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懐に入り込まれたのはどちらか ヤスミンside
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「王都に行ってフォルカー・クライブの妻を追い出して欲しいの。手段は任せるわ」
ワタシ、ヤスミン・ドゥラが在籍する魔術師ギルドにそんな依頼を出したのは地方領主の令嬢だった。
それにしてもこのご令嬢、虫も殺せないような顔をして何という依頼を出すのだ……聞けば魔獣討伐のために遠征してきた妻帯者の騎士に惚れたのだという。
こんな我儘で自分勝手な令嬢に目を付けられた騎士も、排除されようとしているその妻もなんと気の毒な事か。
でもまぁ仕事とあらばどんな依頼内容でもやりますよ、ワタシはね。
そうやって一人で生き抜いてきたんだから。
手段は選ばないというが、荒事を用いて事件性を持たせてはこちらが危ない。
要は妻を追い出せばいいのだから強行に出る必要はないだろう。
妻に自主的に出て行って貰う。
これが一番だ。
それには王都と地方という夫婦を隔てている物理的距離を利用すればいい。
夫からの連絡を一切断ち、不安を煽るような話を聞かせ続ければ簡単に陥落るはず。
それには常に騎士の妻の側に居た方が都合がいいだろう。
ワタシは地方で直接旦那に雇われ王都まで出てきたメイドを装って、フォルカー・クライブの妻が住むアパートへ出入りすることになった。
シュリナという騎士の妻は絵描きで、滅多に家から出ない為に依頼は楽勝だと思った。
外部との接触が少ないという事は得られる情報が少ないという事。
ワタシがする話だけが情報源となる場合が多々あるという事だ。
案の定、噂と称して旦那の浮気を匂わせても、彼女はそれを確かめる術がない。
このままジリジリと嘘の情報を聞かせ続け、旦那に対する不信感を募らせていけばいい。
そしてその不信感が溜まりに溜まったところで、離婚という選択肢を仄めかしてやればきっと不安を抱えるだけの生活から逃げ出したくなるはず。
なのでワタシは不自然ではない程度に、時折旦那の地方での偽りの様子を噂話としてシュリナ・クライブに聞かせた。
なのにこの妻、なかなかに神経が図太い。
まず噂話を鵜呑みにしない。
噂で聞く夫と自分の知る夫との人物像がかけ離れていると、旦那ではなく噂の方に不信感を抱くのだ。
何を聞かせても首を傾げるだけ。
のらりくらりと躱されているような気もしてきた。
そうこうしている間に遠征先の旦那から物質転移で手紙や花が届くようになった。
なぜ急に物質転移が使えるように?何か褒賞でも与えられたか。
「見てヤスミン。ジュリナという名のお花なんですって。私の名前に似ているからとフォルが送ってくれたの……とっても綺麗ね。それに甘やかないい香り、嬉しいわ……!」
音信不通だった夫からの手紙や可愛い花が届き幸せそうなシュリナ・クライブを見て、ワタシは嘆息する。
せっかく嘘の噂話を吹き込んでいるというのに、こんな事をされては元も子もない。
計画が無駄になってしまう。
記憶を弄るしかない。
旦那はあくまでも音信不通で、彼女は忘れられた妻で居て貰わなくては困るのだ。
だけど記憶操作のような精神干渉魔法を用いるのは法に触れる。
万が一捕縛された時に、依頼主よりもこちらが重い罪に問われ危険だ。
依頼は完璧に熟すが危険なリスクは冒さない、それがワタシのやり方で同時に身を守る術でもある。
なので魔術を用いるのではなく“暗示”に掛ける事にした。
暗示は効力が低く、一つの項目の一つの事しか掛けられない。
暗示は魔術ではなく強く念じて思い込ませるものだからだ。
暗示を持続させるには効力が切れる前にまた同じ暗示を掛けて、“思い込ませ”なければならないのだ。
旦那から贈られた花を見て喜ぶシュリナ・
クライブにワタシは声を掛ける。
「奥様、ワタシの声にじっと耳を傾けてください」
「え?声?どうして?」
「いいから聞いていてくださいよ。“あなたと旦那は遠征に行ってからというもの一切の没交渉で音信不通が続いている”いいですね?」
ワタシの声には相手が暗示に掛かる効力を高める魔術を施してある。
ワタシ自身に掛けた魔術なのでギリギリ法には触れていない。
「さぁ奥様、ご自身で言ってみてください」
「“私は……フォルカーが遠征に行ってからはずっと没交渉で音信不通”……」
「そうです。いい子ですね。では今からワタシは手を叩きますからね、それでアナタは完全に暗示に掛かります。いきますよ?」
パンッ!とワタシは勢いよく、シュリナ・クライブの前で手を叩いて暗示を完成させた。
シュリナ・クライブは手の平を叩いた音で我に返り、呆然とワタシを見た。
「あら……?私……何をしていたのかしら……?」
「まぁ奥様、まだ寝ぼけてらっしゃるのですか?」
ワタシはそう言いながら、旦那から送られてきた手紙と花をこっそり処分した。
それからは毎日シュリナ・クライブに暗示を掛け続ける日々となった。
その上で時折、地方からの噂話を聞かせる。
だけどやはり、この妻は噂話くらいでは動じない。
ワタシだけの話では信ぴょう性にかけるのか……。
なのでワタシは変身魔法で別人に変身して、イラストの納品のために外出したシュリナ・クライブに声を掛けた。
「あら?もしかしてヤスミンが通ってる家の奥様じゃないですか?」
と、“ヤスミンの友人”と称して新たに夫が浮気をしているという話を聞かせた。
ワタシの話だけでなく、王都にある地方領のタウンハウスにまで流れてきている噂の印象付けるためにだ。
シュリナ・クライブの反応は例の如くあまり打っても響かない感じだったが、さすがにそれなりに思うところはあったようだ。
急に旦那に手紙を書くと言い出し、ポストに投函して欲しいワタシに預けてきた。
ええ、もちろんちゃんとお預かりしますよ、永遠にね。
だけどなんだろう。
なんだか、胸苦しさを感じる。
屈託のない笑顔で、ワタシを信じて手紙を託してくれるその真っ直ぐな瞳から目を背けたくなる。
ワタシに暗示を掛けられ、不快な話を耳に入れられているのにも関わらずこの新妻は、シュリナさんは明るくて前向きな姿勢を崩さない。
人を疑う事を知らない純真な心。
本来なら自分と真逆なタイプで大嫌いであるはずの人間なのに、なぜかシュリナさんには嫌悪感を抱かない。
クソッ、排除を依頼されている対象者に感情移入するなんてワタシらしくもない……!
こんなのは初めてだ。
彼女の、のほほんとしたマイペースさにワタシのペースが崩されているようだ。
そうこうしているうちにスタンピード鎮圧が終了したと連絡が入った。
本当の雇い主である令嬢からさっさと誘拐して娼館にでも売り飛ばしせとせっつかれるが、どうしてもそれをする気になれない。
体調を崩したシュリナさんが言ったのだ。
ワタシが居てくれて良かったと、ワタシの事が大好きだと。
その言葉がどうしても頭から離れない。
仕事で汚いことをいっぱいしてきた。
そんな生き方をしていると何か滲み出るものがあるらしく、人から好かれた事など一度もなかった。
ましてや居てくれて良かったなんて、大好きだなんて、言われた事はなかった……。
ワタシが作ったスープを美味しそうに食べる彼女。
何をしても素直にありがとうと感謝の気持ちを向けてくる彼女の側にいる事に、いつの間にか心地良ささえ感じてしまっていたのだ。
そして彼女が気になって仕方ない。
休みの日だというのにシュリナさんの体調が気になってアパートに様子を見に行ってしまうほどには。
また花が届けられていたので行って良かったのだが……。
まぁすぐに暗示で忘れされるけど。
こんな感情を抱いていてはいけない。
プロとして一度引き受けた依頼は完遂せねばならないのだ。
第三連隊帰還の号外を受け取り、いよいよ猶予がないと思い知らされる。
ワタシはその号外を持って、シュリナさんに最後通牒として自らの意思で離婚をしてこの家を去る事を勧めた。
荒事には出たくない。
ワタシがここで手を引いてもあの令嬢はきっと別の誰かを雇い入れるだろう。
そしてそいつが容赦ない奴ならば、シュリナさんは酷い目に遭うかもしれない。
それまでに旦那が戻ってくればいいが、天候によっては王都帰還が遅れるかもしれないのだ。
彼女のためには、平穏に自分から出て行ってくれるのが一番なのだ。
だけどやっぱり、シュリナさんの意思が変わる事はなかった。
彼女は最後まで夫と向き合うことを望み、それを選んだ。
ワタシの負けだ。
暗示まで掛け、上手く懐に入り込めていたの思ったのだが、
懐に入り込まれ絆されていたのは……ワタシの方だった。
そもそもこの切羽詰まった状況でも荒事に出られなかった時点でワタシの負けだったのだ。
ワタシは……シュリナさんに、奥様に陥落していた。
だから……彼女の旦那が転移魔法を用いて戻ってきた時、ワタシは心の底から安堵したんだ。
あぁ……旦那が戻ってきたのなら、もう大丈夫だと。
ワタシが失敗したとギルドと令嬢に知られても、彼が彼女を守るだろうと安堵したのだ。
………まさか、シュリナさんが妊娠してるなんて夢にも思わなかったけどね!
旦那の野郎、ワタシの知らぬ間にこっそりこっちに戻って来てたなんて!
暗示を掛けて忘れさせていた弊害だ、ホント間抜けすぎて笑える。
でも、
………良かったですね、奥様。
───────────────────
次回、最終話です。
ワタシ、ヤスミン・ドゥラが在籍する魔術師ギルドにそんな依頼を出したのは地方領主の令嬢だった。
それにしてもこのご令嬢、虫も殺せないような顔をして何という依頼を出すのだ……聞けば魔獣討伐のために遠征してきた妻帯者の騎士に惚れたのだという。
こんな我儘で自分勝手な令嬢に目を付けられた騎士も、排除されようとしているその妻もなんと気の毒な事か。
でもまぁ仕事とあらばどんな依頼内容でもやりますよ、ワタシはね。
そうやって一人で生き抜いてきたんだから。
手段は選ばないというが、荒事を用いて事件性を持たせてはこちらが危ない。
要は妻を追い出せばいいのだから強行に出る必要はないだろう。
妻に自主的に出て行って貰う。
これが一番だ。
それには王都と地方という夫婦を隔てている物理的距離を利用すればいい。
夫からの連絡を一切断ち、不安を煽るような話を聞かせ続ければ簡単に陥落るはず。
それには常に騎士の妻の側に居た方が都合がいいだろう。
ワタシは地方で直接旦那に雇われ王都まで出てきたメイドを装って、フォルカー・クライブの妻が住むアパートへ出入りすることになった。
シュリナという騎士の妻は絵描きで、滅多に家から出ない為に依頼は楽勝だと思った。
外部との接触が少ないという事は得られる情報が少ないという事。
ワタシがする話だけが情報源となる場合が多々あるという事だ。
案の定、噂と称して旦那の浮気を匂わせても、彼女はそれを確かめる術がない。
このままジリジリと嘘の情報を聞かせ続け、旦那に対する不信感を募らせていけばいい。
そしてその不信感が溜まりに溜まったところで、離婚という選択肢を仄めかしてやればきっと不安を抱えるだけの生活から逃げ出したくなるはず。
なのでワタシは不自然ではない程度に、時折旦那の地方での偽りの様子を噂話としてシュリナ・クライブに聞かせた。
なのにこの妻、なかなかに神経が図太い。
まず噂話を鵜呑みにしない。
噂で聞く夫と自分の知る夫との人物像がかけ離れていると、旦那ではなく噂の方に不信感を抱くのだ。
何を聞かせても首を傾げるだけ。
のらりくらりと躱されているような気もしてきた。
そうこうしている間に遠征先の旦那から物質転移で手紙や花が届くようになった。
なぜ急に物質転移が使えるように?何か褒賞でも与えられたか。
「見てヤスミン。ジュリナという名のお花なんですって。私の名前に似ているからとフォルが送ってくれたの……とっても綺麗ね。それに甘やかないい香り、嬉しいわ……!」
音信不通だった夫からの手紙や可愛い花が届き幸せそうなシュリナ・クライブを見て、ワタシは嘆息する。
せっかく嘘の噂話を吹き込んでいるというのに、こんな事をされては元も子もない。
計画が無駄になってしまう。
記憶を弄るしかない。
旦那はあくまでも音信不通で、彼女は忘れられた妻で居て貰わなくては困るのだ。
だけど記憶操作のような精神干渉魔法を用いるのは法に触れる。
万が一捕縛された時に、依頼主よりもこちらが重い罪に問われ危険だ。
依頼は完璧に熟すが危険なリスクは冒さない、それがワタシのやり方で同時に身を守る術でもある。
なので魔術を用いるのではなく“暗示”に掛ける事にした。
暗示は効力が低く、一つの項目の一つの事しか掛けられない。
暗示は魔術ではなく強く念じて思い込ませるものだからだ。
暗示を持続させるには効力が切れる前にまた同じ暗示を掛けて、“思い込ませ”なければならないのだ。
旦那から贈られた花を見て喜ぶシュリナ・
クライブにワタシは声を掛ける。
「奥様、ワタシの声にじっと耳を傾けてください」
「え?声?どうして?」
「いいから聞いていてくださいよ。“あなたと旦那は遠征に行ってからというもの一切の没交渉で音信不通が続いている”いいですね?」
ワタシの声には相手が暗示に掛かる効力を高める魔術を施してある。
ワタシ自身に掛けた魔術なのでギリギリ法には触れていない。
「さぁ奥様、ご自身で言ってみてください」
「“私は……フォルカーが遠征に行ってからはずっと没交渉で音信不通”……」
「そうです。いい子ですね。では今からワタシは手を叩きますからね、それでアナタは完全に暗示に掛かります。いきますよ?」
パンッ!とワタシは勢いよく、シュリナ・クライブの前で手を叩いて暗示を完成させた。
シュリナ・クライブは手の平を叩いた音で我に返り、呆然とワタシを見た。
「あら……?私……何をしていたのかしら……?」
「まぁ奥様、まだ寝ぼけてらっしゃるのですか?」
ワタシはそう言いながら、旦那から送られてきた手紙と花をこっそり処分した。
それからは毎日シュリナ・クライブに暗示を掛け続ける日々となった。
その上で時折、地方からの噂話を聞かせる。
だけどやはり、この妻は噂話くらいでは動じない。
ワタシだけの話では信ぴょう性にかけるのか……。
なのでワタシは変身魔法で別人に変身して、イラストの納品のために外出したシュリナ・クライブに声を掛けた。
「あら?もしかしてヤスミンが通ってる家の奥様じゃないですか?」
と、“ヤスミンの友人”と称して新たに夫が浮気をしているという話を聞かせた。
ワタシの話だけでなく、王都にある地方領のタウンハウスにまで流れてきている噂の印象付けるためにだ。
シュリナ・クライブの反応は例の如くあまり打っても響かない感じだったが、さすがにそれなりに思うところはあったようだ。
急に旦那に手紙を書くと言い出し、ポストに投函して欲しいワタシに預けてきた。
ええ、もちろんちゃんとお預かりしますよ、永遠にね。
だけどなんだろう。
なんだか、胸苦しさを感じる。
屈託のない笑顔で、ワタシを信じて手紙を託してくれるその真っ直ぐな瞳から目を背けたくなる。
ワタシに暗示を掛けられ、不快な話を耳に入れられているのにも関わらずこの新妻は、シュリナさんは明るくて前向きな姿勢を崩さない。
人を疑う事を知らない純真な心。
本来なら自分と真逆なタイプで大嫌いであるはずの人間なのに、なぜかシュリナさんには嫌悪感を抱かない。
クソッ、排除を依頼されている対象者に感情移入するなんてワタシらしくもない……!
