1 / 1
第1話 憧れのハワイへ
しおりを挟む
パームツリーが揺れる頃、日本は春なのに強い日差しが照り付けていた。ワイキキと殆ど気温が変わらなかった。
ヒカルはコンドミニアムのバルコニーでThe Honolulu Advertiserに目を通していた。それはアルバイト先を少しでも良いところに変える為の毎日かかさず行っている日課であった。
現在、アラモアナにあるABCストアで昼間はバイトし、夜はハードロックカフェでウエイターをしている。
ハワイに来て3ヶ月になるが、週末にはノースショアに出向いて友達の元米軍海兵隊のジェイソンと波乗りを楽しんでいた。ハワイに来るまでは、島根浜田の千畳苑で波乗りをしていたが夢にまで見たノースショアでの波乗りが現実となった今では、既にハワイの顔となっていた。
この時期、ノースよりサウスのポイントがベストの為、近場で8フィート級の波をメイクしていた。夕方になるとここケワロスも混雑する。早速引き上げコンドミニアムへ戻り、シャワーを浴び横になる。
連れからエアメールが届いていたので開けて見ると、今週の週末にハワイで挙式をするので是非参列して欲しいと書かれてあった。場所は、JONDOMINICE教会。
翌日朝一よりサンセットにて6フィートの波につかっていた。本日は快晴で海も一段ときれいに感じる。ローカルが数名いたがいずれも年配の人に見えた。
2時間程度で引き上げ、Cholo's(メキシカンレストラン)で飯を食いワイキキに戻る。途中のハイウエイで流れてきたジャズが涼しさを醸しだしていた。ヒカルは大のジャズファンであり、ダイアン・リーバスのファンでもあった。
なぜヒカルがここハワイに来たか、それは1年前に宮崎で知り合ったバーレンサカモトとの約束を果たす為、会社をやめて単身乗り込んだのだ。
ヒカルはコンドミニアムのバルコニーでThe Honolulu Advertiserに目を通していた。それはアルバイト先を少しでも良いところに変える為の毎日かかさず行っている日課であった。
現在、アラモアナにあるABCストアで昼間はバイトし、夜はハードロックカフェでウエイターをしている。
ハワイに来て3ヶ月になるが、週末にはノースショアに出向いて友達の元米軍海兵隊のジェイソンと波乗りを楽しんでいた。ハワイに来るまでは、島根浜田の千畳苑で波乗りをしていたが夢にまで見たノースショアでの波乗りが現実となった今では、既にハワイの顔となっていた。
この時期、ノースよりサウスのポイントがベストの為、近場で8フィート級の波をメイクしていた。夕方になるとここケワロスも混雑する。早速引き上げコンドミニアムへ戻り、シャワーを浴び横になる。
連れからエアメールが届いていたので開けて見ると、今週の週末にハワイで挙式をするので是非参列して欲しいと書かれてあった。場所は、JONDOMINICE教会。
翌日朝一よりサンセットにて6フィートの波につかっていた。本日は快晴で海も一段ときれいに感じる。ローカルが数名いたがいずれも年配の人に見えた。
2時間程度で引き上げ、Cholo's(メキシカンレストラン)で飯を食いワイキキに戻る。途中のハイウエイで流れてきたジャズが涼しさを醸しだしていた。ヒカルは大のジャズファンであり、ダイアン・リーバスのファンでもあった。
なぜヒカルがここハワイに来たか、それは1年前に宮崎で知り合ったバーレンサカモトとの約束を果たす為、会社をやめて単身乗り込んだのだ。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
愚者による愚行と愚策の結果……《完結》
アーエル
ファンタジー
その愚者は無知だった。
それが転落の始まり……ではなかった。
本当の愚者は誰だったのか。
誰を相手にしていたのか。
後悔は……してもし足りない。
全13話
☆他社でも公開します
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
旧王家の血筋って、それ、敵ですよね?
章槻雅希
ファンタジー
第一王子のバルブロは婚約者が不満だった。歴代の国王は皆周辺国の王女を娶っている。なのに将来国王になる己の婚約者が国内の公爵令嬢であることを不満に思っていた。そんな時バルブロは一人の少女に出会う。彼女は旧王家の末裔だった。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる