27 / 112
27話 ちょっと待て、騙されるな
しおりを挟む
「どうした? 清見。何か気になることがあるのか?」
「いや、うん。スキルのさ、(微)がレベルアップするなら(仏間)もレベルアップしてもよさそうじゃないか?」
皆が押し黙った。なんか間がもたない。
「あ、その、ごめん。何でもない。レベルアップしないスキルがあってもいいよな」
「ふむ。でも清見は納得していないんだな?」
「どう言う事? トイレも仏間もレベルアップするって事?」
「そうね、攻撃や回復が訓練して経験値を手に入れるなら、空間スキルは使う事でそれが経験値にならないかしら」
郁未君のママさん、グッジョブ!それだ。
「だけど、昨日から仏間は使っているけど清見のスキル変化はないんだよな? 数字は出ていないんだろ?」
「使いが足りないのか、あとは使い方とか?」
「寝泊まりはしたけど仏間としての役目を果たしてない、とか」
「あ、まだ今日は仏壇に手を合わせていない」
全員が慌てて仏間に戻る。仏壇の前に並んで座り手を合わせた。各自がムニャムニャと唱えた。
「あ」
「えっ?」
「出たか?」
「出た。出ました。空間(仏間1.000001)。ゼロが多いな」
「それでも経験値が貯まる事がわかった。朝昼晩と手を合わせよう」
「となると郁未君ママのトイレも試したいわね。徒歩15分、往復30分かぁ。ちょっと遠いけど、トイレは必ず郁未君ママさんとこのを使わせてもらう?」
「是非是非お願い。私もレベルアップしてみたいわぁ。トイレのレベルアップがどんなものかわからないけど」
徒歩15分の道のりを皆で話しながら歩いた。俺が付けた印を見ながらだ。これだけ印があれば道に迷う者もいないだろう。
歩きながら回復の経験値の事を考えた。
雑草に回復を何度かかけた事で経験値が表示された。回復(微1.000001)。
きっと経験値が増えていくと『回復(微2.000000)』になるんだよな?
それは、つまり、回復微妙(微量?微小?)レベルが2になっただけだ。
『微妙』はレベル幾つまであるんだ?
経験値を百万貯めるのさえかなり大変なのだが、百万貯めてレベル1アップ。それも『微妙』の、レベル2だ。
レベル10にするには経験値が一千万!
『微妙』はレベル10でカンストか?レベル100とかまであったら気絶もんだぞ?微妙のくせに。
そんで?『微妙』の次は何だ?
回復……(小とかか?)
回復(中)
回復(大)
回復(特大)
いや、回復(低級)、回復(中級)、回復(高級)…………。
回復(まぁまぁ)、回復(そこそこ)、回復(それなり)……分かりづらっ。
どんな表示にしろ、気が遠くなるな。これは考えたら負けなやつだ。そうだな、考えたら終わりだ。
俺が回復に思いを馳せている時にみんなは空間スキルについて語り合っていたようだ。
「トイレや仏間ってレベルアップするとどうなるの?」
「さあ?」
「トイレットペーパーがシングルからダブルになるとかかしら」
「えっ、そういうレベルアップなの? 流せる水の量が増えるとか」
「便座が暖かくなる、とか」
「やだぁ、うちのトイレはちゃんと便座ウォーマー付いてるわよ」
「仏間はどうなるんだ?」
「仏壇がグレードアップしてゴージャスな仏壇になるのかしら」
そんな話で盛り上がっているとあっという間にトイレに到着した。
交代でトイレを使用する。
最後に郁未君ママさんが入り、出てきたあとに例の踏ん張りでスキルを確認していた。
「あ、あらあら、出てるわぁ。空間(トイレ1.000001)。気が遠くなりそうな数字ね」
「もっと頻繁に使わないとゴージャストイレにならないわよ」
「でも片道15分は遠くなぁい?」
帰り道そんな話をしながら歩いて仏間まで帰ってきた。
「いい運動にはなるけどトイレのたびに往復30分かぁ」
「トイレを持ってくる事は出来ないの?」
どうやって?
鮎川さんのその言葉に、皆、うんうんとうなずく。移動できるもんならこっちに持ってきたいよな。
「ん? もしかしてレベルアップすると移動出来るのとか? スキル『空間(移動式トイレ)』に?」
「なるほど」
なんの気無しに呟いたら聞かれていた。
「とりあえず清見、お前仏間を持ち上げてみろ。えいやー!と」
無茶を言う。そんな事が出来れば苦労はしないよ。
ふんすーっ!
あ、動いた?
動いたぞ?
動いた……よな?
兄貴と鮎川さんがポカンとする中、郁未君ママが郁未君を鮎川さんに差し出した。
「ごめん、ちょっとトイレ取ってくるから持ってて」
「あ、危険なんで一応ついて行きますよ」
兄貴と郁未君ママさんが今行ってきたトイレ方面へと森の中に消えていった。
俺は仏間を持ち上げたり下ろしたりと試した。持ち上げたと言っても地面に埋まってると思ってた部分が地上に出てくる程度だ。
そして、少しズラしてまた地面に着地させて手を離すと埋まる。
ふむ、やはりただ置いてあるだけじゃないんだ。隣で鮎川さんも一緒にガン見していた。
郁未君と裕理は、地面に敷いたシートの上で遊んでいる。
「どうなってるのかしらね。清見君ってマジシャン?」
「違います」
「えと、建築士とか土建屋さん?」
「……がいます。ただの引きニートです」
「最近のニートは凄いわね。あ、そうだ。私が乗ってても持ち上がる?」
そう言って鮎川さんが靴を脱いで仏間に上がった。
「どうぞ。やってみて」
えぇ………。ふんしょおおおお。上がらない。
よいっしょお!ふんしょ!えっさ!
持ち上がらないぞ?
「ダメね? 私が重いからって事はないわよね?」
鮎川さんの目が怖かったので首をブンブンと横に振った。
「た、たぶん、人が居る空間はダメなのかな」
「そうね。そうよね、うん」
首をブンブン縦に振った。
兄貴と郁未君ママさんが戻ってきた。思ったより時間がかかったな。けどちゃんとトイレも持ってこれたようだ。
「慣れるまで操作が難しかったわぁ。油断すると手から離れちゃってぇ」
「でも、持ち運び出来るって便利ですね」
「それに近くなったから頻繁に使ってレベルをあげましょうよ」
加瀬家の仏間の横にトイレが設置された。
「どこかにお風呂落ちてないかしら」
「キッチンも欲しいわね」
女性陣達、強っ。
「いや、うん。スキルのさ、(微)がレベルアップするなら(仏間)もレベルアップしてもよさそうじゃないか?」
皆が押し黙った。なんか間がもたない。
「あ、その、ごめん。何でもない。レベルアップしないスキルがあってもいいよな」
「ふむ。でも清見は納得していないんだな?」
「どう言う事? トイレも仏間もレベルアップするって事?」
「そうね、攻撃や回復が訓練して経験値を手に入れるなら、空間スキルは使う事でそれが経験値にならないかしら」
郁未君のママさん、グッジョブ!それだ。
「だけど、昨日から仏間は使っているけど清見のスキル変化はないんだよな? 数字は出ていないんだろ?」
「使いが足りないのか、あとは使い方とか?」
「寝泊まりはしたけど仏間としての役目を果たしてない、とか」
「あ、まだ今日は仏壇に手を合わせていない」
全員が慌てて仏間に戻る。仏壇の前に並んで座り手を合わせた。各自がムニャムニャと唱えた。
「あ」
「えっ?」
「出たか?」
「出た。出ました。空間(仏間1.000001)。ゼロが多いな」
「それでも経験値が貯まる事がわかった。朝昼晩と手を合わせよう」
「となると郁未君ママのトイレも試したいわね。徒歩15分、往復30分かぁ。ちょっと遠いけど、トイレは必ず郁未君ママさんとこのを使わせてもらう?」
「是非是非お願い。私もレベルアップしてみたいわぁ。トイレのレベルアップがどんなものかわからないけど」
徒歩15分の道のりを皆で話しながら歩いた。俺が付けた印を見ながらだ。これだけ印があれば道に迷う者もいないだろう。
歩きながら回復の経験値の事を考えた。
雑草に回復を何度かかけた事で経験値が表示された。回復(微1.000001)。
きっと経験値が増えていくと『回復(微2.000000)』になるんだよな?
それは、つまり、回復微妙(微量?微小?)レベルが2になっただけだ。
『微妙』はレベル幾つまであるんだ?
経験値を百万貯めるのさえかなり大変なのだが、百万貯めてレベル1アップ。それも『微妙』の、レベル2だ。
レベル10にするには経験値が一千万!
