私が転生したのは乙女ゲームの世界でどの選択でも死ぬ悪役令嬢でした(泣)

全員集合

リリーちゃん⋯今日出会ったエレンの妹ちゃん。可憐な夕焼けのような紅色の髪に、真珠のようにキラめく白色の目の可愛い女の子
なんでっ、なんでーーー 関わったらダメな系な子達全員と関わりを持っちゃったよ私ぃ～ーー
そこはまだ大丈夫ですし、いけますけど！！まさかのヒロインを抜いたキャラ全員と遊ぶのだよォーーー え、なんでって？放心状態の時に皆集まって決めてたんだよ！最悪だよ。まさしく最凶の悪役令嬢 ローゼ･アドリックだよ！
⋯もう、寝よう

～朝～
来ちまったよっ 逃亡しようかな。ガチで
ス「ローゼ」
はえぇよーーースバルくぅーーーん！
ア「まだ寝てんのかぁ？」
兄弟揃って仲良しだな！おいっ
カ「義姉さーん 皆来たよ！」
うーん⋯知ってた。現実逃避中なのーー
シ「ロゼちゃん？寝ていらっしゃるの？」
あはは しぃーちゃん、起きてるよごめん
エ「いや、起きてるだろ」
オぃーーーーマゾ野郎お願いします黙って
リ「やっぱり嫌なのでしょうか？ｳﾙｳﾙ」
……罪悪感パないわ コレ
くそぉー 逝くしか無いな
ガチャっ
「っと、すみません おはようございます皆さん さっきまで着替え中でしたので部屋からでれなかったのです」
ス「そっか、おはようローゼ」
「おはようございます」
ア「まだ寝てんのかと思った」
「流石に起きてますわ」
カ「おはよう義姉さん 寝癖ついてるよ」
「へ？本当ありがとう」
シ「おはようございます ロゼちゃん」
「おはようシーちゃん」
エ「おはよ 寝坊助」
「だから起きてました」
リ「おはようございますローゼ様…ロゼちゃん」
「おはようりーちゃん」
皆さん気ずきました？全員９文字で返したの
「…」
知らないと思うけどすっげー殺気が流れてる。めっちゃ息苦しい
「あ、あの 良ければですけど、私の部屋にでも入りませんか？い、嫌なら違うところでもいいんですけどっ！！」
パァー
「「「「「「いいの！？(ですか)」」」」」」
「わ、私は全然いいですよ」
((((((うぉっしゃあーーーーー))))))
「じゃあ、どうぞ」
「「「「「「し、失礼します」」」」」」
ふわぁーー
レモンみたいな爽やかないい匂いin皆
「…臭いですか？」
「「「「「「いやいや全然いい匂い」」」」」」
「そ、そうですか。良かった ﾆﾊﾟｰ」
キュンッ