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第36話 多忙なエルフとの再会
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森のエルフと出会ってから、早くも三ヶ月が過ぎようとしていた。毎日十体ずつ『ヌシ』を討伐するのが当たり前となった頃、ティアも男の子として過ごすのが当たり前となっていた。
「ラウラ、これでいい? 角も磨いておいたよ」
「さすがはクリスだね。完璧だよ! そのまま卸せるから、倉庫の左側にお願いね」
「うん、分かったー!」
外に出て動き回るようになったティアは、か細く折れそうだった手足にも少しずつ筋肉がつき、今では元気に走り回れるほどの体力もついていた。
「あれが最後の一体かなぁ?」
「そうだと思うよ。お祖父様に聞いてごらん?」
「うん、聞いてみるね!」
ティア……もとい、クリスは爺さんのもとへ走って行く。『ヌシ』を毎日十体しか狩らないのは、狩れないからではなく、素材の加工にこそ時間がかかるからなのだ。今のティアであれば、五体ぐらいなら一斉にかかってきたとしても、瞬殺できるだろうからな。
「おじいちゃま……じゃなくって、お祖父様! それが今日の最後ですか?」
「そうだよ、クリス。また角を磨くかい?」
「うーん、あのね、ボクが持ち上げたいなって思って」
「ん? 『ヌシ』をかい?」
「うん! 新しい魔法を考えたんだけど、やってみてもいい?」
「どれどれ。見せておくれ」
爺さんは楽しそうに、クリスの魔法が発動するのを待っている。素材が潤沢にある辺境伯領では、あれからたくさんの魔道具も作られた。我の頼んだ『通行証』もしっかりと形になって我のもとへ納められたのだった。
そんな器用なクリスは、普段の作業の効率化を目指して魔法を作ることに夢中になっていた。元々はラウラが創作魔法を得意としていて、色々とクリスにも教えていたのだが、あっという間にコツを掴み、自ら創作魔法を作れるようになっていたのだ。そして、クリスの発想には目を見張るものがあった。
「ほい、ほいの、ほいっ!」
素材として使わない両肩の付近から『ヌシ』が持ち上がり、腹を開く予定の切りやすい位置で止まったな。少し仰け反らせていて、加工がしやすいように配慮してある。恐らく、最近爺さんが「腰が痛い」と言っていたのを覚えていたのだろう。その後すぐに神聖力で腰を治療してやっていたから、もう治ったと思うのだがな?
「す、すごいなぁ、クリスは。これはずっとクリスの魔力を使っているのかい?」
「ううん。いつも二十分ぐらいで解体してるみたいだったから、三十分もすれば魔法が解けるようにしてあるよー」
「ああ、クリスは手元から魔法を離して使えるんだったね」
爺さんもこの程度のことでは驚かなくなってきたか? 質問できるくらいだから、前よりは慣れたみたいだが。ん? 持ち上げたまま固定するには、魔力を流しっ放しにしなければ難しくないか? まさか、もしかすると……
『クリス、もしかして、その空間に魔法を貼り付けているのか?』
「ん? そうかも? そう言われると、そういうイメージだね」
『そなた、空間魔法も使えるのではないか?』
近くにいて我らの話を聞いていた爺さんとラウラは、呆気に取られた顔をして固まっているな。やはり、ここまでやればまだ驚くのだな。くくくっ。
「ええ、使えていますね。さすがティア様でいらっしゃる」
「あ! 図書館のお兄さんだ!」
エルフとクリスの声に振り向くと、輝く笑顔が眩しい賢者のエルフが立っていた。我ですらエルフの気配に気づかなかったのだから、他の者は全く気がついていなかっただろうな。
「お久しぶりでございます。レオン様も、辺境伯の皆様も」
「「こんにちはー!」」
『久しいな。初めて辺境伯へ挨拶に来てから随分と経ったのではないか? 何か面倒なことでもあったのか?』
賢者のエルフは苦笑いしながら、小さく「ふぅ」と息を吐いた。
「はい、ちょっと面倒なことになっていますね。まあ、今は何とか。ああ、そうでした。森のエルフが皆様に感謝していましたよ。私の知らない間にお世話になったようですね。ありがとうございました」
賢者のエルフは爺さんと双子の方向へ向き、深々と頭を下げた。賢者のエルフは、エルフの中でも年長者で、面倒見が良いことでも有名であった。そして、森のエルフとは違い、耳や表情なども完全に人間に見えるので、普通の人間であれば、彼がエルフであるとは気がつかないのである。
「いえいえ! こちらも貴重な素材が集まり、感謝しております。森のエルフ殿が説明してくださらなければ、こんなに安全に『ヌシ』を狩れるとは思っても見ませんでしたからな。お互いに利のある関係ですので、どうぞお気になさらず」
「そうでしたか。それはよかったです。我々エルフと仲良くしてくださるヒューマンがいらっしゃるだけでも、我々としてはありがたいと思っているのですよ」
ニコニコと楽しそうに爺さんと話をする賢者のエルフの顔には、少し疲れが見える。大丈夫なのだろうか?
