿のアイドルの写真とか興味本位でネットとかで眺めてたったけ。まさかその一年後、自分がブルマ姿になる日が来るなんて。しかも遊びじゃなくてちゃんとしたカリキュニムの中で。これ履かなきゃいけなくなったんだ。他の三人もブルマを手にしてじっとそれを見つめていた。もう俺達ここまで来たんだ。
折角だからあれ練習してみようって事で、みんなで制服を着たまま自分の裸を見せずにブルマ姿になる練習。スク水の時よりは簡単だった。
スカート履いたままブルマ履いてスカート外す時、今まで感じた事のないなんか包まれるって感覚がヒップに伝わる。上着を着るのはちょっとコツがいった。丸首体操服被ったままでブラウスのボタン外して袖を抜かなきゃならないけどなんとか出来た。
女子高校生になったらこれ毎回やんなきゃいれないんだよね。とか、めんどくさいよねとか、これじゃ男覗いても面白くないよねとか。皆ブルマ履いただけなのに気持ちがもう女気分になってきてるのがわかる。
四人着替えた後、更衣室の姿見の前に集まり、初ブルマでーすみたいな感じで集合写メ撮る俺達。男の時はこんなにお互いくっつきあう事なんてなかった。
ブルマ姿のせいもあるけど、姿見の中に映る俺達はもう男じゃなく全員細身の女の子という感じだった。
退化して柔らかくなった男性自身はショーツとブルマにピッチリ抑え込まれてもうあまり目立たない。ブルマの縁から伸びる太腿は白く艶やかになっていて、女らしい曲線で縁取られはじめていた、丸首体操服の胸元にはうっすらと空けたプラ、それに包まれた小さいけどふっくらした膨らみ。
とうとうここまで変わっちゃったねとか、もう女だよねって言いあって頷きあう俺達。
運動指導は新しい女のトレーナーの人だった。この人も元男の人なのかどうかってもう本当ここの施設はわからない。それとなしに聞いてみても、さあどっちかしらねえとごまかされた、
最初の軽いランニングを始めたんだけど、俺を含めて皆短い悲鳴上げて立ち止まってしまう。皆この時初めて胸が揺れる感覚というのを覚えたんだ。
すぐに慣れるってトレーナーの人が笑ってたけど、という事はちょっと美人のこのトレーナーの人も元は男だったんだろうか。
四人でグランドを軽く二週している間、俺は前を走るクラスメーとの後ろ姿をふと見つめた。背中の白いブラの線と小さいけどすっかり丸みを帯びたブルマに包まれたヒップ。俺の後姿も多分今こうなってるんだろうなって思いつつ。
その後は二か月ぶりの体力測定。もうこれは俺含むみんなが体力の衰えを実感した。五〇メートルのタイムは皆㈨秒台。女子としてはまだ上の方だけど男子としてはクラスで最下位のタイムだろう。とにかくブラごと胸が揺れるのに違和感感じたし、足が男の時みたいに素早く動かない。
今後ヒップとか胸が大きくなってきたら、こんなもんじゃすまないよってトレーナーさんが笑った。
懸垂は5回が限度。腹筋も10回やるともうへとへと。だけど、立位体前屈だけは二か月前より伸びていた。体が柔らかくなった証拠なんだって。
今後は俺がちゃんとした男だった時に、中学校の体育で横で眺めていた女子の体育を十一月まで行う予定だって。柔軟体操と体力作りに始まり、マット、跳び箱、鉄棒、平均台。そしてバレーボール、テニス、バトミントン。そしてリズム感を付ける為の簡単なダンスもある。
女って感情を体で表したり、軽く踊ったりする事が多いから、リズム感だけは絶対体得しなさいと言われた。
只一つ言えるのは、俺達はまだ容姿は女に近づきつつあるけど、まだ体の奥深くには男の筋肉が残っている。それが女の脂肪にどんどん置き換わっていく中、俺達は筋力的にどんどん弱くなる。体育ってのは筋力や体力を付ける為にするんだけど、俺達の場合は少しでも減るのを減らす事なんだとか。ちょっとむなしい気もする。
来月の女の子デビューに向けてとうとう外出トレーニングが始まった。どきどきわくわくのお出かけ前に、一人に一人ついてくれるトレーナーさんが俺達のメイクをチェック。本格的なメイクは来月からなので今月は基礎的なものしかやってないけど、それでも俺達なりに苦心したメイクを丁寧に指導しながら直してくれた。
そしてとうとう施設の門から約半年ぶりに外出。もう嬉しくてうれしくてはしゃぎまわる俺達に一人人のついてくれて外に連れ出すトレーナーさん達。
トレーニング初日近所の林や海沿いとか近くのリゾート地の散歩程度。素足にミュール、スカートのなびく感覚。風の当たる太腿の感触とか、風にたなびくショートボブの髪の毛とかもう全く別人に生まれ変わったみたいだった。でも一番驚いたのは…。
海が青い!空が抜ける様!林の緑がくっきり!遠くの山が綺麗!今キンモクセイの花が咲き乱れる頃だけど、去年の今頃より花が綺麗でとってもいい香りで。しかもその中に別の花の香りが混じってる事もわかる!スカート超しにに太腿に当たる風とか、手足や顔や髪の毛に当たる風の動きがはっきりわかる!
