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三章 ――白色の王子と透明な少女――
⑥<少女4> 『昔話①』
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⑨【ソフィア】
ふと気がつくと、私は『森のノカ』の階段に座り込んでいた。
太陽は空の天辺あたりまで上がり、空と一緒に私の身体と心を温めている。
「……私、何をしているんだろう」
おめかしをした自分の格好を見つめる。
王都で買った可愛らしい服は、いつもとは別人のように私を彩っている。
昨日の夜から、私の心にはあの白い王子様が居座っていた。
眠ろうとしても、夢の中でも、朝にお家で家事をしているときも考えるのは王子様のことばかりだった。
幼い私のことなんて、目に映るはずがないのは分かっていたけれど、気がつけば少しでも可愛く見える格好をして、町に出かけてしまっていた。
物思いにふけりたくて、町を彷徨っていた。
剣なんて女の子らしくないものは持ち歩いていない。
メフィスだって家に置いてきた。王子様にぬいぐるみを持ち歩く年頃の女の子だとは思われたくなかった。
世界を救うなんて、もうどうでも良くなってしまった。
「私、ホントどうしちゃったんだろう……」
家事をしているときも、朝に王子様と話をしているときも、私の心は別にあって、別人が自分の身体を動かしている。そんな感覚だ。
私の心はただただぼうっと、王子様の事を考えるだけ。
かなわない想いに苦しんでいくだけだ。
「そんなところで、物思いにふけってどうしたのかね?」
不意に声をかけられ振り返る。
階段の上にふくよかなオジサンが立っていた。
「オーレンさん……」
立派な口髭を生やした紳士が私に向け、微笑みながら一礼をしてきた。
*****
「ごちそうさまです。美味しかったです。オーレンさん」
甘く煮詰めた果物をお腹に入れ、満足した私は向かいに座るオーレンさんにお礼をする。
「もういいのかね? あまりお腹は空いていなかったかな?」
オーレンさんも丁度食事を終えたのか、唇をテーブルに置いてあった白い布で拭っているところだった。
町でオーレンさんと出会った私は、誘われるがまま高級そうな食事処でお昼ご飯をご馳走になっていた。お留守番しているマシューには申し訳ないけれど、二度も断るのはオーレンさんにも失礼だもんね。
「少し考え事をしていて……食欲なくしていたんですけど、お陰さまで元気になれました」
社交辞令ではなく本当にそうだ。
王子様のことばかり頭に沸いてきて、自分で作った朝ご飯は殆ど残してしまっていた。
胸が苦しくてしょうがなかったけれど、美味しい物は喉を通って行くみたい。
調子の良い身体だ。
「そうかそうか。いやいや、力になれたならご馳走した甲斐があったというものだ。……悩み事かね?」
テーブルに並んだお皿が下げられていくのをぼうっと眺めていると、オーレンさんが尋ねてきた。
「はい……考えることが急に増えちゃって……色々ともやもやしてます」
「そうか。良ければ、話をしてみなさい。助言ができることもあるかもしれない」
……どうしよう。折角だからオーレンさんに打ち明けようかな。
自分だけで抱えるより、誰かに話した方がスッキリするって言うもんね。
でも……
「……大丈夫です。ただの、恋煩《こいわずら》いなので。すぐに収まります」
子供みたいな悩みだから、言ってもしょうがない。
それに解決方法なんてない。私が諦められるかどうかだけだ。
「ふむ、その年頃の子には良くあることだ。何故悩む必要があるのかな?」
何故って……そんなの決まってる。
「……好きになっちゃいけない相手だからです」
そうだ、相手はルスラン王国の王子様。私はあの人を好きになっちゃいけない存在だ。
「それは誰が決めたのかな? 誰かにそう言われたのかい?」
「……私です。でも、相手は身分の高い人で……私なんて相手にされないのは間違いありません。諦めるしかないと思ってます」
それに、あの白い王子様は、いつか王都に帰ってしまう。私を一緒に連れて行ってくれるなんて、絶対に期待できない。
離ればなれになる相手のことを想ってしまった私が間違っているんだ。
しばらく私の事を見つめていたオーレンさんが、紅茶を口に含む。
そして、口を開いた。
「……私は昔ね、金鉱を買うか買わないかで迷ったことがある」
「はい?」
脈絡のない話しについ変な声が出てしまう。
「まだ未入札の、誰も手を付けていない新品の金鉱だよ。もし買おうと思ったら鉱業ギルド内に巣くう、本職の猛者達と競り合うことになっただろう」
「いくらで買うのか、というところで戦わなきゃいけないということですね」
「そう。それで沢山のお金を払って買ってみても、今度は金を掘れる人間を雇わなくてはならなくなる。道具も揃えなくてはならなくなる。商人としてやってきた私には、そのツテがなかった」
「……じゃあ、諦めたんですか?」
「ああ。それだけ頑張って、お金を使ってやってみても、掘ってみたら金脈が少なく金が全然取れない可能性だってあった。私は沢山考え、色んな悪い想像をしてしまって、ついつい諦めてしまった」
「それで、どうなったんですか?」
「入札したのは、鉱業ギルドに入ったばかりの盗賊あがりどもだった。そして大成功を収めていたよ。今やアイツらは大金持ちだ」
掘ってみたら、金脈が沢山あったということね。
「それを聞いた時、私は本当に後悔したよ。あの時、物怖じせずに入札していれば、私は沢山のお金を手にできたかもしれない。もっと私は成長できたかもしれない。そう沢山、後悔した」
「オーレンさん……」
オーレンさんが何故この話をしだしたのか、私に伝えたいこと、それがなんとなく分かってくる。
「勿論、鉱業ギルドの猛者達にコテンパンに伸されてしまったかもしれない。高いカネを出して、買ったところで掘れる人間が見つからず、金を掘れずに破産していたかもしれない。でもね、それはただ、頑張らなかった自分に対しての言い訳に過ぎない」
頑張ってみても悪いことがあるかもしれない。そう、それはただの言い訳だ。
頑張らなかった自分を守りたいだけの言い訳だ。
「君には私のようになってはもらいたくない。機会があるならば怖がらずに挑戦するべきだ。成功すれば、幸せが待っている。失敗したところで自分の成長にはなる。成功しても、失敗しても、どちらにせよ悪いことが待ち受けているかもしれない。けれどもそれはその時に悩むべきことだ」
私は頑張る前から諦めていた。
王子様は私なんかみてくれない。王子様は帰ってしまうから、好きになっちゃいけないと諦めていた。
沢山の悪い想像ばかりしていた。
「機会があるならば、可能性を信じてみなさい。挑戦してみなさい。君にはそれができる若さと力がある。挑戦もせずに諦めてしまったら、君は生涯、後悔することになる」
「オーレンさん……ありがとうございます」
そうだ、私は弱気になりすぎていた。悪い考えに振り回されて、自分で可能性を潰してしまっていた。
失敗したところで、それがどうした。
私は立ち上がり、拳を握り締める。
「オーレンさん……私、挑戦してみます。駄目だったら駄目だったで、その時に考えます!」
「はっはっは。もしその時は、また私がご馳走してあげよう。だがしかし、私は君が成功することを心から祈っているよ」
「オーレンさん……」
オーレンさんは私を見つめニコニコと微笑んでいる。
この人は、とても優しい、良い人なんだろう。
関りあいになれて本当に良かった。
荷物を悪者に取られて困っているときに、物怖じせずに助けに行けて本当に良かった。
そう、行動すれば、良い結果も待っていたりする。
考えずにやってみる、それが私だ!
「少しは迷いは晴れたかな?」
「はい! 私、自分を見失ってました。やれることが、できました。……行ってきます! ごちそうさまでした!」
オーレンさんに手を振り自分のお家に向かって駆ける私。
覚悟しなさいよ白の王子様。
私は覚悟を決めた。
だから、やることはたった一つだ。
思いっきりぶつかって、玉砕してやる!
ふと気がつくと、私は『森のノカ』の階段に座り込んでいた。
太陽は空の天辺あたりまで上がり、空と一緒に私の身体と心を温めている。
「……私、何をしているんだろう」
おめかしをした自分の格好を見つめる。
王都で買った可愛らしい服は、いつもとは別人のように私を彩っている。
昨日の夜から、私の心にはあの白い王子様が居座っていた。
眠ろうとしても、夢の中でも、朝にお家で家事をしているときも考えるのは王子様のことばかりだった。
幼い私のことなんて、目に映るはずがないのは分かっていたけれど、気がつけば少しでも可愛く見える格好をして、町に出かけてしまっていた。
物思いにふけりたくて、町を彷徨っていた。
剣なんて女の子らしくないものは持ち歩いていない。
メフィスだって家に置いてきた。王子様にぬいぐるみを持ち歩く年頃の女の子だとは思われたくなかった。
世界を救うなんて、もうどうでも良くなってしまった。
「私、ホントどうしちゃったんだろう……」
家事をしているときも、朝に王子様と話をしているときも、私の心は別にあって、別人が自分の身体を動かしている。そんな感覚だ。
私の心はただただぼうっと、王子様の事を考えるだけ。
かなわない想いに苦しんでいくだけだ。
「そんなところで、物思いにふけってどうしたのかね?」
不意に声をかけられ振り返る。
階段の上にふくよかなオジサンが立っていた。
「オーレンさん……」
立派な口髭を生やした紳士が私に向け、微笑みながら一礼をしてきた。
*****
「ごちそうさまです。美味しかったです。オーレンさん」
甘く煮詰めた果物をお腹に入れ、満足した私は向かいに座るオーレンさんにお礼をする。
「もういいのかね? あまりお腹は空いていなかったかな?」
オーレンさんも丁度食事を終えたのか、唇をテーブルに置いてあった白い布で拭っているところだった。
町でオーレンさんと出会った私は、誘われるがまま高級そうな食事処でお昼ご飯をご馳走になっていた。お留守番しているマシューには申し訳ないけれど、二度も断るのはオーレンさんにも失礼だもんね。
「少し考え事をしていて……食欲なくしていたんですけど、お陰さまで元気になれました」
社交辞令ではなく本当にそうだ。
王子様のことばかり頭に沸いてきて、自分で作った朝ご飯は殆ど残してしまっていた。
胸が苦しくてしょうがなかったけれど、美味しい物は喉を通って行くみたい。
調子の良い身体だ。
「そうかそうか。いやいや、力になれたならご馳走した甲斐があったというものだ。……悩み事かね?」
テーブルに並んだお皿が下げられていくのをぼうっと眺めていると、オーレンさんが尋ねてきた。
「はい……考えることが急に増えちゃって……色々ともやもやしてます」
「そうか。良ければ、話をしてみなさい。助言ができることもあるかもしれない」
……どうしよう。折角だからオーレンさんに打ち明けようかな。
自分だけで抱えるより、誰かに話した方がスッキリするって言うもんね。
でも……
「……大丈夫です。ただの、恋煩《こいわずら》いなので。すぐに収まります」
子供みたいな悩みだから、言ってもしょうがない。
それに解決方法なんてない。私が諦められるかどうかだけだ。
「ふむ、その年頃の子には良くあることだ。何故悩む必要があるのかな?」
何故って……そんなの決まってる。
「……好きになっちゃいけない相手だからです」
そうだ、相手はルスラン王国の王子様。私はあの人を好きになっちゃいけない存在だ。
「それは誰が決めたのかな? 誰かにそう言われたのかい?」
「……私です。でも、相手は身分の高い人で……私なんて相手にされないのは間違いありません。諦めるしかないと思ってます」
それに、あの白い王子様は、いつか王都に帰ってしまう。私を一緒に連れて行ってくれるなんて、絶対に期待できない。
離ればなれになる相手のことを想ってしまった私が間違っているんだ。
しばらく私の事を見つめていたオーレンさんが、紅茶を口に含む。
そして、口を開いた。
「……私は昔ね、金鉱を買うか買わないかで迷ったことがある」
「はい?」
脈絡のない話しについ変な声が出てしまう。
「まだ未入札の、誰も手を付けていない新品の金鉱だよ。もし買おうと思ったら鉱業ギルド内に巣くう、本職の猛者達と競り合うことになっただろう」
「いくらで買うのか、というところで戦わなきゃいけないということですね」
「そう。それで沢山のお金を払って買ってみても、今度は金を掘れる人間を雇わなくてはならなくなる。道具も揃えなくてはならなくなる。商人としてやってきた私には、そのツテがなかった」
「……じゃあ、諦めたんですか?」
「ああ。それだけ頑張って、お金を使ってやってみても、掘ってみたら金脈が少なく金が全然取れない可能性だってあった。私は沢山考え、色んな悪い想像をしてしまって、ついつい諦めてしまった」
「それで、どうなったんですか?」
「入札したのは、鉱業ギルドに入ったばかりの盗賊あがりどもだった。そして大成功を収めていたよ。今やアイツらは大金持ちだ」
掘ってみたら、金脈が沢山あったということね。
「それを聞いた時、私は本当に後悔したよ。あの時、物怖じせずに入札していれば、私は沢山のお金を手にできたかもしれない。もっと私は成長できたかもしれない。そう沢山、後悔した」
「オーレンさん……」
オーレンさんが何故この話をしだしたのか、私に伝えたいこと、それがなんとなく分かってくる。
「勿論、鉱業ギルドの猛者達にコテンパンに伸されてしまったかもしれない。高いカネを出して、買ったところで掘れる人間が見つからず、金を掘れずに破産していたかもしれない。でもね、それはただ、頑張らなかった自分に対しての言い訳に過ぎない」
頑張ってみても悪いことがあるかもしれない。そう、それはただの言い訳だ。
頑張らなかった自分を守りたいだけの言い訳だ。
「君には私のようになってはもらいたくない。機会があるならば怖がらずに挑戦するべきだ。成功すれば、幸せが待っている。失敗したところで自分の成長にはなる。成功しても、失敗しても、どちらにせよ悪いことが待ち受けているかもしれない。けれどもそれはその時に悩むべきことだ」
私は頑張る前から諦めていた。
王子様は私なんかみてくれない。王子様は帰ってしまうから、好きになっちゃいけないと諦めていた。
沢山の悪い想像ばかりしていた。
「機会があるならば、可能性を信じてみなさい。挑戦してみなさい。君にはそれができる若さと力がある。挑戦もせずに諦めてしまったら、君は生涯、後悔することになる」
「オーレンさん……ありがとうございます」
そうだ、私は弱気になりすぎていた。悪い考えに振り回されて、自分で可能性を潰してしまっていた。
失敗したところで、それがどうした。
私は立ち上がり、拳を握り締める。
「オーレンさん……私、挑戦してみます。駄目だったら駄目だったで、その時に考えます!」
「はっはっは。もしその時は、また私がご馳走してあげよう。だがしかし、私は君が成功することを心から祈っているよ」
「オーレンさん……」
オーレンさんは私を見つめニコニコと微笑んでいる。
この人は、とても優しい、良い人なんだろう。
関りあいになれて本当に良かった。
荷物を悪者に取られて困っているときに、物怖じせずに助けに行けて本当に良かった。
そう、行動すれば、良い結果も待っていたりする。
考えずにやってみる、それが私だ!
「少しは迷いは晴れたかな?」
「はい! 私、自分を見失ってました。やれることが、できました。……行ってきます! ごちそうさまでした!」
オーレンさんに手を振り自分のお家に向かって駆ける私。
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