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4.開戦の狼煙
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ミナ自身が爆発し、身体がバラバラに吹き飛ぶ
・・・はずだった。
「おかしいな。俺が魔眼所持者とばれてないと思って居たし、仮にバレていたとしても俺の能力を把握してなければこんなことできないよな」
祐樹はミナにつかみかかろうとしていた。俺はとっさに、鞄を投げてそれを妨げミナを抱えてすぐにその場から離れた。そして鞄が爆発した。
「はっ!単純にその汚い手で俺の大事なミナに触られたくなかったらだよ!ってことはこの爆発はお前の仕業か!お前魔眼保持者だったんだな。どのみちミナを狙ったことは間違いないから思いっきりぶん殴りたいが、お前の能力がなにかわからない以上ここは逃げさせてもらう」
これは嘘だ。俺は魔眼保持者。目の模様は丸の形をしていて瞳孔と重なっていてわかりにくい。だから家族とミナ、俺自身が教えた人物以外には知られていない。
俺の能力は<未来視>2秒後の未来が視える能力だ。自分に危険が迫れば自動で発動するが、さっきは嫌な予感がしたので手動で発動した。
視えたのは祐樹がミナの肩を掴んだあとにすぐに手を離す。その瞬間にミナ自身が爆発した。それを視た瞬間、内側に爆弾を作る能力か物体を爆弾にする能力が思い浮かんだ。そしてその条件は接触。じゃなきゃわざわざ触れる必要はなかったはずだ。
だから鞄を投げてどうにか接触を阻止した。予想は的中しミナを守ることができた。だが能力的にヤバい状況に変わりは無い。どうにかここから離脱しなければ。
「ふはははは・・・独占欲が強いこったぁ!まぁそのおかげでミナを仕留め損ねた。わかってると思うが俺は俺は帝国民じゃねぇーアメリカ軍のスパイだ。黒澤祐樹ってのは本名だがな!軍が戦闘をし始めたら俺も学園を襲撃しろって命令されてたもんでね。<解析>を持つミナも始末しとかないと後々脅威になると思ってたんだがな」
「その判断は正しいよ祐樹。彼女がいるだけで将来ユーラシア帝国の軍事力は確実に上がる。協力してミナだけでも始末するよ」
チャーリーが普段とは全く違う流暢な話し方をした。
こっちは性格も偽ってたのかよ。厄介な。
こういうタイプはかなり非情だ。なんとかヨシュア兄さんだけでも気づいてくれれば。
「そうだな。ヨシュアが来ても面倒だ。お前等ふたりくらいさっさと殺してやるよ」
そういうと祐樹は槍のようなものを取り出し、ブレスレットを腕に付けた。
すると槍が黒く変わる。そして二つになった。
あれは分裂したのか、それとも別の場所から取り出したのかはわからないが確実に空間操作。おそらく兄さんと同じ闇属性の能力だ。
マジかよ―――――――――――
「お前ブレードの適合者か!まさかアメリカにもブレードを開発してるものがいるとはな」
「あぁ。これは空間操作で分裂させたもんだ。俺の内包するエネルギーがなくなるまで何度も分裂させることができる」
俺は背筋が寒くなった。
もしこいつの能力が内側に爆弾を作る能力じゃなく、物を爆弾にする能力だとしたら・・・
「お前のことだから大体俺の能力に目星はつけてるんだろ。だから絶望させてやるよ。俺の能力<爆弾作成>は触れた物を爆弾にする能力だ!」
最悪だ。
組み合わせとしては恐ろしく強い。こんな近場で絨毯爆撃なんてごめんだぞ。
クラスメイトたちは俺たちが狙われてるうちにうまく逃げ出したようだ。
俺はミナに声をかける。
「あれ持ってきてるかミナ?」
「うん。持ってきてるよ。だからこれ!頼りにしてるからねカズくん!」
そういうとミナはポッケからナックルグローブを差し出した。そして俺はそれを装着してからポッケから指輪を取り出し填めた。
ナックルグローブが電撃を纏い始める。そう、俺もブレードの適合者だ。だいぶ前にメンテナンスを頼んでいたんだが、今日渡してもらう予定だったので助かった。どうにか兄さんと合流できれば勝機はある。
「これはまずいな。俺はブレードを持っていない。ヨシュアまで来られたら逃げるのが厳しくなるぞ祐樹」
「わかってる!しかし驚いた。お前もブレードの適合者とはな。ヨシュアだけじゃなく、この学園にはブレード使いが二人もいたんだな。」
「お前や兄さんと違って操れる属性は希少属性ではないけどな。悪いが俺はお前等とまともに闘うつもりはない。さっさと離脱して兄さんと合流させてもらう」
そう言うと俺は電撃を俺とミナの周りに纏わせて電磁浮遊をし、さっきの爆発でなくなった壁から脱出し外に出てから空中に逃げようとする。
祐樹は槍を爆発させて推進力にし教室から出る前に追いついてきた。
「あまり俺を舐めるなよ」
そう言って祐樹は俺の腹を殴る。
「ぐっ!」
「かってぇな!その制服自体防具か!わかってると思うが俺は今お前に接触した。つまりお前は俺の能力で爆弾になったってことだ」
やはり、こいつの能力は―――
「お前との学生生活は悪くなかったぜ・・ミナもあとからそっち送ってやるよ!あの世で二人仲良くな」
「減らず口が多いなぁ。殺るならさっさと殺れ!てめぇはヨシュア兄さんを相手にして苦しみやがれクズ野郎」
俺はそういってる間にこの場を切り抜ける作戦を考える。あいつの能力の予想が正しければ、爆弾に変えたものは衝撃を与えないと爆発しない。そして爆弾に変える条件が、触れることのみだとしたらこの場をうまく逃げれるはずだ。外れてたら俺は見事に木っ端微塵。
ミナも恐らく殺されるだろう。
頼む当たっていてくれ。
「そうだな。このあとミナを殺し、ヨシュアから逃げないといけないからな・・じゃあな和澄!」
そういった祐樹は俺に向かって槍を投げる態勢に入った。
俺は作戦実行のために<未来視>を発動。
ちぃっ!狙いはミナか!
「ミナちゃんを一人残すのは可哀想だからなぁ!先に逝かせてやるよぉ!」
ミナは怖がったそぶりもみせず、ただ攻撃がくるのをみつめていた。俺を完全に信頼してるからだ。
なら俺はその期待に応えなきゃなぁ!
先ほど殴られる瞬間、腹に作った物を祐樹に投げつけた。そして祐樹の目の前で爆発が起きたーー
・・・はずだった。
「おかしいな。俺が魔眼所持者とばれてないと思って居たし、仮にバレていたとしても俺の能力を把握してなければこんなことできないよな」
祐樹はミナにつかみかかろうとしていた。俺はとっさに、鞄を投げてそれを妨げミナを抱えてすぐにその場から離れた。そして鞄が爆発した。
「はっ!単純にその汚い手で俺の大事なミナに触られたくなかったらだよ!ってことはこの爆発はお前の仕業か!お前魔眼保持者だったんだな。どのみちミナを狙ったことは間違いないから思いっきりぶん殴りたいが、お前の能力がなにかわからない以上ここは逃げさせてもらう」
これは嘘だ。俺は魔眼保持者。目の模様は丸の形をしていて瞳孔と重なっていてわかりにくい。だから家族とミナ、俺自身が教えた人物以外には知られていない。
俺の能力は<未来視>2秒後の未来が視える能力だ。自分に危険が迫れば自動で発動するが、さっきは嫌な予感がしたので手動で発動した。
視えたのは祐樹がミナの肩を掴んだあとにすぐに手を離す。その瞬間にミナ自身が爆発した。それを視た瞬間、内側に爆弾を作る能力か物体を爆弾にする能力が思い浮かんだ。そしてその条件は接触。じゃなきゃわざわざ触れる必要はなかったはずだ。
だから鞄を投げてどうにか接触を阻止した。予想は的中しミナを守ることができた。だが能力的にヤバい状況に変わりは無い。どうにかここから離脱しなければ。
「ふはははは・・・独占欲が強いこったぁ!まぁそのおかげでミナを仕留め損ねた。わかってると思うが俺は俺は帝国民じゃねぇーアメリカ軍のスパイだ。黒澤祐樹ってのは本名だがな!軍が戦闘をし始めたら俺も学園を襲撃しろって命令されてたもんでね。<解析>を持つミナも始末しとかないと後々脅威になると思ってたんだがな」
「その判断は正しいよ祐樹。彼女がいるだけで将来ユーラシア帝国の軍事力は確実に上がる。協力してミナだけでも始末するよ」
チャーリーが普段とは全く違う流暢な話し方をした。
こっちは性格も偽ってたのかよ。厄介な。
こういうタイプはかなり非情だ。なんとかヨシュア兄さんだけでも気づいてくれれば。
「そうだな。ヨシュアが来ても面倒だ。お前等ふたりくらいさっさと殺してやるよ」
そういうと祐樹は槍のようなものを取り出し、ブレスレットを腕に付けた。
すると槍が黒く変わる。そして二つになった。
あれは分裂したのか、それとも別の場所から取り出したのかはわからないが確実に空間操作。おそらく兄さんと同じ闇属性の能力だ。
マジかよ―――――――――――
「お前ブレードの適合者か!まさかアメリカにもブレードを開発してるものがいるとはな」
「あぁ。これは空間操作で分裂させたもんだ。俺の内包するエネルギーがなくなるまで何度も分裂させることができる」
俺は背筋が寒くなった。
もしこいつの能力が内側に爆弾を作る能力じゃなく、物を爆弾にする能力だとしたら・・・
「お前のことだから大体俺の能力に目星はつけてるんだろ。だから絶望させてやるよ。俺の能力<爆弾作成>は触れた物を爆弾にする能力だ!」
最悪だ。
組み合わせとしては恐ろしく強い。こんな近場で絨毯爆撃なんてごめんだぞ。
クラスメイトたちは俺たちが狙われてるうちにうまく逃げ出したようだ。
俺はミナに声をかける。
「あれ持ってきてるかミナ?」
「うん。持ってきてるよ。だからこれ!頼りにしてるからねカズくん!」
そういうとミナはポッケからナックルグローブを差し出した。そして俺はそれを装着してからポッケから指輪を取り出し填めた。
ナックルグローブが電撃を纏い始める。そう、俺もブレードの適合者だ。だいぶ前にメンテナンスを頼んでいたんだが、今日渡してもらう予定だったので助かった。どうにか兄さんと合流できれば勝機はある。
「これはまずいな。俺はブレードを持っていない。ヨシュアまで来られたら逃げるのが厳しくなるぞ祐樹」
「わかってる!しかし驚いた。お前もブレードの適合者とはな。ヨシュアだけじゃなく、この学園にはブレード使いが二人もいたんだな。」
「お前や兄さんと違って操れる属性は希少属性ではないけどな。悪いが俺はお前等とまともに闘うつもりはない。さっさと離脱して兄さんと合流させてもらう」
そう言うと俺は電撃を俺とミナの周りに纏わせて電磁浮遊をし、さっきの爆発でなくなった壁から脱出し外に出てから空中に逃げようとする。
祐樹は槍を爆発させて推進力にし教室から出る前に追いついてきた。
「あまり俺を舐めるなよ」
そう言って祐樹は俺の腹を殴る。
「ぐっ!」
「かってぇな!その制服自体防具か!わかってると思うが俺は今お前に接触した。つまりお前は俺の能力で爆弾になったってことだ」
やはり、こいつの能力は―――
「お前との学生生活は悪くなかったぜ・・ミナもあとからそっち送ってやるよ!あの世で二人仲良くな」
「減らず口が多いなぁ。殺るならさっさと殺れ!てめぇはヨシュア兄さんを相手にして苦しみやがれクズ野郎」
俺はそういってる間にこの場を切り抜ける作戦を考える。あいつの能力の予想が正しければ、爆弾に変えたものは衝撃を与えないと爆発しない。そして爆弾に変える条件が、触れることのみだとしたらこの場をうまく逃げれるはずだ。外れてたら俺は見事に木っ端微塵。
ミナも恐らく殺されるだろう。
頼む当たっていてくれ。
「そうだな。このあとミナを殺し、ヨシュアから逃げないといけないからな・・じゃあな和澄!」
そういった祐樹は俺に向かって槍を投げる態勢に入った。
俺は作戦実行のために<未来視>を発動。
ちぃっ!狙いはミナか!
「ミナちゃんを一人残すのは可哀想だからなぁ!先に逝かせてやるよぉ!」
ミナは怖がったそぶりもみせず、ただ攻撃がくるのをみつめていた。俺を完全に信頼してるからだ。
なら俺はその期待に応えなきゃなぁ!
先ほど殴られる瞬間、腹に作った物を祐樹に投げつけた。そして祐樹の目の前で爆発が起きたーー
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