俺の五巻はこの半年の間に女性並みに敏感になっていた。それどころか少しの事に驚いたり感動したりして思わず声が出る。一体どうなったんだろう俺の体。
最初はトレーナーさんの真似をする事から始まる。後ろについて女性の歩幅とスピードを体得したり、トイレの作法と化粧直しやショッピングでの振舞い。でも一番注意したのは堂々と背筋伸ばして歩く事。
最初は一時間程度の近所の散歩が回数重ねるごとに伸びて、電車やバスでの遠出とか繁華街でのトレーニングも加わりいつしか半日コースになる。
街の広告、おしゃれな造りの店舗、すれ違う女性のファッションや香水の香りや夕暮れ時の空の色。もう全てが男の時と違って興味を示したり時には感動したり。
その間痴漢まがいの事されたり、不審な男性からじろじろ見られたりしたけど、それにも慣れてきた。
自分でも驚いたのは、ちょっとイケメンの男とか見かけると、その背後になにやらオーラみたいなのが見えてまぶしく感じる事だった。俺まだ男に対してそんな気持ちにはなれなかったけど心は何故かイケメン男性に無意識のうちに牽かれる様になったみたい。
トイレの行列っていうのも男の時より面倒で不便だなって思うけど、ある時、俺の後ろの子供連れの母親が自分の娘に対して、順番だからお姉ちゃんの後ろにちゃんと並びなさいと言われた時、女として扱われた事がすごく嬉しくくて、その子供に微笑みかけた。
とにかく外出の時恥ずかしくない様にと、化粧やヘアアレンバやアクセ、服のセンスとかが気になって来る。
最初は自分の着たい服とか選びがちだったけど、次第に今の自分に合う服を選ぶ様になり、施設の衣装レンタルスペースで一時間も服を手に鏡とにらめっこする時も。
俺はとうとう自分を女として社会にアピールする習慣が身についてしまった。
九月最後の週の初日、噂になっていた重要な最後のテストの日がとうとう来た。
当日の朝、トレーナーさんがイケメン揃いの写真の束を手に俺の部屋にやってきた。そしてその中で一番好みのタイプを一人選べという。
そんな問いに、以前の俺なら、まあ友達にしたいのならという感覚で選んだだろうけど、ひょっとして今日の午後は選んだ奴と外出トレーニング兼ねてデートさせられるのかと思った。でも今写真集眺めている時、いつのまにか男性を同性と見れなくなってきているのがなんとなくわかる。
かっこいい人、強くて優しそうな人、笑顔がいい人。顔をかしげ、笑顔で伸びた髪とかを触りながら、昔の自分と同じ様なタイプではなく、そんな基準で選んでいる俺がいた。
そして午後、自分の選んだとあるサッカー選手に似た人とデートかと思った俺は、施設の制服のまま今まで入った事の無い部屋に通された。
入ってすぐ俺は息を飲む。そこは以前雑誌とかテレビで観た、いわゆる下品ではなくセンスのいいラブホを模した部屋。普段からの俺の行動とか好みとかを考慮しての事か、マホガニー製の家具や調度品でまとめられていて、一目でダブルとわかるベッドが窓際に置かれていた。直前に替えの下着持っていきなさいと言われてなんとなく俺はそこでされる事に薄々感づいてはいたけど。
そこへノックをして入って来た写真通りの男の人。流矢と名乗るその人が簡単な自己紹介。俺も慌ててかしこまって自己紹介しようとしたが、麻実(マミ)ちゃんだろ?知ってるよ。可愛い子だねと言われ、恥ずかしさで顔を赤らめる俺。
結構イケメンの彼に可愛いと言われた事、そして容姿はともかく、まだ頭の中に男が残ってる俺が女扱いされた事のものすごい恥ずかしさ。更にこれから俺はここで何をされるのか大体予想がついたからだ。
相手がいくらイケメンの好青年だとはいえ、いつ彼に抱き付かれるかと、初めて男に恐怖を感じた俺は只強張ってそこに立ち尽くしていた。
しかし、コービーでも入れよようかと彼は言い、部屋に備え付けのポットを使ってマグカップにコーヒーを注いでくれる彼になんだかほっとする俺。テーブルをはさんだ椅子に二人腰かけて何やらいろいろと雑談始める俺達。
コービ飲みながら俺の好きな事や車とか旅行とか、世界の不思議な話をいろいろしてくれる彼の姿に、だんだん俺の緊張感はほぐれていく。
会話も弾み始めると不思議な事に俺の頭の中に、彼に好かれなきゃとか、女らしくしなきゃとか、可愛く思われたいなんていう、今まで感じた事のない思いが詰まっていく。
半年間ここでトレーニングして覚えた女言葉とか仕草とかが、そうしようとしないまでも無意識にどんどん俺の体から彼に向けて投げられていく。好きな彼氏の前の女の子ってこういう感覚なんだ。
いつしか一時間近くも会話していて、テーブル前の椅子からいつのまにかダブルベッドの端に二人並んで座っていた。いつ来るかと思ってどきどきしていたけど、彼の方からは一向にそんな素振りは見せない。むしろ俺の方が気になって来る。やるならやるって早く決めて欲しいし、なんか彼の好青年ぶりに少しなら触ってもいいよっていう、今から思えばよくそんな気持ちになったと思うけど。
とうとう俺の方から、トレーニングとかテストとかしないんですかと切り出すと流矢さんはにっこり笑って。心の準備出来たか?でもこれトレーニングだからね。極端な事はしないから抵抗はするなよと。とうとう俺女として抱かれる時が来たと覚悟決めた。
片手でそっと肩を抱かれ、もう片方の硬くて暖かい手でブラウス越しにすべすべで柔らかくなった俺のお腹とか太腿を触られた時、流石に目を瞑って震えた。
マミちゃん、可愛くなったねと言われ、その手が俺のスカートの中に入り、柔らかいショーツの上から柔らかくてすべすべになった俺のヒップをまさぐり、更にブラウス超しに俺の胸元をまさぐった時、初めて俺の口から短いあえぎ声が出る。
最初は正直気持ち悪いと思ったけど、だんだん優しく愛撫されているんだという感覚になる。ぞわっとする不思議な感覚。いつのまにか俺の体のあちこちに女としての性感帯が出来ていたんだ。
ベッドに腰かけた状態で後ろから優しく抱かれ、とうとう彼の手が俺のブラウスのボタンに手がかかる。胸元から俺の付けてるブラが覗いた瞬間すごく恥ずかしかった。俺の頭の中にはまだ自分が男だという気持ちが有ったからだ。
だがその瞬間俺のヒップに硬い物が強く当たる感覚。それは彼の大きく硬くなった男性自身。その瞬間俺は自覚した。俺の体はもう一人の男性を性的に興奮させられる様になっただって。。ブラウスとスカートが俺のつるんとなってきた肌をくすぐり滑る様に外されていく
俺は只部屋の天井を見つめてぼーっとしていた。男の人に抱かれる前の女ってこんな感覚なんだと。
ふと俺はトランクスだけになった流矢に手を引かれベッドから立ち上がり、部屋の中の大きな姿見の前に立たされた。その前で彼は俺の後ろに回って、ゆっくりと俺のブラを外し、 俺の横に立って俺の頭を撫でた。
マミ、鏡を見てみな。もうお前はここまで女になったんだぜって言われ、姿見を観た俺は呆然となる。
自分ではそんなに変わったなんて思ってなかったけど、ショーツ一枚で、トランクスだけの男の人と並んだ自分がまさかこんなに変わっていたなんて。
ばっちりした目元にふっくらした頬、色白になって筋肉が消え、曲線で縁取られ始めた体。明らかに太く曲線で縁取られ始めた太腿。
でも一番驚いたのはお腹がふっくら膨らんでいた事や。まだ男性自身はついているはずなりにシューツでぴっちりと抑えられてあまり目立たなくなった股間の膨らみ。そして…
俺の…胸、もうこんなに…
一円玉位の黄土色で殆ど目立たない流矢のペタンコの胸に付いたバストトップに比べ、俺の胸は小さいけどはっきりした二つの丸い膨らみ。その上には五百円玉位になった赤黒い乳輪と小指の先程に大きく円筒形になったバストトップがぴゅっと突き出ていた。
ふと俺の体が浮きあがったかと思うと、自分が流矢に抱きかかえられたとわかった。それがお姫様だっこの体制だと以前トレーナーの人に教えてもらった事がある。
抱きかかえられた俺はどうしていいかわからず顔をそむけていると、トレーナーの流矢が俺を抱きかかえたままそっと額に軽くキスをしてくれた。本物のキスは好きな男が出来た時にとっておけと言われたけど、俺はそう言ってくれる流矢が好きになっていたのかも知れない。
好きな男が出来る頃には俺は既に女になってるだろうから今の俺とは別人。そけに自分の体に女の洗礼を受けるには丁度いいと思った俺は彼とのキスをせがんだ。
ベッドにそっと寝かされ、両手の手のひらを頬に当てられた時俺は覚悟した。無意識に目を瞑った俺の唇に流矢の唇が当たる。
彼の硬い唇を柔らかくふわふわになった俺の唇がそっと受け止めた。そのまま俺にのしかかった彼は俺の顔に、首筋に、肩にキスの雨を降らせ、彼の両手は俺の全身に出来た女を感じる部分を容赦なく愛撫。
もう俺にはそんな彼の体をはねのける力は無かった。只されるままになった俺の口からは次第に悶え声が漏れ始める。俺の頭の中にここに来る前に観たアダルトビデオの映像が浮かんでくる。男にのしかかれもてあそばれて嬉しそうな声を上げている女。
俺もいつの日かああいう風に女とエッチする日が来ると思っていたのに、いつしか俺はする側からされる側に、いずれは入れる方から入れられる方に。まさか自分がそうなるなんて思ってもみなかった。
流矢さんが。マミちゃん、マミちゃんと俺の新しい名前を耳元でささやく度に、俺の頭の中で何かが変わっていく。
女側でエッチするのがこんなに気持ちいいものだって初めて知った。暖かくて力強い流矢さんに全てを任せたい。もっと気持ちよくしてほしい。もっと触って欲しいと思った瞬間、彼はとうとう俺の膨らみ始めた胸を口に含む。その瞬間俺の口からは長くて大きな悲鳴に似た悶え声が漏れた。
何なんだろ、何て言っていいのかわからない。自分で触った事はあるけど、そんなのとは全く比較にならない気持ちよさ。あったかくて、冷たくて、じーんとして、くすぐったくて、全ての感覚を合わせた不思議な気持ち。それれが全身に伝わってくる。容赦なく彼は俺の胸を責め続け、次第に俺の体にまるで寄せて引く様な波みたいなリズムが生まれ、声はだんだん長く漏れる様な、まさに女の子の悶え声みたいに変わり、更にだんだん声のオクターブが上がっていく。
俺、女にされてる…女になるんだ…女の子になるんだ…マミっていう女の子に。俺、いやもう俺なんてやぼったいものじゃなけど、体がまだ…うん、少なくとも僕、僕だよね。
自意識が俺から僕に変わった僕の太腿に流矢さんは熱くて硬くなった自分の男性自身を差し込み、僕の左右の胸をかわるがわる口に含みつつ、腰を動かし始めた。
もう僕はだめだった。さっきまで、あーんあーんと漏れてた声は、彼の腰の動きと同町して、あっあっと、エットしている女の子の声と同じになる。彼の硬くて熱い体と男性自身を、柔らかくなった僕の体がクッションみたいにしっかり受け止めているのがわかる。エッ チしている時の女の子のあの声は演技じゃなくて本当に出てしまうんだって事がわかる。
僕は無意識に両手を彼の背中に回してしっかり抱きしめ、少しでも彼にくっつこうとしていた。もう何も考えられない。ずっとこうしていたかった。
どれくらいの時間模擬エッチしていたかわかんない。いきなり彼の動きが停まると、僕の太腿と履いてるショーツに何か暖かい液体みたいなものがかかったのがわかった。
それが何か僕にはすぐわかった。ちゃんとした男だった時は他の男が出したそんな物はおぞましくて見たくもなかったけど、なぜか今は違った。
その匂いは嫌な物には感じなかった。栗の花の匂いに良く例えられるけど、僕の頭はいつしかそれがカルピスの香りに感じていた。そっとそれを手で触ってうっとりした目で眺める僕の頭を笑顔で流矢さんが撫でてくれた。
ありがとうございますって言った僕は、自分の声がもう普通に女子の声になっている事に驚いてしまう。さっきのエッチの時に僕の声はとうとう女声に固定されてしまったにしい。
まだ性的には僕の体は男だけど、女として一人の男性を性的に喜ばせてあげる事が出来たんだ。
シャワールームで僕の体を洗ってくる流矢さん。心なしか僕の体を流れる水しぶきが綺麗で細かい水玉になっている気がする。洗い終わったら再び僕の体を後ろからぎゅっと抱いて耳元でマミちゃん、可愛かったよって言ってくれた。
一旦萎えた彼の男性自身が再び固くなって僕の柔らかく丸くなってきたヒップをくすぐってくる。その感覚はもうおぞましくも恥ずかしくもない。僕は女の子になるんだから。マミって名の女の子になるんだから…。
そう思って流矢さんに抱き着こうとした時、すっと彼は僕から離れて脱衣所で体を拭き、ベッドルームで手早く服を着始める彼。
あ、あの…て感じでその様子を見ている僕に、短い別れの挨拶をして部屋を出て行こうとする彼を呼び止める僕に、トレーニングは無事終了。大丈夫テストもパスしたよって言う彼。 そうだった。これテストだったんだよね。
綺麗というより可愛い女になれよって言われて僕の心が一気にキューンとなる。
もう一度会えますか?という僕の呼びかけに、彼は何も言わず最後に笑顔を僕に向け部屋を出て行った。
しばらくバスタブの前で呆然としていた僕はようやくバスタオルでトレーニングで習った様に体を巻いてそのままベッドに寝ころんだ。シーツに流矢さんの付けていた香水の香りが残っている事に気づくと何故か僕の目から意識しないのに涙が突然あふれ始めた。
なんて僕泣いてるのかなんでこんなの涙が出るのかわからなかった僕は、そのまま気を失った。
ふと目が覚めたらもう夕方だった。皆で作る夕ご飯の準備しなきゃと僕は下着を付け、制服を着てキッチンへへ向かう。服を着る時の動作はあきらかに今までの僕とは違い、なんかこう女を意識したゆっくりと優雅な仕草になっていたのが自分でもわかった。
キッチンでは既に二人のクラスメートが夕食の準備に取り掛かっていた。二人とも僕と同じ様にさっきまで女の洗礼を受けていたに違いない。
顔を合わせた三人は終始無言だったけど、ねえどうだった?よかったよ。恥ずかしかった。女の階段上がったみたい。
言葉に出ずともそんな会話を顔の表情だけでこなしてしまう僕たち。とうとう女の子が持つテレパシーみたいな物も僕達に備わったらしい。
そして、もう一人、ロングヘアのいずれ一番美人になるだろうと皆で思ってた恵梨香ちゃんが、とうとうその日顔を見せなかった。
恵梨香ちゃんがいない三人だけの夕食の後、可愛いパジャマ姿でミーティングルームに集まった僕達にトレーナーの人から彼女についてのお話があった。
彼女は女としてトレーナーの人に体を愛撫される事を最初は受け入れたけど、その後だんだん抵抗する様になり、胸を触られる時に悲鳴を上げてそれから一切拒否したらしい。トレーナーさんの好みの問題じゃなかったらしい。彼女はどうしても女としての自分を受け入れられなかったという事。
顔も女っぽく胸もBカップ近くまで膨らみ、腰からヒップの線ももう男の面影はなかった彼女だったのに。
結局恵梨香ちゃんはその後すぐに男に戻す為別の施設に移送された。僕達に会うと予冷な感情が入って彼女の決断が曇るからと、クラスメートの僕達に最後の挨拶をさせなかったんだ。
ここまで来て男に戻りたいと申し出るケースはかなり稀な事らしい。男に戻るのは女性化トレーニングに要した期間の二倍、いや三倍の年月が必要になり、更に男性不妊症になる可能性もあるとの事だった。
ここまで一緒に頑張って来たお友達というかクラスメートをいきなり失うという事は、女になり始めた僕達の心にずしんと来るものだった。話を聞いた後も僕達三人は無言で暫くミーティングルームでぐすぐすやっていた。
やがて、もう会えないかもしれないけど、皆で恵梨香ちゃんに励ましの手紙を書こうという事になる。僕もそろそろうまくなってきた女子高校生文字に風船文字や恵梨香ちゃんの似顔絵や可愛いイラストも添えて、頑張って!お互い男女になったらデートしよう!という内容の手紙を恵梨香ちゃんの男の時の名前宛てで夜遅くまでかかって書いた。
まるで長い旅に出る僕達三人を峠まで送ってくれて、そして別れを告げて戻っていく。恵梨香ちゃんがそんな風に思えて仕方なかった。
翌日、恵梨香ちゃんへの手紙をトレーナーさんに渡した後、レディーストレーニングの最終テストをクリアした僕達に運命の時が訪れる。
僕達のすっかり退化した精巣に注射をされた。それは機能の完全消滅と卵巣へ変化させる為のもの。ある程度卵巣に変化したら、特殊な細胞組織と一緒に体内に移植され、やがて卵管と子宮に成長していまらしい。今後も暫く投薬と注射は続くけど、一度この処置をすれば僕達はもう二度と男の子に戻る事は出来ないとま事。
でも僕達三人にもう何のためらいもない。注射の後で僕達はしっかりと抱きしめ合った。綺麗で可愛い、いい女になろうねって。
来月はいよいよ僕達の社会への女の子デビューというか女の子で社会復帰する予定なんだ。
九月初日の定期ミーティングで最初に言われたのは来月は俺達遂に女としての社会復帰だという事で、今月はかなり重要な節目なんだって。
あとは女性のトレーナーさんに一対一で付き添ってもらって、待望の郊外実習が始まる。もう五ヶ月も施設内に閉じ込められていた俺にとってこれが一番嬉しかった。やっと外の空気が吸える。でも女装でなく女としてだからすごく緊張するだろう。
