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特別編2 マジカルクリスマスパーティー!
特別編5-1
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やぁみんな!みやび、風上雅って言うんだよ!
今日はクリスマスパーティ!
大きなホテルの一室に準備がされているみたいで、みやび達はそこに来たよ!
今日は招待されたけど詳しい赤羽お兄さんもつみきちゃんもいない!
みやびと紅ちゃんだけになっちゃったから、ビャクちゃん達と行動するんだよ!
みやびはクロちゃんとキルくん!
紅ちゃんはビャクちゃんと、この前のメイドさんの娘、東城笑顔ちゃんと!
人数が逆に多すぎるから結局二つに分かれてるよ!
うーん、紅ちゃん大丈夫かなー?
「にゃー!雅会いたかったにゃー!!」
「キュルルル!僕だって雅に抱きつくし!!」
「あーうー、2人ともいい子いい子ー!」
「にゃーん!」
「きゅるー!」
【東の聖獣】が2匹も、愛玩も同然に飼い慣らされている。
しかも聞けば、歌兎の効果ではなく、あの少女、風上雅と契約妖怪のウィンの力だという。
【東の聖獣】も地に落ちたな、と私は思いながら、黒服の襟を正す。
「ガウガウ、さて紅ちゃん。今日はあなたにプレゼントがあります。というかもう内容は知っているだろうし、驚くことはないかもだけれど」
【東の聖獣】次期トップが約束されている少女、西条ビャクヤ様は、一般人であるはずの少女と距離が近い。
別に気にはしない。
私はメイドであり、東城家すべての妖怪と相性が合わなかった。
戦場の人達に嫉妬などするだけ無駄というもの。
「手筈通り、約束通り、順番通りにやるし。しかし本当に良いのか?」
「ガウ、大丈夫」
「失礼ながらお嬢様方」
訳わからない話と、次期トップのビャクヤ様へタメ口を聞く少女に苛立ちを覚え、私は口を挟む。
「内緒話をするのなら場所を改めてはどうかと」
「ガウガウ、それもそうね。別室にむかいます」
ビャクヤ様と少女は、会場の外へ向かう。
向こうでは風上雅とキルラ様、クロミ様がお食事をしていて、つまり彼女達から遠ざかることになる。
「おの、ビャクヤ様?風上雅から離れて良いのでしょうか」
「ガウ?」
「伝承でしかなかった天界18聖獣が1体、歌兎のラピスですよ?守らなくて良いのですか?」
「あん?ビャクヤこいつ、何も知らせてないのか?大丈夫だし?」
「ガウガウ」
結局そのまま会場の外に出て、別室。
そこには私のお母さん、東城素直がやはり黒服で立っていた。
「カメラの調子はどうだし?」
「滞りなくでございます」
その部屋は、会場を上から何箇所も写しているモニターが置かれていた。
監視カメラ?
「ガウ、エガちゃんは今日、何をするか分かってないようだから教えてあげますね。合言葉は《披露と断罪》」
「何が起こるというのでしょうか」
「今まで雅ちゃんが問題なく過ごせていたのは、常に周りに誰かいたから。現東城最強の【東城の悪魔】然り、絶対の力を誇る、無名から成り上がった魔法少女【重力の魔法少女】然り、そしてガウ、西条にして東城の次世代最強【東の聖獣】、それに紅ちゃんもですよ」
「作戦名【詳細不明】と銘打って修行を励んだし」
「ガウガフフ。今、雅ちゃんを守るのはキルとクロのみ。もちろん彼らも強いんだけど、《最強》の名を関してはいない。つまり子供で、よその子で、強いといえども最強ではないとしたら、狙うなら今じゃない?」
「失礼ですがビャクヤ様、東城の中にそんな犯罪者じみた方が混じっていると?」
「いや……見ろよ、もう始まったみたいだし」
「え?」
私はモニターを見る。
1人の魔術師と、その前には2人の妖怪化した妖怪憑きが!
「ガウガウ、おそらくガウたちの動向を見守っていたのでしょう。ガウ達が部屋を離れた短時間で終わらせるつもりですね。ガウ達があえて席を外したとも知らず。滑稽な」
「紅様、お荷物です」
「素直さんありがとうだし」
モニターから目を離すと、無能力者の少女が黒服を脱いでいた。
「あ、あなたそれ……!」
「はっはっは。そうさ、これが俺の力だし!」
「ガウガウ、行きましょう。そして証明しましょう。あなたが友達のために、どれだけ頑張れるかを」
今日はクリスマスパーティ!
大きなホテルの一室に準備がされているみたいで、みやび達はそこに来たよ!
今日は招待されたけど詳しい赤羽お兄さんもつみきちゃんもいない!
みやびと紅ちゃんだけになっちゃったから、ビャクちゃん達と行動するんだよ!
みやびはクロちゃんとキルくん!
紅ちゃんはビャクちゃんと、この前のメイドさんの娘、東城笑顔ちゃんと!
人数が逆に多すぎるから結局二つに分かれてるよ!
うーん、紅ちゃん大丈夫かなー?
「にゃー!雅会いたかったにゃー!!」
「キュルルル!僕だって雅に抱きつくし!!」
「あーうー、2人ともいい子いい子ー!」
「にゃーん!」
「きゅるー!」
【東の聖獣】が2匹も、愛玩も同然に飼い慣らされている。
しかも聞けば、歌兎の効果ではなく、あの少女、風上雅と契約妖怪のウィンの力だという。
【東の聖獣】も地に落ちたな、と私は思いながら、黒服の襟を正す。
「ガウガウ、さて紅ちゃん。今日はあなたにプレゼントがあります。というかもう内容は知っているだろうし、驚くことはないかもだけれど」
【東の聖獣】次期トップが約束されている少女、西条ビャクヤ様は、一般人であるはずの少女と距離が近い。
別に気にはしない。
私はメイドであり、東城家すべての妖怪と相性が合わなかった。
戦場の人達に嫉妬などするだけ無駄というもの。
「手筈通り、約束通り、順番通りにやるし。しかし本当に良いのか?」
「ガウ、大丈夫」
「失礼ながらお嬢様方」
訳わからない話と、次期トップのビャクヤ様へタメ口を聞く少女に苛立ちを覚え、私は口を挟む。
「内緒話をするのなら場所を改めてはどうかと」
「ガウガウ、それもそうね。別室にむかいます」
ビャクヤ様と少女は、会場の外へ向かう。
向こうでは風上雅とキルラ様、クロミ様がお食事をしていて、つまり彼女達から遠ざかることになる。
「おの、ビャクヤ様?風上雅から離れて良いのでしょうか」
「ガウ?」
「伝承でしかなかった天界18聖獣が1体、歌兎のラピスですよ?守らなくて良いのですか?」
「あん?ビャクヤこいつ、何も知らせてないのか?大丈夫だし?」
「ガウガウ」
結局そのまま会場の外に出て、別室。
そこには私のお母さん、東城素直がやはり黒服で立っていた。
「カメラの調子はどうだし?」
「滞りなくでございます」
その部屋は、会場を上から何箇所も写しているモニターが置かれていた。
監視カメラ?
「ガウ、エガちゃんは今日、何をするか分かってないようだから教えてあげますね。合言葉は《披露と断罪》」
「何が起こるというのでしょうか」
「今まで雅ちゃんが問題なく過ごせていたのは、常に周りに誰かいたから。現東城最強の【東城の悪魔】然り、絶対の力を誇る、無名から成り上がった魔法少女【重力の魔法少女】然り、そしてガウ、西条にして東城の次世代最強【東の聖獣】、それに紅ちゃんもですよ」
「作戦名【詳細不明】と銘打って修行を励んだし」
「ガウガフフ。今、雅ちゃんを守るのはキルとクロのみ。もちろん彼らも強いんだけど、《最強》の名を関してはいない。つまり子供で、よその子で、強いといえども最強ではないとしたら、狙うなら今じゃない?」
「失礼ですがビャクヤ様、東城の中にそんな犯罪者じみた方が混じっていると?」
「いや……見ろよ、もう始まったみたいだし」
「え?」
私はモニターを見る。
1人の魔術師と、その前には2人の妖怪化した妖怪憑きが!
「ガウガウ、おそらくガウたちの動向を見守っていたのでしょう。ガウ達が部屋を離れた短時間で終わらせるつもりですね。ガウ達があえて席を外したとも知らず。滑稽な」
「紅様、お荷物です」
「素直さんありがとうだし」
モニターから目を離すと、無能力者の少女が黒服を脱いでいた。
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