真 遠呂知討伐伝

Szak

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遠呂知と三貴神

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 遠呂知と御影が工房の狙われる話しをしてる頃、下界と言われる人界では悪の親玉である遠呂知を討伐した者には褒賞を出すという御触れが出ていたのだが、遠呂知というものに会った事も無ければ迷い人が返って来た時の話しを鵜呑みにするほど迷い人を信じてもいなかったのだが、そこに神の遣いを名乗るものが現れて迷い人の言ってることは事実だと言って退けたのだった。

 「なあ、下界にいるアレ本当に遣いだと思うか?」

 「間違えなく騙りだろうな!我たちが遣いを出すことはない。なぜなら、下界に遣いを出せるのは創造主様以外出来ないからな!」

 「それにしても最近、迷い人が多くないか?誰かが意図的に迷い人をこちらに引き込んでるように思えるのだがな。」

 「それから、これは迷い人たちから聞いたことなのだが、八俣とか八岐とか言われてるらしいぞ!」

 「ああ、遠呂知ではなく大蛇のことだろ?なんで俺が悪者にされてあの素戔嗚もんだいじに俺が討伐されたとかの話しになってるのやら?」

 「別に三貴神が特別偉い訳でも何でもないのにな!そもそも、素戔嗚なんて問題ばかり起こすから高天原から追放されたやつじゃねか!」

 「まあ、そういうな下界では、その方が都合がいい連中がいるんだろうからな!」

 「そもそも、主神が神を造り出す所すら知らない連中に好きに言われるのは性に合わんのだ!」

 「神の名前だって勝手付けてやがるしな!俺たちが下界の民に名乗ることは無いというのにな」

 「ああ、そういえば勝手に名前付けてたな」

 「遠呂知よ、おまえが製鉄の神であることを言わぬせいもあるのではないか?」

 「あー そういえばそんな呼ばれ方してたな。俺が製鉄の神と名乗った所で何も変わりはしなさ、火に関連する神は下界では悪者扱いにされるだけで敬う事はないからな!」

 遠呂智と会話をしているのは鍛冶神の1柱である御影なのだが遠呂知の言う通り火に関する神のイメージは下界ではもの凄く悪いことは知っており、頭を抱えることは無い物の他の鍛冶神からもどうにかならんかと言われていたのだった。
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