20 / 20
第20話 三竦み
しおりを挟む
「ったく! 何でこいつ等と一緒に行動しなきゃなんねぇんだ」
「龍美君! これは今後の為に重要な事なんだ! それにここからは何があるかわからないんだからもう少し緊張感を持ってくれ!」
「うるせぇな優等生!! 一々俺に指図するな!」
「お前等もう少し仲良くしろ!!」
口論する二人に対して、滝本先生は怒りを隠さずにそう言う。
俺は今大光寺と龍美、そして滝本先生の三人と行動を共にしている。
好川が滝本先生に話を通したところ、いくら何でも朝倉一人で行かせる訳にはいかないという事になりこの面子が揃った。
俺以外の面子に関してはまぁ納得できる人選ではある。
逆に俺がこの中に居るのが異常ではあるのだが、そこは俺が発起人だという事にして無理矢理好川と滝本先生でねじ込んだらしい。
と言うのも、サブプランを実行する為には果物や植物に詳しい人間を探さなければならない。
そうすれば必然的に俺達が何をしようとしているか勘づく人間が現れてしまう。
そうなった時に面倒になりそうな人間に対して先に事情を話、理解を得るという事になったらしいのだ。
結局誰に対して話したのかは教えてもらえなかったが、結果英雄と勇者と教師を一人ずつつけられたという訳だ。
その上、好川からはある難しい注文をされている。
出来るだけ本気を出すな。
勿論出来るだけであり余裕が無ければ本気で戦うのは構わないが、手の内はなるべく隠してほしいという事らしい。
この先の何を見据えているのかは知らないが、英雄と勇者にはまだ手の内を知られたくないとの事らしい。
好川自身もこれがどれ程難しい注文なのかは理解しているようで、これに意識がそがれて怪我するぐらいなら忘れてくれても構わないと、申し訳なさそうに言われた。
色々と考えているんだろうが、もう少し俺にも考えている事を話してくれてもいいと思うんだよな。
それを言えば、なんやかんやとはぐらかされそうだから言わないけどさ。
「この二人は……」
滝本先生はため息まじりにそうもらす。
大光寺と龍美の間にはかなり険悪な雰囲気を感じる。
未知の探索、言わば冒険だ。
興奮しているとかならまだわかるが、喧嘩してるってどうなんだと思ってしまう。
まぁ二人らしいと言えばらしいし、いつも通りと言えばいつも通りだ。
これはもしかしたら緊張していないとプラスに考えるべきことなのかもしれない。
「そう言えば、朝倉は得物を持っていないみたいだがよかったのか?」
「はい。自分は素手で大丈夫ですので」
「そうか」
滝本先生は俺の言葉に訝しむような表情を浮かべる。
まぁ普通そうだろうな。
武器なしで素手で戦うと言われれば不審に思う。
素手で戦う職業が無い訳では無いだろうが、手を守るグローブ等すらつけずに戦う奴はそうそう居ないだろう。
俺も出来る事なら武器を持ちたいが、まだ力を完全に制御できず物理的に破壊してしまうので持てないのだ。
まぁこれはこれで手札を隠していると考える事が出来るから構わないんだけどな。
にしても人気だな、剣。
三人とも持っている武器が剣で被るとは……
正確には大光寺だけ剣と小さな盾を持っているが、それでも剣を持っている事には変わりないだろう。
滝本先生の戦闘スタイルは多少想像できるが、大光寺と龍美に関しては全くの未知だからな。
俺はここで多少なりとも二人の戦い方を見ておくべきだろうな。
それにしても変だな。
学校の校門から真っ直ぐ森を進み続けてかなりの時間が経っているはずだ。
なのにこれまで一体もゴブリンに遭遇していない。
いつもなら既にゴブリンの集団と少なくても数回は遭遇している。
龍美から少しだけ圧を感じるような気がするが、これが関係しているのか?
どちらにしても気を抜かない方が良いだろうな。
そんな事を思っていると不意に[気配感知]に物凄い速度でこちらに向かってくる強力な気配がひっかかる。
それと同時に全員の足がほぼ同時に止まり、即座に戦闘態勢に入っていた。
どうやら全員気配を探るスキルは持っているみたいだな。
俺はそう思いながら、気配を感じた方に視線をやる。
「クソが……近くにデカすぎる気配があるせいで気付くのに遅れた……」
龍美が苛立ちを一切隠そうとはせず、小さくそうつぶやく。
デカすぎる気配?
