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もうぐったり。さすがに今日は抜かずの三連発だったわ。それだけが救いかしら。
前回はもっとだったもの。
ねぇ、これって絶倫って言うんじゃないの? すっかり慣れてしまったけど、普通男性って一回出せばスッキリするもんじゃないのかしら。
「アスティ、魔法かけようか?」
「いやっ、いやよっ! 遠慮するわっ!」
ふるふると首を振って、ユージンの言葉を否定する。
死ぬもの。だから、死ぬ。もう身体はクタクタなのよ。その上に魔法をかけられた、気絶するわ。死ぬわ。イキ狂って死ぬなんて絶対嫌よ、私。
「ふふ、アスティかわいい」
ぐったりと寝台に横になる私の頬をふにふにと指先で突きながら、笑ってるユージンをグッと睨み付ける。
誰のせいでこうなってるのよ。そもそも、ユージンの勘違いが原因なのよ。
私が挑発したせい? それは気のせいよ。私は悪くないもの。……まあ、少しは悪かったかもしれない。反省します。心の中で。
それにしても、ユージンにこんな個人的な家があったなんて知らなかったわ。
くっ、こういう場所に愛妾とかを連れ込むのよね。定番だわ。でも、私に知られてしまったから、もう無理よ。秘密兵器たちに調べてもらうことにする。
ユージンは私のものだもの。他の女に目移りするなんて許さない。
そこで、リンの言葉を思い出す。
「……これも、恋なのかしら」
独占欲、って確か恋の常套句よね。
でも、私の秘密兵器たちも私のものだと思ってる。独占欲はあるわ。
秘密兵器たちが私以外の人間に靡いたら許さないし、不幸になるのは絶対に許さない。
うぅー、恋ってわからない。リンもなんてこと言ってくれたのよ。
恋なんて本の中でしか知らない。考えたこともない。
「ねぇ、恋ってなんの話?」
「っ、な、し、しらないわ。どこから聞いたのよ」
「アスティが今言ってたけど」
くっ、ダダ漏れだったわ。
「気にしないで。ちょっと考えごとしてただけだから」
「ふぅん。ならいいけど。他の男に恋をしたとかじゃないよね?」
「そんな不誠実な女じゃないわ」
「それならいいや」
失礼ね。他の男に恋なんてしたら、その時点でユージンとさよならをしてるわよ。
だいたいユージン以上のレベルの顔なんていない。それにユージンと結婚すれば皇妃というこの国一番の女になれるのよ? 逃がすはずないじゃない。
というか、今の会話少しおかしい気がする。なんか違和感。
だって、ユージンって私はユージンのことを好きって思ってるんじゃ……。
「それよりアスティ、避妊薬飲む?」
「飲むわ。ありがとう」
ユージンに錠剤を渡されて、さっさと受け取る。さっきまでの考えは霧散して、今は目の前の避妊薬を飲むことに集中。飲まないって選択肢があるわけがない。
ユージンにもナカには出さないで、って言ってるのに毎回中出しだし……。シャワーを浴びるまで、精液でお腹たぷたぷなのよ。少しは手加減してもらいたい。私の美しい身体の線が崩れる。浴室で自分のあそこから白いものがたっぷりと出てきたのは衝撃だったわ。泣きたくなった。
ユージンに魔法で出してもらった水と一緒に避妊薬も飲み込めば完璧。
この避妊薬は完璧に避妊してくれるのよね。すごいと思う。私も欲しいなと思うけど、なんだかそれを準備してるってユージンとの行為を心待ちにしてるみたいで嫌。
「さて、帰りましょうか」
「そうだね。アスティも疲れたでしょ? 今日は私の部屋でゆっくり休もうね」
「……あなたの部屋?」
「私の部屋」
「わたくしが帰るのは自分の家よ?」
「まさか。帰すわけがないでしょ?」
にこにこと笑みを浮かべたままのユージンに、なんだか圧力を感じる。
まさか、まさかよね。私のかわいいユージンは圧力なんてかけないわ。気のせいだと思うけど、どうしてそうなったのかしら。
やっぱりドルテラのせい? ドルテラが寝取られるなんてしたからよね。だからユージンが心配性になったんだわ。許すまじ、ドルテラ。
「わたくし、そんな予定もないのにいきなり訪問なんてできないわ。それにメイドたちも待ってるの。ユージンに連れ去られるようにここにきたから、きっと心配してるわ」
「ああ、そうだ。アスティ、君はメイドを連れて来る気あるの?」
え? 連れてっていいの?
「連れてっていいなら連れて行きたいわ! あのね、お願いしたかったの。わたくしのかわいい子たちを連れて行けるかしらって。メイドじゃない子もいるんだけど、その場合はこっそり連れていくのかしら。一応私兵なんだけど」
ジュンとピーターは一応私兵よね。マーズとキュリーはメイドでいいとして、他の子達はそれぞれ仕事があるから、私と一緒には来ない。
ちなみに私が拾った子はちゃんと月曜日から日曜日まで揃ってるわ。みんな美しくてかわいくて賢いんだから。
「こっそりなんて。私兵じゃなくて騎士にすればいいよ」
「騎士に? できるの?」
「ちょっとした訓練は受けてもらうけどね。どうせアスティには護衛騎士が何人か必要だし、そこに入れてもらえるようにしよう」
「ユージン、ありがとう。大好きよ」
私の大好きの言葉にユージンが顔を真っ赤にする。
これ、使えるわね。かわいい顔は見れるし、一石二鳥だわ。今度から積極的に使おうかしら。
「嬉しい。私もアスティのこと愛してるよ」
「あっ、」
「アスティ、可愛い。アスティ、好き、大好き、愛してる」
「んっ、ちょ、」
「愛しい、愛してる、私の全てがアスティのもの」
そう囁きながら、ちゅっちゅっとリップ音の鳴るキスを顔中に落とされる。まるで宝物にそっとキスするみたいに優しい。
言わない、もう言わないわ。こんなことになるなんて聞いてないもの。
こんな甘い言葉を囁かれながら、キスされるなんて我慢できない。恥ずかしくてたまんない。
心臓がばっくんばっくんしてる。
大好きは封印ね。一を十で返されるのはたまらないわ。
「まっ、なんで押し倒すのよ」
「アスティが私を誘うから」
「誘ってないから、話し合いましょう? わたくし、今日は本当に家に帰らなくちゃいけないの」
マーズが心配するもの。きっと不安で泣いちゃうわ。
押し倒されながらも、ユージンから目を逸らさない。逸らしたら負けだと思うの。それに猛獣から逃げるときは目を逸らしたら負けって言うし。
「どうして?」
「だって、メイドを置いてきたままだったのよ。きっと不安で泣いてるわ。わたくしのかわいい子なの」
「なら、私の部屋には今度また泊まってくれる?」
「ええ、そうね。今度ね、今度」
あるかわからないけど。突発的な体調不良でダメになるかもしれないけど。
「じゃあ今度会うときはあの男……リンだっけ? その人に私のこと紹介してね」
「ええ、そうね。紹介するわ、今度」
なお、その今度は突発的な体調不良になる予定だわ。
前回はもっとだったもの。
ねぇ、これって絶倫って言うんじゃないの? すっかり慣れてしまったけど、普通男性って一回出せばスッキリするもんじゃないのかしら。
「アスティ、魔法かけようか?」
「いやっ、いやよっ! 遠慮するわっ!」
ふるふると首を振って、ユージンの言葉を否定する。
死ぬもの。だから、死ぬ。もう身体はクタクタなのよ。その上に魔法をかけられた、気絶するわ。死ぬわ。イキ狂って死ぬなんて絶対嫌よ、私。
「ふふ、アスティかわいい」
ぐったりと寝台に横になる私の頬をふにふにと指先で突きながら、笑ってるユージンをグッと睨み付ける。
誰のせいでこうなってるのよ。そもそも、ユージンの勘違いが原因なのよ。
私が挑発したせい? それは気のせいよ。私は悪くないもの。……まあ、少しは悪かったかもしれない。反省します。心の中で。
それにしても、ユージンにこんな個人的な家があったなんて知らなかったわ。
くっ、こういう場所に愛妾とかを連れ込むのよね。定番だわ。でも、私に知られてしまったから、もう無理よ。秘密兵器たちに調べてもらうことにする。
ユージンは私のものだもの。他の女に目移りするなんて許さない。
そこで、リンの言葉を思い出す。
「……これも、恋なのかしら」
独占欲、って確か恋の常套句よね。
でも、私の秘密兵器たちも私のものだと思ってる。独占欲はあるわ。
秘密兵器たちが私以外の人間に靡いたら許さないし、不幸になるのは絶対に許さない。
うぅー、恋ってわからない。リンもなんてこと言ってくれたのよ。
恋なんて本の中でしか知らない。考えたこともない。
「ねぇ、恋ってなんの話?」
「っ、な、し、しらないわ。どこから聞いたのよ」
「アスティが今言ってたけど」
くっ、ダダ漏れだったわ。
「気にしないで。ちょっと考えごとしてただけだから」
「ふぅん。ならいいけど。他の男に恋をしたとかじゃないよね?」
「そんな不誠実な女じゃないわ」
「それならいいや」
失礼ね。他の男に恋なんてしたら、その時点でユージンとさよならをしてるわよ。
だいたいユージン以上のレベルの顔なんていない。それにユージンと結婚すれば皇妃というこの国一番の女になれるのよ? 逃がすはずないじゃない。
というか、今の会話少しおかしい気がする。なんか違和感。
だって、ユージンって私はユージンのことを好きって思ってるんじゃ……。
「それよりアスティ、避妊薬飲む?」
「飲むわ。ありがとう」
ユージンに錠剤を渡されて、さっさと受け取る。さっきまでの考えは霧散して、今は目の前の避妊薬を飲むことに集中。飲まないって選択肢があるわけがない。
ユージンにもナカには出さないで、って言ってるのに毎回中出しだし……。シャワーを浴びるまで、精液でお腹たぷたぷなのよ。少しは手加減してもらいたい。私の美しい身体の線が崩れる。浴室で自分のあそこから白いものがたっぷりと出てきたのは衝撃だったわ。泣きたくなった。
ユージンに魔法で出してもらった水と一緒に避妊薬も飲み込めば完璧。
この避妊薬は完璧に避妊してくれるのよね。すごいと思う。私も欲しいなと思うけど、なんだかそれを準備してるってユージンとの行為を心待ちにしてるみたいで嫌。
「さて、帰りましょうか」
「そうだね。アスティも疲れたでしょ? 今日は私の部屋でゆっくり休もうね」
「……あなたの部屋?」
「私の部屋」
「わたくしが帰るのは自分の家よ?」
「まさか。帰すわけがないでしょ?」
にこにこと笑みを浮かべたままのユージンに、なんだか圧力を感じる。
まさか、まさかよね。私のかわいいユージンは圧力なんてかけないわ。気のせいだと思うけど、どうしてそうなったのかしら。
やっぱりドルテラのせい? ドルテラが寝取られるなんてしたからよね。だからユージンが心配性になったんだわ。許すまじ、ドルテラ。
「わたくし、そんな予定もないのにいきなり訪問なんてできないわ。それにメイドたちも待ってるの。ユージンに連れ去られるようにここにきたから、きっと心配してるわ」
「ああ、そうだ。アスティ、君はメイドを連れて来る気あるの?」
え? 連れてっていいの?
「連れてっていいなら連れて行きたいわ! あのね、お願いしたかったの。わたくしのかわいい子たちを連れて行けるかしらって。メイドじゃない子もいるんだけど、その場合はこっそり連れていくのかしら。一応私兵なんだけど」
ジュンとピーターは一応私兵よね。マーズとキュリーはメイドでいいとして、他の子達はそれぞれ仕事があるから、私と一緒には来ない。
ちなみに私が拾った子はちゃんと月曜日から日曜日まで揃ってるわ。みんな美しくてかわいくて賢いんだから。
「こっそりなんて。私兵じゃなくて騎士にすればいいよ」
「騎士に? できるの?」
「ちょっとした訓練は受けてもらうけどね。どうせアスティには護衛騎士が何人か必要だし、そこに入れてもらえるようにしよう」
「ユージン、ありがとう。大好きよ」
私の大好きの言葉にユージンが顔を真っ赤にする。
これ、使えるわね。かわいい顔は見れるし、一石二鳥だわ。今度から積極的に使おうかしら。
「嬉しい。私もアスティのこと愛してるよ」
「あっ、」
「アスティ、可愛い。アスティ、好き、大好き、愛してる」
「んっ、ちょ、」
「愛しい、愛してる、私の全てがアスティのもの」
そう囁きながら、ちゅっちゅっとリップ音の鳴るキスを顔中に落とされる。まるで宝物にそっとキスするみたいに優しい。
言わない、もう言わないわ。こんなことになるなんて聞いてないもの。
こんな甘い言葉を囁かれながら、キスされるなんて我慢できない。恥ずかしくてたまんない。
心臓がばっくんばっくんしてる。
大好きは封印ね。一を十で返されるのはたまらないわ。
「まっ、なんで押し倒すのよ」
「アスティが私を誘うから」
「誘ってないから、話し合いましょう? わたくし、今日は本当に家に帰らなくちゃいけないの」
マーズが心配するもの。きっと不安で泣いちゃうわ。
押し倒されながらも、ユージンから目を逸らさない。逸らしたら負けだと思うの。それに猛獣から逃げるときは目を逸らしたら負けって言うし。
「どうして?」
「だって、メイドを置いてきたままだったのよ。きっと不安で泣いてるわ。わたくしのかわいい子なの」
「なら、私の部屋には今度また泊まってくれる?」
「ええ、そうね。今度ね、今度」
あるかわからないけど。突発的な体調不良でダメになるかもしれないけど。
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