トレーナーさんからは、まだぎこちないけど女としての全般の生活態度は及第点あげられる程度までにはなったらしいから、緊張せず普段通りで堂々とと言われたけど。
そして今月末にはある重要な試験があるらしい。それについては何も教えてくれなかった。
ミーティングの後、午後一のカリキュラムは運動。まだ暑いけどプールは終わりで再び場所はグランド。スク水を着れなくなるのはちょっと残念だったけど、俺達に手渡されたのは、なんとブルマだった。
ブルマなんてもう今じゃ誰も体育の時なんて履かないけど、女子の運動には最適なユニフ ォームらしい。それにここでは変な目で見る男性スタッフなんていないって事で。
更衣室で恐る恐るそれを両手に持ってしばし眺める俺。去年の今頃なんてブルマ姿のアイドルの写真とか興味本位でネットとかで眺めてたったけ。まさかその一年後、自分がブルマ姿になる日が来るなんて。しかも遊びじゃなくてちゃんとしたカリキュニムの中で。これ履かなきゃいけなくなったんだ。他の三人もブルマを手にしてじっとそれを見つめていた。もう俺達ここまで来たんだ。
折角だからあれ練習してみようって事で、みんなで制服を着たまま自分の裸を見せずにブルマ姿になる練習。スク水の時よりは簡単だった。
スカート履いたままブルマ履いてスカート外す時、今まで感じた事のないなんか包まれるって感覚がヒップに伝わる。上着を着るのはちょっとコツがいった。丸首体操服被ったままでブラウスのボタン外して袖を抜かなきゃならないけどなんとか出来た。
女子高校生になったらこれ毎回やんなきゃいれないんだよね。とか、めんどくさいよねとか、これじゃ男覗いても面白くないよねとか。皆ブルマ履いただけなのに気持ちがもう女気分になってきてるのがわかる。
四人着替えた後、更衣室の姿見の前に集まり、初ブルマでーすみたいな感じで集合写メ撮る俺達。男の時はこんなにお互いくっつきあう事なんてなかった。
ブルマ姿のせいもあるけど、姿見の中に映る俺達はもう男じゃなく全員細身の女の子という感じだった。
退化して柔らかくなった男性自身はショーツとブルマにピッチリ抑え込まれてもうあまり目立たない。ブルマの縁から伸びる太腿は白く艶やかになっていて、女らしい曲線で縁取られはじめていた、丸首体操服の胸元にはうっすらと空けたプラ、それに包まれた小さいけどふっくらした膨らみ。
とうとうここまで変わっちゃったねとか、もう女だよねって言いあって頷きあう俺達。
運動指導は新しい女のトレーナーの人だった。この人も元男の人なのかどうかってもう本当ここの施設はわからない。それとなしに聞いてみても、さあどっちかしらねえとごまかされた、
最初の軽いランニングを始めたんだけど、俺を含めて皆短い悲鳴上げて立ち止まってしまう。皆この時初めて胸が揺れる感覚というのを覚えたんだ。
すぐに慣れるってトレーナーの人が笑ってたけど、という事はちょっと美人のこのトレーナーの人も元は男だったんだろうか。
四人でグランドを軽く二週している間、俺は前を走るクラスメーとの後ろ姿をふと見つめた。背中の白いブラの線と小さいけどすっかり丸みを帯びたブルマに包まれたヒップ。俺の後姿も多分今こうなってるんだろうなって思いつつ。
その後は二か月ぶりの体力測定。もうこれは俺含むみんなが体力の衰えを実感した。五〇メートルのタイムは皆㈨秒台。女子としてはまだ上の方だけど男子としてはクラスで最下位のタイムだろう。とにかくブラごと胸が揺れるのに違和感感じたし、足が男の時みたいに素早く動かない。
今後ヒップとか胸が大きくなってきたら、こんなもんじゃすまないよってトレーナーさんが笑った。
懸垂は5回が限度。腹筋も10回やるともうへとへと。だけど、立位体前屈だけは二か月前より伸びていた。体が柔らかくなった証拠なんだって。
今後は俺がちゃんとした男だった時に、中学校の体育で横で眺めていた女子の体育を十一月まで行う予定だって。柔軟体操と体力作りに始まり、マット、跳び箱、鉄棒、平均台。そしてバレーボール、テニス、バトミントン。そしてリズム感を付ける為の簡単なダンスもある。
女って感情を体で表したり、軽く踊ったりする事が多いから、リズム感だけは絶対体得しなさいと言われた。
只一つ言えるのは、俺達はまだ容姿は女に近づきつつあるけど、まだ体の奥深くには男の筋肉が残っている。それが女の脂肪にどんどん置き換わっていく中、俺達は筋力的にどんどん弱くなる。体育ってのは筋力や体力を付ける為にするんだけど、俺達の場合は少しでも減るのを減らす事なんだとか。ちょっとむなしい気もする。
来月の女の子デビューに向けてとうとう外出トレーニングが始まった。どきどきわくわくのお出かけ前に、一人に一人ついてくれるトレーナーさんが俺達のメイクをチェック。本格的なメイクは来月からなので今月は基礎的なものしかやってないけど、それでも俺達なりに苦心したメイクを丁寧に指導しながら直してくれた。
そしてとうとう施設の門から約半年ぶりに外出。もう嬉しくてうれしくてはしゃぎまわる俺達に一人人のついてくれて外に連れ出すトレーナーさん達。
トレーニング初日近所の林や海沿いとか近くのリゾート地の散歩程度。素足にミュール、スカートのなびく感覚。風の当たる太腿の感触とか、風にたなびくショートボブの髪の毛とかもう全く別人に生まれ変わったみたいだった。でも一番驚いたのは…。
海が青い!空が抜ける様!林の緑がくっきり!遠くの山が綺麗!今キンモクセイの花が咲き乱れる頃だけど、去年の今頃より花が綺麗でとってもいい香りで。しかもその中に別の花の香りが混じってる事もわかる!スカート超しにに太腿に当たる風とか、手足や顔や髪の毛に当たる風の動きがはっきりわかる!
俺の五巻はこの半年の間に女性並みに敏感になっていた。それどころか少しの事に驚いたり感動したりして思わず声が出る。一体どうなったんだろう俺の体。
最初はトレーナーさんの真似をする事から始まる。後ろについて女性の歩幅とスピードを体得したり、トイレの作法と化粧直しやショッピングでの振舞い。でも一番注意したのは堂々と背筋伸ばして歩く事。
最初は一時間程度の近所の散歩が回数重ねるごとに伸びて、電車やバスでの遠出とか繁華街でのトレーニングも加わりいつしか半日コースになる。
街の広告、おしゃれな造りの店舗、すれ違う女性のファッションや香水の香りや夕暮れ時の空の色。もう全てが男の時と違って興味を示したり時には感動したり。
その間痴漢まがいの事されたり、不審な男性からじろじろ見られたりしたけど、それにも慣れてきた。
自分でも驚いたのは、ちょっとイケメンの男とか見かけると、その背後になにやらオーラみたいなのが見えてまぶしく感じる事だった。俺まだ男に対してそんな気持ちにはなれなかったけど心は何故かイケメン男性に無意識のうちに牽かれる様になったみたい。
トイレの行列っていうのも男の時より面倒で不便だなって思うけど、ある時、俺の後ろの子供連れの母親が自分の娘に対して、順番だからお姉ちゃんの後ろにちゃんと並びなさいと言われた時、女として扱われた事がすごく嬉しくくて、その子供に微笑みかけた。
とにかく外出の時恥ずかしくない様にと、化粧やヘアアレンバやアクセ、服のセンスとかが気になって来る。
最初は自分の着たい服とか選びがちだったけど、次第に今の自分に合う服を選ぶ様になり、施設の衣装レンタルスペースで一時間も服を手に鏡とにらめっこする時も。
俺はとうとう自分を女として社会にアピールする習慣が身についてしまった。
九月最後の週の初日、噂になっていた重要な最後のテストの日がとうとう来た。
当日の朝、トレーナーさんがイケメン揃いの写真の束を手に俺の部屋にやってきた。そしてその中で一番好みのタイプを一人選べという。
そんな問いに、以前の俺なら、まあ友達にしたいのならという感覚で選んだだろうけど、ひょっとして今日の午後は選んだ奴と外出トレーニング兼ねてデートさせられるのかと思った。でも今写真集眺めている時、いつのまにか男性を同性と見れなくなってきているのがなんとなくわかる。
かっこいい人、強くて優しそうな人、笑顔がいい人。顔をかしげ、笑顔で伸びた髪とかを触りながら、昔の自分と同じ様なタイプではなく、そんな基準で選んでいる俺がいた。
そして午後、自分の選んだとあるサッカー選手に似た人とデートかと思った俺は、施設の制服のまま今まで入った事の無い部屋に通された。
入ってすぐ俺は息を飲む。そこは以前雑誌とかテレビで観た、いわゆる下品ではなくセンスのいいラブホを模した部屋。普段からの俺の行動とか好みとかを考慮しての事か、マホガニー製の家具や調度品でまとめられていて、一目でダブルとわかるベッドが窓際に置かれていた。直前に替えの下着持っていきなさいと言われてなんとなく俺はそこでされる事に薄々感づいてはいたけど。
そこへノックをして入って来た写真通りの男の人。流矢と名乗るその人が簡単な自己紹介。俺も慌ててかしこまって自己紹介しようとしたが、麻実(マミ)ちゃんだろ?知ってるよ。可愛い子だねと言われ、恥ずかしさで顔を赤らめる俺。
結構イケメンの彼に可愛いと言われた事、そして容姿はともかく、まだ頭の中に男が残ってる俺が女扱いされた事のものすごい恥ずかしさ。更にこれから俺はここで何をされるのか大体予想がついたからだ。
相手がいくらイケメンの好青年だとはいえ、いつ彼に抱き付かれるかと、初めて男に恐怖を感じた俺は只強張ってそこに立ち尽くしていた。
しかし、コービーでも入れよようかと彼は言い、部屋に備え付けのポットを使ってマグカップにコーヒーを注いでくれる彼になんだかほっとする俺。テーブルをはさんだ椅子に二人腰かけて何やらいろいろと雑談始める俺達。
コービ飲みながら俺の好きな事や車とか旅行とか、世界の不思議な話をいろいろしてくれる彼の姿に、だんだん俺の緊張感はほぐれていく。
会話も弾み始めると不思議な事に俺の頭の中に、彼に好かれなきゃとか、女らしくしなきゃとか、可愛く思われたいなんていう、今まで感じた事のない思いが詰まっていく。
半年間ここでトレーニングして覚えた女言葉とか仕草とかが、そうしようとしないまでも無意識にどんどん俺の体から彼に向けて投げられていく。好きな彼氏の前の女の子ってこういう感覚なんだ。
いつしか一時間近くも会話していて、テーブル前の椅子からいつのまにかダブルベッドの端に二人並んで座っていた。いつ来るかと思ってどきどきしていたけど、彼の方からは一向にそんな素振りは見せない。むしろ俺の方が気になって来る。やるならやるって早く決めて欲しいし、なんか彼の好青年ぶりに少しなら触ってもいいよっていう、今から思えばよくそんな気持ちになったと思うけど。
とうとう俺の方から、トレーニングとかテストとかしないんですかと切り出すと流矢さんはにっこり笑って。心の準備出来たか?でもこれトレーニングだからね。極端な事はしないから抵抗はするなよと。とうとう俺女として抱かれる時が来たと覚悟決めた。
片手でそっと肩を抱かれ、もう片方の硬くて暖かい手でブラウス越しにすべすべで柔らかくなった俺のお腹とか太腿を触られた時、流石に目を瞑って震えた。
マミちゃん、可愛くなったねと言われ、その手が俺のスカートの中に入り、柔らかいショーツの上から柔らかくてすべすべになった俺のヒップをまさぐり、更にブラウス超しに俺の胸元をまさぐった時、初めて俺の口から短いあえぎ声が出る。