『微妙』はレベル10でカンストか?レベル100とかまであったら気絶もんだぞ?微妙のくせに。
そんで?『微妙』の次は何だ?
回復……(小とかか?)
回復(中)
回復(大)
回復(特大)
いや、回復(低級)、回復(中級)、回復(高級)…………。
回復(まぁまぁ)、回復(そこそこ)、回復(それなり)……分かりづらっ。
どんな表示にしろ、気が遠くなるな。これは考えたら負けなやつだ。そうだな、考えたら終わりだ。
俺が回復に思いを馳せている時にみんなは空間スキルについて語り合っていたようだ。
「トイレや仏間ってレベルアップするとどうなるの?」
「さあ?」
「トイレットペーパーがシングルからダブルになるとかかしら」
「えっ、そういうレベルアップなの? 流せる水の量が増えるとか」
「便座が暖かくなる、とか」
「やだぁ、うちのトイレはちゃんと便座ウォーマー付いてるわよ」
「仏間はどうなるんだ?」
「仏壇がグレードアップしてゴージャスな仏壇になるのかしら」
そんな話で盛り上がっているとあっという間にトイレに到着した。
交代でトイレを使用する。
最後に郁未君ママさんが入り、出てきたあとに例の踏ん張りでスキルを確認していた。
「あ、あらあら、出てるわぁ。空間(トイレ1.000001)。気が遠くなりそうな数字ね」
「もっと頻繁に使わないとゴージャストイレにならないわよ」
「でも片道15分は遠くなぁい?」
帰り道そんな話をしながら歩いて仏間まで帰ってきた。
「いい運動にはなるけどトイレのたびに往復30分かぁ」
「トイレを持ってくる事は出来ないの?」
どうやって?
鮎川さんのその言葉に、皆、うんうんとうなずく。移動できるもんならこっちに持ってきたいよな。
「ん? もしかしてレベルアップすると移動出来るのとか? スキル『空間(移動式トイレ)』に?」
「なるほど」
なんの気無しに呟いたら聞かれていた。
「とりあえず清見、お前仏間を持ち上げてみろ。えいやー!と」
無茶を言う。そんな事が出来れば苦労はしないよ。
ふんすーっ!
あ、動いた?
動いたぞ?
動いた……よな?
兄貴と鮎川さんがポカンとする中、郁未君ママが郁未君を鮎川さんに差し出した。
「ごめん、ちょっとトイレ取ってくるから持ってて」
「あ、危険なんで一応ついて行きますよ」
兄貴と郁未君ママさんが今行ってきたトイレ方面へと森の中に消えていった。
俺は仏間を持ち上げたり下ろしたりと試した。持ち上げたと言っても地面に埋まってると思ってた部分が地上に出てくる程度だ。
そして、少しズラしてまた地面に着地させて手を離すと埋まる。
ふむ、やはりただ置いてあるだけじゃないんだ。隣で鮎川さんも一緒にガン見していた。
郁未君と裕理は、地面に敷いたシートの上で遊んでいる。
「どうなってるのかしらね。清見君ってマジシャン?」
「違います」
「えと、建築士とか土建屋さん?」
「……がいます。ただの引きニートです」
「最近のニートは凄いわね。あ、そうだ。私が乗ってても持ち上がる?」
そう言って鮎川さんが靴を脱いで仏間に上がった。
「どうぞ。やってみて」
えぇ………。ふんしょおおおお。上がらない。
よいっしょお!ふんしょ!えっさ!
持ち上がらないぞ?
「ダメね? 私が重いからって事はないわよね?」
鮎川さんの目が怖かったので首をブンブンと横に振った。
「た、たぶん、人が居る空間はダメなのかな」
「そうね。そうよね、うん」
首をブンブン縦に振った。
兄貴と郁未君ママさんが戻ってきた。思ったより時間がかかったな。けどちゃんとトイレも持ってこれたようだ。
「慣れるまで操作が難しかったわぁ。油断すると手から離れちゃってぇ」
「でも、持ち運び出来るって便利ですね」
「それに近くなったから頻繁に使ってレベルをあげましょうよ」
加瀬家の仏間の横にトイレが設置された。
「どこかにお風呂落ちてないかしら」
「キッチンも欲しいわね」
女性陣達、強っ。
100
あなたにおすすめの小説
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる