13 / 20
第13話 弱体化とスキル[アイテムドロップ]
しおりを挟む
またこの天井か……
俺はそう思いながら上体を起こし周囲を見渡す。
周囲には誰もおらず、俺は柔道場の真ん中で一人寝ていた感じだ。
後俺の横にはバケツが置いてあり、更に匂いを全く感じない事から北中先輩が[嗅覚麻痺]を使ってくれている事がわかる。
確か俺が倒れたのは滝本先生と合流する直前だったと思うから、もしかしたらその時俺の状態を診て発動してくれたのかもしれない。
俺はそう思いながら、横に置いてあるバケツを自身の膝上に持ってくる。
もどすかもしれないし一応な。
とは言え、前回と違いもどしそうな感じはないんだいよな。
それに全身の痛みも感じない。
これは前回倒れた時とは違うのかもしれない。
……そう言えば、チュートリアル特典……
「ステータスオープン」
★
名前 朝倉 悠椰
性別 男
職業 未選択
生命力 161/161
魔力 165/165
力 158
守 159
抗魔 164
敏捷 155
器用 165
精神 163
▼スキル
[身体強化][魔力操作][アイテムドロップ][職業変更][早成]
[言語翻訳]
★
…………何だこれ?
いや、職業が最初と同じく未選択になってる事やスキルに[アイテムドロップ]が増えている事はわかる。
青白いウィンドウのはいを選んだからだ。
だから職業が初期に戻り、スキルに[アイテムドロップ]が増えているんだ。
勿論[身体強化]や[魔力操作]が残っているのはいい意味での誤算だろう。
恐らく最後の注意がこれまで獲得したステータスではなく、ステータス値だったのはスキルは含まれないという事だったのだろう。
そしてだからこそこのステータスは理解できないのだ。
今のステータスはスキル部分を除いたとしても初期の物とは全く違う。
だがだからと言って能力値が下がっていない訳では無い。
俺が最後に確認した時と比べれば、平均的にほぼ100は下がっているだろう。
だから決してレベルアップによって得られたステータス値が無くなっていない訳ではないのだ。
低下はしているが全てではない……
考えられる可能性……
…………一つだけあるかもしれない。
いや、これに関しては確証は全くないのだが、現状で考えられる可能性としてはそれしかないのだ。
俺が思い浮かんだ可能性。
それは……[早成]だ。
[早成]はレベルアップに必要な経験値を大幅に低減するとともに、レベルアップによって得られるステータスにボーナスを付与するというものだった。
つまりは[早成]によって追加で得られたステータス値は単純なステータス値ではなく、[早成]というスキルに内包されているものではないのだろうか?
それならばスキルに関しては初期化されていない事から、今のステータスにも説明はつく。
だがこれはあくまでも俺の推測に過ぎない。
何の確証も、これといって証明する事も出来ない推測……
とは言え、今はそれぐらいしか考えられないのだ。
このステータスに対する説明が。
しかしながらこれは別に悪い事ではない。
ステータスが完全に初期化されていれば、俺はまたゴブリンとの戦闘で苦戦する事になっていた。
だがそれは一応回避する事が出来たのだ。
けれどほぼステータスが半減している以上、半減する前と同じ動きは出来ないだろう。
なので次戦うとすれば、その事を念頭に置きながら余裕をもって戦う必要があるだろう。
「さて」
俺は小声でそうもらしながら、ステータスのスキル欄にある一つのスキルを見つめる。
俺の中でこのステータスに対して説明がついたところで、このステータスになった原因について教えてもらおうか。
俺はそう思いながら、ステータスの[アイテムドロップ]をタップする。
[アイテムドロップ]
戦いに勝利した時のみその戦い、あるいは相手に応じた何らかのアイテムがドロッ
プするようになる。
ただしそのアイテムを受け取らないという選択をすることも可能。
受け取らないと選択した場合、ドロップするはずだったアイテムはポイントに変換
される。
変換されたポイントはスキル保持者が認識出来る世界のアイテムと交換可能。
現在のポイントは0ポイント。
…………は!?
ちょっと待て!
落ち着け、俺!
急に世界の法則を捻じ曲げるかのような説明が出てきたが、落ち着くんだ!!
これまで倒したゴブリン達は、ゲームのように消えてその場にアイテムを落とすなんてことは無かった。
だがこのスキルはそれを強制するという事か?
それとも今まで通りゴブリンの死体は残り、更にアイテムが落ちるという事なのか?
仮に後者であるのならば、落ちたアイテムを拾わなければ受け取らない選択と言う事になる。
だがその場合、その場にアイテムは残り続けるわけで……
クソ!!
訳が分からん!
それに受け取らなかった場合ポイントに変換されるってどういうことだよ!?
しかも一番重要なのは、そのポイントがスキル保持者が認識できる世界のアイテムと交換可能という事だ。
認識できる世界……
つまりは俺達が元々居た世界の物と交換ができるかもしれないという事……
本当に面倒でクソだ……
スキル説明だけ見ても相当特殊で特別だという事がわかる。
だが実態が確認できていない以上、言いふらす事は出来ない。
勝手に期待され、勝手に絶望されて文句を言われても困るからな。
と言うか元々言いふらすつもりはないんだが……
しかしどうしたものか?
試しに0ポイントの部分をタップしてみたが、現在のポイントで交換できるアイテムはございませんとウィンドウが出てきた。
交換できるアイテムがわかれば元の世界の物と交換できるかどうかの確証が得られたのだが……
それも今は無理そうだ。
ならとりあえずこのスキルの言う所の、戦いに勝利しなければならない訳だが……
果たしてどこまでが戦いと判断されるのか?
それについても疑問点が多い。
「お! やっと目を覚ましたか、悠椰!」
俺がそんな事を真剣に考えていると、柔道場の扉を開けた好川がそう言ってきた。
「ご心配をおかけしました。それよりもやっとというのはどういうことですか?」
「お前、五日も眠ってたんだぞ」
好川は俺の隣に座り、真剣な表情でそう言ってきた。
五日!!
前回倒れた時は半日も経ってなかったはずだぞ!
なのに今回は五日も意識が無かったって何がそこまで違ったってんだよ!
「一応北中先輩が診てくれて大丈夫なのはわかってたから心配はしてなかったが、目が覚めて本当に良かったよ」
「……北中先輩は俺を診てなんと言ってましたか?」
「この世界の理を超えようとしてるから当分目を覚まさないって言ってたぞ」
好川は俺の問いかけに、真剣に俺を見つめながらそう答える。
世界の理……俺が五日も眠っていた理由は[アイテムドロップ]のせいか。
明らかにこれは異質なスキル説明だったしな。
勿論[職業変更]も異質度で言えば同じぐらいだが、こっちは最初から持ってたからな。
しかしそれを好川に聞かれたのは痛いな……
ここで変にうやむやにすれば今後の関係が悪くなるかもしれない。
好川自身お互いの能力に関して説明しないと言っていたから大丈夫だとは思うが、気持ち的な問題で亀裂が入るのは確かだろうな。
多少ぼかしてでも説明すべきだろうな。
何せ五日も眠ってたんだから、今後の事を考えるとあぁは言っていたが心配だろう。
だが説明する前に一つ確認してみるか。
「眠っていた理由には一つ心当たりがあります。ですがそれを話す前に一つ、付き合って欲しい事があるんですがいいですか?」
「……いいよ。必要な事なんだろ?」
「はい、ありがとうございます。では一つ、俺とじゃんけんしてください」
「じゃんけんでいいだな?」
好川はそう言いながら何も聞かずに、右手をグーにして前に出してくれた。
「ではいきます。最初はグー、じゃんけんポン」
俺の合図で好川はグー、俺はパーを出しじゃんけんに俺が勝利した。
直後、俺の目の前に青白いウィンドウが現れる。
★好川 賢一との戦いに勝利しました★
報酬を選択してください
1,先読みの劣化スキルスクロール 2,アイテムと交換可能な1ポイント
ハハハ……
嘘だろ……
こうなるのか……
俺はそう思いながら、表情に出てしまいそうな乾いた笑みを必死にこらえる。
このスキルが意味する戦いとはどこまでなのか調べようと思っての事だったが、どうやらやはり勝敗を決めるものを意味するようだ。
戦闘ではなく戦いと説明されている事から至った考えではあったが、これはかなり優秀……いや、優秀過ぎる。
何せ態々命を賭けて戦わなくても、こうしてじゃんけんで勝つだけで1ポイント溜める事が出来るんだ。
それに本来の報酬である先読みの劣化スキルスクロール……
恐らくだがスキルスクロールとは読む事でスキルを習得できるものではないだろうか?
劣化とあることから何らかの不足がある事は予測できるが、それでもただのじゃんけんで手に入れられるものではないのは確かだろう。
そんなものをこれ程までに簡単に入手できるのは正直言って他人からすれば脅威でしかない。
これは俺一人でどうこう考えられる領域を遥かに超えている。
キャパオーバーだ!