最初は正直気持ち悪いと思ったけど、だんだん優しく愛撫されているんだという感覚になる。ぞわっとする不思議な感覚。いつのまにか俺の体のあちこちに女としての性感帯が出来ていたんだ。
ベッドに腰かけた状態で後ろから優しく抱かれ、とうとう彼の手が俺のブラウスのボタンに手がかかる。胸元から俺の付けてるブラが覗いた瞬間すごく恥ずかしかった。俺の頭の中にはまだ自分が男だという気持ちが有ったからだ。
だがその瞬間俺のヒップに硬い物が強く当たる感覚。それは彼の大きく硬くなった男性自身。その瞬間俺は自覚した。俺の体はもう一人の男性を性的に興奮させられる様になっただって。。ブラウスとスカートが俺のつるんとなってきた肌をくすぐり滑る様に外されていく
俺は只部屋の天井を見つめてぼーっとしていた。男の人に抱かれる前の女ってこんな感覚なんだと。
ふと俺はトランクスだけになった流矢に手を引かれベッドから立ち上がり、部屋の中の大きな姿見の前に立たされた。その前で彼は俺の後ろに回って、ゆっくりと俺のブラを外し、 俺の横に立って俺の頭を撫でた。
マミ、鏡を見てみな。もうお前はここまで女になったんだぜって言われ、姿見を観た俺は呆然となる。
自分ではそんなに変わったなんて思ってなかったけど、ショーツ一枚で、トランクスだけの男の人と並んだ自分がまさかこんなに変わっていたなんて。
ばっちりした目元にふっくらした頬、色白になって筋肉が消え、曲線で縁取られ始めた体。明らかに太く曲線で縁取られ始めた太腿。
でも一番驚いたのはお腹がふっくら膨らんでいた事や。まだ男性自身はついているはずなりにシューツでぴっちりと抑えられてあまり目立たなくなった股間の膨らみ。そして…
俺の…胸、もうこんなに…
一円玉位の黄土色で殆ど目立たない流矢のペタンコの胸に付いたバストトップに比べ、俺の胸は小さいけどはっきりした二つの丸い膨らみ。その上には五百円玉位になった赤黒い乳輪と小指の先程に大きく円筒形になったバストトップがぴゅっと突き出ていた。
ふと俺の体が浮きあがったかと思うと、自分が流矢に抱きかかえられたとわかった。それがお姫様だっこの体制だと以前トレーナーの人に教えてもらった事がある。
抱きかかえられた俺はどうしていいかわからず顔をそむけていると、トレーナーの流矢が俺を抱きかかえたままそっと額に軽くキスをしてくれた。本物のキスは好きな男が出来た時にとっておけと言われたけど、俺はそう言ってくれる流矢が好きになっていたのかも知れない。
好きな男が出来る頃には俺は既に女になってるだろうから今の俺とは別人。そけに自分の体に女の洗礼を受けるには丁度いいと思った俺は彼とのキスをせがんだ。
ベッドにそっと寝かされ、両手の手のひらを頬に当てられた時俺は覚悟した。無意識に目を瞑った俺の唇に流矢の唇が当たる。
彼の硬い唇を柔らかくふわふわになった俺の唇がそっと受け止めた。そのまま俺にのしかかった彼は俺の顔に、首筋に、肩にキスの雨を降らせ、彼の両手は俺の全身に出来た女を感じる部分を容赦なく愛撫。
もう俺にはそんな彼の体をはねのける力は無かった。只されるままになった俺の口からは次第に悶え声が漏れ始める。俺の頭の中にここに来る前に観たアダルトビデオの映像が浮かんでくる。男にのしかかれもてあそばれて嬉しそうな声を上げている女。
俺もいつの日かああいう風に女とエッチする日が来ると思っていたのに、いつしか俺はする側からされる側に、いずれは入れる方から入れられる方に。まさか自分がそうなるなんて思ってもみなかった。
流矢さんが。マミちゃん、マミちゃんと俺の新しい名前を耳元でささやく度に、俺の頭の中で何かが変わっていく。
女側でエッチするのがこんなに気持ちいいものだって初めて知った。暖かくて力強い流矢さんに全てを任せたい。もっと気持ちよくしてほしい。もっと触って欲しいと思った瞬間、彼はとうとう俺の膨らみ始めた胸を口に含む。その瞬間俺の口からは長くて大きな悲鳴に似た悶え声が漏れた。
何なんだろ、何て言っていいのかわからない。自分で触った事はあるけど、そんなのとは全く比較にならない気持ちよさ。あったかくて、冷たくて、じーんとして、くすぐったくて、全ての感覚を合わせた不思議な気持ち。それれが全身に伝わってくる。容赦なく彼は俺の胸を責め続け、次第に俺の体にまるで寄せて引く様な波みたいなリズムが生まれ、声はだんだん長く漏れる様な、まさに女の子の悶え声みたいに変わり、更にだんだん声のオクターブが上がっていく。
俺、女にされてる…女になるんだ…女の子になるんだ…マミっていう女の子に。俺、いやもう俺なんてやぼったいものじゃなけど、体がまだ…うん、少なくとも僕、僕だよね。
自意識が俺から僕に変わった僕の太腿に流矢さんは熱くて硬くなった自分の男性自身を差し込み、僕の左右の胸をかわるがわる口に含みつつ、腰を動かし始めた。
もう僕はだめだった。さっきまで、あーんあーんと漏れてた声は、彼の腰の動きと同町して、あっあっと、エットしている女の子の声と同じになる。彼の硬くて熱い体と男性自身を、柔らかくなった僕の体がクッションみたいにしっかり受け止めているのがわかる。エッ チしている時の女の子のあの声は演技じゃなくて本当に出てしまうんだって事がわかる。
僕は無意識に両手を彼の背中に回してしっかり抱きしめ、少しでも彼にくっつこうとしていた。もう何も考えられない。ずっとこうしていたかった。
どれくらいの時間模擬エッチしていたかわかんない。いきなり彼の動きが停まると、僕の太腿と履いてるショーツに何か暖かい液体みたいなものがかかったのがわかった。
