[R18]国一番の魔道悪女は、大陸一の剣聖に求愛される~無理やり奪われた初めての夜、注がれたのは甘すぎる愛でした~

しのギドラ

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3.暴かれる甘蜜(☆)

「やめて……ジーク、お願い。こんなの、あなたらしくないわ……っ」


「俺らしい? ……はは、エル。あんたは俺の何を見てきたんだ」


 ジークの手は、魔道士である彼女のそれとは全く異なっていた。

 剣の柄を握り込み、幾千の戦場を潜り抜けてきたその手は、驚くほど大きく、硬く、そして熱い。

 ざらついた質感が、エルレインの乳房の肌を容赦なくなぶる。


「あ……っ、ん……う……!」


「どうした。こんなに硬くして……嫌がっているのか、それとも俺を求めているのか?」


「ちが……っ、それは、あなたが……乱暴にするから……」


 エルレインは懸命に視線を逃がそうとするが、ジークは空いた手で彼女のあごを強引に固定し、逃げ場を塞ぐ。

 彼の手が胸を力強く揉みしだくたび、エルレインの身体はシーツの上で跳ねた。


「ひゃ……っ! ふぅっ……!」


「嫌、なんて……嘘だろ。あんたの身体は、こんなに俺を求めて熱くなってる」


 ジークの言葉は、甘く、じわりと効く毒だ。

 拒んでいるはずなのに、彼の手が触れるたびに、どろりとした熱が身体の奥へと広がっていく。

 「悪女」と罵られても平然としていられた彼女の心が、このジークの指先で、無残に崩されていくのがわかった。


 ジークの愛撫は、際限を知らなかった。

 胸元をじっくりと堪能した手が、次はくびれた腰へと滑り、そのままゆっくりと下へ降りていく。


「あ……ぁっ、……ジーク、そこは……っ!」


 シーツを握るエルレインの指が、じわりと白くなる。

 ジークの膝に割られた脚の間。

 そこは誰にも、彼女自身にさえも、ほとんど触れられたことのない場所だった。


「……他の男にここを触れさせるくらいなら、俺が今夜、一生消えない痕を刻んでやる」


 ジークの手がエルレインの下衣を掴み、一息に引き下ろす。

 白いレースの下に隠された、彼女の最も柔らかな場所が露わになった。


「っ……! いや、やめて……この先は……!」


「綺麗だ。エル……」


 ジークの視線が、蜜に濡れたそこに注がれている。

 黄金色の瞳の奥に揺れるのは、冷たい支配欲と、抑えきれない渇望、その両方だった。


「……ここだな。さっきからずっと、こんなに熱くなっていたのは」


 下着に守られているはずの秘所に、ジークの指がゆっくりと押し込まれる。

 ぞくりとした熱が、エルレインの背を駆け上がった。


「やめ……て……っ! あ、……ぁぁっ!」


 彼がその一点に触れた瞬間、エルレインの息が詰まった。

 敏感な突起を弾き、押し潰し、まるでエルレインの反応を楽しむようにゆっくりと、しかし確実に責め続ける。


「ひ……っ! ん、んんっ……!!」


 ジークがそこを転がし、指先でなぞるたびに、エルレインの腰が意志に反して浮き上がった。


「ほら、見てみろ。あんたの魔力、もうメチャクチャだぜ? ……それでも、他の男の前でこんな顔をするつもりだったか?」


「ちがっ……私は、そんな……んっ! ぁ、あああああっ!」


 あふれ出る蜜を利用して、ジークの指がそこを攻め立てる。

 指先が回るたびに、一番鋭く感じる場所を正確にとらえて離さない。

 エルレインの視界が快楽で砕け、喉の奥から制御不能な悲鳴が漏れ続けた。


「ジーク……っ、ジーク……! やだ、おかしく……なっちゃう……っ、助けて……!」


「……逆だ。俺はあんたを、ここから永遠に出られないように壊してやる」


 逃れられぬ快楽に、エルレインの意識はもう白い霧の中にあった。

 それでも指先が一点を弾くたびに、背筋を焼き切るような鋭い痺れだけが鮮明に届いた。


「だめ……っ、きちゃ……なにか、くる……っ、あぁっ……!」


「……そうか、知らないのか。教えてやるよ。俺の前だけで、だらしなく果てる感覚を」

 

 ジークの視線が、快楽に溺れるエルレインの上をゆっくりと這う。

 獲物を吟味するその視線も、今の彼女にはもう届かない。


「ほら、ここ好きなんだろ? ……誰も見てないから、そのまま思い切り、乱れろ」


 最後とばかりに、ジークの指が蜜に濡れた蕾へと深く沈み込んだ。


「う、あ、ああぁ――――!」


 エルレインの腰が、意志とは無関係に大きく跳ねた。

 稲妻のような快感に、思考がばらばらに弾け飛ぶ。

 喉の奥から自身でも知らない声が、とめどなくこぼれ落ちた。


「……はぁ、はぁ……」


「かわいいよ、エル。 ……でもまだ終わりじゃないからな」

 

 ジークの執着は、それだけでは満たされない。

 彼はまだ小刻みに震えが止まらないエルレインの秘部へと、再び太い指先を沈めた。


「ひぅ!? ……は……あぁ……っ き、つい……やだっ……!」


 絶頂の余韻も冷めないまま、過敏な粘膜を指が強引に押し広げていく。

 その指は鋼のように硬く、そして熱かった。


「……こんなに熱くして、俺の指を離さないくせに。……王太子の前でもこんな顔するつもりか、エル」


「……っ、やめ……やめて……。もう、おかしく……なる……っ」


 エルレインが首を振るが、ジークの指はさらに深く沈んでいく。

 内壁を何度もなぞり上げ、本番を受け入れるための準備をさせるように、執拗に中をほぐしていく。

 指が増えるたびに、快楽の余韻と鋭い苦悶が交互にエルレインの身体を貫いた。


「何も考えなくていい。俺の名前だけ呼んで、俺に抱かれることだけを考えろ。……俺もそろそろ我慢の限界だ」


 ぬめりを帯びた指が引き抜かれた瞬間、代わりに熱く硬いものがエルレインの脚の間へと押し当てられる。

 荒々しさと愛欲の混じった彼の匂いが、エルレインの鼻腔を塗り潰すように広がった。


「や、やめて……っ、これ以上は……お願い、いや……!」


「……嫌、か。そんな言葉、今夜限りで忘れさせてやる。あんたの中に、俺以外の居場所は作らせない」


 逃げ場を奪うように、ジークの唇が再び重なった。

 それは口づけと呼ぶには苛烈すぎる、彼女のすべてを征服しようとする意志の刻印だった。
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