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第九章 アスフィ 交流篇 《第二部》
第132話 「エルシア・ヒナカワⅡ」
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エルシア・ヒナカワ。彼女はエルブレイドに会いに来たと言う。何とか作り笑いから、心からの笑顔になりそう……そんな時だった。エルブレイドは耳を疑った。
「さぁ、お父様はやく」
「……すまぬ、なんと言ったのかよく聞こえんかった。もう一度言って貰えるか?」
「お父様もお歳ですからね。エルシアが丁寧に言ってあげます」
「う、うむ、頼むぞ?」
「お父様・エルシアと・殺し合いを・しましょう」
エルシアは本当に懇切丁寧、というよりまるで年寄りを相手にしているかのように言って来た。エルブレイドの老いた耳にも聞こえやすいように。
「エルシアよ、ワシと殺し合いと言うがのう? 親と子は普通殺し合いをするもんじゃないぞ? だから、剣を下ろせ」
「……エルシア知らなかったです。子は親を斬れと教えて頂きましたので」
「ワシは教えておらんぞ」
「お父様ではありません」
「誰じゃ! エルシアにこんな事を吹き込んだのは誰なんじゃぁァァァァァァッ!!!」
エルブレイドは大地が割れる程に叫んだ。
「………お父様、うるさいです。やめてください」
「…………すぅ……はぁ…………すまん、エルシアをこんな風にした者に怒りを覚えてしまってな」
「それはそれは。是非聞きたいものです。エルシアをこんな風にしてしまったのは誰なんでしょう? お父様」
「……………」
答えられん。頭が回らん。この子がなぜこの世界に居るのじゃ。
ワシはここに来る事を許してはいないし、そもそもどうやって……?
エルブレイドは考える。エルシアがこの世界にやって来れた理由。誰かが糸を引いているのは間違いない、と。
「エルシアよ、誰に騙された?」
「……騙された? エルシアは騙されてなど居ませんよ? 自分の意思でここに来たのですから」
「そういう事じゃない……! どうして『日本』に――」
「それですか。それならそうと初めからそう言ってください。お母様です」
「アイツが……!?」
(何故……アイツは今も日本で暮らしているはず……)
「まさかアイツもか……?」
「いいえ、違いますお父様。お母様はここには居ません」
「なら誰の差し金だ! エルシア、お前は誰と繋がっているのだ!?」
「……『アンノーン』です」
「……やつらか」
「エルシア達の生活を奪った神エーシル。アイツは許さない。……そう思っていたら『アンノーン』という者から連絡が来ました、こちらのスマホに」
(『アンノーン』から連絡というのは、不安でしかないのう……)
「内容は、組まないか? という話です。正直組むのとかエルシアよく分からないし、どうでもいいかなーって思っていたのです。しかし、『アンノーン』は神を殺すと言っていました。それは例外無く、神という種は全て消し去る、とのことでした。『アンノーン』とは日本を襲撃した神エーシルを許さないという点が一致したので組みました。エルシアは神全てという部分には興味ありません。エーシルさえ殺せればいいのですよ」
エルシアの目は本気だ。しかし、言わなければならない。
「エーシルは死んだぞ?」
「……え? 本当ですか?」
「うむ、アスフィというワシの弟子が倒したわい」
「……………そうですか。それが本当ならラッキーです。次のフェーズに移れるので」
エルシアは刀身を鞘から抜いた。
彼女が持つのは日本では有名な刀。刀身が孤状に反っている。
「……ワシとやるのかエルシアよ」
「はい、色々と話をしましたが、結局これがしたかったのですエルシアは」
「エルシアよ、ワシはお前を殺したくは無い。悪いが本気は出せんぞ。手加減させて貰う」
(……とはいえ、手加減の度合いによってはワシの方がやられそうじゃな)
「お好きにして下さい。……そういえば、ここではお父様は人類最強と言われているんですよね」
「うむ、そうみたいじゃな」
凄い! と目をキラキラと輝かせながら踊り……というには、あまりにもおどろおどろしいものを披露した。
「…………ならエルシアは人類最強の娘という肩書きになるのですねっ!」
「そうはならん」
最強の遺伝子を持つ娘と名乗るエルシア。
両者、刀身を鞘から抜き、近づいていく。
大きなクレーターの真ん中で向き合う二人。
人類最強と人類最強の娘の戦い。
「――行きますっ! お父様!!」
エルシアは剣を大きく振りかぶるような構えで突進する。
「…………うむむ?」
エルブレイドは状況が理解できなかった……。
エルシアの刀はエルブレイドに当たるどころか、大きなクレーターの地面に突き刺さっていた。
「…………はぁ……エルシアよ。母の元へ帰るのじゃ。話にならんわい」
「…………酷いですね、お父様。エルシアは人類最強の娘なんですよ?」
「血はそうかもしれんが、圧倒的に技量が足りとらん。エルシア、その刀を握るのは何回目だ」
「今が初めてですお父様」
見事刀デビューを果たしたエルシア。
「はぁ……本当は何の用なんじゃ」
「だから殺し合いを――」
「エルシア。ワシは真面目に答えよと言っているのだ。…………アイツに何かあったのか?」
エルブレイドは刀を納め、エルシアの前で腰を落とし地面に座り込んだ。
「何かあるならワシに言え。お前達を置いて来た事については申し訳無いと思っておる……。本当だ……だから話せ、エルシアよ」
「…………日本は今、大変なんです」
「……何があった?」
エルシア・ヒナカワもまたエルブレイドの前に座り、語る――。
「『日本』では今、紛争が起こっています。日本は、あの神と名乗るエーシルに全て狂わされたのです」
「狂わされた……?」
「エーシルは向こうでは人間です。しかし、勝てないのです。向こうのエーシルは人間でありながら顔を変え姿を消すのです」
「エーシルはもう居ない」
「ええ、確かに今あの神は居ません。でも、今向こうにはエルシアとお母様が居ます。……もう一度帰ってきてはくれませんか? お父様……」
エルシアはエルブレイドに頭を下げた。
「まだ帰る訳には行かんのだ……すまんなエルシア」
「オーディンですよね。その方が居れば帰れるんですよね?」
エルシアはエルブレイドに迫った。
「離れんか! 近いわい! ……確かにオーディンの力があれば帰れるかもしれんが――」
「それは無理だよ、エルブレイド。君も分かっているだろ?」
大きなクレーターの真ん中で座り込む二人を平地から見下ろす、緑髪に緑色の瞳を持つ少女。
「やはり聞いておったのかオーディン」
「まぁね。君の事だ、また何か面倒を持ってくるんだろうと思ってね?」
「確かにのう。面倒事ばかりじゃわい」
「……お父様は帰って来ないのですか?」
「――そうだ。君のお父様は帰れないし、帰さない。エルブレイド・スタイリッシュという男はこの世界に必要なんだ。だから残念だけど帰ってくれる? どうせ君はこの世界に必要ない者なんだ。役どころかステージにすら立てないんだ。分かったらとっとと帰るんだね」
オーディンに言われるがままのエルシアは目に涙を浮かべていた。口喧嘩には弱い彼女だった。
「エルシアが弱いからですか」
「そうだ。君の戦闘を見ていたがなんだアレは。剣が可哀想だよ」
「お、おいオーディン……」
エルブレイドはオーディンの罵倒を止めるように言うが、オーディンはそれを聞かず話を続けた――
「いいかい? 君が仮に剣の腕を上げたとしよう。でもそれは、エルブレイドの前ではただ握っているだけに等しい。それ程までにエルブレイドと君の間には大きな戦力差があるんだ。神の言う事は聞いておいた方が身のためだよ、お嬢さ――」
「るせぇ」
エルシアはフラフラと立ち上がった。
「なんだい? 私に何か文句があるのかい?」
「……うるせぇ」
「ん?」
「うるせぇって言ってんだよこのクソ女ぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
エルシアは目にも留まらぬ早さでオーディンの元に移動した。
その速さはエルブレイドさえ目に見えない程の速さだった。
「はぁ……こうなるのか」
オーディンは怒り狂ったエルシアの拳を顔面にモロに食らった。
「ぶへぇっっ!!?」