こんなのは初めてだ。
彼女の、のほほんとしたマイペースさにワタシのペースが崩されているようだ。
そうこうしているうちにスタンピード鎮圧が終了したと連絡が入った。
本当の雇い主である令嬢からさっさと誘拐して娼館にでも売り飛ばしせとせっつかれるが、どうしてもそれをする気になれない。
体調を崩したシュリナさんが言ったのだ。
ワタシが居てくれて良かったと、ワタシの事が大好きだと。
その言葉がどうしても頭から離れない。
仕事で汚いことをいっぱいしてきた。
そんな生き方をしていると何か滲み出るものがあるらしく、人から好かれた事など一度もなかった。
ましてや居てくれて良かったなんて、大好きだなんて、言われた事はなかった……。
ワタシが作ったスープを美味しそうに食べる彼女。
何をしても素直にありがとうと感謝の気持ちを向けてくる彼女の側にいる事に、いつの間にか心地良ささえ感じてしまっていたのだ。
そして彼女が気になって仕方ない。
休みの日だというのにシュリナさんの体調が気になってアパートに様子を見に行ってしまうほどには。
また花が届けられていたので行って良かったのだが……。
まぁすぐに暗示で忘れされるけど。
こんな感情を抱いていてはいけない。
プロとして一度引き受けた依頼は完遂せねばならないのだ。
第三連隊帰還の号外を受け取り、いよいよ猶予がないと思い知らされる。
ワタシはその号外を持って、シュリナさんに最後通牒として自らの意思で離婚をしてこの家を去る事を勧めた。
荒事には出たくない。
ワタシがここで手を引いてもあの令嬢はきっと別の誰かを雇い入れるだろう。
そしてそいつが容赦ない奴ならば、シュリナさんは酷い目に遭うかもしれない。
それまでに旦那が戻ってくればいいが、天候によっては王都帰還が遅れるかもしれないのだ。
彼女のためには、平穏に自分から出て行ってくれるのが一番なのだ。
だけどやっぱり、シュリナさんの意思が変わる事はなかった。
彼女は最後まで夫と向き合うことを望み、それを選んだ。
ワタシの負けだ。
暗示まで掛け、上手く懐に入り込めていたの思ったのだが、
懐に入り込まれ絆されていたのは……ワタシの方だった。
そもそもこの切羽詰まった状況でも荒事に出られなかった時点でワタシの負けだったのだ。
ワタシは……シュリナさんに、奥様に陥落していた。
だから……彼女の旦那が転移魔法を用いて戻ってきた時、ワタシは心の底から安堵したんだ。
あぁ……旦那が戻ってきたのなら、もう大丈夫だと。
ワタシが失敗したとギルドと令嬢に知られても、彼が彼女を守るだろうと安堵したのだ。
………まさか、シュリナさんが妊娠してるなんて夢にも思わなかったけどね!
旦那の野郎、ワタシの知らぬ間にこっそりこっちに戻って来てたなんて!
暗示を掛けて忘れさせていた弊害だ、ホント間抜けすぎて笑える。
でも、
………良かったですね、奥様。
───────────────────
次回、最終話です。
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