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鬼握り……

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 僕はガムを噛んでいる、するとフラフラと眠くなる、そんな時、決まって夢を見るんだ、お父さんとお母さんとテーブルに座りご飯を食べている、庭にはペロも居て尻尾を振りながらご飯を食べている、そして僕は、目を覚ますガムの味はもうしない、でも捨てれない、何故ならそれが最後のガムだから……そして僕は、また眠くなり壁に持たれ座る、その時口からポロッとガムが落ちたのがわかった、でもそのガムを拾う気力はもう僕には湧かなかった……なんでお母さんは帰って来ないんだろう……おに…にぎりが食べたい……[終]

お題
[チューイングガム]
 気を紛らわすには、よい食べ物。ただ栄養価は残念ながら少ない。

[鬼の手]
 鬼の手、それでも子供は待っている。
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