俺はそう思いながら上体を起こし周囲を見渡す。
周囲には誰もおらず、俺は柔道場の真ん中で一人寝ていた感じだ。
後俺の横にはバケツが置いてあり、更に匂いを全く感じない事から北中先輩が[嗅覚麻痺]を使ってくれている事がわかる。
確か俺が倒れたのは滝本先生と合流する直前だったと思うから、もしかしたらその時俺の状態を診て発動してくれたのかもしれない。
俺はそう思いながら、横に置いてあるバケツを自身の膝上に持ってくる。
もどすかもしれないし一応な。
とは言え、前回と違いもどしそうな感じはないんだいよな。
それに全身の痛みも感じない。
これは前回倒れた時とは違うのかもしれない。
……そう言えば、チュートリアル特典……
「ステータスオープン」
★
名前 朝倉 悠椰
性別 男
職業 未選択
生命力 161/161
魔力 165/165
力 158
守 159
抗魔 164
敏捷 155
器用 165
精神 163
▼スキル
[身体強化][魔力操作][アイテムドロップ][職業変更][早成]
[言語翻訳]
★
…………何だこれ?
いや、職業が最初と同じく未選択になってる事やスキルに[アイテムドロップ]が増えている事はわかる。
青白いウィンドウのはいを選んだからだ。
だから職業が初期に戻り、スキルに[アイテムドロップ]が増えているんだ。
勿論[身体強化]や[魔力操作]が残っているのはいい意味での誤算だろう。
恐らく最後の注意がこれまで獲得したステータスではなく、ステータス値だったのはスキルは含まれないという事だったのだろう。
そしてだからこそこのステータスは理解できないのだ。
今のステータスはスキル部分を除いたとしても初期の物とは全く違う。
だがだからと言って能力値が下がっていない訳では無い。
俺が最後に確認した時と比べれば、平均的にほぼ100は下がっているだろう。
だから決してレベルアップによって得られたステータス値が無くなっていない訳ではないのだ。
低下はしているが全てではない……
考えられる可能性……
…………一つだけあるかもしれない。
いや、これに関しては確証は全くないのだが、現状で考えられる可能性としてはそれしかないのだ。
俺が思い浮かんだ可能性。
それは……[早成]だ。
[早成]はレベルアップに必要な経験値を大幅に低減するとともに、レベルアップによって得られるステータスにボーナスを付与するというものだった。
つまりは[早成]によって追加で得られたステータス値は単純なステータス値ではなく、[早成]というスキルに内包されているものではないのだろうか?
それならばスキルに関しては初期化されていない事から、今のステータスにも説明はつく。
だがこれはあくまでも俺の推測に過ぎない。
何の確証も、これといって証明する事も出来ない推測……
とは言え、今はそれぐらいしか考えられないのだ。
このステータスに対する説明が。
しかしながらこれは別に悪い事ではない。
ステータスが完全に初期化されていれば、俺はまたゴブリンとの戦闘で苦戦する事になっていた。
だがそれは一応回避する事が出来たのだ。
けれどほぼステータスが半減している以上、半減する前と同じ動きは出来ないだろう。
なので次戦うとすれば、その事を念頭に置きながら余裕をもって戦う必要があるだろう。
「さて」
俺は小声でそうもらしながら、ステータスのスキル欄にある一つのスキルを見つめる。
俺の中でこのステータスに対して説明がついたところで、このステータスになった原因について教えてもらおうか。
俺はそう思いながら、ステータスの[アイテムドロップ]をタップする。
[アイテムドロップ]
戦いに勝利した時のみその戦い、あるいは相手に応じた何らかのアイテムがドロッ
プするようになる。
ただしそのアイテムを受け取らないという選択をすることも可能。
受け取らないと選択した場合、ドロップするはずだったアイテムはポイントに変換
される。
変換されたポイントはスキル保持者が認識出来る世界のアイテムと交換可能。
現在のポイントは0ポイント。
…………は!?
ちょっと待て!
落ち着け、俺!
急に世界の法則を捻じ曲げるかのような説明が出てきたが、落ち着くんだ!!
これまで倒したゴブリン達は、ゲームのように消えてその場にアイテムを落とすなんてことは無かった。
だがこのスキルはそれを強制するという事か?
それとも今まで通りゴブリンの死体は残り、更にアイテムが落ちるという事なのか?
仮に後者であるのならば、落ちたアイテムを拾わなければ受け取らない選択と言う事になる。
だがその場合、その場にアイテムは残り続けるわけで……
クソ!!
訳が分からん!
それに受け取らなかった場合ポイントに変換されるってどういうことだよ!?
しかも一番重要なのは、そのポイントがスキル保持者が認識できる世界のアイテムと交換可能という事だ。
認識できる世界……
つまりは俺達が元々居た世界の物と交換ができるかもしれないという事……
本当に面倒でクソだ……
スキル説明だけ見ても相当特殊で特別だという事がわかる。
だが実態が確認できていない以上、言いふらす事は出来ない。
勝手に期待され、勝手に絶望されて文句を言われても困るからな。
と言うか元々言いふらすつもりはないんだが……
しかしどうしたものか?
試しに0ポイントの部分をタップしてみたが、現在のポイントで交換できるアイテムはございませんとウィンドウが出てきた。
交換できるアイテムがわかれば元の世界の物と交換できるかどうかの確証が得られたのだが……
それも今は無理そうだ。
ならとりあえずこのスキルの言う所の、戦いに勝利しなければならない訳だが……
果たしてどこまでが戦いと判断されるのか?
それについても疑問点が多い。
「お! やっと目を覚ましたか、悠椰!」
俺がそんな事を真剣に考えていると、柔道場の扉を開けた好川がそう言ってきた。
「ご心配をおかけしました。それよりもやっとというのはどういうことですか?」
「お前、五日も眠ってたんだぞ」
好川は俺の隣に座り、真剣な表情でそう言ってきた。
五日!!
前回倒れた時は半日も経ってなかったはずだぞ!
なのに今回は五日も意識が無かったって何がそこまで違ったってんだよ!
「一応北中先輩が診てくれて大丈夫なのはわかってたから心配はしてなかったが、目が覚めて本当に良かったよ」
「……北中先輩は俺を診てなんと言ってましたか?」
「この世界の理を超えようとしてるから当分目を覚まさないって言ってたぞ」
好川は俺の問いかけに、真剣に俺を見つめながらそう答える。
世界の理……俺が五日も眠っていた理由は[アイテムドロップ]のせいか。
明らかにこれは異質なスキル説明だったしな。
勿論[職業変更]も異質度で言えば同じぐらいだが、こっちは最初から持ってたからな。
しかしそれを好川に聞かれたのは痛いな……
ここで変にうやむやにすれば今後の関係が悪くなるかもしれない。
好川自身お互いの能力に関して説明しないと言っていたから大丈夫だとは思うが、気持ち的な問題で亀裂が入るのは確かだろうな。
多少ぼかしてでも説明すべきだろうな。
何せ五日も眠ってたんだから、今後の事を考えるとあぁは言っていたが心配だろう。
だが説明する前に一つ確認してみるか。
「眠っていた理由には一つ心当たりがあります。ですがそれを話す前に一つ、付き合って欲しい事があるんですがいいですか?」
「……いいよ。必要な事なんだろ?」
「はい、ありがとうございます。では一つ、俺とじゃんけんしてください」
「じゃんけんでいいだな?」
好川はそう言いながら何も聞かずに、右手をグーにして前に出してくれた。
「ではいきます。最初はグー、じゃんけんポン」
俺の合図で好川はグー、俺はパーを出しじゃんけんに俺が勝利した。
直後、俺の目の前に青白いウィンドウが現れる。
★好川 賢一との戦いに勝利しました★
報酬を選択してください
1,先読みの劣化スキルスクロール 2,アイテムと交換可能な1ポイント
ハハハ……
嘘だろ……
こうなるのか……
俺はそう思いながら、表情に出てしまいそうな乾いた笑みを必死にこらえる。
このスキルが意味する戦いとはどこまでなのか調べようと思っての事だったが、どうやらやはり勝敗を決めるものを意味するようだ。
戦闘ではなく戦いと説明されている事から至った考えではあったが、これはかなり優秀……いや、優秀過ぎる。
何せ態々命を賭けて戦わなくても、こうしてじゃんけんで勝つだけで1ポイント溜める事が出来るんだ。
それに本来の報酬である先読みの劣化スキルスクロール……
恐らくだがスキルスクロールとは読む事でスキルを習得できるものではないだろうか?
劣化とあることから何らかの不足がある事は予測できるが、それでもただのじゃんけんで手に入れられるものではないのは確かだろう。
そんなものをこれ程までに簡単に入手できるのは正直言って他人からすれば脅威でしかない。
これは俺一人でどうこう考えられる領域を遥かに超えている。
キャパオーバーだ!
0
あなたにおすすめの小説
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる