32 / 172
クラスマッチ編
第31話 - クラスマッチ④
しおりを挟む
「よっしゃ! まずとんでもルーキーアウトに出来たのは大きいぜ!」
森が力強くガッツポーズし、内野の選手たちとハイタッチを交わす。
「(ふん、森のボールは確かに力強かったけど捕球出来ない程のスピードでもパワーでもなかった。優秀な生徒なら余裕で捕るはず。ましてやあの子、特別教育機関卒でしょ? 騒がれ過ぎなんじゃない? あんな子、大したことないわ。政府も見る目がないのね)」
樋口凛は味方選手たちと笑顔でハイタッチを交わしながら内心では瑞希のことを嘲っていた。
「(不意を突かれたとしてもあんなのに反応出来ないなんて"仕掛け"には一生気付かないわ。優勝は貰ったわ。あなたの特別扱いもこれで終わりよ)」
「瑞希ちゃん、ツキが無かったね。真後ろにいるなんて」
応援している萌が隣の志乃に声をかける。
「そうだね。けど……瑞希なら最初のボール反応出来そうだったけど……」
「でも突然ボールが方向転換したし……想定してなかったんでしょ?」
「それを考慮してもよ」
萌が少し間を置いてから意外な雰囲気を出しながら話す。
「え……もしかしてさっきの……クラスタオルの件?」
「かもね。サイクスって気持ちの問題が大きく左右するし」
「だとしたら……ちょっと可愛くない?」
萌が少し笑いながら話す。
「萌、笑っちゃ駄目よ」
「いやいや志乃ちゃんも笑ってるよ!?」
「笑ってない」
そう答える志乃も肩が小刻みに震えており笑いを堪えているのが見て取れる。
「瑞希ちゃんって一番有名な第一東京特別教育機関卒業、しかもその中の首席だしスラッとしてて雰囲気も少し大人っぽいのもあって皆んな勝手に話しかけ辛いって思ってるけど意外と私たちと同じ15歳の女の子なのかもね」
「いや、そうでしょ」
「家ではめちゃくちゃ甘えん坊だったりするかもね」
#####
「月島さん、ドンマイ」
外野に移動してきた瑞希に田上が声をかける。
「うん……ありがとう……」
瑞希は自分の不甲斐無さを恥じていた。
––––サイクスと意思は深く関連しているわ。
花の言葉が瑞希の胸に響く。
「(クラスタオルの名前の件、動揺し過ぎた。それに不意も突かれたし……情けない……)」
「それでどのタイミングで内野に戻る?」
「えっ」
不意に田上に言われ瑞希は驚く。
「戻るでしょ? 皆んなもそのつもりだよ。頼りにしてるんだから」
「……ありがとう」
「(そうか、しっかりしなきゃ)」
田上の言葉と内野や応援するクラスメイトの目を見て自覚する。
次の瞬間には瑞希は気持ちの切り替えに成功し、既に思考を始めていた。
瑞希の体調不良を心配していた翔子はサイクスの安定を見て少し安堵した。
「(サイクスが安定し始めた……試合前に何かあったのかしら? アウトになって目が覚めた見たいね)」
早い時間帯でアウトを取られるも、1年1組の士気は下がらない。
「まずアウト1個取るぜ」
ボールを拾った矢野が声をかける。その様子を見ながら瑞希は整理を始める。
「(さっき明らかにボールの軌道が変わった。しかも正確に素早く)」
矢野が投げたボールは3年男子の田平 悠真に当たり、そのまま外野へ転がる。田上がボールを広いサイドから内野へパスを送る。
「(考えられる可能性は2つ)」
①"超常現象"
②敵選手の超能力
「(事前に皆んなと話したけど①を実行するにはかなりの集中力と意思が必要。ボールを人にぶつけるという"害意"を込めるのは難しい技術とされていて学習範囲外。私たちみたいな特別教育機関出身でも困難。だからボールの方向転換は実質無いと思っていた。もし使える人がいるならこれは私の落ち度だ。でも使えるのは投げた5番の選手か……)」
瑞希は5番を背負い、最初にボールを投げた森にちらっと視線を送った。
アウトになった田平に対して3年4組チームは「ドンマイ!」と声をかけながら、ハイタッチや手を叩くなどして鼓舞し合っている。最後のクラスマッチということで3年生チームは気合いが入っている。
瑞希はその様子を"目"を使って残留サイクスを観察する。残留サイクスは空気中にも残っており特定の人物が何か超能力を使用している場合、その残留サイクスは色濃く残る。
「(②の可能性は大いに有り得る。でも3年生の様子を見る限り発動条件を満たしているような怪しい動きがないし残留サイクスも別に変わった所はない。何かあれば対策の仕様があるんだけど……)」
そこからボールの投げ合いが始まる。
樋口が投げたボールがまたも方向転換し、井上の方へと向かう。
「(また曲がった!)」
瑞希は驚きを隠せない。
「(さっき投げた選手と違う選手が投げた! こんな難しい技術が何人も出来るはずがない! 一体……)」
瑞希は別の可能性について考えが及ぶ。
「(いやボールに"害意"を込めたんじゃなくて外野の選手に曲がるようにした? いやでも……)」
瑞希の思考はこうだ。
森がボールを投げた後、大久保に当たる直前に『外野の井上にボールが向かう』ように意思を込めた。
しかしこれには問題点がある。
「(外野の1選手に向かうようにのみ意思を込めた場合、指示があやふや過ぎてボールがどう曲がるか、いつ曲がるのか、また身体のどこの部分にボールが向かうか捕球する選手は予想がつかない。具体的な意思を込めるにはボールスピードが速過ぎて間に合わない。投げる前に込めたとしても投げ出した瞬間からボールの軌道が外野の選手に向かっているはず。そもそも5番の選手は捕球して直ぐに投げたはず)」
その時、別の思考がよぎる。
「(いや、外野の選手が超常現象を使っていたとしたら!?)」
自分のアウトの瞬間を振り返る。
「(有り得る! 最初から外野の選手がボールを操っていたのか! そして2回とも外野に最初からいる3番の選手がボールを曲げた。初めから自分の元へボールが来るようにすればどこにボールが来るかも予測出来る。そして恐らくあの選手の"超常現象"が安定するからその役割を担っているんだ)」
内野に残る自チームの選手は綾子と城島、3年4組は樋口、森、二宮 桜の3人。
田上は審判に"シフト"を宣言、内野に戻る権限を瑞希に譲渡し、瑞希は内野へと戻った。
「お帰り、瑞希」
「何か分かったのか?」
綾子と城島が瑞希に矢継ぎ早に尋ねる。
「多分。何にせよ、相手チームに内野に戻る権限を消化させないとね」
「おう」
その様子を樋口が眺める。
「(さぁ、天才少女ちゃん、仕掛けには気付いたかしら?)」
「皆んな、後少しよ、頑張ろう!」
樋口は内野に残る選手に声をかけ鼓舞し、不敵に笑った。
森が力強くガッツポーズし、内野の選手たちとハイタッチを交わす。
「(ふん、森のボールは確かに力強かったけど捕球出来ない程のスピードでもパワーでもなかった。優秀な生徒なら余裕で捕るはず。ましてやあの子、特別教育機関卒でしょ? 騒がれ過ぎなんじゃない? あんな子、大したことないわ。政府も見る目がないのね)」
樋口凛は味方選手たちと笑顔でハイタッチを交わしながら内心では瑞希のことを嘲っていた。
「(不意を突かれたとしてもあんなのに反応出来ないなんて"仕掛け"には一生気付かないわ。優勝は貰ったわ。あなたの特別扱いもこれで終わりよ)」
「瑞希ちゃん、ツキが無かったね。真後ろにいるなんて」
応援している萌が隣の志乃に声をかける。
「そうだね。けど……瑞希なら最初のボール反応出来そうだったけど……」
「でも突然ボールが方向転換したし……想定してなかったんでしょ?」
「それを考慮してもよ」
萌が少し間を置いてから意外な雰囲気を出しながら話す。
「え……もしかしてさっきの……クラスタオルの件?」
「かもね。サイクスって気持ちの問題が大きく左右するし」
「だとしたら……ちょっと可愛くない?」
萌が少し笑いながら話す。
「萌、笑っちゃ駄目よ」
「いやいや志乃ちゃんも笑ってるよ!?」
「笑ってない」
そう答える志乃も肩が小刻みに震えており笑いを堪えているのが見て取れる。
「瑞希ちゃんって一番有名な第一東京特別教育機関卒業、しかもその中の首席だしスラッとしてて雰囲気も少し大人っぽいのもあって皆んな勝手に話しかけ辛いって思ってるけど意外と私たちと同じ15歳の女の子なのかもね」
「いや、そうでしょ」
「家ではめちゃくちゃ甘えん坊だったりするかもね」
#####
「月島さん、ドンマイ」
外野に移動してきた瑞希に田上が声をかける。
「うん……ありがとう……」
瑞希は自分の不甲斐無さを恥じていた。
––––サイクスと意思は深く関連しているわ。
花の言葉が瑞希の胸に響く。
「(クラスタオルの名前の件、動揺し過ぎた。それに不意も突かれたし……情けない……)」
「それでどのタイミングで内野に戻る?」
「えっ」
不意に田上に言われ瑞希は驚く。
「戻るでしょ? 皆んなもそのつもりだよ。頼りにしてるんだから」
「……ありがとう」
「(そうか、しっかりしなきゃ)」
田上の言葉と内野や応援するクラスメイトの目を見て自覚する。
次の瞬間には瑞希は気持ちの切り替えに成功し、既に思考を始めていた。
瑞希の体調不良を心配していた翔子はサイクスの安定を見て少し安堵した。
「(サイクスが安定し始めた……試合前に何かあったのかしら? アウトになって目が覚めた見たいね)」
早い時間帯でアウトを取られるも、1年1組の士気は下がらない。
「まずアウト1個取るぜ」
ボールを拾った矢野が声をかける。その様子を見ながら瑞希は整理を始める。
「(さっき明らかにボールの軌道が変わった。しかも正確に素早く)」
矢野が投げたボールは3年男子の田平 悠真に当たり、そのまま外野へ転がる。田上がボールを広いサイドから内野へパスを送る。
「(考えられる可能性は2つ)」
①"超常現象"
②敵選手の超能力
「(事前に皆んなと話したけど①を実行するにはかなりの集中力と意思が必要。ボールを人にぶつけるという"害意"を込めるのは難しい技術とされていて学習範囲外。私たちみたいな特別教育機関出身でも困難。だからボールの方向転換は実質無いと思っていた。もし使える人がいるならこれは私の落ち度だ。でも使えるのは投げた5番の選手か……)」
瑞希は5番を背負い、最初にボールを投げた森にちらっと視線を送った。
アウトになった田平に対して3年4組チームは「ドンマイ!」と声をかけながら、ハイタッチや手を叩くなどして鼓舞し合っている。最後のクラスマッチということで3年生チームは気合いが入っている。
瑞希はその様子を"目"を使って残留サイクスを観察する。残留サイクスは空気中にも残っており特定の人物が何か超能力を使用している場合、その残留サイクスは色濃く残る。
「(②の可能性は大いに有り得る。でも3年生の様子を見る限り発動条件を満たしているような怪しい動きがないし残留サイクスも別に変わった所はない。何かあれば対策の仕様があるんだけど……)」
そこからボールの投げ合いが始まる。
樋口が投げたボールがまたも方向転換し、井上の方へと向かう。
「(また曲がった!)」
瑞希は驚きを隠せない。
「(さっき投げた選手と違う選手が投げた! こんな難しい技術が何人も出来るはずがない! 一体……)」
瑞希は別の可能性について考えが及ぶ。
「(いやボールに"害意"を込めたんじゃなくて外野の選手に曲がるようにした? いやでも……)」
瑞希の思考はこうだ。
森がボールを投げた後、大久保に当たる直前に『外野の井上にボールが向かう』ように意思を込めた。
しかしこれには問題点がある。
「(外野の1選手に向かうようにのみ意思を込めた場合、指示があやふや過ぎてボールがどう曲がるか、いつ曲がるのか、また身体のどこの部分にボールが向かうか捕球する選手は予想がつかない。具体的な意思を込めるにはボールスピードが速過ぎて間に合わない。投げる前に込めたとしても投げ出した瞬間からボールの軌道が外野の選手に向かっているはず。そもそも5番の選手は捕球して直ぐに投げたはず)」
その時、別の思考がよぎる。
「(いや、外野の選手が超常現象を使っていたとしたら!?)」
自分のアウトの瞬間を振り返る。
「(有り得る! 最初から外野の選手がボールを操っていたのか! そして2回とも外野に最初からいる3番の選手がボールを曲げた。初めから自分の元へボールが来るようにすればどこにボールが来るかも予測出来る。そして恐らくあの選手の"超常現象"が安定するからその役割を担っているんだ)」
内野に残る自チームの選手は綾子と城島、3年4組は樋口、森、二宮 桜の3人。
田上は審判に"シフト"を宣言、内野に戻る権限を瑞希に譲渡し、瑞希は内野へと戻った。
「お帰り、瑞希」
「何か分かったのか?」
綾子と城島が瑞希に矢継ぎ早に尋ねる。
「多分。何にせよ、相手チームに内野に戻る権限を消化させないとね」
「おう」
その様子を樋口が眺める。
「(さぁ、天才少女ちゃん、仕掛けには気付いたかしら?)」
「皆んな、後少しよ、頑張ろう!」
樋口は内野に残る選手に声をかけ鼓舞し、不敵に笑った。
0
あなたにおすすめの小説
竹林にて清談に耽る~竹姫さまの異世界生存戦略~
月芝
ファンタジー
庭師であった祖父の薫陶を受けて、立派な竹林好きに育ったヒロイン。
大学院へと進学し、待望の竹の研究に携われることになり、ひゃっほう!
忙しくも充実した毎日を過ごしていたが、そんな日々は唐突に終わってしまう。
で、気がついたら見知らぬ竹林の中にいた。
酔っ払って寝てしまったのかとおもいきや、さにあらず。
異世界にて、タケノコになっちゃった!
「くっ、どうせならカグヤ姫とかになって、ウハウハ逆ハーレムルートがよかった」
いかに竹林好きとて、さすがにこれはちょっと……がっくし。
でも、いつまでもうつむいていたってしょうがない。
というわけで、持ち前のポジティブさでサクっと頭を切り替えたヒロインは、カーボンファイバーのメンタルと豊富な竹知識を武器に、厳しい自然界を成り上がる。
竹の、竹による、竹のための異世界生存戦略。
めざせ! 快適生活と世界征服?
竹林王に、私はなる!
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
三歩先行くサンタさん ~トレジャーハンターは幼女にごまをする~
杵築しゅん
ファンタジー
戦争で父を亡くしたサンタナリア2歳は、母や兄と一緒に父の家から追い出され、母の実家であるファイト子爵家に身を寄せる。でも、そこも安住の地ではなかった。
3歳の職業選別で【過去】という奇怪な職業を授かったサンタナリアは、失われた超古代高度文明紀に生きた守護霊である魔法使いの能力を受け継ぐ。
家族には内緒で魔法の練習をし、古代遺跡でトレジャーハンターとして活躍することを夢見る。
そして、新たな家門を興し母と兄を養うと決心し奮闘する。
こっそり古代遺跡に潜っては、ピンチになったトレジャーハンターを助けるサンタさん。
身分差も授かった能力の偏見も投げ飛ばし、今日も元気に三歩先を行く。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
神様の許嫁
衣更月
ファンタジー
信仰心の篤い町で育った久瀬一花は、思いがけずに神様の許嫁(仮)となった。
神様の名前は須久奈様と言い、古くから久瀬家に住んでいるお酒の神様だ。ただ、神様と聞いてイメージする神々しさは欠片もない。根暗で引きこもり。コミュニケーションが不得手ながらに、一花には無償の愛を注いでいる。
一花も須久奈様の愛情を重いと感じながら享受しつつ、畏敬の念を抱く。
ただ、1つだけ須久奈様の「目を見て話すな」という忠告に従えずにいる。どんなに頑張っても、長年染み付いた癖が直らないのだ。
神様を見る目を持つ一花は、その危うさを軽視し、トラブルばかりを引き当てて来る。
***
1部完結
2部より「幽世の理」とリンクします。
※「幽世の理」と同じ世界観です。
2部完結
※気まぐれで短編UP
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
料理をしていたらいつの間にか歩くマジックアイテムになっていた
藤岡 フジオ
ファンタジー
遥か未来の地球。地球型惑星の植民地化が進む中、地球外知的生命体が見つかるには至らなかった。
しかしある日突然、一人の科学者が知的生命体の住む惑星を見つけて地球に衝撃が走る。
惑星は発見した科学者の名をとって惑星ヒジリと名付けられた。知的生命体の文明レベルは低く、剣や魔法のファンタジー世界。
未知の食材を見つけたい料理人の卵、道 帯雄(ミチ オビオ)は運良く(運悪く?)惑星ヒジリへと飛ばされ、相棒のポンコツ女騎士と共に戦いと料理の旅が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる