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クマさんの考えたこと その1
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翌日、僕はシャルロッタと一緒に、村の広場へ向かっていました。
山賊退治の助っ人としてやって来ている僕達なのですが、山賊相手の作戦が実施されるか、山賊が攻めて来た際にそれを退けるための防衛戦に参加する時以外は、基本的に村の中で自由にすごしていいことになっているんです。
それで、招集のかかっていない時間を利用して、僕はあることを試してみようと思っているんです。
僕の手には、宿の厨房でお借りした魔石コンロと鍋、料理を入れるための容器とフォークなどが詰まっている布袋が握られています。
結構な重さのはずなのですが、身体能力が強化されている僕にとっては全然問題ない重さです。
「クマ殿よ、調理道具などを借りて何をするつもりなのじゃ?」
怪訝そうな表情で僕の手の中の品を見ているシャルロッタ。
「ちょっと試験販売をしてみようと思っているんです」
「試験販売じゃと?」
「僕達の村で入手出来る食材を使った料理を売ってみるつもりなんだ」
「うむ? そんなことを申してもじゃな……妾達は販売するための料理なぞ……」
「あるじゃない、ほらあれが」
「あれとな?」
僕の言葉に、シャルロッタはまだピンと来ていないようでした。
そんなシャルロッタの前に、僕はある物を取り出しました。
持参してきているもう1つの布袋から取り出したそれは、ピリが準備してくれた保存食の缶詰でした。
「缶詰なぞ……どうする気なのじゃ?」
怪訝そうな表情を浮かべているシャルロッタを引き連れて、僕は中央広場へとやってきました。
朝食の時に、宿のご主人に、
「この街でお昼時に一番人が集まる場所はどこでしょう?」
と、お聞きしたところ、
「お昼時なら中央広場ですね。あの周辺には食堂も多いですし、天気がいいとお店で販売しているお弁当を購入して広場で食べる人も多いですな」
そう、教えてもらったものですから、こうしてここに出向いて来た次第なんです。
「その広場で食べ物を試食品を配ったり、品物を販売しようと思ったらどのような手続きをしたらいいのでしょう?」
「普通、役場に申請書類を提出して頂きまして……そうですな、通常ですと許可が下りるまでに1週間少々かかるのですが、シャルロッタ様とクマ様には最大限の便宜を図るよう、ジェナ様から仰せつかっておりますので、私の宿の出店ということにさせていただきましょう」
そう言ってくれた宿のご主人から出発前に受け取った許可書を取り出した僕は、広げた机の端に、それを貼り付けました。
次に、その机の上に持参してきた袋の中から取りだした品物を並べていきます。
魔石コンロっていうのをまず置いたのですが……これ、僕の世界で言うところのカセットコンロみたいな品物ですね。
スイッチを押すと火がつく仕組みになっているのですが、僕の世界だと燃料がガスなのですが、こちらの世界では火の魔力を宿した魔石を燃料にしているそうなんです。
……出発前に、宿のご主人に説明してもらったのですが……何度聞いても理解出来なかったんですよね……魔石って何? ってなってしまって……
とりあえず、自分を無理矢理納得させた僕はその、魔石コンロの上に鍋を置くと、缶詰の中身を入れていきました。
中身は、ピリが野宿の際の晩ご飯用にと準備してくれていたビーフシチュー風のスープです。
これを3缶分入れたところで、鍋の中がはほぼ一杯になりました。
ここで魔石コンロに火をつけます。
……火の具合からして、ほんとこれ、カセットコンロそのといった感じだなぁ。
そんな事を思いながら、僕は火の勢いを中火程度にして、鍋の中のビーフシチューをコトコトと温めていきました。
鍋の中身を、借りてきたお玉風の調理道具でかき混ぜていくと、ほどなくしていい匂いが立ち上りはじめます。
「ん?」
「なんだ、このいい匂いは……」
その匂いに釣られるようにして、広場の中を行き交っていた人達が足を止めました。
僕は、すかさずその方々に笑顔を向けました。
……とはいえ、びびりで緊張しまくりな僕です。
笑顔は若干ひきつり、声も少々裏返り気味でして……
「よ、よかったら試食してみられませんか? こ、こ、こ、これ、ニアノ村製の流血狼のビーフシチューなんででですよ……」
噛みまくり、どもりまくりながらも、必死に笑顔を浮かべながら言葉を続ける僕。
この料理が本当にビーフシチューという名前なのかどうかは、実は良く知らないんだけど……でも、この場合は名前がついていることに意味があるので、特に気にしなくてもいいと思っています。
大事なのは、そこじゃなくて、この料理に『流血狼の肉』が使われているということを伝えることなんだし……僕がそんな事を思いながら、必死に笑い続けていると、
「な、何!? あ、あの流血狼の肉を使っているだって!?」
「嘘だろ、おい……」
机の周囲に集まっていた人々が一斉にざわつきはじめました。
同時に、そんな皆さんの声を聞いた周囲の人々がさらに集まってきているのがわかります。
どんどん集まって来た村の皆さんを前にして、僕の緊張の度合いはさらに高まっていました。
笑顔がどんどん固まっています……間違いなく……
でも……もう、賽は投げられたわけだし……えぇい、ガンバレ僕!
自分で自分に気合いを入れ直した僕は、十分あったまったビーフシチューを小さめの入れ物によそおうとしたのですが……手がガクガク震えて、なかなかうまく装えません。
すると、
「まかせるのじゃ、クマ殿。シチューをこの入れ物に入れればいいのじゃな?」
シャルロッタが僕に変わってシチューを入れ物に入れてくれたんです。
「うむ、クマ殿。それで、これを皆に渡して食べてもらえばいいのじゃな?」
「あ、は、はい、そそそ、そうなんです」
シャルロッタの言葉に、声を裏返らせながら頷く僕。
それを受けて、シャルロッタはその顔に満面の笑顔を浮かべると、
「さ、熱いからの。皆、気をつけてお食べくださいなのじゃ」
スプーンと一緒に、それを一番手前にいた男性へ手渡した。
「あ、あぁ……じゃあせっかくだし」
そう言いながら容器を受け取った男性は、スプーンでビーフシチューをすくうと、2,3度ふぅふぅと息をかけて覚ましてから口に運んでいきました。
「ん!? こ、こりゃ上手い! この肉、間違いなく流血狼だぞ、おい!」
その男性はそう言うと、残りの中身を一気に口の中へと運んでいった。
そして、これが合図になりました。
「お、おい! こっちにもくれ!」
「私にもお願い!」
「おう、こっちもだ!」
机の周囲に集まっていた皆さんは、試食を口にした男性が歓喜の声をあげると同時に、我も我もといった具合に手をあげながら僕とシャルロッタの前に殺到してきたんです。
そんな皆さんに、シャルロッタと僕は笑顔で接客をしていきました。
……もっとも、僕は、緊張のあまり笑顔ともいえない表情だったのですが……
* * *
時間にして10分もかからずに鍋の中身は空っぽになってしまいました。
試食を味わうことが出来て、満足そうな笑顔を浮かべている人。
手に出来なかったため、不満そうな表情を浮かべている人。
様々な表情をその顔に浮かべている人々が、まだ机の前に集まっていたのですが、そんな皆さんを前にして僕は、
「さ、先ほど試食していただきました、こここ、この、流血狼の肉を使用したビーフシチューなのですが、こ、こ、こ、これを缶詰にした商品がこここちらになります」
相変わらずどもりまくり、噛みまくり、声を裏返らせまくりながら未開封の缶詰を手にしながらそう言ったのですが、それを聞いた人々からどよめきの声があがっていきました。
「それ、いくらなんだ?」
「ぜひ売ってくれ!」
そんな声が僕にかけられてきました。
そんな声を一斉に浴びた僕は、またもパニックに陥りながらも、どうにか再び口を開いきました。
「こ、こ、こ、この缶詰はですね……ぼ、ぼ、僕達ニアノ村で製造している物なのですが、ちちち近いうちにこれをこのリットの街でも販売しようと考えている次第ですのででで……みみみ皆様、その際にはぜひともよろしくお願いいたしますうぅぅ……」
僕はどうにか言い終えると、深々と頭をさげた。
それを受けて、シャルロッタも、
「そういうことなのじゃ。皆の衆よろしくなのじゃ」
営業スマイルをその顔に浮かべながら、そう言って頭を下げてくれました。
この缶詰……元々はニアノ村の保存食でしかなかったわけですが……
どうやら、村の特産品の1つにすることが出来るかもしれません。
僕とシャルロッタの前に集まっている人々の様子をみながら、僕はそんな事を考えていました。
……あ、でも……帰ったら、ピリともしっかり相談をしないと……事前に相談してなかったし……元いた世界で営業していた時も、時々連絡が上手く出来てなくて、あちこちに迷惑をかけたことがあったわけだし……
山賊退治の助っ人としてやって来ている僕達なのですが、山賊相手の作戦が実施されるか、山賊が攻めて来た際にそれを退けるための防衛戦に参加する時以外は、基本的に村の中で自由にすごしていいことになっているんです。
それで、招集のかかっていない時間を利用して、僕はあることを試してみようと思っているんです。
僕の手には、宿の厨房でお借りした魔石コンロと鍋、料理を入れるための容器とフォークなどが詰まっている布袋が握られています。
結構な重さのはずなのですが、身体能力が強化されている僕にとっては全然問題ない重さです。
「クマ殿よ、調理道具などを借りて何をするつもりなのじゃ?」
怪訝そうな表情で僕の手の中の品を見ているシャルロッタ。
