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第18話:これが、朝ちゅんというやつか
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「ん・・・」
まぶたの上から照りつける朝日と、森の鳥達のモーニングコールで僕は目を覚ます。ベッドの隣には微笑を浮かべこちらを見つめるカエラさんの顔があった。
「おはようユウ君。よく眠れたかしら」
「おはようございます・・・」
寝ぼけた頭が次第にはっきりしてくる。そうか、昨日の夜、僕はカエラさんと・・・
つい数時間前の出来事が僕の脳裏によみがえる。乱れるシーツ、ランプが照らすこの寝室で僕らは激しく体を・・・
「昨日は、気持ちよかったね」
カエラさんは僕を優しく抱き寄せた。豊満な胸がふにっと体に密着する。そうか、僕らは裸のまま寝ていたんだ。
当然僕の朝立ちしている息子もカエラさんの体にぴたりと密着していたわけで。
「うふふ、ユウ君は元気ね///」
細くきれいなカエラさんの指が肉棒をなぞる。僕は小さく吐息を漏らした。
このままだと朝っぱらからおっぱじめてしまいそうな、そんな雰囲気の中。ぐぅうというだらしない空腹の音が僕のお腹から響いてくる。
その音に、さっきまで顔を緩めていたカエラさんはハッと我に帰った。
「やだっ!わたしったら朝からはしたない、ごめんねユウ君!おなかすいてるよね!朝ごはん準備するからまっててね!」
真っ赤になったカエラさんはあわてて飛び出していく。
(今の感じだと、誘惑の効果が切れたのかな?一回エッチしてるし、そうすると切れるのかな…)
いつもの悪魔的な誘惑の効力であれば、おなかの音くらいでやめる筈がない。たぶん何度も同じ相手に効かないみたいな、表記にない効果があるのだろう。
(あ、そうだ。魔物じゃなくても種族問わず、僕のスキルは経験値取得の効果があるんだった)
僕は思い出したようにステータスウィンドウを開いた。カエラさんとのエッチで多少なりとも経験値を取得しているはずなのだ。
「・・・は?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「どうかなユウ君、おいしい?」
「はい、カエラさんはお料理が上手です」
「うふ、やだユウ君。いっぱい食べてね」
デレデレなカエラさんはなんだか上機嫌だ。
「カエラさん、お願いがあるんですが・・・」
こんなお願いをするなら機嫌のいいときのほうがよいだろう。いや、カエラさんならどんなときでも聞いてくれそうだけど。
「あら、何かしら。お姉さんに言ってご覧なさい」
「数日、数日でいいので僕をこの家に置いてくれませんか?この世界に来たばかりだし周りは森ばかりで・・・行くあてがな・・・」
「数日だなんて、そんな遠慮しないでいいのよ。何ならずっといてくれてもいいんだから!」
僕が言い終えるよりも早くカエラさんは僕の手をぎゅっと握って目を輝かせる。
「さすがにずっとという訳には…この世界のことについて知識をつけたら、この世界で自分を試してみたいんです。だからこの世界について勉強している間だけ、カンナさんにはお世話になろうかと」
「そっかぁ。ユウ君、しばらくしたら行ってしまうのね…」
しょぼんとしょげてしまったカンナさん。まだ会って二日と経っていないのによほど寂しいようだ。
「で、でも!戻ってきますから!ちょくちょく遊びに来ます!」
本気でしょげるカエラさんがなんだか可愛そうになってきて、すかさずフォローする。
あぁ、僕はきっと優しさに漬け込まれだまされるタイプの人間だろうな。
「あ、そうだ。カエラさん、ちょっと失礼します」
「?」
首をかしげるカエラさんに、僕はスキルを行使する。
(スキル:鑑定眼!)
まぶたの上から照りつける朝日と、森の鳥達のモーニングコールで僕は目を覚ます。ベッドの隣には微笑を浮かべこちらを見つめるカエラさんの顔があった。
「おはようユウ君。よく眠れたかしら」
「おはようございます・・・」
寝ぼけた頭が次第にはっきりしてくる。そうか、昨日の夜、僕はカエラさんと・・・
つい数時間前の出来事が僕の脳裏によみがえる。乱れるシーツ、ランプが照らすこの寝室で僕らは激しく体を・・・
「昨日は、気持ちよかったね」
カエラさんは僕を優しく抱き寄せた。豊満な胸がふにっと体に密着する。そうか、僕らは裸のまま寝ていたんだ。
当然僕の朝立ちしている息子もカエラさんの体にぴたりと密着していたわけで。
「うふふ、ユウ君は元気ね///」
細くきれいなカエラさんの指が肉棒をなぞる。僕は小さく吐息を漏らした。
このままだと朝っぱらからおっぱじめてしまいそうな、そんな雰囲気の中。ぐぅうというだらしない空腹の音が僕のお腹から響いてくる。
その音に、さっきまで顔を緩めていたカエラさんはハッと我に帰った。
「やだっ!わたしったら朝からはしたない、ごめんねユウ君!おなかすいてるよね!朝ごはん準備するからまっててね!」
真っ赤になったカエラさんはあわてて飛び出していく。
(今の感じだと、誘惑の効果が切れたのかな?一回エッチしてるし、そうすると切れるのかな…)
いつもの悪魔的な誘惑の効力であれば、おなかの音くらいでやめる筈がない。たぶん何度も同じ相手に効かないみたいな、表記にない効果があるのだろう。
(あ、そうだ。魔物じゃなくても種族問わず、僕のスキルは経験値取得の効果があるんだった)
僕は思い出したようにステータスウィンドウを開いた。カエラさんとのエッチで多少なりとも経験値を取得しているはずなのだ。
「・・・は?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「どうかなユウ君、おいしい?」
「はい、カエラさんはお料理が上手です」
「うふ、やだユウ君。いっぱい食べてね」
デレデレなカエラさんはなんだか上機嫌だ。
「カエラさん、お願いがあるんですが・・・」
こんなお願いをするなら機嫌のいいときのほうがよいだろう。いや、カエラさんならどんなときでも聞いてくれそうだけど。
「あら、何かしら。お姉さんに言ってご覧なさい」
「数日、数日でいいので僕をこの家に置いてくれませんか?この世界に来たばかりだし周りは森ばかりで・・・行くあてがな・・・」
「数日だなんて、そんな遠慮しないでいいのよ。何ならずっといてくれてもいいんだから!」
僕が言い終えるよりも早くカエラさんは僕の手をぎゅっと握って目を輝かせる。
「さすがにずっとという訳には…この世界のことについて知識をつけたら、この世界で自分を試してみたいんです。だからこの世界について勉強している間だけ、カンナさんにはお世話になろうかと」
「そっかぁ。ユウ君、しばらくしたら行ってしまうのね…」
しょぼんとしょげてしまったカンナさん。まだ会って二日と経っていないのによほど寂しいようだ。
「で、でも!戻ってきますから!ちょくちょく遊びに来ます!」
本気でしょげるカエラさんがなんだか可愛そうになってきて、すかさずフォローする。
あぁ、僕はきっと優しさに漬け込まれだまされるタイプの人間だろうな。
「あ、そうだ。カエラさん、ちょっと失礼します」
「?」
首をかしげるカエラさんに、僕はスキルを行使する。
(スキル:鑑定眼!)
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