面白いー読み応えあったー

へーなるほどー
と思わせる物語で、非常に面白かったです。一気読みしました。

国にとっての大きな秘密ですよね。それを守る為に何年もの間試行錯誤して国の為にと舵を取る重鎮達。

魔石がある限り、魔石の守護を受ける為には王家の血を絶やすことが出来ない、しかし非常にもなり切れない、だから…
の内容に、なるほどなーのひと言です。

クリスティンの未来に、あの人が合わさることがあるのかすごく気になるので、その後の物語があれば是非読みたいです‼︎
とにかく、クリスティンが幸せになれていれば嬉しいですね。父宰相が愛妻の忘れ形見だから、いい嫁ぎ先を選びそうではありますがね😊

大人も間違えている、と王妃がきちんと言葉にしてくれて良かったです。
偉そうに語るクリスティンの父も周囲も、こうならないように自分達が導く事もしないで子供に背負わせた癖に苛々したので。成長や見定めとしても下手くそだったのは大人の思惑であり、人間扱いがなっていない重鎮だと感じましたので。
犠牲になったり、間違えたりした若人にはどんな未来があるかわかりませんが、父や大人には理解できていないクリスティンと彼のすれ違いと互いを思う気持ちが必ずしも良い未来にだけつながるわけではなかったのはこの先の糧にするしかないですね。
思惑というには打算の多い国の重鎮ばかりですが、下は負けずに育つしかないから応援したいところです。