それが何か僕にはすぐわかった。ちゃんとした男だった時は他の男が出したそんな物はおぞましくて見たくもなかったけど、なぜか今は違った。
その匂いは嫌な物には感じなかった。栗の花の匂いに良く例えられるけど、僕の頭はいつしかそれがカルピスの香りに感じていた。そっとそれを手で触ってうっとりした目で眺める僕の頭を笑顔で流矢さんが撫でてくれた。
ありがとうございますって言った僕は、自分の声がもう普通に女子の声になっている事に驚いてしまう。さっきのエッチの時に僕の声はとうとう女声に固定されてしまったにしい。
まだ性的には僕の体は男だけど、女として一人の男性を性的に喜ばせてあげる事が出来たんだ。
シャワールームで僕の体を洗ってくる流矢さん。心なしか僕の体を流れる水しぶきが綺麗で細かい水玉になっている気がする。洗い終わったら再び僕の体を後ろからぎゅっと抱いて耳元でマミちゃん、可愛かったよって言ってくれた。
一旦萎えた彼の男性自身が再び固くなって僕の柔らかく丸くなってきたヒップをくすぐってくる。その感覚はもうおぞましくも恥ずかしくもない。僕は女の子になるんだから。マミって名の女の子になるんだから…。
そう思って流矢さんに抱き着こうとした時、すっと彼は僕から離れて脱衣所で体を拭き、ベッドルームで手早く服を着始める彼。
あ、あの…て感じでその様子を見ている僕に、短い別れの挨拶をして部屋を出て行こうとする彼を呼び止める僕に、トレーニングは無事終了。大丈夫テストもパスしたよって言う彼。 そうだった。これテストだったんだよね。
綺麗というより可愛い女になれよって言われて僕の心が一気にキューンとなる。
もう一度会えますか?という僕の呼びかけに、彼は何も言わず最後に笑顔を僕に向け部屋を出て行った。
しばらくバスタブの前で呆然としていた僕はようやくバスタオルでトレーニングで習った様に体を巻いてそのままベッドに寝ころんだ。シーツに流矢さんの付けていた香水の香りが残っている事に気づくと何故か僕の目から意識しないのに涙が突然あふれ始めた。
なんて僕泣いてるのかなんでこんなの涙が出るのかわからなかった僕は、そのまま気を失った。
ふと目が覚めたらもう夕方だった。皆で作る夕ご飯の準備しなきゃと僕は下着を付け、制服を着てキッチンへへ向かう。服を着る時の動作はあきらかに今までの僕とは違い、なんかこう女を意識したゆっくりと優雅な仕草になっていたのが自分でもわかった。
キッチンでは既に二人のクラスメートが夕食の準備に取り掛かっていた。二人とも僕と同じ様にさっきまで女の洗礼を受けていたに違いない。
顔を合わせた三人は終始無言だったけど、ねえどうだった?よかったよ。恥ずかしかった。女の階段上がったみたい。
言葉に出ずともそんな会話を顔の表情だけでこなしてしまう僕たち。とうとう女の子が持つテレパシーみたいな物も僕達に備わったらしい。
そして、もう一人、ロングヘアのいずれ一番美人になるだろうと皆で思ってた恵梨香ちゃんが、とうとうその日顔を見せなかった。
恵梨香ちゃんがいない三人だけの夕食の後、可愛いパジャマ姿でミーティングルームに集まった僕達にトレーナーの人から彼女についてのお話があった。
彼女は女としてトレーナーの人に体を愛撫される事を最初は受け入れたけど、その後だんだん抵抗する様になり、胸を触られる時に悲鳴を上げてそれから一切拒否したらしい。トレーナーさんの好みの問題じゃなかったらしい。彼女はどうしても女としての自分を受け入れられなかったという事。
顔も女っぽく胸もBカップ近くまで膨らみ、腰からヒップの線ももう男の面影はなかった彼女だったのに。
結局恵梨香ちゃんはその後すぐに男に戻す為別の施設に移送された。僕達に会うと予冷な感情が入って彼女の決断が曇るからと、クラスメートの僕達に最後の挨拶をさせなかったんだ。
ここまで来て男に戻りたいと申し出るケースはかなり稀な事らしい。男に戻るのは女性化トレーニングに要した期間の二倍、いや三倍の年月が必要になり、更に男性不妊症になる可能性もあるとの事だった。
ここまで一緒に頑張って来たお友達というかクラスメートをいきなり失うという事は、女になり始めた僕達の心にずしんと来るものだった。話を聞いた後も僕達三人は無言で暫くミーティングルームでぐすぐすやっていた。
やがて、もう会えないかもしれないけど、皆で恵梨香ちゃんに励ましの手紙を書こうという事になる。僕もそろそろうまくなってきた女子高校生文字に風船文字や恵梨香ちゃんの似顔絵や可愛いイラストも添えて、頑張って!お互い男女になったらデートしよう!という内容の手紙を恵梨香ちゃんの男の時の名前宛てで夜遅くまでかかって書いた。
まるで長い旅に出る僕達三人を峠まで送ってくれて、そして別れを告げて戻っていく。恵梨香ちゃんがそんな風に思えて仕方なかった。
翌日、恵梨香ちゃんへの手紙をトレーナーさんに渡した後、レディーストレーニングの最終テストをクリアした僕達に運命の時が訪れる。
僕達のすっかり退化した精巣に注射をされた。それは機能の完全消滅と卵巣へ変化させる為のもの。ある程度卵巣に変化したら、特殊な細胞組織と一緒に体内に移植され、やがて卵管と子宮に成長していまらしい。今後も暫く投薬と注射は続くけど、一度この処置をすれば僕達はもう二度と男の子に戻る事は出来ないとま事。
でも僕達三人にもう何のためらいもない。注射の後で僕達はしっかりと抱きしめ合った。綺麗で可愛い、いい女になろうねって。
来月はいよいよ僕達の社会への女の子デビューというか女の子で社会復帰する予定なんだ。
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