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番外編
第8話 再会
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~in メルカ横丁 煌視点~
えーどうも、煌です。
なんか蓬が凄く焦ってるみたいだったから声かけて、んでなんか吹っ切れたのか知らないけど「走るな! 迷子になるぞ」って言われた。
これがさっきまでのこと。
……いや、小さい子供か何かなのか俺は?
そこまで走らないし!
ムカつくから後ろを蹴った。
そしたら反撃された。分かってたけど。
ク ソ 痛 い。
俺はその痛みに耐えながら、皆で紅華たちを探していた。
「な~、どこにもいないんだけど? 紅華達」
「だな、建物の中とかはどうだ?」
「あ、レーダーは建物の中だわ」
「中なの?! じゃあ観光しながら見つけるしかないよね。ねぇ誉」
「和スイーツ目当て出来たんじゃないんですよ? 苺さん」
苺がどんどん本来の目的を忘れていってる気がするけど、甘~い和スイーツを食べたい気持ちは俺もわかるので何も言わなかった。
「そうだよ、苺! あの二人、和スイーツ超大好きでよく巡ってるって言ってたよ! そこを尋ねれば......!」
「そっか! じゃあスイーツ食べながら探そう! どこから行く?」
「杏栖庵はどうでしょうか? たくさん和菓子やら何やらがあると聞きました!」
「よし、そこにしよう。煌もそれでいいよな?......煌?」
「え? なんて?」
まずい、まじで聞いていなかった。他の事を考えていたせいで......。
と思いきや、蓬はいつもと同じようにため息を付きながらもう一回言ってくれた。
なんでこんなに優しいんだろうか。
「......ということだ。わかったか?」
「ああ、わかったけど......いなかったらどうするんだ? それと、皆スイーツ食べるの?」
「いいや、レーダーでいそうな店を探す。さっき言っていた杏栖庵へ最初に行くんだ。そこで皆で休憩を取ろうと思う。その後にまた探す」
「なるほど。了解した」
「よし、全員俺から離れるなよ」
「「「「おう/(はい)!!!」」」」
in 杏栖庵~
「いらっしゃいませ~」
店員さんの元気だけど優しい声を聞きながら、煌たちは杏栖庵に入店した。
その奥で紅華らしき声を聞き取ったので、煌は奥に行った。
そこに行った煌が見たものは.............................
たくさんの和菓子が入っていたであろう皿と、ぐったりしている紅華と元気に最中をリスのように頬張っている鈴菜がいた。
続く!
えーどうも、煌です。
なんか蓬が凄く焦ってるみたいだったから声かけて、んでなんか吹っ切れたのか知らないけど「走るな! 迷子になるぞ」って言われた。
これがさっきまでのこと。
……いや、小さい子供か何かなのか俺は?
そこまで走らないし!
ムカつくから後ろを蹴った。
そしたら反撃された。分かってたけど。
ク ソ 痛 い。
俺はその痛みに耐えながら、皆で紅華たちを探していた。
「な~、どこにもいないんだけど? 紅華達」
「だな、建物の中とかはどうだ?」
「あ、レーダーは建物の中だわ」
「中なの?! じゃあ観光しながら見つけるしかないよね。ねぇ誉」
「和スイーツ目当て出来たんじゃないんですよ? 苺さん」
苺がどんどん本来の目的を忘れていってる気がするけど、甘~い和スイーツを食べたい気持ちは俺もわかるので何も言わなかった。
「そうだよ、苺! あの二人、和スイーツ超大好きでよく巡ってるって言ってたよ! そこを尋ねれば......!」
「そっか! じゃあスイーツ食べながら探そう! どこから行く?」
「杏栖庵はどうでしょうか? たくさん和菓子やら何やらがあると聞きました!」
「よし、そこにしよう。煌もそれでいいよな?......煌?」
「え? なんて?」
まずい、まじで聞いていなかった。他の事を考えていたせいで......。
と思いきや、蓬はいつもと同じようにため息を付きながらもう一回言ってくれた。
なんでこんなに優しいんだろうか。
「......ということだ。わかったか?」
「ああ、わかったけど......いなかったらどうするんだ? それと、皆スイーツ食べるの?」
「いいや、レーダーでいそうな店を探す。さっき言っていた杏栖庵へ最初に行くんだ。そこで皆で休憩を取ろうと思う。その後にまた探す」
「なるほど。了解した」
「よし、全員俺から離れるなよ」
「「「「おう/(はい)!!!」」」」
in 杏栖庵~
「いらっしゃいませ~」
店員さんの元気だけど優しい声を聞きながら、煌たちは杏栖庵に入店した。
その奥で紅華らしき声を聞き取ったので、煌は奥に行った。
そこに行った煌が見たものは.............................
たくさんの和菓子が入っていたであろう皿と、ぐったりしている紅華と元気に最中をリスのように頬張っている鈴菜がいた。
続く!
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