「お兄さん、疲れてるみたいだけど、大丈夫?」
「ええ、お気遣いありがとうございます、ティア様」
「ボクはクリスだよ! ここにいる間は、男の子のクリスになるんだって。だから、お兄さんもクリスって呼んでね!」
「まぁまぁ、そうなのですね? クリス様のお姿の方が活発そうな雰囲気でいらっしゃいますね。ふむ、健康的なようで、それもまたよろしいですね」
笑顔で頷く賢者のエルフは、クリスの状況をどこまで把握しているかは分からないが、男の子の姿をすることには納得したようだな?
「お兄さん、今日はどうしたの? お仕事で来たの?」
「あ、ええ。お仕事は少しだけですよ。近くまで参りましたので、皆様のお顔を拝見したくなりましてね。ふふふ」
笑顔で皆を愛でているエルフの顔は、とても慈悲深く見えるな。あぁ、そうだ。地下牢に置く干し肉が底を突いていたから頼まなければならなかったのだった。
『そうだった。賢者のエルフよ、干し肉がなくなったんだが、用意してもらえるだろうか?』
「ええ、構いませんよ。森の北側から猪を狩ってきてもらえれば、二日か三日もあれば出来上がると思います」
「あ、あの、賢者のエルフ様。お願いがあるのですが…………」
カチカチに緊張しているラウルが、頑張ってエルフに話しかけているな。そう言えば、前に干し肉を作りたいと言っていたな。
「はい、どのようなお願いでしょうか?」
「辺境伯の地で、干し肉を加工して売りたいのです。そのために、作り方を教えてもらえないでしょうか? 前に賢者のエルフ様が作られた干し肉を頂いたのですが、毎日食べたいぐらい美味しかったのです! 是非、辺境伯の名物にしたいと考えていますので、お力添えいただけないでしょうか?」
前に食べた時の感動を、一生懸命に伝えようとしているラウルは、クリスより年上の十九歳とは言え、素直で可愛らしいな。
「そんなに気に入っていただけたなんて、私も嬉しく思います。そうですね……加工の順番や気をつけるポイントなどを書いたものと、味付け用のレシピをお渡ししますので、できるところまで皆様で作ってみてもらえますか? 不明なところが出てきましたら、レオン殿に伝えてもらえれば、私が答えますので……」
「お兄さん、そんなに忙しいの?」
「はい、そうなのですクリス様。できるならば一緒に作りたいのですが、私を待っていたら、年が明けてしまう可能性がありますので……それに、せっかく名物にまでなさりたいというのであれば、あれこれ試行錯誤するのもよろしいかと思ったのですよ」
エルフ一人で作るのであれば、魔法を駆使して作れるからな。そんなに時間はかからないのだろうが、教えるとなるとかかる時間は倍以上になるから厳しいか。恐らく、乾燥させるのに空間魔法も使っているだろうから、自分たちで作るのであれば、さらに時間はかかるのだろうな。
『エルフよ、まだ夏も始まったばかりだぞ? そんなに忙しいなんて珍しいな。我にも手伝えることがあれば、声をかけてくれたら些細なことでも手伝うぞ』
「ありがとうございます、レオン様。本当に手伝ってもらう可能性が高くなりそうです。本来ならば、ラウル様とラウラ様に神聖力の扱い方を教えたり、クリス様と魔道具を作成したりと、充実した毎日を過ごす予定でしたのに……! ううっ、残念でなりません…………」
かなりストレスが溜まっていそうだな? エルフが動く時は基本的に神に頼まれたときだからな。また神が無茶振りしたのか? それとも、この世界が本当にヤバい状態なのか……。どちらにしろ、エルフが助けを求めて来たら手伝おうと、心に決めた我であった。
「ラウラ、これでいい? 角も磨いておいたよ」
「さすがはクリスだね。完璧だよ! そのまま卸せるから、倉庫の左側にお願いね」
「うん、分かったー!」
外に出て動き回るようになったティアは、か細く折れそうだった手足にも少しずつ筋肉がつき、今では元気に走り回れるほどの体力もついていた。
「あれが最後の一体かなぁ?」
「そうだと思うよ。お祖父様に聞いてごらん?」
「うん、聞いてみるね!」