まさかとは思うがそれって俺の事じゃないだろうな?
[気配感知]では自身の気配は感知できない。
だから自分の気配がどういった物なのかという事はわからないのだ。
俺からすれば三人の気配はそれ程大きく感じない。
つまりは俺って事になってしまう訳だが……
今後は自身の気配を抑える方法を考えるべきか。
「お前等! 来るぞ!!」
「わかってる!! 一々叫ぶな!!」
不味い!!
俺はそう感じると同時に右隣に立っていた滝本先生を軽く突き飛ばし、左側に立っていた二人を抱え、左側へと大きく飛び移動する。
直後俺達が元々居た地面や後ろの木々が抉られ、肌寒い風が吹き抜ける。
「一体なにしやが……」
「朝倉君、急に何を……」
俺が移動させた二人は口々にそう言って、元居た場所を確認して言葉に詰まる。
やはり二人はあの攻撃に気づけていなかった。
いや、滝本先生も驚いた表情を浮かべている事からわかっていなかったな。
俺もギリギリのところで魔力を感じ反応しただけだから、あまり人の事は言えないが。
魔力を感じたという事はつまり魔法という事……
魔法を使う奴は初めてだな。
そう思いながら魔法が飛んできた方向に視線をやると、そこには体長が6メートルはあり、額に青い半透明の角が生えた白銀の狼のような生き物が居た。
なんだあの生き物は!
初めて見たぞ!!
しかも見た目はほぼ狼みたいだが、絶対に狼じゃないと断言できる。
大きさもそうだが、まずもって狼に角は生えていない!
しかもコイツからは、ゴブリンとは比べものにならないプレッシャーを感じる。
それによく見れば、その狼のような生き物の周りからは白い冷気のようなものが出ており、更には周囲を透明な氷の塊のようなものが不規則に周回しているのが確認できる。
恐らく先程の攻撃はあの氷の塊によるものだろう。
だが勝てるか?
この三人を守りながら……
「ウォォォォォォォォン」
俺がそう考えていると、狼のような生き物が突如として天に向かって大きな鳴き声を上げる。
そのあまりにも大きな声に、俺は咄嗟に両手で耳をふさぐ。
クッソ!!
急に何だってんだ!
……待てよ。
これってまさか遠吠えなんじゃ……
不味い!!
仲間を呼ばれる!
「みなさ!!」
俺はまるで俺の言葉を遮るかのように飛んできた氷の矢を体を捻ってかわす。
そんな繊細な事も出来るのかよ!
そう思いながら再び角の生えた狼の方に視線をやれば、狼と目が合う。
コイツ……明らかに俺を標的に定めやがった。
目と目が合った瞬間、直観的に俺はそう感じとる。
変に三人を狙われるよりは俺を集中的に狙ってくれた方がいなしやすいが、コイツの仲間がくれば話が変わってくる。
仲間が来る前に決着を付けれるか?
いや、それは流石に無理だ。
例え本気で戦ったとしても秒で倒せるような相手じゃない。
しかも既に[気配感知]で無数の気配がこっちに来ているのを感じとっている。
それだけ近くまで来てしまっているという事。
感知できた気配は約40個。
コイツと全く同じ奴が40体もくれば、俺達は確実に死ぬ。
だがだからと言ってもう引き返す事は出来ない。
ここで校舎のある場所まで引き返せば、コイツ等を学校内に引き入れるも同然になる。
そうなれば最悪全滅もあり得る。
それだけは出来ない。
ここで俺達が抑える以外に選択肢など既にないのだ。
俺がそう覚悟を決めた直後、近づいていた気配が俺達を完全に包囲する。
包囲してきた存在は最初に現れた個体とほぼ同じ見た目の狼で、唸り声を上げながら俺達を得物を見るかのような目で睨みつける。
最初の狼との唯一の違いであり、救いと思われる要因は大きさだ。
最初に現れた狼よりも後に現れた狼の方が一回りから二回りほど小さい。
そして後に現れた狼からは、まるで大きさに比例するかのようにそれ程プレッシャーを感じない。
これならもしかしたらやれるか?
「龍美君! これは今後の為に重要な事なんだ! それにここからは何があるかわからないんだからもう少し緊張感を持ってくれ!」
「うるせぇな優等生!! 一々俺に指図するな!」
「お前等もう少し仲良くしろ!!」
口論する二人に対して、滝本先生は怒りを隠さずにそう言う。
俺は今大光寺と龍美、そして滝本先生の三人と行動を共にしている。
好川が滝本先生に話を通したところ、いくら何でも朝倉一人で行かせる訳にはいかないという事になりこの面子が揃った。
俺以外の面子に関してはまぁ納得できる人選ではある。
逆に俺がこの中に居るのが異常ではあるのだが、そこは俺が発起人だという事にして無理矢理好川と滝本先生でねじ込んだらしい。
と言うのも、サブプランを実行する為には果物や植物に詳しい人間を探さなければならない。
そうすれば必然的に俺達が何をしようとしているか勘づく人間が現れてしまう。
そうなった時に面倒になりそうな人間に対して先に事情を話、理解を得るという事になったらしいのだ。
結局誰に対して話したのかは教えてもらえなかったが、結果英雄と勇者と教師を一人ずつつけられたという訳だ。
その上、好川からはある難しい注文をされている。
出来るだけ本気を出すな。
勿論出来るだけであり余裕が無ければ本気で戦うのは構わないが、手の内はなるべく隠してほしいという事らしい。
この先の何を見据えているのかは知らないが、英雄と勇者にはまだ手の内を知られたくないとの事らしい。
好川自身もこれがどれ程難しい注文なのかは理解しているようで、これに意識がそがれて怪我するぐらいなら忘れてくれても構わないと、申し訳なさそうに言われた。
色々と考えているんだろうが、もう少し俺にも考えている事を話してくれてもいいと思うんだよな。
それを言えば、なんやかんやとはぐらかされそうだから言わないけどさ。
「この二人は……」
滝本先生はため息まじりにそうもらす。
大光寺と龍美の間にはかなり険悪な雰囲気を感じる。
未知の探索、言わば冒険だ。
興奮しているとかならまだわかるが、喧嘩してるってどうなんだと思ってしまう。
まぁ二人らしいと言えばらしいし、いつも通りと言えばいつも通りだ。
これはもしかしたら緊張していないとプラスに考えるべきことなのかもしれない。
「そう言えば、朝倉は得物を持っていないみたいだがよかったのか?」
「はい。自分は素手で大丈夫ですので」
「そうか」
滝本先生は俺の言葉に訝しむような表情を浮かべる。
まぁ普通そうだろうな。
武器なしで素手で戦うと言われれば不審に思う。
素手で戦う職業が無い訳では無いだろうが、手を守るグローブ等すらつけずに戦う奴はそうそう居ないだろう。
俺も出来る事なら武器を持ちたいが、まだ力を完全に制御できず物理的に破壊してしまうので持てないのだ。
まぁこれはこれで手札を隠していると考える事が出来るから構わないんだけどな。
にしても人気だな、剣。
三人とも持っている武器が剣で被るとは……
正確には大光寺だけ剣と小さな盾を持っているが、それでも剣を持っている事には変わりないだろう。
滝本先生の戦闘スタイルは多少想像できるが、大光寺と龍美に関しては全くの未知だからな。
俺はここで多少なりとも二人の戦い方を見ておくべきだろうな。
それにしても変だな。
学校の校門から真っ直ぐ森を進み続けてかなりの時間が経っているはずだ。
なのにこれまで一体もゴブリンに遭遇していない。
いつもなら既にゴブリンの集団と少なくても数回は遭遇している。
龍美から少しだけ圧を感じるような気がするが、これが関係しているのか?
どちらにしても気を抜かない方が良いだろうな。
そんな事を思っていると不意に[気配感知]に物凄い速度でこちらに向かってくる強力な気配がひっかかる。
それと同時に全員の足がほぼ同時に止まり、即座に戦闘態勢に入っていた。
どうやら全員気配を探るスキルは持っているみたいだな。
俺はそう思いながら、気配を感じた方に視線をやる。
「クソが……近くにデカすぎる気配があるせいで気付くのに遅れた……」
龍美が苛立ちを一切隠そうとはせず、小さくそうつぶやく。
デカすぎる気配?
まさかとは思うがそれって俺の事じゃないだろうな?
[気配感知]では自身の気配は感知できない。
だから自分の気配がどういった物なのかという事はわからないのだ。
俺からすれば三人の気配はそれ程大きく感じない。
つまりは俺って事になってしまう訳だが……
今後は自身の気配を抑える方法を考えるべきか。
「お前等! 来るぞ!!」
「わかってる!! 一々叫ぶな!!」
不味い!!
俺はそう感じると同時に右隣に立っていた滝本先生を軽く突き飛ばし、左側に立っていた二人を抱え、左側へと大きく飛び移動する。
直後俺達が元々居た地面や後ろの木々が抉られ、肌寒い風が吹き抜ける。
「一体なにしやが……」
「朝倉君、急に何を……」
俺が移動させた二人は口々にそう言って、元居た場所を確認して言葉に詰まる。
やはり二人はあの攻撃に気づけていなかった。
いや、滝本先生も驚いた表情を浮かべている事からわかっていなかったな。
俺もギリギリのところで魔力を感じ反応しただけだから、あまり人の事は言えないが。
魔力を感じたという事はつまり魔法という事……
魔法を使う奴は初めてだな。
そう思いながら魔法が飛んできた方向に視線をやると、そこには体長が6メートルはあり、額に青い半透明の角が生えた白銀の狼のような生き物が居た。
なんだあの生き物は!
初めて見たぞ!!
しかも見た目はほぼ狼みたいだが、絶対に狼じゃないと断言できる。
大きさもそうだが、まずもって狼に角は生えていない!
しかもコイツからは、ゴブリンとは比べものにならないプレッシャーを感じる。
それによく見れば、その狼のような生き物の周りからは白い冷気のようなものが出ており、更には周囲を透明な氷の塊のようなものが不規則に周回しているのが確認できる。
恐らく先程の攻撃はあの氷の塊によるものだろう。
だが勝てるか?
この三人を守りながら……
「ウォォォォォォォォン」
俺がそう考えていると、狼のような生き物が突如として天に向かって大きな鳴き声を上げる。
そのあまりにも大きな声に、俺は咄嗟に両手で耳をふさぐ。
クッソ!!
急に何だってんだ!
……待てよ。
これってまさか遠吠えなんじゃ……
不味い!!
仲間を呼ばれる!
「みなさ!!」
俺はまるで俺の言葉を遮るかのように飛んできた氷の矢を体を捻ってかわす。
そんな繊細な事も出来るのかよ!
そう思いながら再び角の生えた狼の方に視線をやれば、狼と目が合う。
コイツ……明らかに俺を標的に定めやがった。
目と目が合った瞬間、直観的に俺はそう感じとる。
変に三人を狙われるよりは俺を集中的に狙ってくれた方がいなしやすいが、コイツの仲間がくれば話が変わってくる。
仲間が来る前に決着を付けれるか?
いや、それは流石に無理だ。
例え本気で戦ったとしても秒で倒せるような相手じゃない。
しかも既に[気配感知]で無数の気配がこっちに来ているのを感じとっている。
それだけ近くまで来てしまっているという事。
感知できた気配は約40個。
コイツと全く同じ奴が40体もくれば、俺達は確実に死ぬ。
だがだからと言ってもう引き返す事は出来ない。
ここで校舎のある場所まで引き返せば、コイツ等を学校内に引き入れるも同然になる。
そうなれば最悪全滅もあり得る。
それだけは出来ない。
ここで俺達が抑える以外に選択肢など既にないのだ。
俺がそう覚悟を決めた直後、近づいていた気配が俺達を完全に包囲する。
包囲してきた存在は最初に現れた個体とほぼ同じ見た目の狼で、唸り声を上げながら俺達を得物を見るかのような目で睨みつける。
最初の狼との唯一の違いであり、救いと思われる要因は大きさだ。
最初に現れた狼よりも後に現れた狼の方が一回りから二回りほど小さい。
そして後に現れた狼からは、まるで大きさに比例するかのようにそれ程プレッシャーを感じない。
これならもしかしたらやれるか?
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる