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~第二章~
王都グラン・カルロリム【一】
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目を開けるとそこは僕の部屋ではなかった……。
心地よい風と屋台の食べ物のいい香り。
いや、そんな事よりも僕は目の前に広がる中世の街並みに目を奪われた。
「お、お兄ちゃん?だよね?何その格好?」
「涼ちゃん?ここどこ?」
僕の両腕には巫女さん姿のピンクの髪のハーフツインテールの女の子と、いかにも私クレリックです!みたいな格好した水色の髪のショートボブに、黄色いカチューシャを付けた女の子がくっついている。
「おわっ!ど、どちらさま?」
僕は思わず手をなぎ払い、こう言葉を発した。
「えー!涼ちゃん酷いよ、すずめじゃん!って、そこのピンクちゃんは桜ちゃんだよね?」
「そうだよ、すずめちゃん。ってすずめちゃんピンク?って…」
そう言われたピンクの髪の女の子、桜は自分の髪を引っ張って見て驚いている。
「桜とすずめ?なの…たしかに顔は二人だな。髪型は違うし服装も……まるでEIじゃないか!」
「あ!そうだねぇ、ゲームの中みたいだねぇ~ってあれ?なんで?」
すずめは、首を傾げている。
確かに僕の服装も部屋着の短パンTシャツからEIのリョウマの装備、袴姿に昔の侍がつけているような鎧をつけていた。
僕は二人に冷静に今の状況を整理しようと提案した。
「僕らは部屋に居たのに地震が起きた後、何故か、こんな所にいる。ここは………うん。見た事ある景色だ」
「たぶん…いや。ここはEIの王都グラン・カルロリムだよ?お兄ちゃん」
「あぁ。間違いないと思う。でもなんで服装や髪型はゲームのままで顔はリアルなんだろな?」
「まぁまぁ、お互いの顔がすぐに分かって良かったって事で。考えても無理だよ、涼ちゃん?」
確かに、すずめの言う通りだと思う。今、この現実は確かに存在しているのだから。
僕が考え事をしてる様な顔の横で、桜が手を空に振っている。
「桜ちゃん、どうしたの?」
「いやさ、なんか目の前にステータス画面みたいなのが出て来たから、動かせるかなぁ~?って」
「ステータス画面?ホントか桜!どうやった?」
僕は慌てて桜に聞く。
「うん。1回目を閉じたら出て来たよ?」
桜にそう言われて僕とすずめもやってみる。
「お!ホントだ。出て来たな………でも、これって……」
「そうなんだよ、お兄ちゃん」
「レベルとか職業がないねぇ~」
そうなのだ、ステータス画面は目の前に出てきたのだが、それは僕らが今までやっていたEIのステータスでは似て非なるものだった。
リョウマ(♂)
職業:
体力:F55
魔力:F10
攻撃力:F20
魔攻撃力:F10
防御力:C3500
魔防御力:D2500
俊敏:F10
才器:
固有スキル:
こんな感じなのだ………たぶん防御力が高いのはこの装備のお陰なのだろう。
それにしても能力としては始めたばかりの初心者ではないか…。
下の方にある、才器と固有スキルとはなんなのか?こんな仕様はEIには無かったしFとCとかのランクも無かった…。
と、とりあえず、ログアウトとかで戻れたりしないだろうか…。
僕はステータスの画面は端から端まで見たがログアウト的なものは無かった……。
すずめも、また初心者だー!とか言いながら頭を抱えてる……。
僕らはこれからどうしたらいいのか………。
自分の生活の一部になっていたゲームが、今僕を苦しめている。でも、落ち込んでばかりもいられない!
だって、今ここにいるのは確かなんだ。それに妹と幼馴染を引っ張らなくてはいけない。
僕は男なんだから!
そんな決意を胸に閉まって僕は前を向いた!
ピロローン♪
どこからともなくソシャゲ時代の個人チャット音がし目の前に電話のマークな様なものがでた……。
僕は恐る恐る、その電話のマークを押した。
心地よい風と屋台の食べ物のいい香り。
いや、そんな事よりも僕は目の前に広がる中世の街並みに目を奪われた。
「お、お兄ちゃん?だよね?何その格好?」
「涼ちゃん?ここどこ?」
僕の両腕には巫女さん姿のピンクの髪のハーフツインテールの女の子と、いかにも私クレリックです!みたいな格好した水色の髪のショートボブに、黄色いカチューシャを付けた女の子がくっついている。
「おわっ!ど、どちらさま?」
僕は思わず手をなぎ払い、こう言葉を発した。
「えー!涼ちゃん酷いよ、すずめじゃん!って、そこのピンクちゃんは桜ちゃんだよね?」
「そうだよ、すずめちゃん。ってすずめちゃんピンク?って…」
そう言われたピンクの髪の女の子、桜は自分の髪を引っ張って見て驚いている。
「桜とすずめ?なの…たしかに顔は二人だな。髪型は違うし服装も……まるでEIじゃないか!」
「あ!そうだねぇ、ゲームの中みたいだねぇ~ってあれ?なんで?」
すずめは、首を傾げている。
確かに僕の服装も部屋着の短パンTシャツからEIのリョウマの装備、袴姿に昔の侍がつけているような鎧をつけていた。
僕は二人に冷静に今の状況を整理しようと提案した。
「僕らは部屋に居たのに地震が起きた後、何故か、こんな所にいる。ここは………うん。見た事ある景色だ」
「たぶん…いや。ここはEIの王都グラン・カルロリムだよ?お兄ちゃん」
「あぁ。間違いないと思う。でもなんで服装や髪型はゲームのままで顔はリアルなんだろな?」
「まぁまぁ、お互いの顔がすぐに分かって良かったって事で。考えても無理だよ、涼ちゃん?」
確かに、すずめの言う通りだと思う。今、この現実は確かに存在しているのだから。
僕が考え事をしてる様な顔の横で、桜が手を空に振っている。
「桜ちゃん、どうしたの?」
「いやさ、なんか目の前にステータス画面みたいなのが出て来たから、動かせるかなぁ~?って」
「ステータス画面?ホントか桜!どうやった?」
僕は慌てて桜に聞く。
「うん。1回目を閉じたら出て来たよ?」
桜にそう言われて僕とすずめもやってみる。
「お!ホントだ。出て来たな………でも、これって……」
「そうなんだよ、お兄ちゃん」
「レベルとか職業がないねぇ~」
そうなのだ、ステータス画面は目の前に出てきたのだが、それは僕らが今までやっていたEIのステータスでは似て非なるものだった。
リョウマ(♂)
職業:
体力:F55
魔力:F10
攻撃力:F20
魔攻撃力:F10
防御力:C3500
魔防御力:D2500
俊敏:F10
才器:
固有スキル:
こんな感じなのだ………たぶん防御力が高いのはこの装備のお陰なのだろう。
それにしても能力としては始めたばかりの初心者ではないか…。
下の方にある、才器と固有スキルとはなんなのか?こんな仕様はEIには無かったしFとCとかのランクも無かった…。
と、とりあえず、ログアウトとかで戻れたりしないだろうか…。
僕はステータスの画面は端から端まで見たがログアウト的なものは無かった……。
すずめも、また初心者だー!とか言いながら頭を抱えてる……。
僕らはこれからどうしたらいいのか………。
自分の生活の一部になっていたゲームが、今僕を苦しめている。でも、落ち込んでばかりもいられない!
だって、今ここにいるのは確かなんだ。それに妹と幼馴染を引っ張らなくてはいけない。
僕は男なんだから!
そんな決意を胸に閉まって僕は前を向いた!
ピロローン♪
どこからともなくソシャゲ時代の個人チャット音がし目の前に電話のマークな様なものがでた……。
僕は恐る恐る、その電話のマークを押した。
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