ティア……もとい、クリスは爺さんのもとへ走って行く。『ヌシ』を毎日十体しか狩らないのは、狩れないからではなく、素材の加工にこそ時間がかかるからなのだ。今のティアであれば、五体ぐらいなら一斉にかかってきたとしても、瞬殺できるだろうからな。
「おじいちゃま……じゃなくって、お祖父様! それが今日の最後ですか?」
「そうだよ、クリス。また角を磨くかい?」
「うーん、あのね、ボクが持ち上げたいなって思って」
「ん? 『ヌシ』をかい?」
「うん! 新しい魔法を考えたんだけど、やってみてもいい?」
「どれどれ。見せておくれ」
爺さんは楽しそうに、クリスの魔法が発動するのを待っている。素材が潤沢にある辺境伯領では、あれからたくさんの魔道具も作られた。我の頼んだ『通行証』もしっかりと形になって我のもとへ納められたのだった。
そんな器用なクリスは、普段の作業の効率化を目指して魔法を作ることに夢中になっていた。元々はラウラが創作魔法を得意としていて、色々とクリスにも教えていたのだが、あっという間にコツを掴み、自ら創作魔法を作れるようになっていたのだ。そして、クリスの発想には目を見張るものがあった。
「ほい、ほいの、ほいっ!」
素材として使わない両肩の付近から『ヌシ』が持ち上がり、腹を開く予定の切りやすい位置で止まったな。少し仰け反らせていて、加工がしやすいように配慮してある。恐らく、最近爺さんが「腰が痛い」と言っていたのを覚えていたのだろう。その後すぐに神聖力で腰を治療してやっていたから、もう治ったと思うのだがな?
「す、すごいなぁ、クリスは。これはずっとクリスの魔力を使っているのかい?」
「ううん。いつも二十分ぐらいで解体してるみたいだったから、三十分もすれば魔法が解けるようにしてあるよー」
「ああ、クリスは手元から魔法を離して使えるんだったね」
爺さんもこの程度のことでは驚かなくなってきたか? 質問できるくらいだから、前よりは慣れたみたいだが。ん? 持ち上げたまま固定するには、魔力を流しっ放しにしなければ難しくないか? まさか、もしかすると……
『クリス、もしかして、その空間に魔法を貼り付けているのか?』
「ん? そうかも? そう言われると、そういうイメージだね」
『そなた、空間魔法も使えるのではないか?』
近くにいて我らの話を聞いていた爺さんとラウラは、呆気に取られた顔をして固まっているな。やはり、ここまでやればまだ驚くのだな。くくくっ。
「ええ、使えていますね。さすがティア様でいらっしゃる」
「あ! 図書館のお兄さんだ!」
エルフとクリスの声に振り向くと、輝く笑顔が眩しい賢者のエルフが立っていた。我ですらエルフの気配に気づかなかったのだから、他の者は全く気がついていなかっただろうな。
「お久しぶりでございます。レオン様も、辺境伯の皆様も」
「「こんにちはー!」」
『久しいな。初めて辺境伯へ挨拶に来てから随分と経ったのではないか? 何か面倒なことでもあったのか?』
賢者のエルフは苦笑いしながら、小さく「ふぅ」と息を吐いた。
「はい、ちょっと面倒なことになっていますね。まあ、今は何とか。ああ、そうでした。森のエルフが皆様に感謝していましたよ。私の知らない間にお世話になったようですね。ありがとうございました」
賢者のエルフは爺さんと双子の方向へ向き、深々と頭を下げた。賢者のエルフは、エルフの中でも年長者で、面倒見が良いことでも有名であった。そして、森のエルフとは違い、耳や表情なども完全に人間に見えるので、普通の人間であれば、彼がエルフであるとは気がつかないのである。
「いえいえ! こちらも貴重な素材が集まり、感謝しております。森のエルフ殿が説明してくださらなければ、こんなに安全に『ヌシ』を狩れるとは思っても見ませんでしたからな。お互いに利のある関係ですので、どうぞお気になさらず」
「そうでしたか。それはよかったです。我々エルフと仲良くしてくださるヒューマンがいらっしゃるだけでも、我々としてはありがたいと思っているのですよ」
ニコニコと楽しそうに爺さんと話をする賢者のエルフの顔には、少し疲れが見える。大丈夫なのだろうか?
「お兄さん、疲れてるみたいだけど、大丈夫?」
「ええ、お気遣いありがとうございます、ティア様」
「ボクはクリスだよ! ここにいる間は、男の子のクリスになるんだって。だから、お兄さんもクリスって呼んでね!」
「まぁまぁ、そうなのですね? クリス様のお姿の方が活発そうな雰囲気でいらっしゃいますね。ふむ、健康的なようで、それもまたよろしいですね」
笑顔で頷く賢者のエルフは、クリスの状況をどこまで把握しているかは分からないが、男の子の姿をすることには納得したようだな?
「お兄さん、今日はどうしたの? お仕事で来たの?」
「あ、ええ。お仕事は少しだけですよ。近くまで参りましたので、皆様のお顔を拝見したくなりましてね。ふふふ」
笑顔で皆を愛でているエルフの顔は、とても慈悲深く見えるな。あぁ、そうだ。地下牢に置く干し肉が底を突いていたから頼まなければならなかったのだった。
『そうだった。賢者のエルフよ、干し肉がなくなったんだが、用意してもらえるだろうか?』
「ええ、構いませんよ。森の北側から猪を狩ってきてもらえれば、二日か三日もあれば出来上がると思います」
「あ、あの、賢者のエルフ様。お願いがあるのですが…………」
カチカチに緊張しているラウルが、頑張ってエルフに話しかけているな。そう言えば、前に干し肉を作りたいと言っていたな。
「はい、どのようなお願いでしょうか?」
「辺境伯の地で、干し肉を加工して売りたいのです。そのために、作り方を教えてもらえないでしょうか? 前に賢者のエルフ様が作られた干し肉を頂いたのですが、毎日食べたいぐらい美味しかったのです! 是非、辺境伯の名物にしたいと考えていますので、お力添えいただけないでしょうか?」
前に食べた時の感動を、一生懸命に伝えようとしているラウルは、クリスより年上の十九歳とは言え、素直で可愛らしいな。
「そんなに気に入っていただけたなんて、私も嬉しく思います。そうですね……加工の順番や気をつけるポイントなどを書いたものと、味付け用のレシピをお渡ししますので、できるところまで皆様で作ってみてもらえますか? 不明なところが出てきましたら、レオン殿に伝えてもらえれば、私が答えますので……」
「お兄さん、そんなに忙しいの?」
「はい、そうなのですクリス様。できるならば一緒に作りたいのですが、私を待っていたら、年が明けてしまう可能性がありますので……それに、せっかく名物にまでなさりたいというのであれば、あれこれ試行錯誤するのもよろしいかと思ったのですよ」
エルフ一人で作るのであれば、魔法を駆使して作れるからな。そんなに時間はかからないのだろうが、教えるとなるとかかる時間は倍以上になるから厳しいか。恐らく、乾燥させるのに空間魔法も使っているだろうから、自分たちで作るのであれば、さらに時間はかかるのだろうな。
『エルフよ、まだ夏も始まったばかりだぞ? そんなに忙しいなんて珍しいな。我にも手伝えることがあれば、声をかけてくれたら些細なことでも手伝うぞ』
「ありがとうございます、レオン様。本当に手伝ってもらう可能性が高くなりそうです。本来ならば、ラウル様とラウラ様に神聖力の扱い方を教えたり、クリス様と魔道具を作成したりと、充実した毎日を過ごす予定でしたのに……! ううっ、残念でなりません…………」
かなりストレスが溜まっていそうだな? エルフが動く時は基本的に神に頼まれたときだからな。また神が無茶振りしたのか? それとも、この世界が本当にヤバい状態なのか……。どちらにしろ、エルフが助けを求めて来たら手伝おうと、心に決めた我であった。
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