オーディンは勢い良く吹き飛ばされ、壁に激突する。
「………………ふぅ……あれ? エルシアまたやっちゃいましたか?」
エルシアは頬に人差し指を立て、あれれー? と知らぬ顔だった。
「……はぁ」
その姿を目にしたエルブレイドはため息をつくのだった。
「さぁ、お父様はやく」
「……すまぬ、なんと言ったのかよく聞こえんかった。もう一度言って貰えるか?」
「お父様もお歳ですからね。エルシアが丁寧に言ってあげます」
「う、うむ、頼むぞ?」
「お父様・エルシアと・殺し合いを・しましょう」
エルシアは本当に懇切丁寧、というよりまるで年寄りを相手にしているかのように言って来た。エルブレイドの老いた耳にも聞こえやすいように。
「エルシアよ、ワシと殺し合いと言うがのう? 親と子は普通殺し合いをするもんじゃないぞ? だから、剣を下ろせ」
「……エルシア知らなかったです。子は親を斬れと教えて頂きましたので」
「ワシは教えておらんぞ」
「お父様ではありません」
「誰じゃ! エルシアにこんな事を吹き込んだのは誰なんじゃぁァァァァァァッ!!!」
エルブレイドは大地が割れる程に叫んだ。
「………お父様、うるさいです。やめてください」
「…………すぅ……はぁ…………すまん、エルシアをこんな風にした者に怒りを覚えてしまってな」
「それはそれは。是非聞きたいものです。エルシアをこんな風にしてしまったのは誰なんでしょう? お父様」
「……………」
答えられん。頭が回らん。この子がなぜこの世界に居るのじゃ。
ワシはここに来る事を許してはいないし、そもそもどうやって……?
エルブレイドは考える。エルシアがこの世界にやって来れた理由。誰かが糸を引いているのは間違いない、と。
「エルシアよ、誰に騙された?」
「……騙された? エルシアは騙されてなど居ませんよ? 自分の意思でここに来たのですから」
「そういう事じゃない……! どうして『日本』に――」
「それですか。それならそうと初めからそう言ってください。お母様です」
「アイツが……!?」
(何故……アイツは今も日本で暮らしているはず……)
「まさかアイツもか……?」
「いいえ、違いますお父様。お母様はここには居ません」
「なら誰の差し金だ! エルシア、お前は誰と繋がっているのだ!?」
「……『アンノーン』です」
「……やつらか」
「エルシア達の生活を奪った神エーシル。アイツは許さない。……そう思っていたら『アンノーン』という者から連絡が来ました、こちらのスマホに」
(『アンノーン』から連絡というのは、不安でしかないのう……)
「内容は、組まないか? という話です。正直組むのとかエルシアよく分からないし、どうでもいいかなーって思っていたのです。しかし、『アンノーン』は神を殺すと言っていました。それは例外無く、神という種は全て消し去る、とのことでした。『アンノーン』とは日本を襲撃した神エーシルを許さないという点が一致したので組みました。エルシアは神全てという部分には興味ありません。エーシルさえ殺せればいいのですよ」
エルシアの目は本気だ。しかし、言わなければならない。
「エーシルは死んだぞ?」
「……え? 本当ですか?」
「うむ、アスフィというワシの弟子が倒したわい」
「……………そうですか。それが本当ならラッキーです。次のフェーズに移れるので」
エルシアは刀身を鞘から抜いた。
彼女が持つのは日本では有名な刀。刀身が孤状に反っている。
「……ワシとやるのかエルシアよ」
「はい、色々と話をしましたが、結局これがしたかったのですエルシアは」
「エルシアよ、ワシはお前を殺したくは無い。悪いが本気は出せんぞ。手加減させて貰う」
(……とはいえ、手加減の度合いによってはワシの方がやられそうじゃな)
「お好きにして下さい。……そういえば、ここではお父様は人類最強と言われているんですよね」
「うむ、そうみたいじゃな」
凄い! と目をキラキラと輝かせながら踊り……というには、あまりにもおどろおどろしいものを披露した。
「…………ならエルシアは人類最強の娘という肩書きになるのですねっ!」
「そうはならん」
最強の遺伝子を持つ娘と名乗るエルシア。
両者、刀身を鞘から抜き、近づいていく。
大きなクレーターの真ん中で向き合う二人。
人類最強と人類最強の娘の戦い。
「――行きますっ! お父様!!」
エルシアは剣を大きく振りかぶるような構えで突進する。
「…………うむむ?」
エルブレイドは状況が理解できなかった……。
エルシアの刀はエルブレイドに当たるどころか、大きなクレーターの地面に突き刺さっていた。
「…………はぁ……エルシアよ。母の元へ帰るのじゃ。話にならんわい」
「…………酷いですね、お父様。エルシアは人類最強の娘なんですよ?」
「血はそうかもしれんが、圧倒的に技量が足りとらん。エルシア、その刀を握るのは何回目だ」
「今が初めてですお父様」
見事刀デビューを果たしたエルシア。
「はぁ……本当は何の用なんじゃ」
「だから殺し合いを――」
「エルシア。ワシは真面目に答えよと言っているのだ。…………アイツに何かあったのか?」
エルブレイドは刀を納め、エルシアの前で腰を落とし地面に座り込んだ。
「何かあるならワシに言え。お前達を置いて来た事については申し訳無いと思っておる……。本当だ……だから話せ、エルシアよ」
「…………日本は今、大変なんです」
「……何があった?」
エルシア・ヒナカワもまたエルブレイドの前に座り、語る――。
「『日本』では今、紛争が起こっています。日本は、あの神と名乗るエーシルに全て狂わされたのです」
「狂わされた……?」
「エーシルは向こうでは人間です。しかし、勝てないのです。向こうのエーシルは人間でありながら顔を変え姿を消すのです」
「エーシルはもう居ない」
「ええ、確かに今あの神は居ません。でも、今向こうにはエルシアとお母様が居ます。……もう一度帰ってきてはくれませんか? お父様……」
エルシアはエルブレイドに頭を下げた。
「まだ帰る訳には行かんのだ……すまんなエルシア」
「オーディンですよね。その方が居れば帰れるんですよね?」
エルシアはエルブレイドに迫った。
「離れんか! 近いわい! ……確かにオーディンの力があれば帰れるかもしれんが――」
「それは無理だよ、エルブレイド。君も分かっているだろ?」
大きなクレーターの真ん中で座り込む二人を平地から見下ろす、緑髪に緑色の瞳を持つ少女。
「やはり聞いておったのかオーディン」
「まぁね。君の事だ、また何か面倒を持ってくるんだろうと思ってね?」
「確かにのう。面倒事ばかりじゃわい」
「……お父様は帰って来ないのですか?」
「――そうだ。君のお父様は帰れないし、帰さない。エルブレイド・スタイリッシュという男はこの世界に必要なんだ。だから残念だけど帰ってくれる? どうせ君はこの世界に必要ない者なんだ。役どころかステージにすら立てないんだ。分かったらとっとと帰るんだね」
オーディンに言われるがままのエルシアは目に涙を浮かべていた。口喧嘩には弱い彼女だった。
「エルシアが弱いからですか」
「そうだ。君の戦闘を見ていたがなんだアレは。剣が可哀想だよ」
「お、おいオーディン……」
エルブレイドはオーディンの罵倒を止めるように言うが、オーディンはそれを聞かず話を続けた――
「いいかい? 君が仮に剣の腕を上げたとしよう。でもそれは、エルブレイドの前ではただ握っているだけに等しい。それ程までにエルブレイドと君の間には大きな戦力差があるんだ。神の言う事は聞いておいた方が身のためだよ、お嬢さ――」
「るせぇ」
エルシアはフラフラと立ち上がった。
「なんだい? 私に何か文句があるのかい?」
「……うるせぇ」
「ん?」
「うるせぇって言ってんだよこのクソ女ぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
エルシアは目にも留まらぬ早さでオーディンの元に移動した。
その速さはエルブレイドさえ目に見えない程の速さだった。
「はぁ……こうなるのか」
オーディンは怒り狂ったエルシアの拳を顔面にモロに食らった。
「ぶへぇっっ!!?」
オーディンは勢い良く吹き飛ばされ、壁に激突する。
「………………ふぅ……あれ? エルシアまたやっちゃいましたか?」
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