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第13話:呪いのような誘惑の力
「肩の力を抜いて、そんなに緊張しなくていいのよ?」
(む、むむむ、無茶なっ!カエラさん、無茶ですよ!)
僕は口には出さないで心のうちでそう突っ込んだ。だってここはお風呂場で、僕は裸で、僕の座るイスの後ろにはとてもきれいで大人の色気を放つ女性がいるんだもの、無茶だよそんなの!
「背中から洗っていくからね」
カエラさんはそういうと、手の器にボディソープをのせると伸ばして泡を作っていく。そしてそれを僕の背中にゆっくりと伸ばしていく。
泡で摩擦の少なくなった僕の背中をつーっとカエラさんの手がなぞる。少しこそばゆいようなゾクゾクとする感覚にいけないとはわかっていても僕の体は反応してしまう。
どくんと跳ねる鼓動は、背中を伝ってカエラさんにばれてしまうんじゃないだろうか。
すーっと僕の背骨をなぞるようにカエラさんの人差し指がなでる。体を襲うゾクゾクに、僕は思わずあっと小さく声を上げてしまった。
かぁっと熱くなる顔。カエラさんはくすくすと、なんだか愛おしい様子で笑っていた。
「かわいいわ、ユウ君。すごくかわいい。そんな声を聞かされちゃうとお姉さんちょっと意地悪くしたくなっちゃうわ」
「はぅ!///」
カエラさんは僕の耳元でそうつぶやいた。唇が軽く耳たぶに触れる。艶やかな声色とともに耳にかかる吐息。今までのエッチでは無かった、じわりじわりと次第に興奮してくるこの感じ。
僕の頭にはあるひとつの懸念がよぎる。
(もしかしてカエラさん、僕のスキルに・・・)
僕の特殊スキルのひとつ、誘惑は対象に対し効果のある無しで表記されていない。どういう対象に対し100%効果があるかという記載の仕方をしている。
であれば、対象以外の生物に対しても100%ではないにしろ何割か効果のあるはずなのだ。
そして今、僕の誘惑スキルはレベルが2。対象の範囲もより広くなっている!
「カエラさ…!?」
後ろを振り返ろうとしたそのとき、僕の横腹からにゅっと出てきたカエラさんの腕は僕の動きを静止させる。ぐるりと腕を回しぎゅっと抱きしめられた僕の背中には、豊満な二つの胸が直に押し付けられていた!
首筋にかかるカエラさんの息がすごく熱い。はぁはぁと苦しそうに、切なそうに息を切らしている。
「ごめんねユウ君。あったばっかりでこんなこと、だめだよね。でもおかしいの。体が火照って収まりがつかないの…」
ボディソープでぬらぬらとするその手のひらは僕の体をすべり、その指先で僕の両乳首を刺激する。
「はぁあぅ!か、カエラさん…」
「ユウ君、言ってたよね?すきるっていうので無意識に魔物を誘惑して襲われちゃったんだって。きっとお姉さんもユウ君に魅了されちゃったんだよね?だっておかしいもの。いつもはこんなんじゃないのに・・・くぅっ!」
泡だらけの僕の背中にこすりつけるように、カエラさんは自分の胸を上下させる。突起した乳首が僕の背中をなぞるのがわかる。
「自分でも驚くくらい、あそこがうずいちゃうの。ねぇユウ君、お願い。私の体を、鎮めてほしいの」
こんな状態で、いやらしく発情したカエラさんにお願いをされてNOという男が果たしているのだろうか。
なんだかどう返事をしたらいいのかわからなくて、僕はこくんと首を縦に振った。
(む、むむむ、無茶なっ!カエラさん、無茶ですよ!)
僕は口には出さないで心のうちでそう突っ込んだ。だってここはお風呂場で、僕は裸で、僕の座るイスの後ろにはとてもきれいで大人の色気を放つ女性がいるんだもの、無茶だよそんなの!
「背中から洗っていくからね」
カエラさんはそういうと、手の器にボディソープをのせると伸ばして泡を作っていく。そしてそれを僕の背中にゆっくりと伸ばしていく。
泡で摩擦の少なくなった僕の背中をつーっとカエラさんの手がなぞる。少しこそばゆいようなゾクゾクとする感覚にいけないとはわかっていても僕の体は反応してしまう。
どくんと跳ねる鼓動は、背中を伝ってカエラさんにばれてしまうんじゃないだろうか。
すーっと僕の背骨をなぞるようにカエラさんの人差し指がなでる。体を襲うゾクゾクに、僕は思わずあっと小さく声を上げてしまった。
かぁっと熱くなる顔。カエラさんはくすくすと、なんだか愛おしい様子で笑っていた。
「かわいいわ、ユウ君。すごくかわいい。そんな声を聞かされちゃうとお姉さんちょっと意地悪くしたくなっちゃうわ」
「はぅ!///」
カエラさんは僕の耳元でそうつぶやいた。唇が軽く耳たぶに触れる。艶やかな声色とともに耳にかかる吐息。今までのエッチでは無かった、じわりじわりと次第に興奮してくるこの感じ。
僕の頭にはあるひとつの懸念がよぎる。
(もしかしてカエラさん、僕のスキルに・・・)
僕の特殊スキルのひとつ、誘惑は対象に対し効果のある無しで表記されていない。どういう対象に対し100%効果があるかという記載の仕方をしている。
であれば、対象以外の生物に対しても100%ではないにしろ何割か効果のあるはずなのだ。
そして今、僕の誘惑スキルはレベルが2。対象の範囲もより広くなっている!
「カエラさ…!?」
後ろを振り返ろうとしたそのとき、僕の横腹からにゅっと出てきたカエラさんの腕は僕の動きを静止させる。ぐるりと腕を回しぎゅっと抱きしめられた僕の背中には、豊満な二つの胸が直に押し付けられていた!
首筋にかかるカエラさんの息がすごく熱い。はぁはぁと苦しそうに、切なそうに息を切らしている。
「ごめんねユウ君。あったばっかりでこんなこと、だめだよね。でもおかしいの。体が火照って収まりがつかないの…」
ボディソープでぬらぬらとするその手のひらは僕の体をすべり、その指先で僕の両乳首を刺激する。
「はぁあぅ!か、カエラさん…」
「ユウ君、言ってたよね?すきるっていうので無意識に魔物を誘惑して襲われちゃったんだって。きっとお姉さんもユウ君に魅了されちゃったんだよね?だっておかしいもの。いつもはこんなんじゃないのに・・・くぅっ!」
泡だらけの僕の背中にこすりつけるように、カエラさんは自分の胸を上下させる。突起した乳首が僕の背中をなぞるのがわかる。
「自分でも驚くくらい、あそこがうずいちゃうの。ねぇユウ君、お願い。私の体を、鎮めてほしいの」
こんな状態で、いやらしく発情したカエラさんにお願いをされてNOという男が果たしているのだろうか。
なんだかどう返事をしたらいいのかわからなくて、僕はこくんと首を縦に振った。
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