WUSOH〜魔法少女【神風ウィン】

ラドリー

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特別編2 マジカルクリスマスパーティー!

特別編6-4

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「クリスマスパーティ後、つまりイブナイトだ。オレと雅はビャクヤの粋な計らいで、ゴージャスなホテルの一室に泊まることになったし」
「だれに説明してるんだよ?」
あの後、ホテル会場にいた謎の魔法使いさんは突然消えました!
スネアさん、ゲートさんの洗脳は完全に途絶え、周囲の【妖怪憑き】さんと一緒に怪我人たちの治療をしていたところ、紅ちゃんたちが大元をやっつけてくれたみたいです!
やったね!
紅ちゃんすごい!
「雅も頑張ったし」
「そう!みやび頑張ったんだよ!聞いて聞いて!!」
結構動いて汗だくだったみやびたちは一緒にお風呂で洗いっこ、今はバスローブ?を身につけて紅ちゃんの腕枕に甘えてるんだよ!
「そういえばその大元って、どんな人だったの?」
「首謀者か?まぁなんだ、オラオラ系の男の子だったし。師匠が過去に使っていた霊術を使ってたっぽいけど、オレにゃ全く効かなかったな」
「紅ちゃんかっこいいんだよ!」
「そういえば」
紅ちゃんは話を変えるかのように、みやびの頭を撫でます!
紅ちゃん、お姉ちゃんみたいで好きー!
「召喚ってなんだし?あれ魔法使いとか魔法少女じゃなくても使えるのか?」
「えーどうなんだろ。妖怪とか、妖怪憑きの人たちは使ってなかったんだよ?」
「ウィンとラピスはなんか知ってるし?」
『ワタシは知らないんだよ!』
『わっちも。というか、だからそれが奥の手なんだと思うわよん!』
「奥の手。まぁそうか。MAHシステムのパーツ貸してくれたしな」
「えむえー、なに?」
「そういや明日ここから帰ったら行くとこあるんだけど、雅明日暇か?」
「話はぐらかされてるー!いやん、別に明日はおひまだよ!もう冬休みだからね!どこいくんだよ?」
「姫神のお兄ちゃんだし。稽古つけてもらってたから」
「三葉くんのお兄ちゃん!しってるよ!女装癖隠してる一族!」
「いやまぁ間違ってないんだけど。とりあえず一週間経てば年末年始なんだし、今のうちに挨拶回りいっとくし」
「挨拶回りー?お正月に行くものじゃない?」
「あのなぁ、そろそろ分かれよ雅?」
『年末年始は妖怪達も活性化するよ!なんてったってめでたくて無礼講の日!鏡餅の妖怪が餅つきしながら暴れまわるわよん!』
「え!お正月から働くの!?やだー!!」


「ご機嫌麗しゅう。翼さん、パーティは楽しかったかしら?」
「分かっていってるんならその首切り落とすかんな葵」
「いやですわ、そんな野蛮なこと言わないでくださいまし?」
あの時、聖のビームに撃たれた俺っち。
あいつらからは跡形もなく消し飛んだと思われたのだろう。
なんてことはない、あれは霊力供給のビームだ。
通常の脱出霊術が使えなかったから、俺っちは禁断の次元魔法を使った。
霊力を使い次元に穴を開け、そこから脱出。
次元の裂け目には豊富な霊力が漂っているため、開くだけで良い。
一度開けば無限と言われる異次元の霊力を利用できる。
「ところで葵、お前どこまで見てた?」
「全部見てましたわ。まぁ素人に無様に負けて。最強のクロガネアウスを倒したワタクシとはえらい違うやられっぷりでしたわね」
「分かってて言ってんだろ」
「はいはい分かっておりますわ。聞きたいことがあるんでしょう?主に3つ」
「破勝拳とはなんなのか。なぜMAHシステムを持っていたのか。本当に東城赤羽を西条ビャクヤが召喚したのか」
「破勝は【五種の武】でございます。血統霊術【四天王家】の技。東城をはじめとした【四方家】とは対をなす妖怪退治の専門家」
「なるほどな、強いとは思ったがなんか強めの武術だったんだな」
我ながら変な感想だな。
仕方ない。魔法使いなんだから、武術に興味なんかないんだ。
「そんな感想しかないならあなたはきっとおバカさんですわ。……MAHシステムは、どうなんでしょうね。一式揃えたら国が買える、それこそ霊術を使わなくても妖怪と戦える装備。あんな子が持ってるはずないのですが」
「あん?あぁ違うぜ。見てたんだろ?西条ビャクヤの左手にあった、春間紅と同じ手甲。あいつら2人で一つの装備を分け合っていたんだ」
左右で一つずつ、同じグローブを分け合っていた。
春間紅のあの手甲がMAHシステムのトリガーなのならば、中途半端だった理由も説明がつく。
武器、及び鎧はビャクヤ側のグローブで召喚するものだったから、春間紅は一部しか使えなかったのだ。
「同じやつでした?西条ビャクヤはあのグローブいつもつけてる気がしますけれど」
「あぁそうだ。あれは普段、両手共に西条ビャクヤが身につけているもの。つまり西条ビャクヤはかなり前の段階からMAHシステムを所有していたことになる。だから聞いてんじゃねぇか。なぜ西条の人間がMAHシステムを、なぜ南城の武器を持っているか、だ。最後の質問もそう。なぜ魔法使いではないビャクヤが東城赤羽を召喚できたのか。そもそも人を召喚て聞いたことあるか?」
「聞いたことはないですが、あそこにいた誰かに、まだ隠された秘密がある事は確かですわね。
「そもそも西条で妖怪憑きってだけでおかしいんだ。確かあの3人は西条のカードで適性がなかったみたいな話だが、本当にそうか?俺っちの考えはこうだ。これが正しければ、あの空間が脱出の霊術無効で、次元の霊術が有効だった説明もつく。つまり、西条ビャクヤは……」

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