「ちょっと試験販売をしてみようと思っているんです」
「試験販売じゃと?」
「僕達の村で入手出来る食材を使った料理を売ってみるつもりなんだ」
「うむ? そんなことを申してもじゃな……妾達は販売するための料理なぞ……」
「あるじゃない、ほらあれが」
「あれとな?」
僕の言葉に、シャルロッタはまだピンと来ていないようでした。
そんなシャルロッタの前に、僕はある物を取り出しました。
持参してきているもう1つの布袋から取り出したそれは、ピリが準備してくれた保存食の缶詰でした。
「缶詰なぞ……どうする気なのじゃ?」
怪訝そうな表情を浮かべているシャルロッタを引き連れて、僕は中央広場へとやってきました。
朝食の時に、宿のご主人に、
「この街でお昼時に一番人が集まる場所はどこでしょう?」
と、お聞きしたところ、
「お昼時なら中央広場ですね。あの周辺には食堂も多いですし、天気がいいとお店で販売しているお弁当を購入して広場で食べる人も多いですな」
そう、教えてもらったものですから、こうしてここに出向いて来た次第なんです。
「その広場で食べ物を試食品を配ったり、品物を販売しようと思ったらどのような手続きをしたらいいのでしょう?」
「普通、役場に申請書類を提出して頂きまして……そうですな、通常ですと許可が下りるまでに1週間少々かかるのですが、シャルロッタ様とクマ様には最大限の便宜を図るよう、ジェナ様から仰せつかっておりますので、私の宿の出店ということにさせていただきましょう」
そう言ってくれた宿のご主人から出発前に受け取った許可書を取り出した僕は、広げた机の端に、それを貼り付けました。
次に、その机の上に持参してきた袋の中から取りだした品物を並べていきます。
魔石コンロっていうのをまず置いたのですが……これ、僕の世界で言うところのカセットコンロみたいな品物ですね。
スイッチを押すと火がつく仕組みになっているのですが、僕の世界だと燃料がガスなのですが、こちらの世界では火の魔力を宿した魔石を燃料にしているそうなんです。
……出発前に、宿のご主人に説明してもらったのですが……何度聞いても理解出来なかったんですよね……魔石って何? ってなってしまって……
とりあえず、自分を無理矢理納得させた僕はその、魔石コンロの上に鍋を置くと、缶詰の中身を入れていきました。
中身は、ピリが野宿の際の晩ご飯用にと準備してくれていたビーフシチュー風のスープです。
これを3缶分入れたところで、鍋の中がはほぼ一杯になりました。
ここで魔石コンロに火をつけます。
……火の具合からして、ほんとこれ、カセットコンロそのといった感じだなぁ。
そんな事を思いながら、僕は火の勢いを中火程度にして、鍋の中のビーフシチューをコトコトと温めていきました。
鍋の中身を、借りてきたお玉風の調理道具でかき混ぜていくと、ほどなくしていい匂いが立ち上りはじめます。
「ん?」
「なんだ、このいい匂いは……」
その匂いに釣られるようにして、広場の中を行き交っていた人達が足を止めました。
僕は、すかさずその方々に笑顔を向けました。
……とはいえ、びびりで緊張しまくりな僕です。
笑顔は若干ひきつり、声も少々裏返り気味でして……
「よ、よかったら試食してみられませんか? こ、こ、こ、これ、ニアノ村製の流血狼のビーフシチューなんででですよ……」
噛みまくり、どもりまくりながらも、必死に笑顔を浮かべながら言葉を続ける僕。
この料理が本当にビーフシチューという名前なのかどうかは、実は良く知らないんだけど……でも、この場合は名前がついていることに意味があるので、特に気にしなくてもいいと思っています。
大事なのは、そこじゃなくて、この料理に『流血狼の肉』が使われているということを伝えることなんだし……僕がそんな事を思いながら、必死に笑い続けていると、
「な、何!? あ、あの流血狼の肉を使っているだって!?」
「嘘だろ、おい……」
机の周囲に集まっていた人々が一斉にざわつきはじめました。
同時に、そんな皆さんの声を聞いた周囲の人々がさらに集まってきているのがわかります。
どんどん集まって来た村の皆さんを前にして、僕の緊張の度合いはさらに高まっていました。
笑顔がどんどん固まっています……間違いなく……
でも……もう、賽は投げられたわけだし……えぇい、ガンバレ僕!
自分で自分に気合いを入れ直した僕は、十分あったまったビーフシチューを小さめの入れ物によそおうとしたのですが……手がガクガク震えて、なかなかうまく装えません。
すると、
「まかせるのじゃ、クマ殿。シチューをこの入れ物に入れればいいのじゃな?」
シャルロッタが僕に変わってシチューを入れ物に入れてくれたんです。
「うむ、クマ殿。それで、これを皆に渡して食べてもらえばいいのじゃな?」
「あ、は、はい、そそそ、そうなんです」
シャルロッタの言葉に、声を裏返らせながら頷く僕。
それを受けて、シャルロッタはその顔に満面の笑顔を浮かべると、
「さ、熱いからの。皆、気をつけてお食べくださいなのじゃ」
スプーンと一緒に、それを一番手前にいた男性へ手渡した。
「あ、あぁ……じゃあせっかくだし」
そう言いながら容器を受け取った男性は、スプーンでビーフシチューをすくうと、2,3度ふぅふぅと息をかけて覚ましてから口に運んでいきました。
「ん!? こ、こりゃ上手い! この肉、間違いなく流血狼だぞ、おい!」
その男性はそう言うと、残りの中身を一気に口の中へと運んでいった。
そして、これが合図になりました。
「お、おい! こっちにもくれ!」
「私にもお願い!」
「おう、こっちもだ!」
机の周囲に集まっていた皆さんは、試食を口にした男性が歓喜の声をあげると同時に、我も我もといった具合に手をあげながら僕とシャルロッタの前に殺到してきたんです。
そんな皆さんに、シャルロッタと僕は笑顔で接客をしていきました。
……もっとも、僕は、緊張のあまり笑顔ともいえない表情だったのですが……
* * *
時間にして10分もかからずに鍋の中身は空っぽになってしまいました。
試食を味わうことが出来て、満足そうな笑顔を浮かべている人。
手に出来なかったため、不満そうな表情を浮かべている人。
様々な表情をその顔に浮かべている人々が、まだ机の前に集まっていたのですが、そんな皆さんを前にして僕は、
「さ、先ほど試食していただきました、こここ、この、流血狼の肉を使用したビーフシチューなのですが、こ、こ、こ、これを缶詰にした商品がこここちらになります」
相変わらずどもりまくり、噛みまくり、声を裏返らせまくりながら未開封の缶詰を手にしながらそう言ったのですが、それを聞いた人々からどよめきの声があがっていきました。
「それ、いくらなんだ?」
「ぜひ売ってくれ!」
そんな声が僕にかけられてきました。
そんな声を一斉に浴びた僕は、またもパニックに陥りながらも、どうにか再び口を開いきました。
「こ、こ、こ、この缶詰はですね……ぼ、ぼ、僕達ニアノ村で製造している物なのですが、ちちち近いうちにこれをこのリットの街でも販売しようと考えている次第ですのででで……みみみ皆様、その際にはぜひともよろしくお願いいたしますうぅぅ……」
僕はどうにか言い終えると、深々と頭をさげた。
それを受けて、シャルロッタも、
「そういうことなのじゃ。皆の衆よろしくなのじゃ」
営業スマイルをその顔に浮かべながら、そう言って頭を下げてくれました。
この缶詰……元々はニアノ村の保存食でしかなかったわけですが……
どうやら、村の特産品の1つにすることが出来るかもしれません。
僕とシャルロッタの前に集まっている人々の様子をみながら、僕はそんな事を考えていました。
……あ、でも……帰ったら、ピリともしっかり相談をしないと……事前に相談してなかったし……元いた世界で営業していた時も、時々連絡が上手く出来てなくて、あちこちに迷惑をかけたことがあったわけだし……
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