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第2話 見守る事の難しさ
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公爵家に到着した我は、周りの人間からは見えないように姿を消した状態で、公爵家の屋敷の中をゆったりと歩いていた。例の〝神の御遣い〟である娘を探しているのだが、全ての部屋を見て回るも、見つけることは出来なかった。
その理由を知るために、通常でも人の百倍良いと言われている耳に全神経を集中させて会話を聴き取る。
「本日のメニューは……」
「奥様のお部屋に飾ったお花が……」
「庭師がクビになったらしいぞ……」
色んな話が聞こえるが、肝心の娘の話が出て来ないな? 姿を消しているから人間には見えないはずなのだが、ゆったり落ち着いた場所に座ってじっくり聴き取りをしたい。
我は扉の開いているバルコニーから屋敷の外に出て、辺りを見渡せる屋根の上で身体を伏せた。
あぁ、我は神獣フェンリル。神の遣いで立派な神獣のはずなのだが、人間には大きな犬の魔物に間違われる事があり、それが少しショックだったりする。
そんな我は、神託を下された時だけに使える神の力を駆使して娘を探しているのだ。姿や気配を消して行動できる力と、聴覚が普段の倍以上良くなってたりする能力がメインだな。他にもあるが、今は必要無いから割愛する事にしよう。
聞き耳を立て、再度集中すると「きゃっ!」と子供の小さな声が聞こえた。その方向を見ると、恐らく御遣いだと思われる嫌がる子供を、腕を掴んで強引に引き摺りながら屋敷の外へ連れ出す男がいた。
「い、痛いです! とうさま!」
恐らく、この引き摺られている幼子が〝神の御遣い〟なのだろう。屋根の上からでも神聖力が感じられる。そんな二人を目で追っていると、男が立ち止まって幼子に唾を飛ばしながら怒鳴っていた。
「黙れ! ちゃんと歩くんだ! 他の者に見つかる前に、森の奥へ行くぞ。距離があるんだから早く来い!」
公爵家には、敷地の奥に小さな森がある。その森を千里眼の能力で眺めていると、庶民すら住まないような、何処からどう見ても小さな小屋にしか見えない家を見つけた。我は先回りして、その小屋……に見える家へと到着する。
「とおさま! 痛い! お願い、やめて!」
屋敷を出た時と同じく、幼子の腕を掴んで引き摺る男は「とおさま」と呼ばれている事から、この子の父親なのだろう。我の知る親子とは全く違うな。慈しむ心など全く無く、この子がまるで罪人であるかの様に引き摺って連れてきたのだから。
やっと手を離してもらえた幼子の細い腕には、父親の手の形をした真っ赤なアザがクッキリとついていた。幼子はそれをさすりながら、じわじわと後退っている。逃げなければと本能が言っているのであろうが、それは悪手だ。
「ごらぁ! 何処へ行く!」
再度ガッシリと掴まれた腕に「ひっ!」と悲鳴を上げる幼子。そんな幼子を再度引き摺り、森の中の小さな家の中へ入っていった。二つ目の扉をくぐった部屋の床にある仕掛けを動かしたな。ガラガラと滑車が回る音が聞こえる。
カツン、カツンと階段を下りる足音と、ガツン、ゴトンと幼子が何かにぶつかりながら階段を下りているのであろう音がしている。あの様に引き摺って下りたらそうなるだろうと想像して、助けられない現状に心が痛んだ。
我は三ヶ月の間、彼女の置かれた立場や様子を観察する必要があることと、この場で彼女を助ければ、我の存在が男にも知られてしまうこととなる。世界を変え過ぎてしまう可能性と、この男に彼女の価値を知らしめる行為となることから、今直ぐに助ける事は不可能であった。
「今日からお前は、ここで暮らすんだ」
ドサッという音と無慈悲な男の低い声。幼子は地下牢に放り込まれたのだろうと理解した。神の言っていた閉じ込められていた場所とは、恐らくこの地下牢なのだろう。一応、陽の光は入ってくることから、半地下だと思われる。
我は幼子達の後をコッソリとバレないようについてきた。地下牢の扉を閉められる前にスルッと入ってしまえば、後々苦労しなくて済むからな。神に与えられた力を使えば簡単に入れるのだが、無慈悲なこの男に我の力や存在に気づかれては元も子もない。
「とうさま、なぜ……」
震えながらも幼子は、呟くような小さな声で父親に問うた。
「はっ! 何故だと? この疫病神が! お前のせいで、双子も母様も死んだのだぞ! お前が死ねば良かったんだ!」
目を丸くして固まった幼子は、視線を彷徨わせた後、震える手をギュッと固く握り締め、無慈悲な男に恐る恐る視線を向ける。
「えっ、か、かあさまも……? わたしのせいで……」
「あぁ、そうだ。母様も先ほどお前のせいで亡くなったんだ」
「え? ……う、うわぁ――――――ん!」
大泣きする幼子を見下ろす男は、幼子が両手で顔を覆った瞬間に、ニヤリと下卑た笑みを見せた。なかなか泣き止まない幼子の腹に軽くケリを入れた男は、幼子の長い髪を引っ張り顔を上げさせた。
「いいか? 私の大事な家族を殺したお前を許すことは出来ない。許して欲しければ、この父様に起こる不幸を教えるんだ。そうだな……三日に一度、ここへ顔を出そう。その時にお前の力をこの父様のために使うと言うなら、パンの一つぐらい施してやろう」
「…………わ、わたしのせい……」
まだ、母親が亡くなった事実を受け入れられずにショックを受けたまま、何も考えられないのであろう幼子は男の問いに答えられない。
「そうだ。母様の事も双子のことも、全部お前のせいだ。だから、お前は父様に許しを乞う必要があるのだ」
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい!」
「謝って済む事では無い! お前を殺さないでいてやるだけでも感謝して欲しいものだ!」
男は再度、幼子の腹を蹴った。幼子が軽く浮き、「ぅぐっ!」とくぐもった声がした。かなり強い力で蹴っていることが分かる。イライラをぶつけていると言うよりは、面白がっているというか……弱い者を虐めて遊んでいるように感じた。
こんなクズ男なんて我が懲らしめてやりたいが、神との不可侵条約と言うべきか、この幼子以外に我は関与出来ないのだ。だから、復讐したいのであれば、この娘が自ら行動しなければ不可能なのだ。
悔しい気持ちを抱えたままで、我は憎き男が部屋から出て行くのを待っていた。こんなに小さな我が子に、このような仕打ちが出来るなんて……
それにしても、神は本気なのだろうか?我にこの幼子を、『この状態のまま』三ヶ月も見守れと言うのだ。このままではこの子は死んでしまうかも知れないのに!……あぁ、そうか。神は一年後を知っているからか。この子が一年後まで生きていると知ってるから……
はぁ――――、神は本気なんだな。見ているだけも辛いが、我の気持ちや考えは仕方ないから置いておくしかないよな。次に男が来るとしたら三日後か?そう言ってたよな。兎に角、神との約束通り、三日後までは少なくとも見守ろう。我はまた深い溜め息を吐きながら、複雑な気持ちで幼子を見守るのだった。
その理由を知るために、通常でも人の百倍良いと言われている耳に全神経を集中させて会話を聴き取る。
「本日のメニューは……」
「奥様のお部屋に飾ったお花が……」
「庭師がクビになったらしいぞ……」
色んな話が聞こえるが、肝心の娘の話が出て来ないな? 姿を消しているから人間には見えないはずなのだが、ゆったり落ち着いた場所に座ってじっくり聴き取りをしたい。
我は扉の開いているバルコニーから屋敷の外に出て、辺りを見渡せる屋根の上で身体を伏せた。
あぁ、我は神獣フェンリル。神の遣いで立派な神獣のはずなのだが、人間には大きな犬の魔物に間違われる事があり、それが少しショックだったりする。
そんな我は、神託を下された時だけに使える神の力を駆使して娘を探しているのだ。姿や気配を消して行動できる力と、聴覚が普段の倍以上良くなってたりする能力がメインだな。他にもあるが、今は必要無いから割愛する事にしよう。
聞き耳を立て、再度集中すると「きゃっ!」と子供の小さな声が聞こえた。その方向を見ると、恐らく御遣いだと思われる嫌がる子供を、腕を掴んで強引に引き摺りながら屋敷の外へ連れ出す男がいた。
「い、痛いです! とうさま!」
恐らく、この引き摺られている幼子が〝神の御遣い〟なのだろう。屋根の上からでも神聖力が感じられる。そんな二人を目で追っていると、男が立ち止まって幼子に唾を飛ばしながら怒鳴っていた。
「黙れ! ちゃんと歩くんだ! 他の者に見つかる前に、森の奥へ行くぞ。距離があるんだから早く来い!」
公爵家には、敷地の奥に小さな森がある。その森を千里眼の能力で眺めていると、庶民すら住まないような、何処からどう見ても小さな小屋にしか見えない家を見つけた。我は先回りして、その小屋……に見える家へと到着する。
「とおさま! 痛い! お願い、やめて!」
屋敷を出た時と同じく、幼子の腕を掴んで引き摺る男は「とおさま」と呼ばれている事から、この子の父親なのだろう。我の知る親子とは全く違うな。慈しむ心など全く無く、この子がまるで罪人であるかの様に引き摺って連れてきたのだから。
やっと手を離してもらえた幼子の細い腕には、父親の手の形をした真っ赤なアザがクッキリとついていた。幼子はそれをさすりながら、じわじわと後退っている。逃げなければと本能が言っているのであろうが、それは悪手だ。
「ごらぁ! 何処へ行く!」
再度ガッシリと掴まれた腕に「ひっ!」と悲鳴を上げる幼子。そんな幼子を再度引き摺り、森の中の小さな家の中へ入っていった。二つ目の扉をくぐった部屋の床にある仕掛けを動かしたな。ガラガラと滑車が回る音が聞こえる。
カツン、カツンと階段を下りる足音と、ガツン、ゴトンと幼子が何かにぶつかりながら階段を下りているのであろう音がしている。あの様に引き摺って下りたらそうなるだろうと想像して、助けられない現状に心が痛んだ。
我は三ヶ月の間、彼女の置かれた立場や様子を観察する必要があることと、この場で彼女を助ければ、我の存在が男にも知られてしまうこととなる。世界を変え過ぎてしまう可能性と、この男に彼女の価値を知らしめる行為となることから、今直ぐに助ける事は不可能であった。
「今日からお前は、ここで暮らすんだ」
ドサッという音と無慈悲な男の低い声。幼子は地下牢に放り込まれたのだろうと理解した。神の言っていた閉じ込められていた場所とは、恐らくこの地下牢なのだろう。一応、陽の光は入ってくることから、半地下だと思われる。
我は幼子達の後をコッソリとバレないようについてきた。地下牢の扉を閉められる前にスルッと入ってしまえば、後々苦労しなくて済むからな。神に与えられた力を使えば簡単に入れるのだが、無慈悲なこの男に我の力や存在に気づかれては元も子もない。
「とうさま、なぜ……」
震えながらも幼子は、呟くような小さな声で父親に問うた。
「はっ! 何故だと? この疫病神が! お前のせいで、双子も母様も死んだのだぞ! お前が死ねば良かったんだ!」
目を丸くして固まった幼子は、視線を彷徨わせた後、震える手をギュッと固く握り締め、無慈悲な男に恐る恐る視線を向ける。
「えっ、か、かあさまも……? わたしのせいで……」
「あぁ、そうだ。母様も先ほどお前のせいで亡くなったんだ」
「え? ……う、うわぁ――――――ん!」
大泣きする幼子を見下ろす男は、幼子が両手で顔を覆った瞬間に、ニヤリと下卑た笑みを見せた。なかなか泣き止まない幼子の腹に軽くケリを入れた男は、幼子の長い髪を引っ張り顔を上げさせた。
「いいか? 私の大事な家族を殺したお前を許すことは出来ない。許して欲しければ、この父様に起こる不幸を教えるんだ。そうだな……三日に一度、ここへ顔を出そう。その時にお前の力をこの父様のために使うと言うなら、パンの一つぐらい施してやろう」
「…………わ、わたしのせい……」
まだ、母親が亡くなった事実を受け入れられずにショックを受けたまま、何も考えられないのであろう幼子は男の問いに答えられない。
「そうだ。母様の事も双子のことも、全部お前のせいだ。だから、お前は父様に許しを乞う必要があるのだ」
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい!」
「謝って済む事では無い! お前を殺さないでいてやるだけでも感謝して欲しいものだ!」
男は再度、幼子の腹を蹴った。幼子が軽く浮き、「ぅぐっ!」とくぐもった声がした。かなり強い力で蹴っていることが分かる。イライラをぶつけていると言うよりは、面白がっているというか……弱い者を虐めて遊んでいるように感じた。
こんなクズ男なんて我が懲らしめてやりたいが、神との不可侵条約と言うべきか、この幼子以外に我は関与出来ないのだ。だから、復讐したいのであれば、この娘が自ら行動しなければ不可能なのだ。
悔しい気持ちを抱えたままで、我は憎き男が部屋から出て行くのを待っていた。こんなに小さな我が子に、このような仕打ちが出来るなんて……
それにしても、神は本気なのだろうか?我にこの幼子を、『この状態のまま』三ヶ月も見守れと言うのだ。このままではこの子は死んでしまうかも知れないのに!……あぁ、そうか。神は一年後を知っているからか。この子が一年後まで生きていると知ってるから……
はぁ――――、神は本気なんだな。見ているだけも辛いが、我の気持ちや考えは仕方ないから置いておくしかないよな。次に男が来るとしたら三日後か?そう言ってたよな。兎に角、神との約束通り、三日後までは少なくとも見守ろう。我はまた深い溜め息を吐きながら、複雑な気持ちで幼子を見守るのだった。
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