Rain

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事の始まり

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はぁ?

だからお願いします調査してください

俺は結城探偵事務所で探偵をやってる
結城 翔だ。事務所と言っても俺一人だし
今のところ事件解決率は0%
なにせひとつも事件を担当したことがないからだ
そんな探偵事務所に1人の女性が突然調査を依頼してきたのだ疑うのも当然だろう。こちらとしては嬉しい事だがなにか裏がある気がして素直に承認できない。
が、まぁそんな事は後でいいか。
「わかりました」
「ほんとですか?良かった。この事件を担当してくれるとこが中々見つからなかったので」
だからに来たってわけか
「それで事件というのは…?」
「これなんですけど…」と、言うと女性は書類を取り出した。

山本 悠 23歳 男性  自殺ですか…

解決済み…
「あの…これのどこを調査すればいいのでしょうか」
「あ、言い忘れてましたね。私はこの事件は裏があると思うんです」
なるほどそういう事か
「それでそう思う根拠は」
「女の勘です」
は?

道理で誰も調査受けない訳だ

「あの、それでは調査するにもすることが無いので今回はすいませんお受けできまs」
「これでもですか?」
そういって女性が机に出したのは大きなカバンにパンパンに敷き詰められた札束

「喜んでお受け致します」

満面の笑みでそういった

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