136 / 147
四章 ―― 夢と空の遺跡 ――
夢4 『夢色の仲間たち』
しおりを挟む
⑤
「もうちょっとさぁ! 大事に、扱って、――よ!」
宙を飛びながら両手を光らせ、特大の火炎弾をメフィスに発射する。
業火がうねりを上げ、メフィスへ向かっていく。
爆炎を前に、メフィスが動いた。
「そろそろ――来ると思ったよ!」
赤い電撃が地面に走る。地面からにょきにょきと人の形をした何かが生まれていく。
電撃は急速に形作られ一人の魔族の姿に変化する。
アレは……アレは!!
「さあ、今度は自分相手だ」
業火の前に“私”が立っていた。襲いかかる火炎弾に向け、右手をかざしている。
爆炎と爆炎が重なり合った。
同じ威力の火炎弾同士がぶつかり合い、空中でお互いを相殺していく。
落ちる私に向け、“私”が片手を輝かせている。もう一発、火炎弾を討つ気だ。
でも――
「遅いよ!」
私は既に両手を振り上げていた。
魔力を練り、地面を輝かせて狙いを定めていた。
狙いは当然――
私が放った火柱に、“私”が包まれた。
「はっ!? はぁあ!?」
消し炭になっていく“私”を見ながらメフィスが驚愕の声を上げる。予想外の展開に思考がついてきていないようだ。その隙を突いて、私は落下の勢いをつけたまま、メフィスに飛びかかった。
ぶつかり合い、地面を転がる私たち。
メフィスは抵抗するけれど、力はそこまで強くない。だから私でも――
「抵抗しないで! 撃つよ!?」
マウントのポジションを取った私は、メフィスを押さえつけながら右手を光らせた。
「……ごほっ、き、君は馬鹿なのか? なんで、あんな躊躇《ちゅうちょ》無く自分に魔法を……」
「友達相手は無理だけど、自分相手なら撃てるよ。それに――」
撃つ瞬間、私は自分が『つばさ』だと思っていた。
『つばさ』が『ノエル』に向け、魔法を撃っていた。ノエルが別の存在だと認識したからこそ、躊躇なく魔法を撃てた。
――。
なに――私のこの感覚は――。
私、どこかおかしいのかな。
だめだ。今はそんなこと考えている場合じゃない。フィリーを助けなきゃ。
「――なんでもない……それより、早くこの悪夢を解いて!」
「駄目だって言ってるよね。僕の存在が消えるんだから」
私にのしかかられながら、メフィスは動じていない。むしろ落ち着きを取り戻してきたようだ。
「……なんなの!? あなたの目的はなに!? なんで、フィリーを襲ったの! あの“石碑”がある場所でなにをしていたの!?」
「質問が多いね……答える義務なんか……ない!」
地面に赤い電撃が広がった。円状に広がる電撃がまとまっていき、沢山の形が作られていく。
形作られた電撃の一つが私に襲いかかってきた。
咄嗟に飛び避け、距離を置いて腰を沈める。
「……ゴブリン」
黄色い目、裂けた口、潰れたネズミのような顔。地面から次々にゴブリンが生まれていく。
私に沢山の敵意が向けられていく。
「さっきの質問だけど、一つだけ教えてあげるよ……僕の目的は、魔族を全て消し去ることさ」
メフィスが立ち上がり、ローブに付いた汚れを払う。
「ツガイの呪いに縛られる魔族なんて、不幸でしかない」
メフィスの目には憎しみが浮かんでる。
「全員死んでしまえばいいんだ!!」
メフィスの叫びに合わせて、ゴブリンの群れが私に襲いかかってきた。
⑥
襲いかかるゴブリンを焼いて、燃やして、消し炭にする。
いくら私が火炎弾で燃やそうとも、火柱で数を減らそうとも、新たなゴブリンが次々に現れる。
メフィスが赤い電撃を地面に放ち、新たなゴブリンが生み出される。
「……キリないんですけど!!」
両手から生まれた二つの火炎弾がそれぞれゴブリンを焼き尽くす。
まずい、このままだとマズいかも。私の魔力はまだまだあるけど、向こうがどれだけ残っているか未知数だ。
なんか、“石碑”に付いている宝石で魔力を吸っていたみたいだし、ゴブリン一匹生み出すのにあまり大きな魔力を使ってないっぽい。
私の魔力が枯渇したら、私はこの世界から追い出されてしまう。
ちらりと、上空を見る。
フィリーもエアとリレフに苦戦しているみたいだ。
私は死んでも現実世界に戻るだけみたいだけど、この世界のフィリーはどうなるんだろう。
死んでも同じようにどこかで復活するのかもしれない。
でも違うかもしれない。アレはフィリーの自我みたいなものだから、自分を失ってしまう可能性だってある。そうなったら、最悪だ。
「やっぱりここで、この局面、なんとかするしかないよね!」
火柱がゴブリン達を焼き尽くす。
減ったと思ったらまた増え、徐々に私をゴブリンが取り囲んでいる。
いくらでも自分の味方を増やせるなんて、チートだ。
「ああ、もう! うっとうしい!!」
こんなやつどうすればいいの。――。
『――ああ、後、少しだけサービスしておいた』
ふいに、もやの中にいた、うさんくさい男のセリフが頭に響いてくる。
そうだ、あの人は言っていた。もし、黒いローブの男と戦うハメになったら――
なったら――
「えっと、なんだったっけ?」
爆炎がゴブリンを吹き飛ばしていく。
あの人はなんか碌でもないこと言っていたような……。
――って!
「もう、思い出してるじゃん!!」
殴りかかるゴブリンを消し炭にしながら、私は思い出した言葉を反復する。
『もし、黒いローブの男と戦うハメになったなら、……俺を思い出せ』
男は確かにそう言っていた。
思い出した。思い出したよ!? だからどうだというんだ。
念の為、ゴブリンを燃やしながら自分の身体を確認する。――特に、変化はない。
魔法も強くなってるわけでもない。
「結局なにがしたかったのあの人は!!」
人の指を傷付けといて……。
そ、そうだ。そういえば、他に何か言っていた。
えーっと、たしか、終わり際、何か言っていた。
『お前はもう魔――』
「まっ、ってなによ! まっ、て!」
「さっきからなにをぶつぶつ、言ってるんだ!」
メフィスが相変わらず、ゴブリンを生み出している。
魔が付く単語なんて沢山あるよ。魔族、魔物、魔界、それに――
「……なにを、君は――」
ふいに、メフィスの魔法がやんだ。
私に向け、驚愕の顔を浮かべている。
それは私も同じだった。自分の腕に現れた変化に驚いていた。
「君はなにをしている!!!!」
メフィスの問いかけに、私自身も答えられない。
指輪から赤い電撃が溢れていた。それは指輪に付けられた、輝く宝石から溢れ、私の腕に絡みついている。
見た感じ、メフィスが出していた夢魔法の電撃と同じものだ。
「……ま、ほう? 魔法!?」
お前はもう、魔法を使える。そう言いたかったの?
男の言葉が頭の中に響く。
『その指輪とお前の間に、『血の盟約』を行った』
『血の盟約』ってのが何かは分からない。
とにかく、私と指輪になにか繋がりができたんだ。だから、この現象を引き起こせている。
――この指輪は、夢の中に入り込める力を持っている。
――それは、言ってしまえばメフィスの使っている魔法と同じ力。
――そう、同じ、魔法だ。
「だったら――もしかしたら!」
指輪に魔力を込める。赤い電撃が私の身体を伝い、地面へと流れていく。
「君は……何故……君は一体、……一体なんなんだ!!」
知らないよ。私はただの魔族。
この力は、もやの中にいた『人間』の力。
指輪の力だ。
「……これで、対等だね」
私の周りには、私の生み出した集団がいた。
それぞれ武器を構え、ゴブリン達に向けて威嚇の声を放っている。
メフィスは夢の世界で、ゴブリンの集団を生み出し仲間にした。
それと同じように、私も生み出し、仲間にした。
ぬめぬめした皮。身体は人間のように大きいけれど、顔はトカゲのそれ。目は真っ黄色で、口から細く長い舌をチロチロと出している。
リザードマンの集団がゴブリン達へと襲いかかった。
「もうちょっとさぁ! 大事に、扱って、――よ!」
宙を飛びながら両手を光らせ、特大の火炎弾をメフィスに発射する。
業火がうねりを上げ、メフィスへ向かっていく。
爆炎を前に、メフィスが動いた。
「そろそろ――来ると思ったよ!」
赤い電撃が地面に走る。地面からにょきにょきと人の形をした何かが生まれていく。
電撃は急速に形作られ一人の魔族の姿に変化する。
アレは……アレは!!
「さあ、今度は自分相手だ」
業火の前に“私”が立っていた。襲いかかる火炎弾に向け、右手をかざしている。
爆炎と爆炎が重なり合った。
同じ威力の火炎弾同士がぶつかり合い、空中でお互いを相殺していく。
落ちる私に向け、“私”が片手を輝かせている。もう一発、火炎弾を討つ気だ。
でも――
「遅いよ!」
私は既に両手を振り上げていた。
魔力を練り、地面を輝かせて狙いを定めていた。
狙いは当然――
私が放った火柱に、“私”が包まれた。
「はっ!? はぁあ!?」
消し炭になっていく“私”を見ながらメフィスが驚愕の声を上げる。予想外の展開に思考がついてきていないようだ。その隙を突いて、私は落下の勢いをつけたまま、メフィスに飛びかかった。
ぶつかり合い、地面を転がる私たち。
メフィスは抵抗するけれど、力はそこまで強くない。だから私でも――
「抵抗しないで! 撃つよ!?」
マウントのポジションを取った私は、メフィスを押さえつけながら右手を光らせた。
「……ごほっ、き、君は馬鹿なのか? なんで、あんな躊躇《ちゅうちょ》無く自分に魔法を……」
「友達相手は無理だけど、自分相手なら撃てるよ。それに――」
撃つ瞬間、私は自分が『つばさ』だと思っていた。
『つばさ』が『ノエル』に向け、魔法を撃っていた。ノエルが別の存在だと認識したからこそ、躊躇なく魔法を撃てた。
――。
なに――私のこの感覚は――。
私、どこかおかしいのかな。
だめだ。今はそんなこと考えている場合じゃない。フィリーを助けなきゃ。
「――なんでもない……それより、早くこの悪夢を解いて!」
「駄目だって言ってるよね。僕の存在が消えるんだから」
私にのしかかられながら、メフィスは動じていない。むしろ落ち着きを取り戻してきたようだ。
「……なんなの!? あなたの目的はなに!? なんで、フィリーを襲ったの! あの“石碑”がある場所でなにをしていたの!?」
「質問が多いね……答える義務なんか……ない!」
地面に赤い電撃が広がった。円状に広がる電撃がまとまっていき、沢山の形が作られていく。
形作られた電撃の一つが私に襲いかかってきた。
咄嗟に飛び避け、距離を置いて腰を沈める。
「……ゴブリン」
黄色い目、裂けた口、潰れたネズミのような顔。地面から次々にゴブリンが生まれていく。
私に沢山の敵意が向けられていく。
「さっきの質問だけど、一つだけ教えてあげるよ……僕の目的は、魔族を全て消し去ることさ」
メフィスが立ち上がり、ローブに付いた汚れを払う。
「ツガイの呪いに縛られる魔族なんて、不幸でしかない」
メフィスの目には憎しみが浮かんでる。
「全員死んでしまえばいいんだ!!」
メフィスの叫びに合わせて、ゴブリンの群れが私に襲いかかってきた。
⑥
襲いかかるゴブリンを焼いて、燃やして、消し炭にする。
いくら私が火炎弾で燃やそうとも、火柱で数を減らそうとも、新たなゴブリンが次々に現れる。
メフィスが赤い電撃を地面に放ち、新たなゴブリンが生み出される。
「……キリないんですけど!!」
両手から生まれた二つの火炎弾がそれぞれゴブリンを焼き尽くす。
まずい、このままだとマズいかも。私の魔力はまだまだあるけど、向こうがどれだけ残っているか未知数だ。
なんか、“石碑”に付いている宝石で魔力を吸っていたみたいだし、ゴブリン一匹生み出すのにあまり大きな魔力を使ってないっぽい。
私の魔力が枯渇したら、私はこの世界から追い出されてしまう。
ちらりと、上空を見る。
フィリーもエアとリレフに苦戦しているみたいだ。
私は死んでも現実世界に戻るだけみたいだけど、この世界のフィリーはどうなるんだろう。
死んでも同じようにどこかで復活するのかもしれない。
でも違うかもしれない。アレはフィリーの自我みたいなものだから、自分を失ってしまう可能性だってある。そうなったら、最悪だ。
「やっぱりここで、この局面、なんとかするしかないよね!」
火柱がゴブリン達を焼き尽くす。
減ったと思ったらまた増え、徐々に私をゴブリンが取り囲んでいる。
いくらでも自分の味方を増やせるなんて、チートだ。
「ああ、もう! うっとうしい!!」
こんなやつどうすればいいの。――。
『――ああ、後、少しだけサービスしておいた』
ふいに、もやの中にいた、うさんくさい男のセリフが頭に響いてくる。
そうだ、あの人は言っていた。もし、黒いローブの男と戦うハメになったら――
なったら――
「えっと、なんだったっけ?」
爆炎がゴブリンを吹き飛ばしていく。
あの人はなんか碌でもないこと言っていたような……。
――って!
「もう、思い出してるじゃん!!」
殴りかかるゴブリンを消し炭にしながら、私は思い出した言葉を反復する。
『もし、黒いローブの男と戦うハメになったなら、……俺を思い出せ』
男は確かにそう言っていた。
思い出した。思い出したよ!? だからどうだというんだ。
念の為、ゴブリンを燃やしながら自分の身体を確認する。――特に、変化はない。
魔法も強くなってるわけでもない。
「結局なにがしたかったのあの人は!!」
人の指を傷付けといて……。
そ、そうだ。そういえば、他に何か言っていた。
えーっと、たしか、終わり際、何か言っていた。
『お前はもう魔――』
「まっ、ってなによ! まっ、て!」
「さっきからなにをぶつぶつ、言ってるんだ!」
メフィスが相変わらず、ゴブリンを生み出している。
魔が付く単語なんて沢山あるよ。魔族、魔物、魔界、それに――
「……なにを、君は――」
ふいに、メフィスの魔法がやんだ。
私に向け、驚愕の顔を浮かべている。
それは私も同じだった。自分の腕に現れた変化に驚いていた。
「君はなにをしている!!!!」
メフィスの問いかけに、私自身も答えられない。
指輪から赤い電撃が溢れていた。それは指輪に付けられた、輝く宝石から溢れ、私の腕に絡みついている。
見た感じ、メフィスが出していた夢魔法の電撃と同じものだ。
「……ま、ほう? 魔法!?」
お前はもう、魔法を使える。そう言いたかったの?
男の言葉が頭の中に響く。
『その指輪とお前の間に、『血の盟約』を行った』
『血の盟約』ってのが何かは分からない。
とにかく、私と指輪になにか繋がりができたんだ。だから、この現象を引き起こせている。
――この指輪は、夢の中に入り込める力を持っている。
――それは、言ってしまえばメフィスの使っている魔法と同じ力。
――そう、同じ、魔法だ。
「だったら――もしかしたら!」
指輪に魔力を込める。赤い電撃が私の身体を伝い、地面へと流れていく。
「君は……何故……君は一体、……一体なんなんだ!!」
知らないよ。私はただの魔族。
この力は、もやの中にいた『人間』の力。
指輪の力だ。
「……これで、対等だね」
私の周りには、私の生み出した集団がいた。
それぞれ武器を構え、ゴブリン達に向けて威嚇の声を放っている。
メフィスは夢の世界で、ゴブリンの集団を生み出し仲間にした。
それと同じように、私も生み出し、仲間にした。
ぬめぬめした皮。身体は人間のように大きいけれど、顔はトカゲのそれ。目は真っ黄色で、口から細く長い舌をチロチロと出している。
リザードマンの集団がゴブリン達へと襲いかかった。
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
【完結】異世界転移したら騎士団長と相思相愛になりました〜私の恋を父と兄が邪魔してくる〜
伽羅
恋愛
愛莉鈴(アリス)は幼馴染の健斗に片想いをしている。
ある朝、通学中の事故で道が塞がれた。
健斗はサボる口実が出来たと言って愛莉鈴を先に行かせる。
事故車で塞がれた道を電柱と塀の隙間から抜けようとすると妙な違和感が…。
気付いたら、まったく別の世界に佇んでいた。
そんな愛莉鈴を救ってくれた騎士団長を徐々に好きになっていくが、彼には想い人がいた。
やがて愛莉鈴には重大な秘密が判明して…。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
SSS級の絶世の超絶美少女達がやたらと俺にだけ見え見えな好意を寄せてくる件について。〜絶対に俺を攻略したいSSS級の美少女たちの攻防戦〜
沢田美
恋愛
「ごめんね、八杉くん」
中学三年の夏祭り。一途な初恋は、花火と共に儚く散った。
それ以来、八杉裕一(やすぎ・ゆういち)は誓った。「高校では恋愛なんて面倒なものとは無縁の、平穏なオタク生活を送る」と。
だが、入学した紫水高校には《楽園の世代》と呼ばれる四人のSSS級美少女――通称《四皇》が君臨していた。
• 距離感バグり気味の金髪幼馴染・神行胱。
• 圧倒的カリスマで「恋の沼」に突き落とす銀髪美少女・銀咲明日香。
• 無自覚に男たちの初恋を奪う、おっとりした「女神」・足立模。
• オタクにも優しい一万年に一人の最高ギャル・川瀬優里。
恋愛から距離を置きたい裕一の願いも虚しく、彼女たちはなぜか彼にだけ、見え見えな好意を寄せ始める。
教室での「あーん」に、放課後のアニメイトでの遭遇、さらには女神からの「一緒にホラー漫画を買いに行かない?」というお誘いまで。
「俺の身にもなれ! 荷が重すぎるんだよ!」
鋼の意志でスルーしようとする裕一だが、彼女たちの純粋で猛烈なアプローチは止まらない。
恋愛拒否気味な少年と、彼を絶対に攻略したい最強美少女たちの、ちょっと面倒で、でも最高に心地よい「激推し」ラブコメ、開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる